OZ.

Opened Zipper

OGK PC-2購入

2010-08-31 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年6月上旬)
100kmサイクリングの再挑戦用に追加で購入する予定だったペットボトル対応のボトルケージですが、OGKのPC-2のホワイトを注文しました。
5月末にショッピングサイトで注文し、6月初めに到着。
早速現物を確認してみますが…うーん、なんか安っぽいな。
→それもそのはずで、安い(932円)のだ。

値段相応な商品ですが、デザインも好みじゃないんで、見た目には不満があります。
しかし試しにペットボトルを嵌めてみると、キャップ下のネック部分がカチッと嵌って固定できるので、安定していて良い感じです。
なるほど、さすがはペットボトル専用。
今まで使っていたユニコのボトルケージはアジャスターによりペットボトル「にも」対応しているタイプでした。
専用の安定感は違うな、サドル下に着けてもPC-2ならペットボトルが吹っ飛んでいくことは無さそう。
なんだったらもう1個入手して、サドル下にも着けたい気がしましたが、デザインが好みじゃない点がまた気になってしまい、躊躇してしまいます。
まぁ追加購入についてはデザイン変更待ちってことで保留としておこう。
OGKのマークが、個人的に戦隊ヒーロー物のシンボルマークっぽく見えてしまうから、気に入らないんだろうなぁ。

PC-2はハイユニ号(MFWS-206F)のメインフレーム上に装着予定ですが、ボトルケージアダプタとしてはRIXEN&KAULのボトルフィックスFL801を使います。
直径60mmのフレームまで対応した固定用金属ベルトが付属しているので、MFWS-206Fの太いメインフレームでも大丈夫。
ただし以前試着したときの記憶ではFL801側の安定感がイマイチだったはず。
これはMFWS-206Fのメインフレームが真円ではないせいで、FL801の底面とRが合わないんだろうと推測しています。
そこはスペーサーなり使って調整できるだろうと楽観視しています。

これで100kmサイクリング再挑戦用の準備が整いつつありますが、まだまだ梅雨なので実行は先。
今のところ(当時)、再挑戦は8月末頃になるんじゃないかと考えています。

さまよえるボトルケージ

2010-08-28 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年5月下旬)
冬の大工事終盤のアクセサリー取り付けの記事内に少し書きましたが、ボトルケージ位置で迷っています。
実際には色々考えた挙句、追加アイテムを入手していました…でも結局使っていないので記事から省略したもの。
それがRIXEN&KAULのAM840ボトルクリックです。

AS804
FL801
AM809
AM840

まずサドル下にRIXEN&KAUL AS804の汎用ワイヤーロックホルダーを装着し、YPK Cafe2.0を吊り下げるようにしていました。(発端は以前のワイヤーロックに飽きたため+ホワイトパーツ・アクセサリ推進キャンペーン)
なのでサドル下にあったMINOURAサドル取付型ボトルケージホルダSBH-80と、ペットボトル対応のボトルケージUNICO IBERAボトルケージ ツイスト&フリーサイズが弾き出されます。
自転車で走りに出たときはいつもスポーツドリンクのペットボトルを1本購入し、ペットボトル対応のボトルケージに挿して走ってましたが、サドル下は不安定だったのか路面のギャップ越えなどの際に頻繁にペットボトルが吹っ飛んでました。
という問題もあったのでペットボトル用のボトルケージをサドル下から移動することになります。
RIXEN&KAUL ボトルフィックスFL801という、MFWS-206Fのような太いメインフレームにも装着できそうなボトルケージアダプタを発見したので、2つ入手して、ペットボトル用のボトルケージをメインフレーム部分に装着していました。
しかしコレが意外に邪魔と判明…やや不安定なのは固定がいい加減なせいなので全塗装後にキッチリやり直せば良いと思っていましたが、邪魔ってのはどうしようもありません。
装着位置をもっと前方へオフセットすれば良いとは思いますが、FL801自体の突き出しが意外に大きく、邪魔なんだなー。
なのでFL801ごと、ペットボトル対応のボトルケージを取り外したままで装着していませんでした。

走りに出たときにペットボトルはどこに…と思いましたが、最近はTHE NORTH FACEの大容量ヒップバッグDAY HIKERを常用しているので、DAY HIKERのサイドポケットにペットボトルを突っ込んでます。
なので全然問題なし。
しまった、ボトルケージとアダプタが無駄になってるぞ。
MINOURA SBH-80
MINOURA BH-95X

ちなみにシートチューブ背面にツールボトルを装備するために、当初シートチューブにMINOURA ボトルケージホルダBH-95Xを取り付け、そこにARAYAのボトルケージを装着していました。
その後ボトルケージはホワイトパーツ・アクセサリ推進キャンペーンによりBBB SPEEDCAGE BBC-09(ホワイト)に交換済みの状態。
ついでにボトルケージアダプタをMINOURA BH-95XからRIXEN&KAUL ボトルフィックスFL801に交換していました。
しかしFL801での装着の場合、ボトルケージ位置が上方過ぎて見苦しいと気づきます。
試行錯誤の結果、結局またMINOURA BH-95を使って、シートチューブ下端に装着することになったのでした。
BH-95はボトルケージ穴位置を上寄り・下寄りで切り替えられるので、上寄りに。
それでも今度は少し下方過ぎるようでボトルケージとリアサス受けS字湾曲ポストとの干渉が不安ですが、まぁ何とかなってるようです。
ということで、気がつけば2つ購入していたRIXEN&KAULのFL801が両方とも無駄になってしまってます…しまった、FL801導入は失敗か。

その後、ペットボトルはやはりサドル下から取り出すのがやっぱり便利だったよなーと思い始め、またサドル下にペットボトル用ボトルケージを装着することを計画し始めます。
またMINOURA SBH-80を使ってサドル下に着けるか…とするとせっかく購入した汎用ワイヤーロックホルダーRIXEN&KAUL AS804が無駄になる。
そして別のワイヤーロックホルダーを入手しないと。
RIXEN&KAULの小物達が軒並み無駄扱いされて敗北していく感があって残念でしたが、しぶしぶ他のワイヤーロックホルダーを物色します。

なかなか良いのが無い…と思っていたところで、またRIXEN&KAUL製なんですがAM809という商品を発見します。
コレもワイヤロックホルダーとして使えるもので、AS804のようにサドル下用(サドルレール取り付け)ではなく、ハンドルバーやシートポスト用(バー取り付け)のタイプ。
コレを使えば、YPK Cafe2.0に付けたワイヤー錠固定具がそのまま使えるし。
よし、コレ注文するか…と思ったところでまた考え直します。

待てよ…AM809があれば、ワイヤーロックをサドル下からAM809を付けたシートポストかどこかへ移動できるんだよな。
逆に今サドル下で使ってるAS804のところにも、ボトルケージアダプタを使ってボトルケージを装着できるようにしたら、状況によりAM809側とAS804側で入れ替えて使えたりして便利かも。
おっと、それは良い考えな気がするぞ。
AM809と同じタイプで、ボトルケージアダプタのものがあった気がする…と捜したところ、ありました。
それがRIXEN&KAUL AM840ボトルクリック。
AM809のワイヤー錠固定具レスで、ボトルケージアダプタが付属するタイプ。
自分はAS804でワイヤー錠固定具はもう持ってるので、AM809で十分。
よしコレだ。

ってことで早速RIXEN&KAUL AM809を注文して入手しました。
このAM809をシートポスト根元にでも着けて、サドル下のAS804と相互にワイヤーロックとボトルケージを入れ替えて使うぞと。
そう考えてAM809をシートポスト根元にまず取り付けてみましたが…何かイマイチだな。
シートチューブ背面側にもボトルケージがあり、シートクランプ上あたりにまたボトルケージがあると何だかゴテゴテして邪魔です。
しまった、またやり過ぎのゴテゴテ状態になりつつあるぞと反省。
シートクランプ周囲のゴテゴテを回避するため、別の場所を捜しますが、ハンドルバーは窮屈でもう装着する余地はありません。

そこでヘッドチューブはどうかと考え直します。
ヘッドチューブのメインフレームと接合している部分の上下には余裕があり、AM809を装着する余地があります。
まずヘッドチューブの下側に装着してみましたが、変な出っ張りがある感じだけど、悪くなさそう。
と思ってそこにボトルケージを付けてみると全然ダメだと判明。
ヘッドチューブ下部に装着した場合、ハンドルバーを曲げるとボトルケージにフォーク当ってしまいます、全然ダメ。

なのでヘッドチューブ上部に装着しようと思いますが、その状態でボトルケージにペットボトルを入れるとステムに干渉しそうな感じ。
ギリで大丈夫そうではあるけど…というのと、そこにAM809とボトルケージを着けると、ヘッドチューブが完全に隠れてしまいます。
まだ未作業ですが、ヘッドチューブには栄光の四菱マークを着ける予定です…ホワイトのマグネットシートをカットして磁力で貼り付けるだけですが。
大事なヘッドマークが隠れるのは哀しいよなーと思って、ヘッドチューブ部分にAM809を装着するのを躊躇してしまいました。

そんな経緯があって、AM809を入手したものの、結局装着しないままの状態で、ワイヤーロックも相変わらずサドル下のAS804にぶら下がってます。
FL801に引き続き、AM809も無駄になってしまいそうですが、最近になって出番がありそうと考え直しています。
(この記事、考え直してばっかりだな)

100kmサイクリングのリベンジを計画中ですが、ドリンクはペットボトルのスポーツドリンクを飲む予定。
現地調達すれば重いボトルを持たずに済むのですが、走行予定のサイクリングロード沿いには自動販売機がありません。
ルートを外れて買いに行くのもちょっと面倒だなーと思い、やっぱり最初から持っていくかと考えていました。
以前は2リットルのペットボトルをバッグに入れていて、重くてしょうがなかったですが、今度は500mmペットボトルを4本程度で考えています…って結局500mm×4=2Lなので重さは一緒。
100kmサイクリング時はDAY HIKERを使うつもりですが、バッグに4本とも入れるのは腰に負担がかかりそうです。

なので総重量は同じだけど、ペットボトルの半分は自転車本体に背負わせたい。
DAY HIKERの両サイドポケットに1本ずつで2本、そして自転車本体のボトルケージに2本を運ばせようと。
ということはペットボトル対応なボトルケージが2つ必要です。
ひとつは今持ってるユニコのボトルケージを使い、無駄になりかけていたAM809を使ってヘッドチューブ上部に装着かな。
もうひとつはFL801を使ってメインチューブ前方上に装着したいけど、ペットボトル対応のボトルケージがもうありません。

よーし、100kmサイクリング用にもう1つペットボトル対応のボトルケージを調達するか。
できたらホワイトかな。
そう考えて物色してみたところ、OGKのペットボトル専用ボトルケージPC-2を発見。
コレが良いんじゃない?
縦に使うには不安定そうだけど、メインチューブ上で寝かせて使うのに丁度良いように見えます。
立てて使ってもボトルのネック部分をハメればきっちり固定できるんじゃないかとは思いますが。

そんな感じで100kmサイクリングのような長距離走行時のドリンク用限定ですが、AM809もFL801も出番がありそうです。
良かった、無駄にならなくて。
OGKのPC-2を調達を調整中です。

451ホイール化の正当性

2010-08-25 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
ハイユニ号の今後のカスタム計画ですが、冬の大工事で比較的大きな野望は達成しているので、残作業としては9速化とホワイトタイヤ化くらい。
既にパーツは全て調達済みで、それが完了すれば念願の「ハイユニ号のMTBルック化」が(自分的に)完了となる予定です。
しかし以前書いたように451ホイール構想なんてことを思いついてしまい、自作振れ取り台を作って451ホイールを自力で組んで、細身の高圧スリックタイヤを履かせて、「クロスバイクルック化」しようかなんて(必要もないのに)考えています。

451ホイール化の際に障害になりそうな点は、リア側でのタイヤとフレームの干渉でした。
左右のチェーンステーの接合部手前でブリッジになっているアーチ板とタイヤの間隔が15mmくらいなので、406ホイールから451ホイール化するとタイヤが当たるんじゃないかと心配。
なのでリアエンドのオフセットを解消して、エンド位置を後方に戻す作戦でしたが、フロントシングル化でアウターチェーンリングをミドル位置へ移動したところ、エンド位置が後方最奥ではチェーンがステーと干渉することが発覚。
結局リアエンド位置を少し前にオフセットせざるを得なかったのでした。

リアエンド位置が調整できなかったので、451ホイール化は難しいかなーと、ハイユニ号を見ながら考えていました。
いやしかし、451ホイール化後は、今のように太いタイヤではなく、細身のタイヤにする予定です。
細身になればタイヤの高さも減るので、外径はそんなに大きく変わらないのでは?
今のタイヤTIOGA POWER BLOCKは20×1.95で「49-406」、451タイヤを調べてみると、20×1-1/8で「28-451」などがあるようです。

タイヤ外径は「ホイールサイズ+(タイヤ幅×2)」で計算するそうです…タイヤは丸いからタイヤ高≒タイヤ幅だ! という大雑把な前提で「本当かよ」といつも疑問に思いつつこの計算式を使ってます。
信用しないんだったら、ちゃんとスケールで計測すれば良いんですが、それは面倒なのでやらないのでした。

49-406なら406+(49×2)=504mm。
28-451なら451+(28×2)=507mm。
ってアレッ!? 451ホイール化しても外径が3mmしか変わらない?

ってことは451ホイール化してもリアフレーム内に余裕で収まるので、それは朗報…じゃない気がするぞ。
そもそも451ホイール化の目的は最高速向上策であって、フロントのチェーンリング大径化を断念した代わりにタイヤ外径を大きくしようという作戦だったはず。

451ホイール化しても外径がほぼ変わらないんだったら、何も改善してないも同然では?
フロント側はディスクブレーキだから全然問題ないけど、リア側は700cトランスファーを使って無理矢理Vブレーキをオフセットする構想なので、制動性能低下の心配があるから、ただの改悪か。
ハイユニ号のカスタムで改悪はいつものことですが、451ホイール化は意味が無いような気がしてきました。
改善と言い張れそうな点としては…ロスが少ない細身のタイヤに交換しつつも、外径が小さくならないってことかな。
うーん、そーか、それだけか。

果たしてそれだけのために451ホイール化する価値があるのかどうか疑問に感じてきましたが、ホイールを自力で組むスキルは習得しておきたいんだよなぁ。
それに例え外径が全く同じだったとしても、軸からより外にホイールの重心が寄って細身の高圧タイヤになるだけでも、乗ってみたらかなり違うんじゃない?って気もするんだけど…とりあえず試してみるべき?
ダメだったら元のホイールに戻せば良いんだしなぁ。

451ホイール化の正当性について、もう少し悩んでみます。

ホワイトタイヤ入手

2010-08-22 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年5月中旬)
フレームをブラックに再塗装した後の、アクセント用のホワイトパーツ・アクセサリ増加キャンペーンを継続中です。
これまでサドル、ステム、シートクランプ、バーエンドバー、ボトルケージ、クイックリリースレバー、アウターケーブルと進めてきた訳ですが、最後がタイヤです。
本当に最後かはまだ分かりませんが、これ以上ホワイトパーツ増やすと、やり過ぎになりそうなので…既にやり過ぎになってるかも知れないけど。

20インチのホワイトタイヤを購入しようとWeb上で漁りますが、意外になかなか見つからない…あれ?
メーカーの記載さえないホワイトタイヤなら見つかりましたが、ちょっと怖くて手が出ません。
結局、以前チェックしていたPanaracer HP-48フレイースタイルタイヤ 20×1.75しか見つからない。
20×1.75かぁ…MFWS-206Fオリジナルのタイヤサイズと同じじゃん。
ずと20×2.0(54-406)、20×1.95(49-406)といったそこそこ太いタイヤで走ってきたので、1.75は細過ぎるように感じます。
どうしようかと散々迷いましたが、いくら捜しても自分が購入可能な範囲(Web通販)でちゃんとしたメーカーのホワイトタイヤを他に見つけられません。
ときどきWebで検索して捜すけど見つからないを繰り返し、数か月経過したところで断念。
Panaracer HP-48×2本を注文しました。

別にホワイトタイヤ化はまだまだ先でも構わなかったんですが、欲しい気持ちをもう抑えられなかったのでした。
数日後、タイヤが到着しましたが、箱の大きさにちょっとビックリ。
今までタイヤを購入したときは、タイヤを折り畳んでゴムでまとめた形のパッケージで届いたのですが、今回は畳まずにそのままの状態で梱包されて届いてました。
タイヤ2本だけだったから軽いんだけど、箱が妙にデカいのが(荷物を受け取ってくれる嫁さんに対して)印象悪いな…また自転車パーツたくさん買ったみたいねーとイジめられるに違いない。

到着したタイヤをチェック…うーん、やっぱり細い。
分かってはいたんだけど細い。
購入前は20×1.75とまでしか分かっていませんでしたが、タイヤの表記を確認するとETRTOは40×406…そーか、40mmか。
タイヤ外径もちょっと小さくなるなぁ。
空気圧は~85PSIなので、今履いているタイヤTIOGA POWER BLOCKの~65PSIよりはちびっとだけ高圧。

細身っぷりにやや納得できない感ははありますが、今夏の100kmリベンジ用ってことで考えておこう。
所詮タイヤは消耗品なので、納得できる太さのホワイトタイヤを捜しておいて、寿命が近づいたら入手するかな。

チェーンガイド装着後感想

2010-08-19 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年5月中旬)
Truvativのチェーンガイドが装着できたので、その効果を試しに走りに行きます。

フロントシングル化、というかそれ以前にフロントディレイラーの除去後から、チェーンが頻繁に脱落しまくってくれたお陰で、シフト操作を慎重に行う癖が身についていました。
シフト操作をする際は、一旦ペダリングを停止してからシフターでシフト操作し、ゆっくりペダルを踏んでクランクを回し、チェーンのシフトが完了したらまた普通のペダリングに戻す、という非常に面倒な操作。
シフトする度に時間がかかるので、キビキビ走れません。
しかし、コレを守っていないと頻繁にチェーンが脱落してカラカラ言ってくれるので、やるしかなかったのでした。

チェーンガイド装着後も、いつもの習慣でついついシフト操作時は慎重になっていましたが、徐々にシフト操作をクイックにしていきます。
2段階シフトやトップ付近でのシフト時にチェーンが暴れて外れることが多かったですが、何度試しても問題なし。
まぁそうじゃないと困るんですが…チェーンリングのすぐ後ろでチェーンを抑える位置にチェーンガイドのローラーを配置しているので、多少暴れたところで外れられるハズがないし、そのための道具がチェーンガイド。
調子に乗って無駄にシフトしまくりながら走ってみましたが、全然問題なし。
良かった、コレでチェーン脱落の対策ができました。

しかし実は別件でシフトに関して問題が残っています。
トップ8速に入れた状態では、ときどき7速にシフトしようとする状態が改善できないのでした。
リアディレイラーでいくら調整しても改善できず、動きを確認してみるとどうやらWIPPERMANNチェーンのミッシングリンクがスプロケ位置に来たときにその動きになるようです。
ミッシングリンクは少しだけ長いので、フロント48Tがミドルギア位置だとリアトップ8速に入れると引っかかるみたい。
以前はフロントトリプルで、48Tはアウター位置だったので問題なかったようです。
ガンガン飛ばして走りたいときに、8速だと引っかかるので7速で我慢して高ケイデンスで回してるんですが、どうにも気に入らない。

この問題も何とかしないとなぁ…9速用チェーンに変えたら厚みの差で改善するかな?
いやしかし最終的にはスプロケも9速用に変えるから意味ないか?
今後はとりあえず9速化を進めてみて、状況が変わるか確認してみようと思います。

100kmサイクリングリベンジ検討

2010-08-16 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年5月中旬)
約1年半前、2008/11/21に激安折りたたみ自転車ハイユニ号で無謀にも100kmサイクリングしてみましたが、反省点に書いたようにボロボロでした。
ウネウネアップダウンの山道と、海沿いの強風向かい風がひたすらツラかったなぁ…
その後、左膝が一時壊れていたのも100kmサイクリングの後遺症と思ってます。
もう二度とやるもんかと思ってましたが、最近になって当時のツラさを忘れてきたのか「またチャレンジするか」なんて思ってしまってます。
バカなの?>俺
自転車馬鹿ではない(自転車馬鹿を自称できるほどのスキルが無い)つもりですが、バカなのかも知れません。

でもバカなりに反省はしているので、当時の失敗は繰り返さないつもりです。
さて当時の反省点は以下。
(1)寒かった。
(2)海沿いは向かい風が強かった。
(3)着替えのアンダーシャツが足りなかった。
(4)尻が痛かった。
(5)バッグと背中の間が汗だく。
(6)走行ルート確認がいい加減だった。
(7)昼飯のタイミングが狂った。
(8)観光する余裕は無く予定ルートをショートカットしたのに日没前に帰り着けなかった。
(9)ブロックパターンのファットタイヤのロスが大き過ぎた。

(1)(2)(3)は決行時期の選択ミス、致命的なミスだったな。
次回はどんなに汗をかいても寒くなったりしない、暑い暑い真夏に走ることにします。
それはそれで暑さで体力を消耗するでしょうが、自分は暑い夏が大好きだからOKだ。
そして天気予報で風もキッチリ確認して、風の弱い日を選んで決行します。(弱腰)

(4)(5)はバッグと荷物の問題でしたが、バッグはTHE NORTH FACEの大容量ヒップバッグDAY HIKERを入手したのでOK。
ヒップバッグなので背中に汗をかくことはありません…いや、真夏だから汗はかくな…まぁイイや。
寒い時期のように着替えを複数持っていかずに、汗かきっぱなしにするつもりなので、荷物は少なくなるはず。
食事で店に入る場合用に、1枚だけ着替えがあれば良いかな。
ペットボトルは現地で都度調達する方針にします。
そうだ、こまめに水分補給するためにスマーチューブを入手しとこう。

(6)(7)(8)は走行スケジュール計画の問題ですが、次回の100kmはお手軽にリベンジしようと思っているので、いつも走っている川沿いサイクリングロードを何度も往復するだけのつもり。
自宅から川沿いに出て、海まで走って往復すると20km。
逆方向で上流にさかのぼって戻るとルートにもよるけど10km弱。
ってことは自宅→上流(10km)→海(20km)→上流(10km)→海(20km)→上流(10km)→海(20km)→上流(10km)→自宅と、上流に出てから海と3往復してから帰宅すれば100kmかな。
よく知ってる道で迷うこともないし、途中でリタイヤするのも簡単だし、夏は日没が遅いから時間がかかっても日暮れ前に帰れるだろう。

(9)は現在タイヤ交換済みでTIOGA POWER BLOCK 20×1.95(~65PSI)になっていて、ゴツゴツブロックパターンのMAXXISS MAXXDADDY20×2.0(~40PSI)とは比較にならないくらい軽く感じます。
このPOWER BLOCKのままでも大丈夫そうですが、ホワイトタイヤ化したくてPanaracer HP-48フリースタイルタイヤ 20×1.75(~85PSI)を既に入手済みだったりします。

太いタイヤの方が好きなので、イマイチ好みからは外れてるんですが、そこそこ高圧だし、このPanaracerのホワイトタイヤで頑張ろう。
長距離を走るときの理想は細身の高速タイヤで、SHWALBE DURANOあたりを考えていましたが、ハイユニ号のクロスバイクルック化はまだ先の予定です。
クロスバイクルック化のときは451ホイール化したいし、更に自作振れ取り台を使って自力で451ホイールを組みたい野望もあるので、まだまだ先の計画。
まずはハイユニ号のMTBルック化を完成させなければ。

そんな感じで100kmサイクリングのリベンジを検討中ですが、一番肝心なのは自分の身体(筋力・体力)。
いきなり100km走れる訳はないので、真夏の決行日に向けて身体の方の準備を進めていきます。
冬の間は大工事でハイユニ号に乗れない時期が長かったんですが、工事も終わって徐々に走る機会を増やしてきています。
今後は(晴れていれば)毎朝、朝食前に10km走り(朝練)、週末は数10km走ろうと考えています。
週末の数10kmの距離を10km単位くらいで徐々に長くしていって、最終的に100kmにする予定。

さて、計画通り続くかどうか。
朝練のためには早起きが必要、なので早寝が必要、なのであんまり残業できないな。
週末は子供と遊ぶ時間も必要なので、時間の確保が問題…土日のどちらか1日は時間を確保させてもらおうかな。

サイクリングロードを使ってリベンジに成功した後は、以前チャレンジしたルートの逆走で100kmリベンジも考えてたりします。
そっちは同じ100kmでもアップダウンが激しく、途中リタイヤできない状況になりますが、そこまでできたら本当にリベンジかなと思ってるので。
でもその本当のリベンジは来年かも、クロスバイクルック化できてからになるかも知れません。

Truvativチェーンガイド装着

2010-08-13 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年5月上旬)
フロントシングル化後、チェーンが脱落しまくって困っていた問題への解決策ってことで、サイクリーで中古チェーンガイドを注文していました。
連休中に注文していたので、発送・配達が遅くなり、届いたのは連休明け。

梱包を開いて、早速確認します…うんうん、写真の通りだな。
ブツは結構旧型のTruvativの48T対応チェーンガイド。
写真では気付かなかったキズが…なんてことは全く無く、予想通りの傷みレベルなので安心します。
ガイドの輪の軸となる雌ネジのアーレンキー穴の内側が錆びてたのが気になる程度かな、まぁ錆落としすれば良いだけだし。

装着する前に一旦クリーニングすることにして、一式持ち出してベランダで作業します。
各部のネジを緩めてバラし、オーバーホールクリーナーを使って汚れを落とし、ウェスで拭き取ります。
ガイドの輪の内側に固着した油カスがありましたが、ウェスをねじ込んで擦ったり、古歯ブラシで掻き出したりして綺麗にしておきました。
錆の部分は錆落としを使って擦り落します…錆は完璧には落ちないけど、まぁこんなもんかなと納得したところで、錆止めを塗っておきます。

クリーニングが終わったので、ハイユニ号に装着してみます。
クランク、BBを外して、チェーンガイド本体の穴にBBを通して、BBシェルに共締めします。
共締め…コレって、チェーンガイドの厚み分だけ、確実にBB位置が右にズレるんだよなぁ。
厚みは1mm程度だけど、その分だけBB軸もズレるってことは、クランク位置もズレて、ペダル位置もズレる訳で。
どーなんだろう、1mmなんて誤差の範囲なんだろうか。
これは装着後に乗ってみないと分からないな。
ステム(ハンドルバー)がほんのちょっとズレてても分かるんで、人間って結構正確だからなぁ…でもペダル位置が1mm右にズレただけなら気付かないかな?
装着後に自分の身体の正確さを試してみたいと思います。

BB共締めを仮留めしてから、ガイドローラーの位置を調整するため、チェーンリング付きの状態のクランクをBB軸に仮留めして当てがいます。
ガイドローラーの位置をチェックしますが、チェーンリングとラインが全然合って無い…ダメじゃん。
ガイドローラーは左右に可動範囲がありますが、最大限に外に振ってもチェーンリングと一直線になりません。
これでは役に立たないぞ…と思いましたが、これはガイドローラーの支柱になってる板の装着位置がおかしいんだろう。
ガイドローラー支柱板がチェーンガイド本体の内側に接して固定されていたので、これを外側に移設して固定してみると、ガイドローラーがチェーンリングとジャストの位置になりました。
チェーンガイドの前のオーナーはどうやってたんだろう…もしくは売却時に外して分解清掃後、組み立てたときに間違ったとか?

とりあえずガイドローラーの左右方向の位置合わせはOK…と思ったら、ガイド支柱版の固定ボルトヘッド部にクランクのインナーギア用のボルト穴が干渉します。
干渉っつーか、ブチ当ってて全然回りません…ダメじゃん2。
うーん、とまた悩みますが、インナーギアはもう使うことは無いので、このインナーギア用のボルト穴が突き出した部分を削れば良いんだろう。
何だか自分のカスタムって、フレームやらパーツやらをゴリゴリ削る作業が多いなぁ…やっぱグラインダーとか買うべきなんだろうけど、それはまたいずれ考えよう。
干渉しているのは2mm程度なので鉄ヤスリで削ろうかと思いましたが、じっくり観察するとボルト穴部分は根元近くまで削っても全然問題無いと判明したので、金ノコで切り落とすことにします。

このボルト穴はクランクの強度には何も寄与していないので、もうインナーギアは使わないしシングル化した現在、完全に無用の長物なのでした。
遠慮なく金ノコでガリガリと切り落とします…2箇所まとめてガリガリガリガリ…4アームですが、2箇所を切り落とすのに20分くらいかかり、結局小一時間かけて切除しました。
仕上げに鉄ヤスリで気持ち滑らかにして…あんまり滑らかになってないけど、誰も困らないから放置して…これでOKだろう。

不要なボルト穴切除後にまたクランクを仮留めして確認しますが、ガイド支柱版ボルトとの干渉はなくなりました、OK。
この状態でチェーンを懸けて動作を確認してみます。

最初はガイドローラーの位置が中寄り過ぎて、上下でチェーンラインを曲げてしまっている状態でした。
そんなにチェーンを抑える必要はなくて、シフト時に暴れたチェーンを抑え込んで、脱落さえ防いでくれれば良いので、通常時はチェーンに触れない高さに調整します。
チェーンがガイドローラーの溝の内側を通るけど、ガイドローラーの軸には当たらない程度。
リア側を1~8速にシフトして、どのギアでも問題無いことを確認します。

そういえばもうすぐ9速化するんだよなぁ、既に9速化用のパーツ・工具も全部揃ってるし。
現在のスプロケは8速11T~30Tですが、9速化後は11T~34Tになるので、9速化したらまたこの調整が必要だなぁ。
いっそ9速化もやっちまうかと一瞬思いましたが、まだ冬の大工事後の状態を堪能しきっていないので、我慢です。
少しずつ、少しずつ、改造しては乗り心地の変化を味わう、という楽しみ方でやってきているので、あまり一度に換えたくないのでした。
一度にやってしまった方が作業が一度で済むので手間がかからないんだけど、自分は必要があって改造してる訳じゃなく、改造するその手間を楽しんでいるので、まぁ良いか。

位置合わせが終わったので、仮留めしていた各部をキッチリ固定します。
BB、チェーンガイド、クランクをそれぞれ固定し、チェーンを通し直して作業完了。
と思ったらガイドローラーの左右位置がチェーンリングと合っていません…あれ? 合わせたハズなのに?

実は仮留め状態で合わせたため、クランクをフィキシングボルドで締めこんだ状態ではまたズレてしまうのでした。
ってことはガイドローラー支柱板の取り付けは、最初の通り内側で合ってたんじゃん、何やってんだろう俺。

確認の甘さを反省しつつ、またガイドローラー支柱板の位置を戻して固定し直し、チェーンを通して、今度こそやっと作業完了。

これでチェーンガイドが装着できた訳ですが、ちゃんとチェーン脱落防止として機能するかは後日の試乗時に確認します。

自転車日和 vol.17

2010-08-12 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2009年8月上旬)
息子タイトを子供向け英会話教室に送った後、嫁さんと2人で暇つぶしで書店に寄りましたが、そこで自転車日和vol.17を発見。
次が7月末発売だったっけ…あぁそういえば今日は8月7日(土)、もう8月に入ってたんだなぁ。
本に傷みがあったら買うのは止めて楽天ブックスあたりで注文しようかと思いましたが、入荷して間もないのか、あるいは人気が無いのか(失礼な)、とても綺麗な状態だったので、そのまま購入します。
嫁さんは女性雑誌やONEPIECE59巻などを買い、隣接するスーパー内のドリンクコーナーで席に座って2人でジュースを飲みつつ、買った本を読んで時間をつぶします。

背表紙上の「自転車日和」ロゴの背面の色が今号もブルーです…確か前号のvol.16もブルーだった気がするな。
もう色のバリエーションが底をついたんだろうか…なんて思いながら見ていましたが、帰宅後に確認してみるとvol.16とは結構色合いの違うブルーでした。
今号の特集はロードバイク…しまったな、まるで興味が無いや。
しかし「おやこde自転車」はタイムリーだったのでガン見しました。
残念ながら紹介されている子供用自転車は、既にタイトにはちょっと小さ過ぎるんだけど。

ちょうどこの日の朝、タイトを連れて県民の森(しあわせの丘)という山の中腹にある大分県サイクリングセンターへ行き、自転車をレンタルして走ってきました。
タイトの自転車は無印良品の16インチですが、もう7歳なので小さ過ぎる状態。
なので以前から嫁さんに買い替えを打診していますが、「何でも簡単に買い与え過ぎる」と却下されています。
まぁ確かに、自分達の子供の頃は欲しいものがあってもそう簡単にはなかなか買ってもらえず、我慢することを学ばされたかな。
とは言え、シングルスピードの16インチにこのままタイトを乗せ続けるのは無理過ぎる感じ…一緒に走りに行くとかなり高ケイデンスで回してるタイトが不憫です。
自転車の買い替えはクリスマスあたりにするとして、どの程度のサイズがタイトの身体に合うのか、乗りやすそうかなどを確認しておきたかったので、サイクリングセンターの子供用自転車をレンタルして試してみようという計画でした。

朝9時過ぎにサイクリングセンターへ行ってレンタルを申し込みましたが、子供用自転車は16インチの次は24インチしか無いとのこと。
しかし「24インチ」とシールが貼ってあるジュニアMTB(ルック)3台のうち、1台は何だか小さめに見えます…タイヤを確認すると22インチでした。
24インチはタイト(身長約125cm)には大き過ぎるようだったので、22インチが丁度良いやってことで、コレを借りて試すことに。
フレームにはPanasonic Kiser Jr.と書かれており、レボシフトの6段変速。
ブレーキをチェックしたところ、フロントはキャリパーですが調整がマズくて左側のシューが少しリムに当たっている状態…無理矢理調整して誤魔化します。
リアはドラムブレーキで、効きが自分の好みと比較してイマイチな気はしますが、停まることは停まるので大丈夫かなってことでタイトを乗せます。(ヘルメットは自分のものを持ってきたので、自前で)

16インチからいきなり22インチだと走れないかな、シフトも初めてだし大丈夫かな~と心配してましたが、あっさり走り始めます。
教えてやるとシフトも問題なく使っています…俺は2速と6速しか使わないな、などと妙なコダワリを主張しつつ。
立ち漕ぎもできるんですが、タイトの立ち漕ぎは空気サドル状態で変な走りになります。
サドルから尻を浮かせてペダリングしているだけで、ペダリング時に体重をかけていないので、ダンシング状態になりません。(立ち漕ぎでも自転車は垂直なまま)
この立ち漕ぎは意味が無い気がする…と思って手本を見せてやりますが、うまく身体をコントロールできない様子。
まぁそういうのは自転車に乗りまくってるうちに覚えるだろうってことで今は放置にしました。

サイクリングセンターから上や下に伸びるサイクリングコースがありますが、以前上方向に走った帰りの下りでブレーキングが遅れて転んだことがトラウマになっているタイトはサイクリングコースへ行くことは拒否。
もっとこの22インチ自転車に慣れてからじゃないと行かないと言い張り、サイクリングセンター事務所・倉庫に隣接する楕円形の練習用トラックをグルグルと回って延々走り続けました。
自分もそれに付き合ってグルグルグルグル…休憩して水筒のお茶を飲んで一息入れたら、またリスタートしてグルグルグルグル…この繰り返し。
ただグルグル走り回っていただけですが、身体に合った大きさの自転車で、変速ができることや、ライト(リムダイナモ)があるのも嬉しかったようです。
自分的にはスグにでも22インチMTBを買ってやりたいところですが、帰宅後に嫁さんに相談すると(前述と同じ理由で)あっさり却下。
クリスマスプレゼントか、誕生日プレゼントでないとNGとのことなので、それまではサイクリングセンターに通ってレンタルで練習しておくか。

そんなことを午前中にやっていた後で読んだ「おやこde自転車」だったので、ちょっと読み耽りました。
紹介されているBRIDGESTONEのキッズバイクLevena(レベナ)はスゲー格好良いんだけど、残念ながらもうタイトはキッズからジュニアに成長しているので、小さいサイズなんだよな。
しかしかっけーなLevena…18インチかぁ、こいつカスタムしたいぞ。

その他、「自転車日和vol.17」には小径車カスタムの記事もありましたが、あまり好みの内容じゃなかったので流し読みという感じ。
自分も今年の春にハイユニ号の再塗装をやっていたので、自力ペイントの記事は少し興味を持って読みましたが、結論としてはやっぱりプロに任せるべきかな。
今号はショップカスタムも特に惹かれるモノは無く、読み終えてしまいます。
まだ細かい部分は流し読み状態なので、今後時間があるときにじっくり読み込んで行く予定です。

TOPEAKフラッシュスタンドFATトッププレート紛失

2010-08-10 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年5月下旬)
ステーにサイドスタンドがキッチリ固定できなかったので購入したTOPEAKのフラッシュスタンドFATですが…1つ部品を紛失しました。
無くしたのはトッププレートで、上部の樹脂アダプターの更に内側に入っていたサイズ調整用の小さな樹脂パーツ。
コの字形…というよりは角ばったC字形かな。
クランクの幅・厚みが大きい場合は、トッププレートを外して使うというもの。
ハイユニ号のクランク、SHIMANO Alivio FC-M411(175mm)の場合は、トッププレート有りの状態でクランクがキッチリとハマってました。

紛失したのは情けないことに購入当日。
紛失場所は不明確で、最初に使って確認した河原なのか、その後で土手を登る途中で休憩した草むらなのか、あるいは一旦帰宅後、息子タイトを連れて自転車で遊びに行った公園なのか、分からないままです。
思い当たる点があって、最初に河原で試しに使ってみた後、フラッシュスタンドFAT本体をイジって確認していて「ほー、ここにアダプターみたいなのがあるのねー」と思いながらトッププレート部分を一度外して確認していました。
その後でキッチリとハメ直してなかった?…固定できていなかったのかも知れません。

紛失に気付いたのはタイトと遊びに行った公園で、タイトが他の子供たちと遊んでいる間、ハイユニ号の微調整をしていたときに、「フラッシュスタンドFATって妙に不安定だなー」と思ったから。
こんなに不安定だっけ~と思いつつ、本体をじっくり見ていて、「アレ? さっき一度外した樹脂のアダプターみたいなのが…無いぞ!」と気づいたのでした。
公園に到着後も、ハイユニ号をイジり回していたので、その場所で外れたかと思い周囲を捜索しますが、見つからず。
その後、一旦河原まで戻って、水辺と草むらを捜索しますが、やっぱり見つからず。
ひーん、買った初日に紛失かよ~、不安定でグラグラして使い難いよ~、と泣きそうな気持になりますが、そんなに簡単に外れてどっかに行ってしまうパーツってことは、きっとこのパーツだけ取り寄せ可能なハズだ。
そうに違いない。

取扱説明書を見ると、例の樹脂アダプターは「top plate」と記載されています。
Webで「TOPEAK フラッシュスタンドFAT トッププレート」など指定して検索しますが、何も情報なし。
…うーん、大丈夫かな~、取り寄せできるかな~と心配しつつ、後日(ゴールデンウィーク中)フラッシュスタンドFATを購入したSPORTS DEPOの自転車コーナーへ行き、事情を説明してトッププレートの取り寄せを依頼しました。
連休明けに連絡があり、メーカーに在庫があって取り寄せ中、価格は\210-とのこと。
良かった、取り寄せ可能で…価格も納得です。
その後、入荷の連絡があり、5月下旬に取りに行きました。

こんな感じで紛失していたフラッシュスタンドFATのトッププレートを入手できました。
これでフラッシュスタンドFATが完全復活。
もう二度と外れたりしないように、テープで固定しておこう。

チェーン脱落対策

2010-08-07 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年5月上旬)
冬の大工事に便乗してハイユニ号をフロントシングル化して、バッシュガードも装着したので、少しは改善するかと期待していたチェーン脱落ですが、全然改善していません。
頻繁に外れまくり。
バッシュガードは実は全く役に立っていないことも判明…これはチェーンリング~バッシュガード間をベストな距離に調整できていないため。
当初はチェーンリングをミドルギア位置、バッシュガードをアウターギア位置に装着しましたが、バッシュガードの形状の問題なのか、チェーンリングとの間隔が狭過ぎて、チェーンがハマりません。
8速用チェーンのせいかなぁと思い、9速化のための準備で既に購入済みだった9速用チェーンもあてがって試してみますが、やっぱり狭過ぎ。
しょうがないので、バッシュガードに付属していたスペーサー付きのボルトの方に替えましたが、今後は間隔が広過ぎ。
走っているとチェーンが脱線して、チェーンリングとバッシュガードの間に落ちてしまいます。
何とか調整しようと、内径10mmのワッシャーやら座金など入手して試しましたが、外径が大き過ぎて入らず。
スペーサーの代用にってことで、以前のミドルギアをアウターギア位置に挟み、その外側にバッシュガードを接して装着してみたところ、チェーンリング・バッシュガード間隔が適正そうに見えたのですが、走っているうちに脱線し、しかもチェーンがチェーンリングとバッシュガードの狭い隙間にまたハマってくれます。
しかも以前より狭いせいか、タチの悪いハマり方で、一度ハマるとなかなか取れません。
何度もチェーンが落ちてガリガリやったせいで、BB周りのフレーム塗装はもうボロボロ。

もうこりゃダメだ、諦めてまたフロントディレイラーを復活させる? と弱気になりましたが、何か他にチェーンの脱落を防止できる手段がないか再度調査。
チェーンガイドが有ればなぁ…でも48T用なんて無いよなぁ…と思いつつWebで調べていると、サイクリーの中古パーツがヒットします。
「Truvativ チェーンガイド 48T OLD BB用」
おっとコレは…ビンゴでは?
BBと共締めして固定するもので(チェーンデバイスはフツーそうか)、1980円というお手頃な価格。

今まで何度か調べて回ってたけど、全然ヒットしなかったよなぁ。
たまたま今だけ、この中古パーツが売りに出されてたのかな。
製品情報を調べますが、見つけられず…でもOLD BB用って書いてるだけあって、自分が使っているスクエアテーパーのシマノBB-UN26なら合うだろう。
そーか、OLD BBか…今はもうクランク一体型の時代なのね。

それより欲しい製品そのものズバリがあったので、中古だけど購入しようかと悩みます。
今までハイユニ号のカスタムには(自前を除いて)中古パーツは使ったことが無かったんですが、新品で入手しようが無い製品なら背に腹は代えられない。
そもそも新品の価格だったら高価過ぎて手が出てないぞ、きっと。
中古に手を出さなかったのは、コンディションが不明で外れたときのダメージが大きそうだったため。
サイクリーの評価ではDで、年式相当のキズがあるとのこと。
写真で見る限り、本体のスリ傷や、ガイドの輪の一部が少し削れているようですが、実用上の問題は無さそう。

他の選択肢が無いか、更にWebで調べまくりましたが、48T対応のチェーンガイドを入手する手段が見つからなかったので、サイクリーで注文しました。
このTruvativのチェーンガイドがチェーン脱落防止の決定打になることを祈ってます。(ならなかったらチェーンガイドの役を果たさないってことになるので、なるハズなんだけど)

アイウェア物色中

2010-08-05 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年1月中旬~8月上旬)
アイウェアを物色中です。

OGKのビナート3を使っていますが、何だかいかにも自転車に乗る人向けみたいなデザイン(当然)で気恥ずかしく、あまりかけたくなくなってきています。
もっとフツーっぽい(スポーティだけどバリバリスポーティじゃない)アイウェアが欲しくなってきました。
その希望に合うのはほぼフツーのサングラスで良い気がするんですが、レンズはクリアが良いので…それってただのメガネ?
さすがにメガネそのものだと、今自分が使ってるものは上下幅が狭いし、走ってたら汗でフレームがずれそう。
ゴミ・虫・風から眼球を防護できれば良いので、ゴーグルの範疇に入らない程度でやや大き目の、気持ちスポーティだけどフツーにカジュアルっぽいアイウェア、という微妙なポジションものもを捜しています。
ぱっと見は本当に四角い大きめのフツーのメガネに見えるくらいのものが良いなぁ。

BBBのドライバー旧型が良いかなーと思ったんだけど、レンズがクリアじゃないのでアウト。
これでクリアの交換レンズがあれば良かったのに…なかなか良いのが無いなぁ。

そんな感じで好みに合う自転車用アイウェア(サンブラス)を物色し続けていて、コレなら良いかもと思ったのがシマノのMYTH(ミス)でした。
かなり理想通りで、見た目はフツーのカジュアルな感じだけど、フレームが両外側サイドだけ無く、交換レンズが2枚付属します。
コレ良いなぁ、ブラックだと本当に普段家でかけてる眼鏡とあんまり変わらなくなるんで、シャイニーチタニウムとかなら良いかな。

実勢価格は1万円程度で、お手頃価格なんでしょうが、ハイユニ号のベース車両MFWS-206Fと同程度の価格と考えるとまた無駄な買い物に思えなくも無い。
そこが気になって躊躇したまま忘れ去り、冬の大工事や9速化作業なんてやったりしているうちに気がつけば夏。
週末は夏休みに入っている子供を連れて川や海、プールに遊びに行ってますが、その後の目へのダメージが大きくなってきている気がします。
紫外線量が増えたのか、自分の老化により耐性が低下しているせいか分かりませんが、外へ遊びに行った後は数日間、目に疲労感があります。
TVでも紫外線による目の病気を特集していたりするのを見て不安が増してきたので、ちゃんと紫外線をカットするサングラスを買ってかけようかと思わされます。
そういえば以前サングラス物色してたっけ~と思いだし、ちょうど良いやってことでシマノ MYTHのシャイニーチタニウムをショッピングサイトで注文しました。
夏はシマノのMYTHで目の紫外線対策だ~と思って待っていましたが、欠品キャンセルのメールが返ってきました。
おー、なんてこったい。

他のショッピングサイトでも調べましたが、どうやらシャイニーチタニウムなど特定のカラーが欠品なようで、ブラックなどはあるらしい。
うーんどうしよう、妥協してブラック買っとくか。
一度実店舗のショップでサングラス(アイウェア)を物色してみて、現物で気に入ったものがあればそれを買って、無かったらWebでMYTHのブラックを買う方針にしました。
週末、ショップに行かなければ。

…その後、実店舗のショップで物色しましたが気に入ったものが無いので、やっぱりSHIMANOのMYTHをWebで注文したところ、メーカーからの入荷未定で注文キャンセルされました。
しまったな、そんな状況とは思わなかった。
別のショップでも注文してみましたが、同様に入荷未定でキャンセルされてしまいます。
もうMYTHは手に入らないのか…他のアイウェアで気に入るモノが無いか、また捜してみます。

TOPEAKフラッシュスタンドFAT購入

2010-08-04 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年4月下旬)
サイドスタンドがキッチリ固定できません。
再塗装したフレームに傷をつけたくないから、ゴムシートやコイルチューブなど、緩衝材を巻いてから装着してるのが原因ですが、傷つけたくないんだからしょうがない。
もう既にフレームの塗装は、何かにぶつけたときに剥がれた箇所がそこかしこに有る訳ですが、それでも自ら塗装を傷める行為はしたくないのでした。
ステー1本で固定するタイプのサイドスタンドだからダメなんだろうな、ステー2本(シートステー・チェーンステー)の両方に固定するタイプなら大丈夫なハズ。
そう考えてWeb通販のショップで捜すと見つかりましたが、デザインに惹かれません。
うーん、困ったな。

もういっそ、スタンド無しで行くかなぁ、まるでスポーツ車であるかの如く。(その実態はMTBルックを目指している激安折りたたみ小径車だが)
スタンド分軽量化したところで、鉄塊フレームで激重なことに違いは無いんだけど。
それに先日レバーベルを装着した時点で、もう街乗り仕様だろコレはって思いますが、一度スポーツ車っぽくスタンド無しの自転車生活を味わってみておくかと思います。
スタンド無しって不便なんだろうな~、駐輪する度に気を使ったりして面倒臭そう。

そういえば携行する簡易スタンドがあった気がする、確かTOPEAKの…と思って再度確認すると、ありました。
TOPEAKの「フラッシュスタンド」。
以前見たのはBBシェル下からダウンチューブ部分で支えるタイプの「携行する脚」でした。
MFWS-206Fには形状的に合わないだろうなと思っていたもの。
今は別のタイプ「フラッシュスタンド スリム」も出ていて、クランクを真下に向けた状態で、クランクとペダル軸をフラッシュスタンドにハメて立たせるタイプがあります。
そうそうコレコレ、と思っていたらもう1種類「フラッシュスタンドFAT」というものがありました。
どうやらスリムはロード用で、MTBクランクはFATの方じゃないとハマらないらしい…良かった、早まって「スリム」の方を買おうとしなくて。

しかしスタンドを携行するってどーよ?
スポーツ車が重量増を避けてスタンドを着けないとして、その代わりにスタンドを(バッグに入れるなりして)携行してたら、トータルの重量は変わらないのでは?
うーん、意味無いような気がするけど、美意識の問題でコレはコレデアリなんだろうか…
その点を疑問に感じて一旦スルーしました。

後日ハイユニ号で走りに出ましたが、出先での駐輪の際に不便だったので、やっぱりスタンド欲しいなと思い始めます。
フラッシュスタンドFAT買っとくか~ってことで、SPORTS DEPOの自転車コーナーへ寄って購入。
その後、川沿いの歩行者・自転車道を走っていて、雰囲気に惹かれてフラフラと河原に降りて行きましたが、そこで早速フラッシュスタンドFATを使ってみます。

パッケージから取り出し、取扱説明書を見て確認…なるほど、左右の脚をグルッと回転させて支えに出して、本体下部のボタン(ストッパー)を押しながらスライドさせて高さ調整ね。
下方に回したクランクとペダル軸に差し込んで固定する感じ。
どのくらい高くすれば…と思いながらハイユニ号にあてがってみますが、前後サスペンション交換の影響でBB高が上がり過ぎなせいで、最大限に高くしてもちょっと足りないくらい。
もうちょい高い方がベストな角度なんだがなぁ、まぁコレでも一応立つから良しとするか。

凸凹の河原に立たせてみたため、やや不安定でしたが、それでもちゃんと立ちます。
よし、今後はコイツをスタンドとして使うか…いつも携行しないといけないから、それが面倒な気がするけど、どのくらい不便なのかはしばらく使ってみてからじっくり考えてみよう。

ところでその直後、フラッシュスタンドFATの問題点に気づきます。
いつものようにチェーンが外れたので、スタンドを使って自転車を立たせてからチェーンを戻そうとしますが…しまった、クランク回せない。
スタンドはクランクを下方にした状態で使うため、クランクを回すと自転車が倒れます。
サイドスタンドだったら、スタンドを支点にして自転車を傾けて後輪を浮かせ、クランクを回して作業したりできたんだけど、フラッシュスタンドFATでは無理。
フラッシュスタンドスリムも同様だよなぁ、フラッシュスタンドだったら可能だったんだろうけど…

根本原因はチェーンが頻繁に外れる点なので、その改善策をまず考えようかな。
でもチェーン脱落以外でも、出先でメンテナンスする機会はあるんだよなぁ…そんときゃ上下逆にひっくり返して作業するしか無いか。
こんな感じで早くも問題点に気づかされつつ、しばらくフラッシュスタンドFATとお付き合いしてみます。

映画「シャカリキ!」

2010-08-02 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年7月上旬)
文庫版のマンガ「シャカリキ!」はコミックレンタルで読んだ2~5巻を除いて(1・6・7巻だけ)持っていましたが、楽天ブックスやAmazonで注文する際に気が向いたら上乗せして徐々に買い揃え、先日全巻揃いました。
買う度に読み直して、読みながら疲れてしまってます…やっぱこのマンガは石渡山ゴールまでで終わっても良かった気がしなくもない、でも面白いから良いか。
マンガが揃ったところで映画版「シャカリキ!」をまだ観ていないことを思い出します。
WOWOWのWebアンケートを回答する都度、「映画シャカリキ!放映希望」と書き続けてますが、相変わらず放映してくれません。
映像でも観てみたいな~という気持ちが抑えられなくなったので、GEOへ行って100円でレンタルしてきました。
ついでにGEOカードがPontaカードに交換してもらえたのでラッキーだったな。
今まで面倒でPontaカードを作らずにいましたが、今後はローソンでポイント貯めよう。

さて、本題の映画「シャカリキ!」を観てみます。

題名:シャカリキ! (2008年日本)
時間:106分
監督:大野伸介
原作:曽田正人「シャカリキ!」
出演:
 遠藤雄弥(テル:野々村輝)
 中村優一(ポッポ:鳩村大輔)
 鈴木裕樹(ユタ:由多比呂彦)
 原田泰造(監督:由多比呂志)
 南沢奈央(マネージャー:永田桜)
 小林裕吉(将軍:松平健一)
 坂本真(教授:鳥越雅也)
 小柳友(モアイ:斉藤大樹)
 池田哲哉(デイブ:丸山太志)
 中越典子(テルの姉:野々村さゆり)
 柄本明(校長)

自室で筋トレしつつのながら観で観終わりましたが…さて、どう評価したら良いんだろうか。
この映画は原作がマンガ「シャカリキ!」ですが、原作ファン向けの映画ではないようです。
また自転車ファン向けの映画でもないようです。
原作の設定やエピソードを使っている部分もありますが、映画オリジナルな部分が多いのと、まるでマンガみたいな展開など色々ツッコミどころがあるため。
なのでこれはD-BOYSによる集客力を期待した、一般向けのスポーツ青春映画でしょうか。

自分は今後この映画を観る際には、以下のように自分に言い聞かせてから臨むことにしました。
  1. 「原作と違う!」と思ってはいけない。
    この映画は原作を忠実に再現したものではなく、映画版オリジナルの全くの別物。
    むしろ原作と同じ点があったら、それだけで有り難いと感謝すべき。
    できれば原作のことは忘れて、映画の設定を素直に受け入れること。

  2. 「そんなデタラメな!」と思ってはいけない。
    この映画は実はマンガなので、リアリティを求めてはいけない。
    摩訶不思議な展開があっても、広い心で許容すること。

  3. 「うーん、マネージャーの女の子が…」などと思ってはいけない。
    このマネージャーはストーリー上は存在してなくてもほぼ影響無いので、男臭い絵面を緩和するためにキャストされている。
    自分の好みで文句を言ってはいけない、自転車部に女子マネージャーが居るだけでも有り難いと思え。

実際、2回目を鑑賞したときはこの心構えで観はじめたんだけど、(3)だけはどうしても納得いかなかったな…まだまだだな>自分

以下、原作も映画もネタバレしまくるのでご注意下さい。



まず最初に、子供と一緒に観ていた日曜朝のヒーロータイムの番組に出ていた俳優が出ているので、その視点で観てしまいます。
中村優一は仮面ライダー電王のゼロノス桜井侑斗。
「最初に言っておく。俺はかーなーり、強い」とか言ってくれんかな。
鈴木裕樹は獣拳戦隊ゲキレンジャーのゲキレッド・漢堂ジャン。
「ワキワキのゾワゾワだ~」とか言ってくれんかな。
しかし桜井侑斗人はともかく、ジャンは不気味な雰囲気を漂わせるキャラなので、爬虫類っぽい演技をしていて気持悪いです。
息子タイトに見せたらショックを受けるかも知れないので、隠匿しとこう。

原作ファンの立場から見ると、色んな設定や名前やエピソードが原作から使われているんだけど、ストーリーがかなり改竄された感があってデタラメに感じられます。
期待通り、石渡山ゴールまでの映画なのでその点は良いんですが、それにしても…
映画が原作と異なる点は多々ありますが、主なものはこんな感じ。

【設定・ストーリー上の差異】
・亀高自転車部が廃部の危機。(シナリオ上都合だろうが強引)
・原作には居ない自転車部員が準主役で登場。(将軍、教授、デーブ、モアイって誰?)
 ※将軍は役名:松平健一で鳩村は松と呼ぶので原作の松任谷を元にキャラを付けたのかも
・ユタは監督のやり方に反発して鳳帝高校に転校。(って監督=父親(保護者)なのに子供がそんな勝手なことできる? しかも部員多数も同様にって?)
・ユタが鳩村と同級生(3年生)らしい。
・ユタのキャラが不気味、もっと愛想は良いはず。
・テルがそこそこしゃべる。(原作並みに寡黙だったら演出が困難だろうが)
・テルが最初に乗ってた自転車がBMX、そしてロードバイクを知らない。
・鳩村のキャラが妙にソフト、永田桜にポッポと呼ばれている。
・永田桜が鳩村と幼馴染の同級生(3年生)らしい、そこそこ自転車に詳しい。
・永田桜のキャスティングが自分的にはちょっと残念。
 ※個人的趣味の話、元々原作の永田桜も好みじゃないが…
  それ以前にこの点は原作との差異として挙げるものじゃないけど。
  いっそ年齢不問で中越典子がテル姉じゃなくマネージャーで良かったのに…
  なんだったらテル母の奥貫薫にマネージャーやってもらっても良かったくらい。
・石渡山市民レースより前にインターハイのチームロード。
・インターハイでテルが暴走して失格、亀高自転車部がいきなり廃部。
・ユタがヨーロッパへ進出決定。
・監督自ら自転車で先導してテルを指導。
・石渡山は実業団レーサー牧瀬とではなく、ユタとの対決。

また、映画を観ていて疑問に感じる点が多々ありました。
【疑問点】
・50万円もする自転車を、将軍の母親は「そんなもの置いていきなさい」と言い放つ。(あのPanasonicのロードバイクは将軍個人のだよなぁ? 自転車部所有ってことはないよな)
・デーブやモアイがせいぜい1ヶ月くらい練習しただけで急成長。
・画鋲ばらまきテロのエピソードは同じだが、亀高以外のサポートカーが来ていなかった理由が不明。
・ユタの自転車にはディレイラートラブルが無かったにも関わらず、テルが追いつく。(追いつけた理由は? 驚異的な登坂能力?)
・山頂直前で永田桜が鳩村ではなくテルに声をかけて気合を入れたのは何故?

他にも、サポートカーに乗車していた自転車に乗れない自転車部員:教授が山を走って下って、デーブのホイールを受け取り、山を走って登ってテルに追いつき渡している点も謎です。
自転車に乗れないキャラで運動能力があるとは思えないのに、自転車をかついで走っているハンデがあるとは言え、鍛えているはずのテルに対して「下ってから登って追いつく」って、どんだけの体力・脚力かと。

鳩村と永田のエピソードは、入れようとして一部しか入らなかったのか、妙に中途半端。
山頂直前でのテルへの声かけは鳩村にも聞えたはず。
「明日、俺が勝ったら付き合ってくれ」と鳩村が永田に言ってOKをもらっていたのに、ゴール後「勝ったのは俺じゃない、亀高自転車部だ」と言ったのは、チームを思ってのことではなく、山頂手前で永田が鳩村ではなくテルに声援を送ったことで永田の気持ちを悟り、あの約束が無効だと言いたかったのかも知れない。(深読みし過ぎ?)
しかし永田がテルに惚れるポイントが見当たらない、テルってほとんど野生動物みたいなもんだし。(野良自転車バカという珍獣っつーか)
それ以前に個人的美意識から永田じゃ鳩村には釣り合わないと思って納得いかないのかも知れないけど。

ただ、原作と違う点があることはしょうがないと思ってます。
映画の時間枠に収める必要があるとか、マンガのように表現できない部分とか、ターゲットが読者層とは異なるとか、スポンサーの意向とか、色々理由があると思うので、なかなか原作通りに映画化するは難しいだろうしなぁ。

と譲歩した気持ちで、原作は考慮せずにこの映画単体ではどーよ? と考え直してみます。(なるべく好意的に評価する)
理不尽に見える部分などは「所詮マンガだから」と解釈して、広い心で見てあげよう。
※ここで言うマンガってのは原作が漫画という意味じゃなくて、「マンガみたいにファンタジックでご都合主義」という意味。



以下は映画「シャカリキ!」を色々な面でかなり好意的に解釈して、良い点を見出そうとした感想です。

自転車部が廃部になりそうな状況設定なので、普通はその廃部から救うためのストーリーになるはず。
ところがテルが暴走して失格となり、いきなり廃部になる展開。
通常なら主人公が巻き込まれ型のストーリーで、最初は嫌々やっていたのに段々ハマっていく、最後は皆で頑張って廃部から救う、というのが定番。
しかしなにせ主人公があのテルのせいか、イレギュラーな展開で序盤でもう廃部。
テルが巻き込まれたというより、皆がテルの巻き添えを喰った感じ。

廃部になってこれからどうなるんだろう、「次のレースで優勝したら部を復活させる」みたいな条件が出てくる展開?
と思ったら廃部になった後も自転車の練習を続けているテル…この展開はとても良かったかも、確かに自転車部が無くても自転車には乗れる。
部活動やインターハイなど関係なく、「好きだから自転車に乗ってる」というテルの気持ちがうまく表現されたエピソードになってる。

テル自身にとっては自転車部の復活などは考えておらず、ユタと勝負がしたいだけ。
本当は俺が坂で一番だとユタに認めさせるため、ユタに勝つことが目標。
テルにとっては本来、テル個人対ユタ個人のレース。
またテルからの挑戦状を受け、同様に(傲慢さから)チームメイトの力を借りず個人で戦おうとするユタ。

この個人で(独りで)走ろうとするテル(とユタ)に対して、チームで協力して走ることの良さ、大切さ、楽しさを教えようとしている由多比呂志監督。
これがイコールこの映画のテーマ。(なんだろう、きっと)
原田泰造の力の抜けた感じの演技は良い。

石渡山のレースの中で、チームのために自分を犠牲にして頑張るデイブ、モアイ、将軍、教授の姿を見て、気持ちが変化していくテル。
色々とマンガ的なレース展開があるが、それはご愛敬として、苦笑いしつつスルー。
3位でゴールしてもガッツポーズ、「負けた、でも気持ちエエ」と言うセリフで、自分個人ではなく亀高チームとしてユタに勝ったことを喜んでいるテル。
(ゴール直前までテルがチームに協力してた感は全く無くて、最後の最後に鳩村をアシストした形になっただけだが…それは原作でも同じだし)

そして監督(父)に「惜しかったな」「たいしたもんだろ、奴ら」と声をかけられ、悔しい顔を見せた後「まぁ、な」と応じて表情を緩め、この映画中で初めての笑顔を見せるユタ。
ずっと不気味な表情しっぱなしだったんで、一瞬だけどようやく見せたユタの笑顔のインパクトが強くて良い。
ユタにこの笑顔を出させるための石渡山レースだったのか、という感じ。

この笑顔は自嘲でもあり苦笑いでもあり失笑でもあり喜びでもある、と思う。(ここは更に好意的に深読みし過ぎながら解釈)
チームの力に頼らず独りで走ろうとした自分の愚かさへの自嘲。
負けたことの悔しさからの苦笑い。
父親が自分に教えようとしていたことに気付き、気付かなかった自分への自嘲と、不器用で教え方の下手な父親に対する失笑。
父親が自分を認めず、嫌い、疎んじてエースにしなかった…のではなかったことに気付いて、安堵した喜び。

といった諸々含めた笑顔って解釈しとくことにしました。
ユタがヨーロッパへ旅立つ前に、父親(監督)と気持ちが通じあえて良かったよ。



…さて、こんな風に好意的に解釈してみましたが、そうするとこの映画のキモは由多親子のドラマだったんだな。
自転車レースで、チームで協力して走ることの大切さを教えようとする父親と、自身の能力の高さ故に独力で戦おうとする息子。
主人公はテルのはずですが、あんまり感情移入する余地が無いので、振り返って考えてみるとテルは「亀高自転車部の監督・部員を発奮させる起爆剤の脇役」だったように感じます。
そーか、テルは主役じゃなかったのか、なるほど…まぁあのキャラは原作でも感情移入はできなかったしな、スゲーなこいつとは思うけど。

きっと本編に入らなかったシーンが多々あるせいか、所々で意味不明だったり説明不足だったりするので、中途半端感の強い映画ですが、(実は主役かも知れない)由多親子に注目して鑑賞すれば、それなりに楽しめるかも知れません。
原作を知っている人は原作のことは忘れ、自転車好きな人はリアリティにはこだわらずに観るようにすれば、許せなくて暴れたりせずに済むんじゃないかと思います。

冬の大工事(30)シェイクダウン後感想

2010-08-01 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)

(2010年4月中旬)
オーバーホール・フレーム再塗装・26インチ用サスペンションフォーク交換+フロントディスクブレーキ化という「冬の大工事」がようやく終わりました…ウカウカしてるうちに案の定春になったけど。
この作業に便乗してブレーキレバーやケーブル、リアVブレーキ周りも交換したり、バッシュガードを装着してフロントシングル化したり…あー、疲れた。
やっぱり一度に色々やるもんじゃないな、反省しよう。
色々失敗しつつも、とりあえず終わって良かった良かった。

…ってことで締めようと思ったんですが、よく考えたら終わったつもりになっただけで、ちゃんと乗れるかの確認がまだでした。
そーだよオイ、もし走り出した途端にバラバラになったら失敗なんだよ。
前後フレームの結合は、以前と同じ状態に復元したハズだから、きっと大丈夫。
リアサスもしっかり固定したし。(固定ボルトの錆を完全には除去できてない点が心残りだけど)
リアエンドとフロントサスペンションフォークへの前後ホイール装着は、クイックリリースレバーできっちり固定してる。
不安があるのはヘッドセット周りかなぁ、所詮は素人の作業だし、きっちり固定できてるんだろうかと心配。
でもリテーナーの向きはアレで合ってるハズだし、しっかりグリス塗り込んだし、コラムスペーサーを買い直して上からヘッドキャップでしっかしコラムを抑えて固定したから、きっと大丈夫…そう信じよう。
ブレーキ周りも、リア側は以前と同じVブレーキだし(交換したけど)、フロントのディスクブレーキも取扱説明書の通り調整できてるつもり。
室内でブレーキの効きを試す限りでは、ちゃんと制動してくれそうです。
色々チェックして「きっと大丈夫」と納得しようとしますが、やはり素人故の無知から何かやらかしてないか不安があります。
なのでいつもは被らないヘルメットをきっちり被って、「冬の大工事」後の試走(シェイクダウン)に出発します。
キッチリ固定できずに装着を断念していたサイドスタンドですが、スタンド無しは色々面倒そうなので、固定が緩いけど妥協してゴムシートの上から一応装着して行くことにします。

マンション自室から新生ハイユニ号を連れ出し、外に出てサドルに跨ります。
サドル高っ。
もうサドルに跨ったまま爪先が地面に着くことが決して無いくらいBB高が高くなってます。
以前はリアサスペンションを長くしたせいで、リアフレーム側が起きてBB高が上がってましたが、今回は26インチ用サスペンションフォークへの交換により前フレーム側も起きてしまいました。
前後とも「脚が長くなった」という感じなので、BB高がアップ…コーナリング中でも余裕でペダリングできそうですが、足着きの悪さが加速してます。
信号待ちなどで停車する際は、サドルから降りるしかない…いや、ココはスタンディングスティルを練習して習得すべきか。

フォークが長くなったせいでヘッド角が寝ましたが、以前リアサスを長くしたときに一旦ヘッド角が起きていたので、結果プラスマイナスゼロ…を期待したけど、オリジナルより若干(2度くらい?)寝た程度かな。
元々フレームの折りたたみ部分が地面と垂直でしたが、現在もほぼ垂直…若干上が後ろにズレてるかなという程度。
ホイールベースは後ろが近くなって前が遠くなって、やっぱりプラマイゼロかも。
ただし前後共に前方へズレたので、サドル位置は後ろに下がった感じ。
でも自分はヘタレのビビりでへっぴり腰のせいか、かなり後ろ乗り派なのでちょうど良い感じ。

ハンドルバー位置はサドルより多少低い位置になってます。
以前はロングシュレッドレスコンバーター+ステムハイライザーでコラム上に長く突き出してましたが、大工事後はかなり短くなり85mm程度になりました。
でもフォークが長くなってヘッドチューブ位置が上がったので、トータルでハンドルバー位置はほとんど変わらなかったようです。
BB~サドル間の長さは以前からベストポジションだったため変えられないので、サドルの角度をフラットになるよう調整しただけ。
ヘッド角が寝た分、ステムの角度が起きて、ステム先端の位置が上がったことも良かったみたいで、バランス的にちょうど良い感じに思えます。
まぁイイカンジになるんじゃない? とテキトーに考えてやった割にはうまく行ったんじゃなかろうか。

早速走り出してみますが、即座に「曲がらないっ!?」と感じてメチャメチャビビりました。
曲がらない、というより左右の切り返しの加重移動への追従が遅いという感じ。
バランスを取るための、無意識レベルに近い左右の切り返しの加重移動への反応が悪いため、スゲー不安になります。
左右に加重移動して、多少ハンドルを切ってるときに、意図したほど切り返せないため、ヤバいっと思ってハンドルを深く切ると、今度は(若干だけど)切れ過ぎて傾き過ぎる羽目に陥ります。

ホイールベースが長くなったせいか、重心が高くなったせいか、ヘッド角が寝た(小さくなった)せいか、フォークが長くなったせいか…色々な改悪を施してきたんで、その辺の組み合わせで生じた現象だろうなぁ。
以前リアサスを長いものに交換してから、ヘッド角が起きた(大きくなった)状態でしばらく乗っていたので、操作性が良い状態に慣れてしまったせいかな。
操作性が若干落ちたので、慣れるまでは不安だけど、きっと直進安定性は良くなったハズ…いや、でも重心が高くなってるから、そんなに良くはなって無いか。

自分で組み上げただけあって、走行中にバラバラにならないか不安いっぱいで走り始めたので、最初はビビリつつ恐る恐るゆっくり走ってました。
低速だから余計に操作性の低下を感じたのかも。
前後共にブレーキがしっかり効くことを確認できて、少しずつスピードを上げて試していきます。
それにしてもサスペンションフォークがソフト過ぎるな…ディスクブレーキで制動するだけで、かなり沈み込みます。
フツーにフラットな舗装路走っててブレーキングしただけなんだがなぁ、そんなに吸収してくれなくても良いのに。
走行中のロスも多そうな気がするので、調整してもっと硬くしておこう。

5kmほど走り回って確認してきましたが、フレームがバラバラになることはなく、フレームにもブレーキにも不安を感じることが無かったので、大丈夫のようです。
今後は交換したワイヤーの初期伸び分、リアディレイラーの変速、サスペンションフォークのサグあたりを調整していかないと。
一応、これで冬の大工事は無事に完了です。

しかし大工事後のハイユニ号を眺めていて気になった点があります。
…あれ? やり過ぎじゃない? やっちまった?
サスペンションフォークを26インチ用に交換して、以前から構想していた通りの念願のスタイルに組み上げた訳ですが…冷静に見ると、何というか「やり過ぎ」感がある気がします。
いつもWeb上を徘徊して他のミニベロカスタマーの作品を参考にしていますが、ときどき自分的には「いや、コレはやり過ぎでは?」と感じることがあります。
ちょっとバランス崩し過ぎでは?とか、色々着け過ぎててゴテゴテし過ぎとか…それはハイユニ号の過去のカスタム状態を見返してるときにも自分で感じてたりしますが。

冬の大工事後のハイユニ後を見ていて、その感覚がまた蘇ってきました。
しまった、コレは我ながらやり過ぎだったか。
もうミニベロの可愛らしさが全然無いような気がする…それは他の人にとっては最初から全然無かったかも知れないけど。
目指していたのは「MTBルックなミニベロ」だったのに、「タイヤが小さい変な安っぽいMTB」になってしまってるような気がする。
うーん、失敗だったかなぁ…でも、もう元には戻れない。
きっと目が変化に慣れてないから違和感があるだけに違いない、そう信じたい。
この姿のハイユニ号をしばらく見てたら、そのうち慣れると思うので、早く自分の脳を騙して納得させようと思います。