OZ.

Opened Zipper

雨は降らない、クラゲは居ない

2005-06-30 22:06:30 | Opened Zipper
地元では今年、かなりの空梅雨で、入梅してからもほとんど雨が降ってません。
まるで雨が降る気がしない。

今回1週間出張するときも、まるで雨が降る気がしない勢いだったので、荷物を少しでも減らそうと傘は持たずに来ました。
今朝ビジネスホテルで目を覚ますと、外から雨音が。
まさか!?
そのまさかの雨でした。

若い頃は、皆で遊ぶ企画(バーベキューとか海水浴とか)をしたときに「雨が降ったらどうする?」と言われても「雨は降らねえ」と言い切ってました。
実際、滅多に雨は降らなかったし、例え多少雨が降ってても「こんなの雨じゃねえ」と言い切ってました。
今考えると明らかに若気の至りだったんですが、強気に行けばそれなりに何とかなるもんでした。

類似品として、お盆過ぎに海水浴へ行くときに「クラゲは出ねえ」ってのもありましたね。
チクチク刺されてるんだけど、「あれはナタデココだ」と言い張ったりとか。

さて、そんな若さもすっかり失ってしまった現在。
普段はちゃんと天気予報を気にして傘を持つかどうか決めてますが、今回の出張では空梅雨に慣れきって傘を持たず、起き抜けから呆然とする羽目に。
そして今回泊まったホテルから地下鉄の駅入り口までは徒歩5分程度。
途中のコンビニまでも3分程度で、途中に雨を避けられる場所はなく、ちょっと濡れずに行ける距離じゃない。

ホテルを出るまでに雨が上がらないものかと期待してギリギリまで粘りましたが、タイムアップになり外へ出ます。
うーん、雨だ、小雨と言うには無理があるフツーの雨だ。

しかし雨に負けるのも悔しいので、走らずに歩いて行きました。
久々に強気に行ってみるかと。
俺は傘を忘れたんじゃない、傘なんて要らない男なんだ、雨に濡れても平気なんだ。

しかしホテルを出てすぐにシャツもパンツも雨に濡れていき、駅まで強情を張り続けることをあっさり断念。
コンビニに飛び込んですぐ折り畳み傘を買いました。
幸い、電車に乗ってる間(乗り継ぎ1回で地下鉄3駅)にすぐシャツもパンツも乾いてくれたので、支障なかったのが救いです。
やっぱもう若くないんだなぁ、と妙なところで納得した朝でした。


奇遇のパンツプレッサー

2005-06-29 23:49:33 | Opened Zipper
月~金と出張ですが、荷物を極力減らすためパンツは1本で通してます。

今は会社も、出張先のお客さんのところもクールビズやってるんで、上着とネクタイは不要。
とりあえずパンツは履いていくんで、荷物は下着や靴下やシャツ程度。
仕事の都合上ノートパソコンは持参しますが、かなり荷物は少なめに抑えられたと思います。

しかし当然、パンツはヨレヨレになってくる訳なので、最終日はどれだけくちゃくちゃになってることか。
なので事前に調査して、パンツプレッサーを借りられるビジネスホテルを選んだのです。

チェックインした初日にまず借りようとすると、全て出払っていたため借りられなかったんですが、2日目に早目に退社してホテルへ戻り貸してもらいました。
フロントの兄ちゃんが持ってきてくれたのはガラスのバサラ。
おっとコレは自宅にあるものと同じです。
ご丁寧に色まで一緒。(写真は自宅の方のバサラ)
奇遇だなーと思いつつ借りてきました。

ホテルで借りるとプレッサーによっては熱くなり過ぎてテカテカになってしまうのもあるし、自宅で使ってるガラスタイプじゃないとしくじって皺がよりそうで、ちょっと不安がありました。
しかし勝手知ったるガラスのバサラだったお陰で手早く完璧セッティング、翌朝完璧プレスで幸せな気持ちに。

部屋も新しくてキレイだし、設備も整ってるんで、このホテル気に入りました。
また来月末頃に1週間程度出張があるんで、そのときもココを使おうと決意しました。

…意気込んで書くほど、大した決意じゃなかったな。

笑顔に救われる寂しん坊

2005-06-28 23:51:58 | Opened Zipper
今週は月~金で東京出張、夜は独り寂しくホテルで過ごしてます。

コンビニで買った弁当食べてビール飲んでTV見て、風呂に入りながら読書して、ゆっくりインターネットして今度買うTVパソコンを物色して…あれ?
もしかして、嫁さんと息子と仔犬に邪魔されない時間をのんびり楽しんじゃってる?>自分

などと自分でも疑問に思いつつも、やっぱり寂しいのは寂しいのです。
大学の頃は4年間学生寮生活。
卒業後は地元(実家)に戻って就職し、一時期東京へ転勤してたときも会社の寮で先輩・後輩と4人暮らし
でした。
結婚してからは当然嫁さんと住んでいた訳で、一度も一人暮らしっつーのをやったことが無いんですね。

料理も家事も一通り自分でできるし、独りで生きていく能力は絶対にあると思うし、群れるよりも孤独を好む性質です。
しかし本当に独りで暮らすことになったら、寂しくて死んでしまうかも知れない。
ってことは無いだろうけど、かなりツラいような気がします。

などと考えていたら本当に寂しくなってきたので、嫁さんにメールして皆の様子を訊き、写真を送ってくれいと頼みました。
そして返ってきたのがこの写真。
息子タイトと仔犬ゆにの写真なんですが、珍しくタイトがとても良い笑顔で写ってます。
誰に教えられたのか分からない無意味なポーズをよくとるヤツなんですが、この写真はナチュラルにとびきりの笑顔。

その反面、ゆにが迷惑そうな表情なのが気になりますが、元気そうで良かったよ。

破線のマリス

2005-06-27 23:54:33 | 読書
今日6/27(月)から7/1(金)まで東京へ出張するので、土曜日の夕方の通院リハビリの帰りに、移動時のヒマつぶし用の本を書店で物色しました。
悩んだ末に選んだのは、大沢在昌「心では重すぎる」上下巻と野沢尚「破線のマリス」。
そのとき読みかけだった藤原伊織「雪が降る」はすぐ読み終えそうだったけど、もう1冊未読の殊能将之「ハサミ男」もあることだし、とりあえず往路は大丈夫かなと。
復路用の本は帰りに現地調達ってことで。

で、まずは「破線のマリス」から読んでみました。
前夜は録画番組の消化と真夜中の仔犬のトイレの後始末などに追われて寝不足だったため、大分空港行きのバスの中で猛烈な睡魔に襲われあまり読書が進みませんでしたが、コレだけは読み終えたので。


書名:破線のマリス
著者:野沢尚
出版:2000年07月 講談社(講談社文庫)
ISBN:4062649071
価格:650(税込)


野沢尚の作品を読むのは初めてです。
予備知識としては黒木瞳で映画化されてたっけなっつーのと、福井晴敏「川の深さは」に勝って乱歩賞を獲ったっつーことだけ。
福井晴敏の「川の深さは」「TWELVE Y.O.」「亡国のイージス」のシリーズはかなり好きなので、「破線のマリス」がどれほどのもんなのかと確認する意味もあって選んでみました。
ちなみに「終戦のローレライ」も面白いのは面白かったんだけど、ダイスのシリーズの方が好きですね。

さて破線のマリス。
TV局の報道番組の映像編集担当の女性が主人公。
独断で映像を編集し暴走気味だが、彼女が作り出す映像は評判が良く、番組視聴率で実績をあげており、彼女が作った映像によって疑惑のあった人物が自白する結果になるなどの功績もあって、上層部も黙認している状態。
その彼女へ郵政省の人間が内部告発としてある映像を納めたビデオを提供する。
そこには最近、ビルから転落して死亡した弁護士を尾行する男の姿が写されていた。
主人公はその提供映像を使って報道番組の特集コーナーの映像を編集し、大きな反響を得るが…

読みながら思ったのは、期待した方向と違う方へ話が進んでいくなぁということ。
いやてっきり主題は郵政省の男の話の方だと思ってたんですが、そっちのオッサンの話ばっかりかいって感じで。
主人公の女性はこれっぽっちも感情移入できないタイプ、まず子供より仕事っつーのが理解できんし。(許せねぇ)
ミステリーっつーか、結局謎は解き明かしてないまま終わるんでミステリーでもないし、ビデオを誰が撮ってたのかも分かってたし、何だろう、何を言いたいんだろうという感じ。
TVでヤラセとか恣意的な映像を流す行為について批判し警鐘を鳴らすっつーことがテーマのドラマ?

何だか最後まで肝心な点がほったらかしにされたまま終わったという印象でした。
オッサンの不気味さ加減も、告発ビデオかまたはあの盗み撮りビデオの撮影に関わってたりすればインパクトあったんですが、単にキレやすいだけのオッサンレベルだったし。

という訳で、個人的な感想としての結論は「イマイチ」でした。
自分には合わないタイプの小説だったようです、残念。
決して福井晴敏を擁護するために、こっちを否定してる訳じゃないと思うんですが…。

さぁ、次は「ハサミ男」行ってみよう。

もう犬臭くない家

2005-06-26 17:52:20 | 愛犬ユニ(uni)
先日の「犬臭い家」で書いたように、ゴールデン・レトリーバーの仔犬ゆにの臭いと闘っています。
闘ってるっつっても拭けるだけ拭いて、あとは我慢してるだけなんですが、ほぼノーガード戦法なんでやられまくりです。

市販のシャンプーは洗って乾くまでの時間が長いので、まだ仔犬のゆにには無理と言われています。(業務用はすぐ乾くんだそうな)
嫁さんが週明けにペットショップへ連れて行ってシャンプーしてくると言ってますが、今週末を耐えられる気がまるでしません。

このままではいかん。
このままではゆにを可愛い犬として愛情を注ぐどころか、臭い犬として憎悪の対象になってしまう。
と、何とかせねばならんぞと切羽詰った気持ちになったのが土曜日の午後。(炎天下に無駄に散歩してきた後ですな)
そこでペット用品の店へ行って消臭グッズを探すことにします。

以前、ゆにが家に来る前に買い物したときは、一応スプレー式の消臭剤を買いました。
しかしここまでゆに自身が臭うとは想定してなかったので、他の消臭グッズは真面目に見てなかったのです。
ある程度ニッチな需要でも供給者が存在するこの世の中、愛犬の臭いに困る飼い主も少なからず居るはず。
なので、きっと何か便利な消臭グッズがあるに違いない。

ペットのお手入れ関連コーナーへ行ってみるとあります、あります、たっぷりあります、消臭グッズ。
こんなにあったんだっけ~と思いつつ、我が家で必要と思われるものを探します。

まずは据え置きの消臭剤。
無香タイプが良いかと思ったんですが、嫁さんに却下され森林の香りタイプに。(後にこの選択は失敗と判明)

そして次はペットの全身を拭くためのシート。
巨大なウエットティッシュみたいなもんでしょうか…シャンプーできない老犬や仔犬でもOKとあるので、今のゆにに必要なものはまさにコレ。
何種類かありましたが、緑茶カテキン成分の含まれたタイプを選択。

最期はペット自身にスプレーする消臭剤。
これでゆにが自分のウンチを踏みたくっても、ピンポイントで足の裏へスプレーしてやれば良いでしょう。

買い物から帰ってきて、早速ゆにをシートで拭いてやります。
拭いてると泡立ってきて、とても「臭いと汚れを落としているんだぞ感」があります。
拭き終わってみるとゆにの毛の手触りも良く、臭いもしません…完璧に期待通りの効果がありました。
これで抵抗感なく、ゆにと触れ合うことができます。

唯一、失敗だったのは据え置きタイプの消臭剤。
最初はゆにから比較的近い場所に置いていたんですが、森林の香りが強過ぎてそっちの臭いに耐え切れず、玄関の方へ追いやられることに。
やはり無香タイプにすべきだったね、と口に出して言うと嫁さんに刺されるかも知れないので、心の中でそっとつぶやきます。

コレで犬臭い家ではなくなったと思うんですが、今は玄関開けると森林臭い家になってます。


灼熱の散歩道を進む父子

2005-06-25 17:50:54 | Opened Zipper
土曜日の昼前、今日も天気が良くジリジリと暑くなってきています。
来週の月曜~金曜に東京出張のため、クリーニングに出しているシャツを取りにいかねばなりません。
嫁さんは家事もろもろで忙しそうなので、2歳の息子タイトとの散歩がてら2人でクリーニング屋へ行くことに。

昼はどうする? と嫁さんに聞くと「ほか弁のカツ丼が食べたい気分」と言います。
まぁ一週間タイトと仔犬ゆにの世話で疲れたろうし、たまにはほか弁でも良かろうということで、クリーニング屋の帰りにほか弁へ寄って買って帰ることにします。

外は暑そうだからまずタイトにお茶を飲ませ、帽子を被らせて家を出ます。
家を出るときに、玄関に置かれた三輪車が目に入ります。
「タイト、三輪車乗ってく?」
「うん」
そーかそーか、三輪車で行くかと思いつつ出発。

家を出てクリーニング屋へのルートを進みますが、タイトはまだマトモに三輪車をペダルでこぐことができず、地面を蹴って進んでいます。
嫁さんによるとサボってるだけで本当はペダルでこげるらしいんですが、ペダルに足を乗せさせてもちゃんと進みません。
しょうがないのでタラタラ進んでいきますが、この日大分は最高気温が31度に達した真夏日でした。
暑い。

このままではタイトも辛かろうということで、父ちゃんターボで後押ししながらクリーニング屋へ。
出していたシャツ4枚を受け取り、先週分のシャツ4枚をまた頼んでおきます。
クリーニング屋のオバ様に「今日はお父さんと一緒なの? 良いねー」と言われ「良いよー」と答えるタイト。
最近、タイトは「○○ねー」と言われると「○○よー」と答えます。
「タイト、すごいねー」と言われると「すごいよー」と答えるので、いつも自画自賛です。

クリーニング屋を出てほか弁へ。
ここからが死のロードの始まりでした。
行けども行けどもほか弁に辿り着きません。

ほぼ正午のため太陽は真上にあり、歩道にはほとんど日陰がない状態。
タイトの三輪車は遅過ぎるので、業を煮やして歩かせることにしました。
片手に三輪車とクリーニングのシャツを入れたバッグを抱え、もう片手でタイトと手をつないで歩きます。

まだか、ほか弁はまだか。
途中、タイトが心配になったので自動販売機でジュース(Qoo)を買って飲ませます。
タイトはまだ元気いっぱいで、「ク~…」とCMのマネをして笑いながらQooを飲んでます。

おかしいな~、ほか弁ってこんなに遠かったっけ?
でもそんなに遠かったら、クリーニング屋経由でほか弁行くって話になった時点で嫁さんが止めると思うんだけど。
もう少しで着くに違いないと信じて、再度出発します。
しかし元気だったタイトもだんだん歩き疲れたようで、ついに「とーちゃん、だっこ」とギブアップ。

灼熱の真夏日、炎天下の正午。
胸に抱いたタイトを片腕で支え、もう片腕には三輪車とクニーニングバック。
歩けども歩けども現れない弁当屋。
何だか「私は愚か者です」という看板持ったまま砂漠で遭難したような気分になりつつ、歩き続けます。

ようやくほか弁の看板が目に入ってきました。
着いた~。
店内は冷房が効いてて涼しいです。
嫁さんに頼まれた弁当と自分の弁当を注文し(タイトは親の弁当からのおすそ分けだけで足りるので)、店の隅の椅子に腰掛けて弁当ができるのを待ちます。
タイトも元気にQooを飲み、弁当を受け取るときにお店の人やお客さんたちに愛想をふりまき、店を出ます。

さあ、もうひと踏ん張りだ。
また三輪車に乗ろうとするタイトを説得して抱きかかえ、家を目指します。
車でなら5分の距離なのに、灼熱の中、両腕にタイトと三輪車とバッグに増えた弁当もかかえて歩くと絶望的に遠い距離に感じられます。
途中、風でタイトの被っていた帽子が飛ばされ転がって行きますが、追いかけても追いかけても転がり続けたときはまさに地獄に落とされた気分でした。

やっと家に帰り着いて、遠かったよーと嫁さんに言うと「歩いたの? それは遠いわ」「クリーニング屋から帰ってから車で弁当買いに行くと思ってた」とのこと。
ひー。

という訳で、弁当屋の位置と距離感がよく把握できてなかったばっかりに、無駄に疲れた土曜日の昼でした。
まぁ運動できてダイエットになったと思えば良いか。
タイトが大丈夫か心配でしたが、ちょっと疲れてたけど元気にご飯を食べてたんで平気なようでした。
もし帽子を忘れてたら大変なことになってたな、きっと。

夏の間は、タイトと散歩に行くのは夕方になってからにしようと決意しました。


フレンズ#13 おなかのベビーはどっち ?

2005-06-24 18:21:35 | ドラマ・フレンズ

邦題:おなかのベビーはどっち?
原題:The One With the Dozen Lasagnas
   (1ダースのラザニアの話)


■ストーリー

チャンドラーとジョーイの部屋のテーブルの脚が折れて壊れてしまう。
元々チャンドラーのテーブルだからチャンドラーが買うべきだとジョーイは言うが、壊したのはテーブルの上でイケナいことをしてしまったジョーイだからジョーイが弁償すべきだとチャンドラーは言い、平行線でらちが開かない。
家具屋で迷った挙句、結局買ったのはサッカーゲーム台だった。
さっそく遊び始めるが、モニカが異常にこのゲームが強く、チャンドラーとジョーイはボロボロに負かされ続ける。

レイチェルはパウロと旅行へ行くことになっていて、とても楽しみにしている。
そんなときフィービーが働いているマッサージ店にパウロが客としてやってきたが、パウロはフィービーにマッサージされている最中にフィービーに手を出してきた。
フィービーは皆(特にロス)に勧められ、パウロのことをレイチェルに話そうとする。
しかしパウロとの旅行を楽しみにしているレイチェルになかなか言い出せない。

モニカは伯母から頼まれたのでチキンの入ったラザニアを1ダース作る。
しかし「ベジタリアンなので肉を入れられたら困る」と後から言われご立腹。
仕方ないのでたくさん作ったラザニアを、ロスの元妻キャロルやパウロなど、皆におすそ分けしていく。

元妻キャロルのお腹の子供の性別が分かったそうだが、ロスは産まれるまで知りたくないと言って聞こうとしない。
しかし伯母となるモニカが子供の性別を聞き、更に皆にも話したので、知らないのはロスだけに。

■感想

やっとレイチェルがパウロと別れることになって、ロスにチャンスが回って来たかと思ったら、傷ついたレイチェルはもう男なんか要らないと…
しかし見ていた感じでは、レイチェルはパウロに一時的に発情していただけで、そんなに傷つくほど気持ちまであったようには見えなかったんですが。
後のエピソードで「ケダモノのようなセックスだけだった」と言ってたし。

今回はロスが面白かったかなと思います。
モニカから預かったラザニアをキャロルへ渡した際にスーザンがベジタリアンと聞かされたんだけど、何せ妻を寝取った憎い女だからあえて肉が入ってることは隠してそのまま渡すところとか。
あとレイチェルに振られ出て行くパウロに「皆を代表してお別れの言葉を言わせてもらうよ」と言いながら、無言でパウロを追い出してドアを閉めてしまうところも好きです

それにしてもモニカ、サッカーゲームが異常に強いのは何故なんだろう。
若い頃は運動できる体型じゃなかったから、こういうインドアゲームばっかりやってたのかな?

モニカが12個も作ったのに無駄になった原題のラザニアですが、結局何個配ったんだっけ?
キャロルとパウロ以外は皆で食べたんでしょうか?
ジョーイが食べまくったのかな? 何と言っても「俺たちは食う!」トリビアーニだから。


犬臭い家

2005-06-23 13:05:15 | 愛犬ユニ(uni)
我が家にゴールデン・レトリーバーの仔犬、ゆにが来てから10日が経ちました。

初日の食欲旺盛っぷりが2日目からトーンダウンし、妙に小食になったので心配しましたが、次第に食べるフードの量が増えてきたのでどうやら大丈夫っぽいです。
遊び場兼トイレのケージとハウスとしてのクレートと出入口を直結し、自由にトイレさせてますが、ゆにはハウス内は一切汚さず、必ずケージのところでトイレしてます。
ハウスよりもケージの中に居る時間が長いからかも知れませんが、ハウスにもそこそこ入って寝ているんで、自分なりにトイレ場所を認識したんだと思います。
もうちょっと成長してトイレの間隔が長くなってきたら、ケージとクレートを離していこうと思ってます。

最初困ったのは、ゆにが水を撥ね散らかしてしまうこと。
フード用と水用の2つのくぼみのあるタイプのボウルを置いてたんですが、ゆにが水を撥ね散らかしたり、脚を水に入れてしまって濡れたまま歩き回るせいで、トイレシートがすぐダメになってしまいました。
こりゃいかんと耐え切れなくなり、急遽給水ボトルを買ってきて取り付けました。
ゆにもすぐに給水ボトルに慣れて飲みだしたので、一安心。
でも少しずつしか出ないのが物足りないようなんで、たまにボウルに水を入れてガブ飲みさせてやったりしてます。

最近ちょっと心配しているのは食糞です。
ゆには結構、食べてしまうんです…異常じゃないって分かってても、気持ち悪いんで何とか止めさせたい。
しかし真夜中に寝てるときにウンチして、そのうち食べてしまうんですよね。
ニオイで気が付いて目を覚ましても、見ると食べた形跡があったり、ヒドい場合は食べきってたりするし。
かといって叱るとウンチが悪いことと思って我慢するようになるので、叱る訳にもいかない。
ウンチしたらすぐに片付けるしかないんですが、まだトイレの間隔が短くて対応しきれないんで、ゆにの成長を待つしかないのかな。

この頃の悩みは臭いでしょうか…いやー、犬臭いです我が家。
玄関のドアを開けて入った瞬間から犬臭い。
ケージとクレートは自分たちの寝室として使っている和室に置かれていて、夜は布団のすぐそば状態ですが、寝ている間も犬臭い。
犬は好きなんですけど、さすがにこれはキビしいものがあります。
消臭・除菌スプレーもマメにかけてる、ケージやクレートも掃除してるし、ゆにの脚も拭いてやってるけど、やっぱり臭い。
ゆに本体を綺麗にするしかないんでしょうか…ショップへ連れてってシャンプーしてもらうしかないのかな~?
(まだ素人はシャンプーしちゃいかん時期だと言われたので)

最大の問題は嫁さんの寝不足だったりしますが、これは頑張ってもらうしかない。
そんなこんなで色々な苦労をしてますが、コロコロに太ったゆにが元気に家の中を走り回る姿はやっぱり可愛い。
テローンとして頼りな気だった最初の頃と比べると、今では顔が気持ち長くなって少しずつ犬らしくなってきてます。
次第に体重も増えて順調に成長してるようです。
ぬいぐるみのように可愛い時期はあと少しなので、今のうちに可愛い姿をたくさん見て記憶しておこうと思ってます。

そのためにも臭いをなんとかせねば…今のままではゆにの小さい頃の記憶は「臭かった」だけになってしまう。


半落ち

2005-06-22 18:44:59 | 映画
昨夜ちょっと仕事のストレスも溜まっていたので息抜きにと、24時頃から映画を観る事に。

まずレコーダーのHDD空き容量が40分程度しか無くなっていたので、不要な録画をバシバシ削除。
再度観ようとして録ってたCASSHERNも消しちゃった…これで当分見ることは無いな。

いくつか候補があって迷いましたが、前に嫁さんが観て誉めていた「半落ち」を観ることに。
横山秀夫の作品はいくつか読んでますが、半落ちは未読です。


題名:半落ち
時間:121分
監督:佐々部清
原作:横山秀夫
出演:
 寺尾聰 (犯人:梶聡一郎)
 柴田恭兵 (刑事:志木)
 伊原剛志 (検事:佐瀬)
 鶴田真由 (新聞記者:中尾)
 原田美枝子 (梶の妻:啓子)
 樹木希林 (啓子の姉)
 國村隼 (弁護士:植村)
 吉岡秀隆 (裁判官:藤林)

■ストーリー

警察官の梶が「3日前に妻を殺した」と自首してくる。
志木の取調べに対し、アルツハイマーで苦しむ妻に殺してくれと頼まれてやったと供述する。
しかし殺害後の2日間、何をしていたかは決して話そうとしない。
志木は梶の2日間の行動を訊き出そうとするが、病苦による嘱託殺人として事件を終わらせたい県警幹部の圧力がかかる。
梶のコートのポケットから歌舞伎町の風俗店のティッシュが見つかり、また殺害翌朝に駅のホームで梶の目撃情報が入る。
梶には東京に女がいるのではないかとの推測がなされ、痴情絡みの殺人の可能性も出てきた。
梶宅の捜索で志木は鴨居にロープ跡を発見し、梶が自殺しようとしていたことが判明する。
何故、梶は死を選ばなかったのか。
2日の間、梶は何をしていたのか。

■感想

映画の終盤、ボロボロにされました…涙流しまくりで鼻タレまくりになりました。
ここから遠慮なくネタバレしまくりますので、以下は映画を観終えたか原作を読み終えた方のみどうぞ。

初っ端に柴田恭平がカッコつけて出てきてしかも刑事役なので、「おいおい、あぶない刑事かよ」と思いながら観始めました。
彼の演技は気取ってるかチャラチャラしてるかみたいなのしか知らなかったんですが、ちゃんとフツーの演技ができる人だったんですね。(失礼な)

最初はあんまり映像が綺麗に見えなくて、ちょい力の入った2時間ドラマレベルかなと思ってましたが、どんどん引き込まれてきます。
警察組織内部の話とか、裁判官の話、地方新聞の記者の話など、色んなシーンで自分が知っている横山秀夫の他の小説のデジャ・ヴュを感じつつ、観ていました。
面白いなと思ったのは俳優の顔に寄って行くときのカメラの動き。
スーっと寄るんじゃなくてジワジワと、しかも時々カクッとブレつつ寄っていくんですが、何か観ている側の不安感を微妙に高めてくれて良かったです。

上層部から圧力(っつーかほぼ脅迫)をかけられる刑事、調書捏造に気付き県警と対立する検事、事件を追い続ける新聞記者、山師かと思ったら意外に真面目な弁護士、アルツハイマーの父の介護に疲弊した判事。
皆がそれぞれの立場で、何があったのかを考え調べ、次第に少しずつ事実が明らかになっていきます。
白血病で息子を失った悲しみ、アルツハイマーを発病し次第に壊れていく妻。
骨髄移植のドナー登録、妻の日記、歌舞伎町で一番小さなラーメン屋。
しまった、今書いてるだけで涙が出てきた。

この映画、各登場人物の人間もよく描けているし、俳優達の演技も良かったですが、特にスゲーなと思ったのは樹木希林でした。
最近どうもコミカルな動きしか見たことが無い気がしたので、壊れてしまった妹を救えなかった、壊れかけた姉の演技がものすごく良くて、ぶあぁーっと涙が噴き出す羽目に。

妻がアルツハイマーのせいで、息子を失ったことさえも忘れてしまう悲しさも辛い。
元裁判官の父がアルツハイマーでボケきって訳分からん状態になっている裁判官の心情も辛い。
魂が壊れてしまったら人間ではないのか。
確かに誰かが決められることじゃないんだけど、自分自身はもしボケきって回復の見込みが無いのであれば、もう死なせて欲しいと思ってます。
しかし自分の家族がボケてしまったとき、自分がどこまでできるのかと考えると空恐ろしく不安になります。
色々と考えさせられる映画でした。
結局寝たのは午前3時前でしたが、寝不足になっても観る価値のある映画でした。

ところで自分も骨髄移植のドナー登録をしてます。
この映画を観て、ドナー登録してくれる人が少しでも増えたら良いんですが。
献血程度の手間だし、「いつか誰かの命を救えるかも知れない」という自己満足を得られるっつーナイスな特典があるんですが、ひとつどーですか。

映画がとても良かったんで、原作も読もうと思ってます。
まだ文庫化されてないんだっけ?
文庫しか買わない主義(というか貧乏)なので、文庫化をじりじりと待つことにします。

慌てて筋トレに励む理由

2005-06-21 13:09:15 | Opened Zipper
昨夜、23時頃から筋力トレーニグを開始しました。
いつもは木曜夜と日曜夜にやるんですが、日曜日は休日出勤で21時まで仕事をしてかなり疲れていたのでサボってたんです。
なので1日遅れで月曜の夜に。

筋トレは以前書いたように主に腰痛対策のリハビリの一環なんですが、今回のは別の目的もあります。
急遽、腹の引き締めが必要になったのです。

自分の体重はあまり大きく変動することはなくて、64kg~66kg前後を推移します。
身長は自分らの世代では平均的な173cmなので、標準的な体重だと思ってます。
今は夏物のスーツを3着ローテーションしてますが、昨日来ていたのは一番細身のものでした。
そのスーツは比較的痩せていた時期に作ったので、他のものよりは少し細身なのです。
そのスーツのパンツのウエストが、昨日はとてもキツく感じられたのです。
…腹が出てきた?

自分はデニムの場合、ウエスト30インチを選ぶことになります。
若い頃の29インチはもう履けませんが、31インチでは大き過ぎるという程度。
腰周りに若干の蓄えはあるんですが、何とか腹筋が見える程度には保っているつもりでした。
しかし最近リハビリ以外で運動不足気味なのがたたったか、腰周りの蓄えが増えてきたような気がしていました。

昨日のスーツのパンツのウエストのキツさは、その事実を歴然と証明していたのです。
いかん、これはいかん。
こんなウエストを自分は許すことができない。

という訳で、その前日にサボッた筋トレを慌ててやり始めたのでした。
BGVとしてDVD-R化したジョーイを見返してたら第4エピソードまで見切ってしまいました…終わったのは結局1時過ぎ。

だらだらやってるんで、一通りメニューをこなすのにどうしても2時間かかってしまいます。
でもおかげで、16歳で産んだ息子マイケルが今20歳だからジーナは今36歳だとか、ジョーイは5年後に40歳だから今は35歳、そーかジーナの1つ下の弟だったのか、などと色々確認できて良かったんですが。

腹の引き締めだけでなく脂肪を燃焼させたいので、できれば筋トレだけでなく有酸素運動を長時間やりたいです。
しかしステッパーコントローラーは箱に仕舞っちゃったし、マーシャルビートコントローラーは1個マトモに反応しなくて面白くない状態。
なので何か運動系ゲームをまた物色しないといかんですね。
何か面白いヤツ、出てないんだっけな。


ジョーイ#7 ジョーイのルックス保険

2005-06-20 19:32:11 | ドラマ・ジョーイ

邦題:ジョーイのルックス保険
原題:Joey and the Husband
   (ジョーイと夫)


■エピソード

ジョーイの隣人の美人弁護士アレックスの夫であるヴィオラ奏者のエリックが、長期の演奏旅行から帰ってくる。
アレックスによると、不在の間アレックスの手紙に頻繁に出てくるジョーイのことが気になって嫉妬しているらしい。
ジョーイは、自分たちは良い友達なだけだから心配する必要はないと言い切る。
数日後、ジョーイはジャグジーに入っていたエリックと初めて会うが、エリックはジョーイを見た途端に安心したような態度を取る。
どうしてあんな態度になったのかをアレックスに尋ねてみた。
すると実際に会うまではアレックスとの仲を疑っていたが、ジョーイが阿呆っぽかったからライバルにならないと思って安心したとのこと。
これを知ったジョーイはプライドを傷つけられて激怒し、自分がいかに男として優れているかをエリックに対してアピールし始める。

ジョーイの姉ジーナは勤め先の美容院の店長をとても嫌っている。
ストレスを溜めている母ジーナの姿を見かねたマイケルは、ジーナが自分の美容院を開くための資金を貸してあげて欲しいとジョーイに頼む。
ジョーイは昼メロ「愛の病院日誌」のギャラを貯金しているが、「この金はルックスが衰えたときの保険だから使えない」と拒否する。
しかしジョーイがジーナの勤め先に行ったときに、実際に店長に会ってあまりにもキョーレツで嫌な奴だと分かったため、ジーナのために開店資金を貸すことにした。

■感想

ジーナの勤務先の店長、かなりキョーレツです。
是非レギュラー出演して欲しいですね。

それにしてもジョーイが先のことを考えて堅実に貯金してるってのが信じがたいです。
そんなキャラじゃないはずなので、この設定だけはちょっと違和感がありました。
確かに「愛の病院日誌」でかなり稼いでたはずなのに、ずっとチャンドラーとあのアパートで同居してるし、これっぽっちも派手な生活はしてなかったので(例の第2シーズンの「ジョーイの家出」のときを除いて)、稼いだギャラはどこへ消えてるんだろうかと疑問に思ってはいました。
でも貯金するキャラじゃないよねぇ? チャンドラーかモニカに厳しく指導されたのかな?

エリックになめられてプライドを傷つけられたジョーイ、マイケルに誉められたふくらはぎの筋肉アピールでゲイに間違われたりと、今回も強力おバカパワーで笑わせてくれます。
おもちゃを持ってジャグジーに入ろうとしたせいでエリックにはなめられましたが、ジョーイの魅力はそんなところにある訳じゃないんです。
信じがたい程おバカで女性にだらしないのに、ものすごく純粋で家族や友達想いなその性格が彼の最大の魅力です。
エリックもぼやぼやしてると今に泣きを見ることに…なるかなぁ?

どうしてもジョーイがアレックスとくっつくとは思えないんですよね。
次のエピソードに出てくるドナも何か違う気がするし、ジョーイに合う女性って誰なんだろう?
フレンズの頃にジョーイが付き合っていた女性にしても、しっくりくる感じの人がいなかった気がします。
チャンドラーが横恋慕したキャシーとか、義足のジンジャーとか、ロスに奪われる古生物学者チャーリーとか、皆違う。(だから別れるんだろうけど)
例えロスとの関係が無かったとしても、レイチェルでも何か違う気がします。
ぶっとび具合のレベルが近いのはフィービーだけどもちろん違うし…じゃアースラか? いやそれも違う。
ジョーイのおバカっぷりが分かった上で、更に彼の純粋さを知って愛してあげて、尻に敷いたり敷かれたりはしないけど負けてないくらい強気なイイ女。
…ってひょっとしてジーナか? 残念、姉弟でさえ無かったら。


フレンズ#12 チャンドラーのママ登場!

2005-06-19 13:26:15 | ドラマ・フレンズ

邦題:チャンドラーのママ登場!
原題:The One With Mrs.Bing
   (ビング夫人の話)


■ストーリー

街ですれ違った良い男に話しかけるきっかけを作るため、フィービーに強制されて「ウーウーウー」とサイレンのマネをするモニカ。
男はそれに振り返った直後に車にはねられ入院するが、昏睡状態になって意識が戻らない。
モニカとフィービーが身寄りの無い男の世話をするようになるが、眠ったままの男を相手に2人は勝手に妄想を膨らませ、勝手に理想の男として作り上げてしまった挙句、次第に相手に抜け駆けで男の世話をする競争になっていく。

チャンドラーの母親ノーラは人気ポルノ作家で、ニューヨークへ来る用事のついでにチャンドラーと食事をする。
皆も招いて一緒に食事をするが、パウロと一緒に来たレイチェルは2人でベタベタしっぱなしのため、自棄になったロスはテキーらを飲みまくって酔ってしまう。
落ち込んでいるロスをノーラが慰めていたが、その場の流れでついノーラはロスとキスをしてしまい、更に都合の悪いことにそれをジョーイに見られてしまう。
翌朝ロスはジョーイと話し合った結果チャンドラーに正直に告白するが、チャンドラーは激怒してロスを許してくれない。

■感想

珍しく原題と邦題がほぼ同義…停電のエピソード以来でしょうか。

昏睡男の名前は何かと話していたときのフィービーの案「アガメムノン」が良かったです。
そりゃ確かに「フツーじゃなさすぎ」だけど、現時点で世界中探せば何人か居ないかな? やっぱ居ない?
目茶目茶カッコイイんだけど、カッコ良過ぎてイジメられるかやっぱ。

イタリア人パウロでさえ知ってるノーラ・ビング登場です。(パウロだから知ってたのかも?)
キョーレツにセクシーというか淫らな雰囲気が溢れてますが、この人がチャンドラーのあの父親と結婚していたってのも何だか不思議です。
お似合いっていえばお似合いなんだろうか? それにしてもキョーレツ過ぎる夫婦です。(でした)
その子供がチャンドラーってのも不思議でなりませんが。

泥酔したロスがトイレから出てきた後、数秒後にそのドアからおばさんが出てきて、自分が今まで女子トイレに入っていたことに初めて気付き慌てるロスのシーンが大好きです。
こういう小ネタが妙に自分のツボにハマッてて、それがこのドラマを愛して止まない理由のひとつなんですが。

チャンドラーがロスに対して「マザー・キッサー」と罵るところも大好きです。
最後まで進んでしまって「マザー・○ァッ○ー」にならなくて良かったねえ。>ロス
(他人のマザーだけれども)

ところでノーラ・ビングって離婚したのにビングのままなんですね。
あれ? ビングって母方の姓なんだっけ? チャンドラーの父親の(アノ人の)役名のフルネームって何だったっけ?
それともペンネームとして通じてしまってるから、変えてないだけなのかな?

ジムボールでエビ反りストレッチ

2005-06-18 23:37:24 | Opened Zipper
ストレッチ用にジムボールを買ってきました。

少し前に、比較的近い場所(車で10分弱)にスーパースポーツゼビオがオープンしました。
ちょうど実家へ行く途中にあるので、よく前を通りますが、これまで店に入ったことはありませんでした。
店舗の外観…ロゴを含めたデザインが、何となく大衆臭い雰囲気というか、半分倉庫なディスカウントショップ風に見えていたのです。
それで怪しい商品ばっかり置いてそうな店だと思い込み、スポーツ関連グッズが必要な場合は相変わらずSPORTS DEPOかSPORTS AUTHORITYにしか行ってませんでした。

最近実家に行くと写真のボールと同じモノが転がっていました。
聞くとゼビオで買ったとのことで、ストレッチするのにとても良いし、値段も安かった(税抜き999円)とかなり絶賛されます。
試しに使ってみると、腰を乗せてエビ反るとボールの弾力が程良い圧力になるのと、ボールの曲面による背骨の曲げられ具合が確かに良い感じです。
しかしそのときは「ふーん」と思っただけ。

今日もまた2歳の息子タイトと2人で実家に行き(嫁さんは今日は育児OFF)、タイトを両親に見てもらっている間に自分は実家の前の道路で洗車していました。
入梅したものの雨がほとんど降らず、週間天気予報を確認しましたが、来週は1日雨が降るかどうかといった雰囲気。
しばらく雨が続くこともなさそうだし、車もずっと洗ってなかったし、天気も良いので日光浴も兼ねて洗車することにしたのです。
一応いずれ雨が続くことも考慮して、全窓にガラコを入念に塗りまくっておきましたが。

2時間半ほど洗車+ガラコ塗り+部分ワックスし終わって家の中に戻ると、例のボールが何やら言いた気に転がってます。
ちょっと使ってみるか、と思って腰を乗せてエビ反るとこれが気持ちイイ!
洗車で疲れた身体の、特に腰痛の持病を持つ自分の腰に良く効いてます。
エビ反りだけでなく、横に乗せて伸ばすのも気持ちイイ!

こんなに効くモノなんだっけな~、欲しいなコレ。
と感心して何度も何度も言ってたら、親が「帰りに買って行けば?」と言います。
そういえばゼビオは帰り道の途中にあるし、安いし、買って帰るかということに。

という訳で初めてスーパースポーツゼビオに入りました。
入ってみると期待と違って中はフツーで、特に胡散臭い商品が置かれている訳でもなく、ちゃんとしたスポーツ用品店でした。
今回は寝てるタイトを抱いたままだったんで、あまりじっくり見て回る余裕が無かったから、今度またゆっくり見に行こうかなと思ってます。

で、親のアドバイスの通り、件のボールを買って帰ってきた訳です。
早速コレに腰を乗せてエビ反ってますが、やっぱ気持ちイイ!
家でゴロゴロしてテレビ見るときは、コレでストレッチやりながらにしようと思ってます。

蚊トンボ白鬚の冒険 / 藤原伊織

2005-06-17 17:53:53 | 読書
5/23の東京出張の帰り際、羽田空港内のショップでイオリンのが文庫化されてたのを見つけたので確保しました。
最初、上下巻と気付かずに下巻だけ手にとってレジに並び、さて読むかと思ったら下巻だったんで慌ててショップへ戻り上巻も買ってきました。
売店のレジのお姉さん(←世辞)が気付いて、微妙な苦笑いを浮かべられつつ。

読み終えてからちょっと時間が開きましたが、感想などを。


書名:蚊トンボ白鬚の冒険
著者:藤原伊織
出版:2005年04月 講談社(講談社文庫)
ISBN:4062750554(上巻)/4062750562(下巻)
価格:上下巻各661(税込)


藤原伊織には「テロリストのパラソル」から入りました。
自分はかなり保守的な人間で、なかなか新天地を開拓しようとしません。
なので本を読むときも気に入った同じ作家のものだけを選んでしまいがちです。
しかしいつもいつもお気に入りの作家の新作が出ているはずもないので、そんなときはやむを得ず「面白い小説無いかな~」と読んだことの無い作家の本を物色しています。

「テロリストのパラソル」は本の紹介が何やら良さ気だったので、買ってみました。
ハードボイルドって大沢在昌くらいしか読まないんだけどな~と思いつつ。
結論から書くととても面白くて気に入ったので、続けてイオリンの「ひまわりの祝祭」「てのひらの闇」と読み進みました。
ちなみに「ダックスフントのワープ」「雪が降る」は未読です。

イオリンの主人公って、ハードボイルドっちゃーそうなんだろうけど、単なる無鉄砲というか自暴自棄というか、自分を捨ててるだけな気がしなくもない。
ポリシーというか矜持があってそういう姿勢をとり続けてる人間なんだけど、昔大切にしていたものを失ってしまって、今は自分を大切にしない生き方をしている人間。
もう失うものがないから怯むことがないし、自分自身さえ守ろうとしていない感じ。
そんな男があることで事件に巻き込まれて、何があったのか、真実は何なのかを知るために、その無鉄砲っぷりで淡々と前へ前へと突き進んでいく訳です。
最初は敵だった奴から何故か気に入られて助けられるようになったり。
そんな展開をしつつ自分を取り戻していく、という話なのかと思ったらあんまりそういう訳でもなく最期までマイペースな感じ。
ってゆーのがそれまで読んできた小説の印象でした。

ストーリー展開を書くと↑こうなっちゃうんですが、すごいなと思ったのは何というか小説全体の乾いた雰囲気。
乾いてるんですよね、そんでもって息苦しいというか、読んでいてツラくなるんです。
読むのがツラいんじゃなくて、ツラい気持ちを楽しまされる羽目になるというか、何というか…主人公のそのあまりにも自分を守らないっぷりがツラいんですね。
かなり非現実的な主人公なんで、自分と比較してツラくなるとかそんな話ではなく、「頼むからもっと自分を守ることもやってもらえないだろうか」とヤツの身を心配しながら読んでる感じです。
つまりは自分も「何故か主人公を助けてくれるようになる他の登場人物」と同じ気持ちにさせられてるってことなんでしょうか。
この辺の感想は当然、人によって違うはずなんで参考にならないでしょうが、未読で興味をもたれた方は是非どうぞ。

さてやっと本題の「蚊トンボ白髭の冒険」です。
主人公の頭の中に蚊トンボ(ガガンボ)が入ってしまい、その蚊トンボが「白髭」と名乗って脳内から話しかけてくるという、いきなりファンタジックな展開。
この白髭は主人公の筋肉を一瞬だけなら超人的に動かすことができるという設定。
アパートの隣人の男がさらわれそうだったのを助けたばかりに、株屋とヤクザのすったもんだに巻き込まれていきますが、白髭の能力のおかげでピンチを切り抜けていきます。
何だかこれまで読んできたイオリンの小説とは全く違うノリだったので戸惑いますが、読み進んでいくと主人公はいつもの無鉄砲野郎なので安心できます。
相変わらず乾いた雰囲気ですが、ファンタジックな設定と白髭との軽いノリの会話に中和されて、楽しく読むことができました。
いつもなら主人公と一緒に苦しみながら読んでるもんなぁ…それでも終盤はやっぱちょいツラかったけど。

元々イオリンはありえねーって感じの人間が主人公なので、開き直って今回のように堂々とファンタジーにした方が良いのかも。
主人公と関わっていく隣人の株屋やそれを追う巨漢のヤクザ、年上のヒロインや怪人カイバラなどの登場人物も面白いです。

「テロリストのパラソル」とのノリの違いが受け入れられない人がいるかも知れませんが、自分にはとても面白い小説でした。
これまで「ダックスフントのワープ」はちょっと敬遠してて未読なんですが、「蚊トンボ白髭の冒険」を読んでからはチャレンジする気になってきました。
「雪が降る」も読んでおこうかな。

仔犬が「ゆに」と命名された経緯

2005-06-16 08:51:08 | 愛犬ユニ(uni)
6/12に我が家へやってきたゴールデン・レトリーバーの仔犬ですが、ウチに来る前から名前は決まっていました。
ウチに来る前どころか、ペットショップにもまだ来てない頃、来るかどうかも分からない頃に。

確か大神ファームへ遊びに行った帰りの車内で、嫁さんと「犬を飼う事になったら名前はどうする?」という話になったんでした。
女の子にすることは確定していたので、どんな名前が良いか嫁さんがあれこれ言い出します。
(このときも自分に決定権がある気はまるでしない雰囲気)

嫁さんは昔、友人が飼っていた犬に名づけていた「えんじちゃん」(臙脂色=deep redのえんじ)が気に入っています。
しかしパクリでは芸がない。
他の友人の飼い犬の名前「麦ちゃん」も可愛い、という話になったんですが、でもやっぱりパクリはイヤだと。
じゃあ「粟ちゃん」「稗ちゃん」と穀物シリーズで攻めてきたので「穀物大好きかっ」(byココリコミラクルタイプで中山エミリ役の時の松下由樹)と抑えて考え直させました。

食べ物の名前が良いんじゃないかということになり、好きな寿司ネタシリーズへ移行します。
「イクラちゃん」「サザエさんかよ」
「ウニちゃん」「…お?」
ゴールデン・レトリーバーなので、色の濃い方ならウニの色に近いかも、と一瞬受け入れかけてしまいました。
しかし食べ物の名前を付けていると、飼い主が食いしん坊万歳なことがバレバレなのも恥ずかしい。

ウニかぁ…ウニ、ローマ字でuni…ユニ?
uniと綴ってユニと読ませてはどうかな? と思って嫁さんに提案すると「『ゆにちゃん』か~、良いね」と意外にもOKが。
「でも言いにくいから私はたぶん面倒になって『うに』って呼ぶけどね」と条件付許諾でしたが。

こうしてウチの仔犬の名前は、ウチに来る2ヶ月以上も前に食いしん坊達によって「ゆに」と決められたのでした。
決して「四菱ハイユニby轟一番」からではありません。
それにしても子供の頃欲しかったなぁ、四菱ハイユニ。
(一部、マニアックネタですいません)