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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ジャガイモの種子,予備的発芽実験の試み(もっと)

2013-10-15 | ジャガイモ

9月30日(月)。ジャガイモの真正種子から発芽した芽生えを見つけたのが9月1日でした。それからはどんどん発芽が続きました。結局,この一カ月で粒数にして50個は超しているようです。発芽率はかなり高率といえるでしょう。そして推移は良好です。

いちばんはじめに芽生えたものも順調に育っています。ただ,茎が異常に徒長しています。一目見てわかるように,ひ弱なのに茎が伸びたために倒れやすいからだ付きだなあという感じです。こうなったのは,たぶん,しっかりと日除けをしていたからだと思われます。地面が初秋の強い日差しを浴びて乾かないようにするために,覆いをしたのです。結果,日が極端に当たらないようになったことによるでしょう。

次回春に本格的実験を行う際は,光の量を勘案して条件を整えたいと思っています。

10月6日(日)。高さが6cmになりました。

どうやら,ストロン(匐枝)と思われるものが出始めました。上写真の,マッチ棒を差している茎です。ストロンにまず間違いないでしょう。やはり,これを出すには葉で光合成を行って養分を貯える必要があるということかと思われます。

  

ちょうど反対側にも。上から見下ろすと,二本のストロンがちょうど反対側から出ているのがわかります。

 

ストロンはやがて伸びて地中に入っていきます。そうしてその先端部に芋ができます。冬が来るまでにどんなふうに成長するか,見届けるのがたのしみです。

 


ヤマトシジミ,幼虫から成虫へ(4)

2013-10-15 | ヤマトシジミ

午後3時10分。 皮を完全に脱ぎ終わりました。尾端がそれを押し出すようにすると,丸くかたまった状態になりました。

 

午後3時12分。幼虫はからだを使って,皮をからだから離そうとしているようです。頭部を覆っていた殻が見えます。 

 

午後3時13分。からだを動かしていると,皮がポロッと落下していきました。からだの全容が現れました。 

午後3時50分。皮が落ちて30分以上経ちました。からだには丸みが出てきました。こうして蛹化への道は順調に進んでいったのです。 

全長8mm程度の蛹が誕生しました。小さい,小さい。この中に魂が宿っています。足元に生えるカタバミの周辺で,日常的に生起しているいのちのドラマなのです。