一年振りにツクバネの里に向かいました。これまでは接写はしたものの,虫の目レンズで撮ったことはありません。林間に青空が広がる風景を思い描いて,晴れた日,訪れることに。
もうかなりの実が落下していました。残った実を,雰囲気を壊したくないなという気持ちで撮りました。下写真はコンデジで接写。提灯のように枝先にぶら下がった実がなんとも優雅。
以下は虫の目写真です。残った実をできるだけ写し込むようにして撮りました。
羽根をパァーッと広げた実が,小さくても迫力があります。勢いというか……。なんだか落ちて来そうな。
見上げて撮ると,おもしろい構図になりました。なんだか実の気持ちになれそう。
羽根の反りがなんともいい!
実があちこちに落ちていました。種子が重いだけに,強い風でも吹かない限り株から離れたところには落ちません。林間では無理でしょう。根元付近にたくさんありました。羽根があれば地面に落ちた際,ショック防止になるという見方があります。さてどうでしょうか。
ここに。落ち葉から,宿主の親木がヒノキだとわかります。
そこにも。ヒノキの葉がたくさん。
羽根の取れた種子も。
行ってよかったー! 撮影には大いに満足しました。ついでに種子をいくつか採集しました。