空き地でカラスノエンドウが芽を出し,茎を伸ばしてきました。カラスノエンドウは種をどっさりつくって落とし,他の草が枯れた冬早々ゆっくり生長し始めました。光を独り占めできる作戦が功を奏しているようです。
そこにナナホシテントウが何匹もやって来ています。理由は簡単。アブラムシが発生するからです。
テントウムシは幼虫も成虫もアブラムシが大好きです。想像以上にたくましい顎を備えていて,それでアブラムシをグイッとばかりに捕えます。
アブラムシを探して回っている幼虫を見ているとき,偶然,ウンコをしました。曲がっている腹端を伸ばすようなしぐさをするので,排泄かなと思ったら,案の定そうでした。下写真にはウンコが写っています。
幼虫が捕食している姿を撮りたくて幼虫を探していたら,ちょうどその場面を目撃できました。見ていると,じつに旺盛な食欲ぶりなのです。パクリパクリ,ムシャムシャといった感じで,顎の大きな動きがスゴイばかり。
次は,成虫が捕食するのを見たいものです。その機会に恵まれるかどうかは,タイミングの問題です。 いつのことになるやら。