goo blog サービス終了のお知らせ 

自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ブログ4年目,よろしくお願いします

2013-10-29 | 随想

平成22年5月にブログの立ち上げ作業を始めて,原稿をストック。その年の10月にブログ開設。以来,3年が経過しました。原稿数は単純に一日一本3年分というわけではなく,ずっと多くなります。一日に複数アップすることもありますから,自ずと原稿は増えます。

気ままに,あるがままに,時間に任せて書き綴って,そして撮り続けて,今に至ります。ブログというものは,ご覧いただいている方にお届けするご挨拶状だと思っています。わたしが元気でいる限りこのご挨拶を続けたいですね。自分自身にとっては,書くことをとおして元気印がもらえる刺激物のようなものです。

さて,ずっとお付き合いいただいている皆様,記事をお読みいただき,ありがとうございます。いただくご感想はわたしの財産。わたしの目の向け方について,はたまた自然の広さ・深さについて,あれこれご感想をいただくのをたのしみにしてます。わたしは,ものの見方・考え方・感じ方のようなものをお伝えしたいと思っているので,それに沿ったご感想をいただくと,心強い味方を得た気持ちになります。

「心ここに在らざれば見(視)れども見えず」ということばがあります。目に映っているのに,こころがそこに向いていないために意味づけができない,それでは見えていないのも同然という意味で使われます。あるいは,目の前にあるのにその存在に気づかないということでもあります。そういうときは,見る人の意識なり認識なりの網にかかっていないわけです。いろんな事象・現象が身の回りで生起しています。わたしの関心の柱は自然にかかわるのものですが,もし,それが見えていないためにザルの目をすり抜けるように落ちていったら,まことに勿体ない,勿体ない。

この勿体なさをできるだけ減らしたくて,いろんなものにいろんなふうに目を向けたいと思い続けています。3年前より今の方がその気持ちはずっと強い感じです。この調子でいけば,今よりこれからの方がずっとずっと強くなるのかもしれません。 

齢を重ねても,わからなさを探るたのしみ,マア言ってみれば好奇心を失っちゃおしまい,今,そう思っています。

自然への関心を持ち続けていると,千載一遇のチャンスがやって来たり,一瞬でチャンスを見逃したり,いろいろです。幸運を味方に付けられたら「ヤッホー!」という気分に浸れます。見逃せば,「今度は是非!」と思う気持ちが募って,先送りするチャンスを待ち続けたくなります。

このブログを読んでくれている子がいます。これからも,自然との付き合い方を手ほどきするつもりでわたしのドキドキ感を届けたいですね。「自然となかよしおじさんは,今も自然から学び続けています。まるで,少年のこころで」「あなたの知的好奇心の目をうんと耕して」と。 

結局,子どももおとなも,好奇心こそが学びや生きがいの原動力なのではないでしょうか。ヒトが知的動物だといわれる本質は,ここにありそうです。しかし,あたまでっかちになっちゃダメ。五感を総動員して感じ,からだで理解する,これが自然との付き合いのいのち。

以上,好きなように書きました。4年目のブログ。どうぞ,呆れることなくお付き合いください。

(注)写真は本文とは関係ありません。