OZ.

Opened Zipper

Keep It Goin' On / 三浦大知

2005-03-31 12:00:00 | 音楽
いつものようにWOWOWの「音楽楽園」を録り溜めたものを見ていました。
3曲程度のミュージッククリップが流される15分番組です。

邦楽・洋楽の最近の売れ筋の曲が選ばれているようですが、アイドル系のはあまり流れないので、単純に「ヒットチャート上位から」という選曲ではないようです。
何らかの基準があって選んでいるらしく、その基準が自分の好みに合うことが多いようなので、この番組を利用しています。
録画を見て、その中で気に入ったものだけ残して集め、最終的にはDVD-Rに焼いています。

今日もチェックしていると「Keep It Goin' On」という曲がありました。
唄っているのは三浦大知という男の子、見た目20歳前くらいで、顔はフェイエノールト小野伸二系か?
歌声が澄んでて妙に巧いっつーか…あれ?
この子もしかして、Folderのボーカルだったダイチじゃないの?
でも「大知」って漢字だったっけ? フツーに「大地」だったような気がするんだけど。

昔Folderって、妙に歌のウマイ小学生くらいの男の子(ダイチ)と、その他の女の子って感じの構成だったと思います。
その後確かDaich with FolderだかFolder featuring Daichiだか「内山田洋とクール・ファイブ」みたいな名前になった挙句、気が付いたらダイチが居なくなってただのFolderになってました。
(そういえば最近、Folder見ないな…まだ居るんだっけ?)
「多分、ダイチは声変わりしたから捨てられたんだよ」と嫁さんと勝手な推測を話してた記憶があります。

あのダイチなんでしょうか? だったら妙に歌がうまい点も納得なんですけど。

ミシェル・ヴァイヨン "Michel Vaillant"

2005-03-30 02:00:00 | 映画
リュック・ベッソン脚本の映画「ミシェル・ヴァイヨン」を観ました。


邦題:ミシェル・ヴァイヨン (2003年 フランス)
原題:Michel Vaillant
時間:104分
監督:ルイ=パスカル・クーヴレール
原作:ジャン・グラトン、フィリップ・グラトン
脚本:リュック・ベッソン、ジル・マランソン
出演:
 サガモア・ステヴナン (ミシェル・ヴァイヨン)
 ディアーヌ・クルージェ (ジュリー・ウッド)


■ストーリー

レースチームの「ヴァイヨン」と「リーダー」は長年のライバルだが、ここ数年リーダーはレースに参加していない。ヴァイヨンはラリーに出場し、監督の息子ミシェルの活躍で制覇していたが、エンジンを入手して久々にル・マン24時間レースへ出場することに。しかしミシェルの母は息子の車がル・マンのレース中にリーダーの車との接触からクラッシュし、爆発する悪夢にうなされ続けていた。母はル・マンへの出場を強く反対するが、リーダーはレースから遠ざかっており、夢が現実になることは無いと説得し、ヴァイヨンはル・マンへの参加を決定。しかし宿敵リーダーもル・マンへ復帰することが発表された。

■感想

映像がとにかくスタイリッシュでめちゃめちゃ美しい。
でもストーリーはマンガ…すげーアンバランスな映画でした。
後で調べてみたら、原作がコミックだったんですね…それなら納得です。

ものすごく綺麗でリアルなレースの映像、でもレースの内容はマンガ。
カッコイイ登場人物たちと美しい映像、でもストーリーはマンガ。
リーダーチームはとにかくえげつない手段でヴァイヨンを妨害しまくるんですが、トランスポーターを銃撃したり、監督を誘拐したりとやりたい放題。

マジでレース好きな人が見たら、納得できなくて暴れたくなる点があるかも知れません。
レースにあまり思い入れが無い人が、リュック・ベッソン関連の映画でも観るかな~って軽い気持ちで望めばOKだと思います。
自分は途中から「これってマンガ?」と意識をシフトして受容できたので楽しめました。

結論としては「最高にスタイリッシュでファンダジックなレースマンガ実写版」ですね。

Helena / MY CHEMICAL ROMANCE

2005-03-20 12:00:00 | 音楽
PVのインパクトに惹かれて何度か視聴するうちに、気に入った曲です。
(ネタ元はやはりWOWOWの音楽楽園)

葬儀の教会内で唄いまくり踊りまくりシャウトしまくり、突如目覚めて踊り狂うゾンビな恋人。
映像を見てなんとなくイギリスっぽいと思ったけど、調べたら全然ハズレでニュージャージー出身のグループでした。
スクリーモ? エモコア? エモーショナル(感情的)にスクリーム(叫ぶ)する訳ですか?
何だか知らないジャンル名が出てきてビビりましたが、とにかく聴いてて気持ちが良いんだから何でもイイや。

MY CHEMICAL ROMANCEの他の曲も探してみようと思います。
アルバム出てるのかな~?

誰も知らない

2005-03-14 12:00:00 | 映画
嫁さんがDVDをレンタルしてきたので、映画「誰も知らない」を観ました。
主演の男の子がカンヌ映画祭の主演男優賞を史上最年少(14歳)で受賞した、っていう予備知識しか無いまま鑑賞。

題名:誰も知らない (2004年 日本)
時間:141分
監督:是枝裕和
脚本:是枝裕和
音楽:ゴンチチ
出演:
 柳楽優弥 (長男:明)
 北浦愛 (長女:京子)
 木村飛影 (次男:茂)
 清水萌々子 (次女:ゆき)
 YOU (母親:福島けい子)


■ストーリー

アパートに引っ越してきた母親と息子・明が大家に挨拶に行く。
子供は1人だけと説明するが、実際には子供は長男・明、長女・京子、次男・茂、次女・ゆきの4人だった。
子供たちは学校に行かせてもらえず、明以外はアパートから出ることも禁じられていた。
母親が仕事に出ている間、子供たちはアパートの部屋で4人で遊び、家事をし、勉強していた。
明だけが外へ買い物に行き、京子と2人で食事を作り、皆母親の帰りを待って暮らしていた。
あるとき、母親は仕事でしばらく帰ってこれないと言って家を出てゆく。
子供たちは母親の帰りを待ち続けるが、母親は出て行ったまま連絡が取れなくなり、次第に残金も減ってゆく…

■感想

あまりの内容にヘコみました。(傷つきやすいので)
実際にあった事件を元にしているということなので、元ネタの事件の内容を調べたらもっともっと悲惨な話だったので、ますますヘコみました。
しばらく立ち直れないかも。
元ネタに興味がある方は「巣鴨子供置き去り事件」で検索を。

淡々とした自然な演出で、フランス映画っぽい感じ。
末っ子の女の子は小動物のように愛らしくて、柳楽優弥君は目が強くて印象的です。
YOUはいつものYOUで、面白くて可愛い母親なんですが、やっている行為は恐ろしく自分勝手で許しがたい。
っつーか、許せません。

映画としてのデキは良いと思うんですが、カタルシスが全く無い話なんで、どっぷり落ち込んでみたい人か、心が死んでる人にしか薦められません。
(薦めて良い相手はチャンドラーくらい)

どんな話か知ってたら、自分からは絶対観ようとしない映画ですね。
自分的には「火垂るの墓」の30倍キツいです。
DVDを借りてきた、鉄の心臓を持っている嫁さんでさえ、観終わった後でヘコんでました。