我が家の玄関で,小さな小さなハチが歩いているのに気づきました。「こんなに寒いのに,大したハチだ」とびっくり。
せっかくなので,それを捕獲して写真に撮ることに。体型を見ると,いかにも寄生バチのようです。産卵管が伸びているので,メスとわかります。ヒメバチ,あるいはコマユバチのなかまではでないでしょうか。
こういう小さな昆虫は,わたしには到底同定できません。
小さくても,りっぱなからだを持っています。翅も,脚も,複眼も,それに単眼も。
単眼は三個。複眼と併せた眼のしくみが成り立っているようで,単眼はどうやら光を感知する役目を担っているようです。このからだが昆虫一般のしくみを高度に備えているとは,やはり驚きです。