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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

サクラと電車と山のコラボ

2022-04-14 | 日記

3月29日(火)。夕暮れ時です。公園のソメイヨシノの開花状況を見ようと,そこに行ってみました。五分咲きを越した頃です。向こうの山を背景にして咲くこの風景はなんともいえないほどにこころを引き付けます。

 

脇の鉄橋からゴトンゴトンと威勢の良い響きが聞こえて来ました。タイミングよく電車がやって来たのです。お気に入りの光景なので,慌ててコンデジで撮影しました。逆光なので,どうしても印象がくらくなるのは止むを得ません。

 

電車が遠ざかります。

 

向こうへ行ってしまいました。

 

満開になったときに虫の目で撮りたいと強く思いました。

 


地表の春,冬空の星

2022-01-06 | 日記

1月6日(木)。

厳冬のさなかです。昨日といい,今日といい,ブルブルッとくる寒さでした。今日の自然風景を二コマ。

一つはアゲハの庭園に植栽しているフジバカマ。もう出芽を始めています。厳しい寒さが芽を刺激しているのでしょう。わかりづらい写真なのですが,左下にやや赤っぽく見えているのがそれです。

 

これが芽生えです。

 

もう一つ。日没後,三日月の右横に明るく光る星がありました。木星です。なかよく西の空に沈んでいきました。これはコンデジで撮ったものです。

 

足元の春,冬の空,ともに大自然の匂いがぷうんとしてきます。

 


シュレーゲルアオガエルの卵塊と再会

2021-05-16 | 日記

5月16日(日)。田植え時期がやって来て,農家は用水路の清掃作業をしました。泥や草の除去をして,水の流れをよくするのがねらいです。わたしは水田を持ってはいますが,耕作についてはお人にお願いしています。清掃には労力がいるので,わたしのような地権者も総出で行います。

 

昨年,この作業でシュレーゲルアオガエルの卵塊を見かけました。持ち帰ったものの,飼育に失敗。温度管理に問題があったのです。そういう機会はまずないので,もったいなくもあり,カエルのいのちに申し訳なくもあり,といった思いがしていました。「今年ももしかしたら」という思いだけは持って,そしてカメラも持って作業に出かけました。

そうしたら,なんと再会したというわけです。わたしの鍬がそれを導いてくれました。溝の土を取り除いているときに,白い泡状の卵塊が出て来たのです。びっくりしました。

 

さらによく見ると,卵が!

 

ラッキーといえば,まったくそうだと感じます。そのポイントでわたしが手作業をしていて,たまたまそれに出会った幸運はふしぎでもあります。作業終了後,卵塊を採取してきました。今年こそ責任をもって飼育してみようと思っています。

天気の話になりますが,どうもここのところ曇りやら雨やらが続いていて,この分だともう梅雨入りかなと思っていました。そしたら,今日梅雨入りしたということです。平年より3週間も早いとか。作業中は曇り,終了間近から小雨。うっとうしい日が続きます。

 


今年のカラスガイ(?)採取

2021-02-12 | 日記

2月12日(金)。カラスガイ(?)の採取に出かけました。

淡水性で黒く,大きな貝を,カラスガイということばで括っていい表すことにわたしは慣れて来ました。それは子どもの頃からです。しかし,あるときドブガイということばに出合って,二つの区別をわたしには厳密にはできないとわかりました。それに,カラスガイの生息数は至ってすくないのだそうです。ということは,これまでカラスガイと信じていたのがじつはドブガイだったのではないかと思えてきたのです。

これからはできるだけドブガイという名称を使おうかなと思っています。

このドブガイを,いつもの川に採りに出かけたのです。ところがドブガイはすべてが殻だけ。川底に散乱する殻にびっくり。野鳥の被害に遭ったにちがいありません。一年前はこんなにひどくはありませんでした。

 

生きたドブガイは見つかりません。諦めて帰りかけたときのことです。

 

泥が溜まったところで,大きめのドブガイを一つ発見! ヤッター! そこの泥に手を突っ込んでみたら,なんと小さめの貝が出て来ました。探し続けると,次々に見つかりかけました。結局,こんなにたくさん採取できました。

 

ドブガイの子どもがいました。色が褐色で,若い感じがします。

 

細長いのはトンガリササノハガイです。わたしは初めて手にしました。タナゴはこの貝には関心を示さないとか。

 

とにかく,思いがけないかたちでの収獲となりました。ミュージアムの水槽に入れて来館者に見ていただけそうで,わくわく。

 


大いそがしの元旦

2021-01-01 | 日記

2021年1月1日(金)。「新年,あけましておめでとうございます」。

午前6時。地元神社の宮当番で初詣参詣の人を迎えました。暗い中で準備。やがて東の空に薄明かりが。

 

焚火を焚いて,暖をとりました。

 

やがてご来光を迎えました。

 

午後1時。複数集落で護る神社の宮総代のしごとに。交通安全祈願の客を迎える手伝いをしました。終わったのが4時30分。

 

二つの神社のしごとに精を出した元旦でした。

皆様にとってハッピーな一年になりますように。

 


雪の朝

2020-12-31 | 日記

12月31日(金)。

朝起きると,辺りは銀世界。積雪量は5cmといったところ。わたしの住む地域は比較的穏やかな気候で,雪の被害に遭うことはありません。豪雪に見舞われる地方のたいへんさを思うと,なんだか申し訳ない感じです。

今朝家の周りで撮った風景をご紹介します。

アゲハの庭園のレモンが雪帽子をぽっかり。

 

生垣のサザンカの花がぶるぶるっ!

 

マンサクはぐっと寒さに耐えています。よくよく見ると,中央やや右上に昆虫の腹端が! 頭隠して尻隠さず,っていうのですね。 

 

新型コロナ感染症が爆発的に拡大しています。東京都の新規感染が1300人を超えて最多を更新したようです。わたしの家族も都に住んで,医療関係の仕事に従事しています。心配です。不安です。医療の崩壊ということばを聞くたびに,どきっとしています。政府のこれまでの対応に,わたしは到底合格点を付ける気になれません。すべてが後手後手。専門家の意識とズレが大きすぎます。もっと迅速に事を進めてもらわなくては。

 


続 木星と土星が超接近

2020-12-22 | 日記

12月22日(火)。

木星と土星が最接近したのが昨日から今日にかけての話です。今日の夕方,この記念写真を撮り収めました。よくよく見ると,木星の右側に土星が。

 

この惑星間の距離は,光で40分(新幹線で250年)ほど。太陽と地球の距離が光速で8分18秒(新幹線で57年)ですから,ずいぶん離れていることになります。

 

これから二つの惑星は少しずつ離れていきます。天体ショーにはいつもロマンが満ちています。

 


木星と土星が超接近

2020-12-21 | 日記

木星と土星が,見かけ上,一点になるほどに近づくのが今日から明日にかけての話です。これはおよそ400年ぶりに起こる事象で,次回は60年後に起こるそうです。

夕方,勤務しているミュージアムの大型反射望遠鏡で,記念すべきこの様子を撮影しました。望遠鏡の接眼レンズで覗くと,二つの惑星が同一視野に収まっています。木星の縞模様が少しだけ見えます。そして木星を回る衛星も!

 

観測中はわくわく。なにしろスゴイ天体ショーなのですから。そのうちに二つの惑星は沈んで行きました。

明日もこの程度に見えるとか。もう一度観測しますね。

 

 


レモンの収穫

2020-11-19 | 日記

11月18日(水)。早朝,レモンの収穫に畑へ。

今年は,というか,今年も,というか,レモンがたくさん生っています。三本木を植えているので,ある木は生らなくても別の木には実が生る,という感じで,だいたいうまく結実しているように思います。

農薬は一切使いません。それで健康果実と自信をもっていえます。たくさん生っても自家消費は無理です。ほとんどを知人や親戚にプレゼントをしてきました。ことしもそうなります。

今年は三本中二本がしっかり実を付けています。うれしいことに,大きさはほぼ揃っていて,大きいものばかりなのです。贈り主としては自然に感謝するばかり。

下写真は若木で,高さが2mほどです。三方向から撮りました。

 

今日プレゼントする分だけ収穫しました。収穫しながら,木は相当に疲れているだろうなと思いました。年を越してからお礼肥をしっかりしないと……。

 


写真展「生きもの,ワンダー!」

2020-09-01 | 日記

ひさしぶりに,わたしの写真展を開催します。会場はミュージアムの市民ギャラリーを使います。会期は9月いっぱい。実はこの期間,グループ写真展を予定していたのですが,新型コロナ感染症の拡大にともない,グループ内で作品が集まらないという状況が発生。他の方による代替え開催を検討したものの,準備期間が短いためできそうもなし。

それで,急きょ,わたしの作品を並べることにしたものです。銘打って,「自然となかよしおじさんの“生きもの,ワンダー!”」。

 

いのちの“ワンダー”を感じていただけそうな場面を選んでプリント。A4サイズ16枚。どんな写真展であれ,鑑賞をとおしてこころが刺激されるかどうかがたいせつになります。わたしの場合は,小さないのちにどれだけ思いを馳せることができる内容か,です。それをめやすにして未発表作品と近頃撮影した作品から選びました。

 

わたし自身も準備不足。今夏に撮った写真も入れてようやく開催にこぎつけました。途中,作品を一部入れ替えます。合計で30点程度になるのではないでしょうか。

ご関心があれば,お近くにお住まいの方はお越しください。なお,写真展のみの入館は無料となります。