OZ.

Opened Zipper

451ホイール化の正当性

2010-08-25 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
ハイユニ号の今後のカスタム計画ですが、冬の大工事で比較的大きな野望は達成しているので、残作業としては9速化とホワイトタイヤ化くらい。
既にパーツは全て調達済みで、それが完了すれば念願の「ハイユニ号のMTBルック化」が(自分的に)完了となる予定です。
しかし以前書いたように451ホイール構想なんてことを思いついてしまい、自作振れ取り台を作って451ホイールを自力で組んで、細身の高圧スリックタイヤを履かせて、「クロスバイクルック化」しようかなんて(必要もないのに)考えています。

451ホイール化の際に障害になりそうな点は、リア側でのタイヤとフレームの干渉でした。
左右のチェーンステーの接合部手前でブリッジになっているアーチ板とタイヤの間隔が15mmくらいなので、406ホイールから451ホイール化するとタイヤが当たるんじゃないかと心配。
なのでリアエンドのオフセットを解消して、エンド位置を後方に戻す作戦でしたが、フロントシングル化でアウターチェーンリングをミドル位置へ移動したところ、エンド位置が後方最奥ではチェーンがステーと干渉することが発覚。
結局リアエンド位置を少し前にオフセットせざるを得なかったのでした。

リアエンド位置が調整できなかったので、451ホイール化は難しいかなーと、ハイユニ号を見ながら考えていました。
いやしかし、451ホイール化後は、今のように太いタイヤではなく、細身のタイヤにする予定です。
細身になればタイヤの高さも減るので、外径はそんなに大きく変わらないのでは?
今のタイヤTIOGA POWER BLOCKは20×1.95で「49-406」、451タイヤを調べてみると、20×1-1/8で「28-451」などがあるようです。

タイヤ外径は「ホイールサイズ+(タイヤ幅×2)」で計算するそうです…タイヤは丸いからタイヤ高≒タイヤ幅だ! という大雑把な前提で「本当かよ」といつも疑問に思いつつこの計算式を使ってます。
信用しないんだったら、ちゃんとスケールで計測すれば良いんですが、それは面倒なのでやらないのでした。

49-406なら406+(49×2)=504mm。
28-451なら451+(28×2)=507mm。
ってアレッ!? 451ホイール化しても外径が3mmしか変わらない?

ってことは451ホイール化してもリアフレーム内に余裕で収まるので、それは朗報…じゃない気がするぞ。
そもそも451ホイール化の目的は最高速向上策であって、フロントのチェーンリング大径化を断念した代わりにタイヤ外径を大きくしようという作戦だったはず。

451ホイール化しても外径がほぼ変わらないんだったら、何も改善してないも同然では?
フロント側はディスクブレーキだから全然問題ないけど、リア側は700cトランスファーを使って無理矢理Vブレーキをオフセットする構想なので、制動性能低下の心配があるから、ただの改悪か。
ハイユニ号のカスタムで改悪はいつものことですが、451ホイール化は意味が無いような気がしてきました。
改善と言い張れそうな点としては…ロスが少ない細身のタイヤに交換しつつも、外径が小さくならないってことかな。
うーん、そーか、それだけか。

果たしてそれだけのために451ホイール化する価値があるのかどうか疑問に感じてきましたが、ホイールを自力で組むスキルは習得しておきたいんだよなぁ。
それに例え外径が全く同じだったとしても、軸からより外にホイールの重心が寄って細身の高圧タイヤになるだけでも、乗ってみたらかなり違うんじゃない?って気もするんだけど…とりあえず試してみるべき?
ダメだったら元のホイールに戻せば良いんだしなぁ。

451ホイール化の正当性について、もう少し悩んでみます。