OZ.

Opened Zipper

ホワイトタイヤ化

2010-09-28 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年8月中旬)
9速化最終調整作業に便乗して、以前から入手済だったホワイトタイヤPanaracer HP-48(20×1.75)に交換することにします。
MFWS-206Fのオリジナルのタイヤが20×1.75だったので、サイズ的には元に戻ったことになります。
最初に履き替えたタイヤがMAXXISS MAXXDADDYの20×2.0(54-406)、次がTIOGA POWER BLOCK S-SPECの20×1.95(49-406)でした。
HP-48は20×1.75(40-406)で、これまで履いていたタイヤと比較して、とても細く感じます…何だか貧弱っつーか。
MTB派なせいか「タイヤは太いのが正しい」という誤った考えが脳に刷り込まれているせいでしょうか。

しかしホワイトタイヤが欲しくて我慢できなくなり、サイズに妥協して購入済みなので、今更文句を言ってもしょうがない。
9速化調整作業に便乗で、ホイールを外してタイヤを交換することにします。

タイヤ交換自体は特に難しい作業は無いので、淡々と実施。
バルブキャップを外してバルブを緩めてエアーを抜き、タイヤレバーをリムとビードの間に突っ込んでタイヤを外していきます。
タイヤが外れたところで新しいホワイトタイヤに交換し、またタイヤレバーを使いつつビードをリムに挿しこんでいきます。

タイヤが嵌ったら少しエアを入れてチューブとタイヤを馴染ませてから、エアを注入。
これまで使っていたTIOGA POWER BLOCK S-SPECは最大65PSIまででしたが、Panaracer HP-48は最大85PSI。
自分的には未知の領域なので、ポンピングする手が恐怖で震えます。(嘘)
85PSIまで入れるつもりでしたが、チューブ側がかなり抵抗してくれるので破裂するんじゃないかとビビってしまい、80PSIで止めておきます。
「今日のところはこれくらいにしといてやろう」と無駄な独り言を呟きつつ作業終了。

タイヤ交換後にハイユニ号を眺めてみますが、なんだかイマイチ。
やっぱり比較的タイヤが細いのが問題かなぁ、自分の脳は全然納得していません。
タイヤ自体もホワイトと言ってもサイドは飴色なので何だか中途半端だし、ホワイトっつーか正確には薄いグレーみたいな感じだし。
そんな感じで自分の眼も脳もまだ納得できていないホワイトタイヤ化が完了。
眼に馴染んできたら、コレで良いんだって思えるのかなぁ…しばらく様子を見てみます。

9速化後調整(後編)

2010-09-25 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年8月中旬)
前回からの続きで、うまく調整できていなかった9速化の解決策となるはずのリアディレイラーアダプターユニット3連装作戦を実行に移します。(3つ使うだけで3連装じゃないけど)
お盆に嫁さんと子供が実家に帰省して自分は留守番になったので、その間に自転車をメンテして乗りまくることにします。

近所のホームセンターに行ってバラ売りしているボルトを物色し、持参した特殊形状ナットに現物合わせして確認しましたが、M5サイズでした。
錆びると困るのでステンレスのM5×20mmのボルトと、長過ぎた場合の保険用に15mmのボルトと、M5のナットを購入します。
買って帰ったボルト・ナットで右リアエンドの内側・外側に2枚のリアディレイラーアダプターユニットを仮留めしてみますが、完璧って感じ。
15mmでは短過ぎるので20mmを使いますが、ナットから2~3mm突き出します。
なのでボルトを内側に使って固定、もしかすると内側のボルトヘッドがチェーンと干渉したら、少し削らないといけないかも。

OKだったので一旦外してから、一方のリアディレイラーアダプターユニットのディレイラーハンガー部分を切除する作業に入ります。
右リアエンドの内側で上下逆に装着しますが、逆方向だと末端のディレイラーハンガー部分がシートステーに干渉して、リアエンドに接着した状態で固定できなくなるので、切除するのでした。
鉄ノコでゴリゴリゴリゴリ…録画していたCSI:(LV)9をながら観しつつ、ゴリゴリゴリゴリ…
ながら観のはずがCSIの方にハマって手が止まっている時間が長かったですが、鉄ノコでゴリゴリゴリゴリやり続けて切断。
その後は金ヤスリでゴリゴリゴリゴリ…とそこそこ滑らかにしておき、これでやっと切除完了。

切除済のリアディレイラーアダプターユニットを右リアエンド内側に、ノーマルを外側にして、M5×20mmのボルト・ナットで締めて固定し、リアディレイラーを再び装着します。
これでリアディレイラーの位置がかなり(リアエンド厚+リアディレイラーアダプターユニット厚=7mmくらい?)オフセットできました。
あとは調整するだけなのですが、この作業のついでにシフト用のインナーワイヤーも交換することにします。

冬の大工事の前に交換用のJagwireのテフロンコーティングのインナーワイヤーを一式購入していましたが、まだブレーキ用のワイヤーしか交換していませんでした。
それはシフターも交換したばかりでまだインナーワイヤーが比較的新しかったので、勿体無かったから。
しかし冬の大工事が終わって4ヶ月ほど経ったし、そろそろ出番かなってことで、この作業に便乗して交換します。
今のシフターの前はずっとグリップシフターを使っていて、シフト用のインナーワイヤーを交換したことは無かったです、今回が初めての作業。
シフターを分解する必要があったりして、素人には手が出せなかったりしないよな~と心配しつつ、シフターの取扱説明書を確認しましたが、キャップになっているボルトを外して引き抜いて交換するだけのようです。
まぁそうじゃないと交換用のシフトワイヤーなんてフツーに売って無いよね。

レバー側にストッパーとしてのタイコがあるので、逆側からインナーワイヤーを押してやるとあっさり出てきます。
シュルシュルっと引き抜いた後、Jagwireのテフロンコーティングインナーワイヤーに交換。
逆の手順で差し込んでタイコが引っかかるまで押し込んで、これでOKかな。
と思ってシフターを操作して確認しましたが、インナーワイヤーが動きません。
あれ?
一度抜いて、シフターの中を懐中電灯で照らしつつ確認したところ、どうやらワイヤーを通す穴を間違ったようです。
やれやれ…と正しい穴を確認してワイヤーを通し直し、再度シフターを操作して確認したところ今度はOK。
インナーワイヤー表面にグリスを塗り、アウターケーブル内側にオイルを噴いてから、アウターケーブルに通します。
アウターケーブルごとリアディレイラーの方へ取り回してワイヤーを固定しようとしますが、ここで考え直します。
以前9速化した際、シートステーのアウター受けからの取り回しでRがキツくなり過ぎるので、Avid Rolla Majig(シフトワイヤープーリー)を引退させて、ほぼ真っ直ぐにリアディレイラーまで通していました。
しかし真っ直ぐ過ぎてどうもよろしく無さそうに見えたのと、Rolla Majigのようなオモチャが無いのはさみしいので、強引にRolla Majigを使うことに方針転換します。
試しにRolla Majigを使ってみますが、ちゃんと機能しそうだったので、復活させることに決定。

Rolla Majigも装着した状態でシフターのワイヤーをリアディレイラーに固定し、シフト調整を開始します。
少し手間取りましたが、リアディレイラーとスプロケの間隔が適正になったお陰か、ちゃんとトップ~ローまで全てシフトできるように調整できました。(まぁそれが当たり前の状態ではありますが)
良かった良かった。

さて本来はここで9速化調整完了で終わりのハズですが、勢いでタイヤを交換することにしました。
既に購入済だったホワイトタイヤがずっと放置だったので、もういい加減使わなきゃって気持ちになっています。
そのタイヤ交換についてはまた次回の記事で。

9速化後調整(前編)

2010-09-22 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年8月中旬)
元々9速用に交換済だった右(リア)シフターに加え、6月中旬に9速用のリアディレイラー、スプロケ、チェーンに交換して9速化していましたが、うまく調整できずトップとローにシフトできない状態でした。
つまり9速化したつもりで実質7速化…って劣化してるし。
調整できない原因はスプロケとリアディレイラーの間隔が狭過ぎるせいのようです。
チェーンとステーの干渉回避のためにリアエンド拡幅を行う代わりにリアエンド内側左右にリアディレイラーアダプターユニットを移動していました。
(※左のリアディレイラーアダプターユニットはディレイラーハンガーではなくリアエンドのハブ軸位置合わせ用)
本来、右リアエンド外側に装着するリアディレイラーアダプターユニットを内側に装着したため、スプロケとの間隔が狭くなってしまい、トップに入れようとするとチェーンがリアディレイラーの一部に当たって止まってしまいます。
またローに入れるとガイドプーリーがギアにほぼ接触しそうなくらいの距離に近づいてしまい、ガラガラ騒音を出して回った挙句、そのうち2速に落ちます。
仕方なく2速~8速までしか使わずに走っていましたが、リア13Tだと(自分的に)高速巡航時にケイデンスがかなり高くなってしまってツラいです。

そんな「ツラいけど妥協しつつ乗る」状況のまま2ヶ月経過しました。
といってもその2ヶ月というのは梅雨で乗れなかったり、梅雨明け後は子供と一緒に海や川やプールに泳ぎに行くのに忙しくて、そんなにハイユニ号には乗っていません。
健康維持+100kmサイクリングリベンジ準備のための朝トレのために乗ってた程度、それも晴れたら、かつ早起きできた朝だけでした。
朝トレで走っている川沿いルートは12.5kmくらいで30分程度かかりますが、その前に飼い犬ウニの散歩にも行かないといけないので、5時半起床が必須。
前日に残業して遅く帰宅するとほぼ無理という感じでした。
しかし(諸事情により)8月中旬からしばらく、またウニを嫁さんの実家に預かってもらうことになったので、そうなると6時起床でも朝トレは間に合います。
よ~し、そろそろ本腰入れて乗るために、ちゃんと調整しないとな。

そうは思っても改善する方法が分からない…諦めて8速に戻すのはイヤだな。
シャドーリアディレイラーだからダメなんだろうか…Deoreの旧型のリアディレイラーにすれば大丈夫かな?
いや、それは何だか敗北な気がします。

どうすれば改善できるか考えてみます…リアディレイラーの位置がスプロケに近過ぎるのが問題なんだよな。
リアディレイラーアダプターユニットが以前(リアエンド拡幅前)のように、右リアエンドの外側にあれば大丈夫なんじゃないか。
しかしもうリアエンドは拡幅済なので、内側に装着したリアディレイラーアダプターユニットがスペーサーも兼ねている状態です。
今更リアディレイラーアダプターユニットを右だけ外に動かしても、アダプターユニットの厚み分だけズレてしまいます。
…いや、待てよ、その厚み分だけ何かスペーサーを入れれば良い?
ワッシャーでも数枚かましてやれば調整できそうな気がする。
リアディレイラーアダプターユニットが外に移動すれば、きっとリアディレイラーをちゃんと調整できて、トップにもローにも入れられるに違いない。
でもワッシャーで調整ってイマイチだな、きっとクイックリリースハブでのホイールの着脱の都度、スペーサーも一緒に外したり置いといたりで面倒な気がします。
うーん…と悩んだところで、リアディレイラーアダプターユニットをもう1つ使えば良いと思い付きます。
元々リアエンド左にはディレイラーハンガー部分を切除したリアディレイラーアダプターユニットを装着していて、リアエンド位置のオフセットのためだけに装着していました。
リアエンド右内側にも同じように装着して、そしてリアエンド右外側に普通にリアディレイラーアダプターユニット+リアディレイラーを装着すれば良いのでは?
おっとこれはナイスアイディアだぞ。(自画自賛)

リアディレイラーアダプターユニットですが、現在リアエンド左右で2個使っています。
それに加え、予備として別に2個持っていたりします…消耗品でもっと早くダメになるかと踏んで購入していましたが、今まで出番が無かったもの。
それがついに役に立つ日が来たようです。

ここで心配になったのが、リアエンド右の内側・外側のリアディレイラーアダプターユニットをどうやって固定するかという点です。
リアディレイラーアダプターユニットは本来、付属の特殊形状のナットをリアエンド爪内側に嵌めて、付属のボルトで締めて固定します。
このリアエンド爪にフィットする特殊形状のナットが使えないはず。
内側と外側のリアディレイラーアダプターユニット同士で、ボルト・ナットで締めて固定すれば大丈夫かな?
ハイユニ号のリアエンド部分と、予備のリアディレイラーアダプターユニットを見ながら確認しますが、それで大丈夫そう。

リアディレイラーアダプターユニットの裏側には、リアエンド爪内側に合わせるためのズレ防止の突起が2箇所あります。
外側のリアディレイラーアダプターユニットも、内側で上下逆に装着するリアディレイラーアダプターユニットも、両方共リアエンド爪内側にこの突起が嵌る向きにしてボルト・ナットで締めれば良いと。
肝心のボルト・ナットですが、厚みが増すので付属のボルトでは短過ぎて使えません。
なので付属のボルトと同じ径のボルトとそれに合うナットを購入することにします。
必要な長さをノギスで計測しますが、20mmあれば余裕そう、余ったら切断すれば良いんだし。
ボルトの径は4.6mmくらい…5φかな?
DIYショップに行って、バラ売りしているボルトを購入してこようと思います。
うまく行ったら9速化がやっと「完了」になりますが、果たして。

ケータイホルダーIBERA YD-10改良

2010-09-19 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年8月上旬)
自転車用のケータイホルダーIBERA YD-10ですが、ケータイ(F-06B)の画面の照明設定を自動にしていると、妙に暗くなって見づらかったです。
ケータイの取扱説明書を確認してみると、端末の上部に光センサーがあると判明。
IBERA YD-10にケータイをセットすると、丁度この光センサー部分がYD-10の枠に隠れてしまうので、(暗い場所と判断され)照明の明度が下がるようです。
じゃぁ光センサー部分に穴でも開けてやれば良いかと思いましたが、この枠とセンサーの干渉する位置は枠のギリなので、穴を開けると枠の縫合を粉砕することになり、YD-10がバラけそうです。
困ったな。

もう1つの不満は、YD-10の窓(透明の樹脂シート)越しだとタッチパネルの反応が悪い点でした。
ケータイは防水なので、こんなシートは不要だってことで除去することにしました。
枠に縫い合わせている部分も含め全て除去したかったんですが、それをやろうとすると縫合した糸を切断してしまうに違いなく、やっぱりバラけそう。
なので妥協して、枠の内側からカッターナイフでシートを切り出して除去しました。

シートの切除後にケータイを入れてみましたが…あれ? 失敗?
シートが無くなったせいで枠の張力が無くなったため、ケータイを入れても両サイドの枠が倒れたままになってしまいます。
それでも手で形を整えてやればケータイをしっかりホールドする状態になるので、まぁ大丈夫かな。

シート切除には思わぬ副作用があり、枠が以前より変形するためケータイを挿し込んだときに光センサーが露出するように改善されたのでした。
ラッキー。
YD-10の枠の下部が細いので、ここからケータイが脱落してしまわないかが気になりましたが、ストラップのリングを上部のボタンにセットすれば大丈夫と判明。

これでタッチパネルの反応が良くなり、画面の明るさも適度に調整されるようになりました。
画面は点灯しっ放しだと電池の消耗が早いので、必要ないときは画面をOFFにしています。
F-06Bのスライドクローズ時の画面ON/OFFボタンは、YD-10の枠に隠れたサイド上部にありますが、ここは枠越しに押してON/OFFする技を習得したのでOK。
これでかなり自転車ケータイが使いやすくなりました。

朝トレ

2010-09-16 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年8月下旬)
健康維持と100kmサイクリングの再挑戦の準備を兼ねて、6月頃から朝食前に自転車で走り始めました。
(ちなみに、それまでは週末に時間が確保できたら走りに行ってた程度)
当初は梅雨の時期だったので、合間の晴れた日にしか走れませんでしたが。

距離は約12.5kmの主に川沿いルートで、所要時間は30分程度。
汗だくになって戻ってくるので、帰宅後にシャワーを浴びる時間も必要です。

また自転車の前に飼犬の散歩にも行く必要があり、これも30分くらいかかるので、5時半に起床しないと自転車の時間が取れません。
早寝できた日は良いんですが、残業で就寝が遅くなると起きられず、自転車はパスすることもありました。
8月中旬から諸事情により飼犬をまた嫁実家へ預けたので、犬の散歩時間が無くなって6時起床でOKとなってから、ほぼ毎朝自転車に乗れるようになってきました。

自転車の朝トレをやった日は、朝そこそこ心拍数を上げる運動をしている効果なのか、頭がスッキリして仕事に臨めている気がします。
ひと汗かいてシャワーで流してサッパリしてから出勤しているのも良いのかな。
心身ともに健康的な気がします。
以前から運動不足解消のため、出勤時は5Fにあるオフィスまでエレベーターを使わずに階段を(一段飛ばしで)使っていましたが、5Fに到着すると息が上がっている状態でした。
自転車の朝トレを継続していて、徐々に息が上がらなくなってきたので、心肺能力が向上してきた気がします。(まだ猛暑日が続いているので汗は噴き出しますが)
せっかくなのでもう少し運動不足解消メニューを追加しておこうと、帰宅時はマンションの自室がある9Fまで、エレベーターを使わずに階段で(やはり一段飛ばしで)行くようにしています。

気になるのは一度壊れた左膝への負荷だけ。
重いギアで踏み込んで走っていると、左膝に負担がかかっているようで気になるため、ギアを軽くしてケイデンスを上げて走るように注意しています。
リアディレイラー調整がうまくいかずトップ11Tに入らないので、スピードが乗ってからも13Tで回すしかなかったんですが、お陰で高ケイデンスで軽く回すことに慣れた気がします。
あとは日々、自転車用サプリメントと呼んでいるグルコサミンを摂取し続けているので、膝の痛みを再発させずに持っているようです。

こんな感じで朝トレ継続のお陰でかなり健康的になってきた気がするので、このまま続けていくつもりですが、冬を越せるかどうか不安です。
夜明けが遅くなるのと、寒さに負けて早起きできなくなった時点で敗北しそうな気がするなぁ。
外に出なくても運動できるように、ローラー台を導入すべきだろうか…MINOURAの20インチ対応のローラー台をチェックしているんですが、冬に向けて入手を検討しておきます。

SmarTube購入

2010-09-13 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年6月上旬)
SmarTubeというモノを購入しました。
何かと言うと、まぁ大雑把に言うとただのストローです。
ペットボトル等をハイドレーションシステムもどきで使うためのホースです…とここまで書いて自分でも疑問に感じましたが、何でただの「ペットボトル用の長いストロー」が2千円もするんだろう。
間違ってる気がする…でも、もう購入済で今更手遅れだから気付かなかったことにしよう。

SmarTubeですが、計画している100kmサイクリングの再挑戦時に使用しようと考えて入手しました。
ハイドレーションシステムが必要になるような走りをすることは無いんですが、「随時水分補給できるんだぜ」な状態を楽しみつつ走ろうかなってことで。
そうは言っても所詮は500mLのペットボトルしか持っていかないから、飲み干してはスマーチューブを挿し換えて…な手間は発生するんですが。
それでもドリンクを飲む際に、ボトルケージのペットボトルを片手で取り出し、その片手でキャップを外して飲み、またキャップを締めてボトルケージに戻す…という手間が無いだけでも楽チンだろうと期待しています。
腰(尻)に装着して走るつもりの大容量ヒップバッグのTHE NORTH FACE DAY HIKERにはショルダーストラップがあるので、DAY HIKERの両サイドのボトルポケットに入れたペットボトルからSmarTubeを延ばしてショルダーストラップに飲み口をクリップ留めして使う想定です。

100kmサイクリングの再挑戦の前に、果たしてSmarTubeがどれだけ役に立つのか立たないのか(使いこなせるのか、こなせないのか)を確認しておく予定です。
飲み口の形状はストレートとL型の二択だったんですが、ストレートを選択しています。
この選択が正しかったかどうかも確認しとこう。

9速化後感想

2010-09-10 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年6月中旬)
9速化のためのリアディレイラー・スプロケ・チェーン交換作業が終わったので、試走しに行くことにします。
その後も色々調整しましたが、どうしてもチェーンがディレイラーに干渉してトップにシフトできないまま。
ローもシフトできることはできるけど、何だか不安定で時々2速に落ちようとする状態が改善できません。
しょうがないんで、トップとローにシフトすることは諦め、実質7速しか使えない状態で妥協することにします。
そうこうしているうちに梅雨入りしてしまい、試走もできない日が続きましたが、たまたま週末に晴れたので走ってみることにします。
子供が通っている英語教室(ネイティブの兄ちゃんとダラダラ遊ぶだけ)に行く前に実家に遊びに行きましたが、このときハイユニ号を折りたたんで荷室に積載して持って行きました。
実家から英語教室へ行く際に、自分だけ自転車で離脱し、大きく遠回りしながらフラフラと川沿いを走って自宅まで戻ります。

最初はリア側のVブレーキ調整がマズかったようで、ブレーキシューがリムに少し当たって「クンッ…クンッ…クンッ…」と定期的に微妙な振動がありました。
やばい、調整しないと~と思ってツールボトルからアーレンキーを出そうとすると、ツールボトルが無い。
しまった、自宅に置いたままだった。
どうしよう~と思いつつ少し走っているうちに、何故か自然治癒しました。
釈然としないけど、改善したからまぁ良いか。

シフトの調整がイマイチで、シフターでインデックス単位で変速しただけだと中途半端な状態になることが多く、もう少しインデックスの1/3分だけ動かしてやって調整、なんてことをしつつシフトを確かめます。
こんな微調整を自力でやってる時点で、シフト調整が全然できてないってことですが。
これから試行錯誤して調整を続けていきます。

ところで感心したのが、回転の滑らかさ。
交換したのはチェーン・スプロケ・リアディレイラーですが、交換前はもっとチェーン回りがカタカタ行ってた気がします。
それが交換後の現在はすごく滑らかに静かに回っています。
チェーンの厚みが薄くなって、チェーンガイドとの干渉が小さくなったから?
チェーンが新しくなって、チェーン自体のガタつきが無い状態だから?
リアディレイラーのプーリーの回転の抵抗が少ないので滑らかに回るのか?
スプロケやチェーンの材質の違いか?
理由は分からないんですが、とにかくチェーンが滑らかに回ってるのは間違いない事実。
うーん、コレだけでも交換した甲斐があったってもんかな。

トップやローも含め、滑らかにシフトできるよう調整できまでは9速化「完了」とは言えないと思うし、今後しばらく調整で苦労しそうですが、とりあえず満足してます。

9速化作業(3)チェーン交換・調整

2010-09-07 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年6月中旬)
9速化作業のスプロケ交換・リアディレイラー交換が終わったので、残るはチェーン交換と調整。
ちなみにシフターは以前、フロントディレイラー除去のとばっちりで交換した際に9速用にしていたのでした。

交換用に購入したチェーンはWIPPERMANNのCONNEX-904です。
モノトーン化推進キャンペーンを継続中なので、KMCの9速用白黒チェーンにするか悩みましたが、見た目がかなりエグそうな気がしたので断念。
フツーのSHIMANOの9速用チェーンでも良いかなーと思いましたが、これまで使っていたWIPPERMANNの8速用チェーン(CONNEX-808)はミッシングリンクがとても便利で重宝していたので、やっぱりWIPPERMANNにしようってことでCONNEX-904です。

8速チェーンは自転車イジリ作業時のバイブル「MTBメンテナス」の訓え通り、アウター×ローにかけて2リンク余らせる長さにしていましたが、少し前にチェーン脱落防止策として2リンク分を削って短くしていました。
9速用チェーンへの交換の際にまた短くしておくか少し悩みましたが、チェーンガイドで脱落は防止できているんで、とりあえずバイブルに従っておこうと思います。
チェーンをチェーンリング・スプロケに懸けて回して計測し、+2リンク強になってしまいますが、長さを合わせてチェーンカッターでピンを抜き、ミッシングリンクを使って留めます。

チェーンガイドの内側を回すのがなかなか大変で苦労しましたが、grungeのチェーンフッカーが協力してくれたお陰でなんとかなりました。
チェーンを外す作業のときはかなり役に立ってくれてます。>チェーンフッカー
ワイヤーハンガーを加工すれば作れそうだなんて思ってましたが、買って良かったなと。(それでも作れそうなのは作れそうですが)

さて、こうして物理的には9速化パーツへの交換が完了した訳ですが、問題はここから。
ちゃんとシフトできるように調整する必要があります。
シフトワイヤーを概ね良さ気な位置に合わせて、シフトして試してみますが、ローに入れようとするとリアディレイラーの上側のガイドプーリーがスプロケのローギアに接触しています。
ダメだこりゃ。

リアディレイラーの位置自体を調整して、ディレイラーから離れる方向にズラしてみると、どうにか接触は回避できました。
しかしローに入れると、チェーンがテンションプーリーからほぼ直接スプロケのローギアに懸かる状態になってます…つまりガイドプーリーがほとんど機能してない。
まぁ機能しなくても良いか、チェーンは懸かってるんだし。

こうしてロー側は調整できましたが、トップ側でまた問題が。
トップ9速に入れようとするとチェーンがリアディレイラー内側に引っかかってハマり込み、動かなくなってしまいます。
リアディレイラーハンガー(アダプターユニット)を内側に装着したせいで、リアディレイラーとスプロケの間隔が近過ぎるせいだろうか。
少し逆回転させつつ何度か試すと9速にシフトできることもあるんだけど、ほぼ確実にひっかかってハマります。
本当にダメだこりゃ。

リアディレイラーの角度調整など色々試してみましたが、改善できません。
シフト時にチェーンがスプロケのギアから脱線する場所とリアディレイラーが近過ぎるんだよなぁ。
リアディレイラーの内側の角を少しだけ削ってみましたが、今のところ効果なし。

しょうがないんで、9速は「禁断のギア」ってことで「9速にシフトしてはいけない」という、とりあえずの運用回避で逃げることにします。
そうは言っても、トップギアが使えないんじゃ意味が無いので、どうにかしないとな。
また色々と試行錯誤してみます。

(2010年8月末追記)
※実はリアディレイラーの装着方法に誤りがあったんですが、この6月中旬時点ではまだそのことに気付いていないのでした。

9速化作業(2)リアディレイラー交換

2010-09-04 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年6月中旬)
9速化作業の続きです。

リアホイール(ハブ)のスプロケを9速用に交換し終わったので、次はリアディレイラーを9速用に交換します。
購入しておいた9速用のリアディレイラーはSHIMANO Deore RD-592です。
必要も無いのにロングゲージなので、また色々と調整など苦労しそうですが、その苦労も楽しみの内ってことで。

リアディレイラーアダプターユニットから旧リアディレイラーのAlivio RD-410をアーレンキーで外します。

RD-592をリアディレイラーアダプターユニットに取り付ける前に比較…かなりスッキリしてるなぁ。
RD-410のゲージは武骨な「鉄板2枚重ね」って感じでしたが、RD-592は「鋼の触手」という雰囲気。
RD-592は出っ張りも少ないです…それでスッキリして見えるのか。

リアディレイラーアダプターユニットにRD-592をアーレンキーで固定します。
RD-410と全然違っていて、固定するボルト部分が全然出っ張ってない。

おっとコレはもしかして…以前使っていたリアディレイラーガードを持ち出してきて当てがってみますが、全然ダメ。
リアディレイラーガードは、クイックリリースレバーのナット部と入れ替えて装着しますが、TIOGAのホワイトのカーブドレバーに交換した後は外したままの状態でした。
しばらくホワイト化パーツの馴染みっぷりを観察したかったためですが、RD-592には対応できないことが判明したので、RD-410と共に引退が決定です。

そしてシフターケーブルの固定部分を確認しますが、リアディレイラー側のアウター受けの位置がまた全然違うと気づきます。
RD-410では後ろから前へ向けてほぼ水平方向でアウターケーブルを取り回す必要がありましたが、RD-592では上から下へって感じでほぼ垂直方向になってます。
チェーンステーのアウター受けからリアディレイラーへ取り回すためにアウターケーブルを曲げる必要があって、その部分にAvid RollaMajigというシフトワイヤープーリーを使っていましたが、これももう使えなくなります。
RD-592ではチェーンステーのアウター受けからほぼ真っ直ぐにアウターケーブルを引いて終わりって感じになります。

リアディレイラーガードとか、Avid RollaMajigとか、無駄にこういう小物を付けるのが楽しかったのになぁ、とうとう引退かぁ、残念。
特にRollaMajigはこないだ頑張ってシルバーにペイントしたばかりだったのに…まぁしょうがない。
これも全て、必要も無いのにBBB RollerBoys(シールドベアリングプーリー)を着けてみたいというだけの理由でリアディレイラーをDeore化しようとしている自分が悪いのです。
何かを改善するためのカスタムではなく、カスタムそのものが目的になっているため、本末転倒なことばかりやってる気がしますが、まぁ自分が楽しいからイイか。

RD-592をリアディレイラーアダプターユニットには簡単に固定できましたが、チェーンとステーの干渉回避策でリアディレイラーアダプターユニットを逆に内側に装着しているため、チェーンが干渉しないようにリアディレイラー自体の固定用ボルトの突き出し部分を削る必要があります。
RD-410でも削って削って干渉回避していたので、RD-592でも同様に作業開始。
鉄ヤスリでゴリゴリゴリゴリ…
ゴリゴリゴリゴリ…
ゴリゴリゴリゴリ…

もうイイかなってくらい削ってから、ホイールを一旦仮留めして、新チェーンを当てがって確認しますが、そう簡単には干渉回避できません。
かなり削らないといかんなぁ。
ゴリゴリゴリゴリ…
ゴリゴリゴリゴリ…
しばらく削り続けて、ようやくチェーンが干渉しない状態にできたので、ボルト先端削り落し作業はこれで完了。

続けてシフターケーブルを固定しますが、取り回しが変わってほぼ真っ直ぐに持っていくので、カーブしていた分やRollaMajig分が不要になりました。
余る分の長さだけアウターケーブルをカットして接続します。
インナーワイヤーもカットする必要がありますが、それはチェーンを交換した後の調整時に行うことにします。
とりあえずこれでリアディレイラー交換は終わりってことにしておきます。
でもコイツの調整が一番肝心なんだけど…

9速化作業(1)スプロケット交換

2010-09-01 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年6月上旬)
フロントシングル化の後、トップ8速に入れるとチェーンのミッシングリンク部分(推測)で7速にシフトしようとして引っかかる問題が解決できないままずっと気になっていて、そろそろ何とかしないといかんなぁと思い始めます。
しかし9速化する予定で、9速化のためのパーツ・工具も全て入手済みなので、8速のまま調整を頑張っても意味が無い気がします。
仕方ない、そろそろ9速化作業に入るか…と思いつつもなかなか時間が取れず、結局平日の夜に作業する羽目に陥ります。

まずはスプロケを交換しよう。
購入していたスプロケは「SHIMANO カセットスプロケットCS-HG61-9s」の11T~34Tです。
今まで使っていたのはCS-HG50-8Iの11T~30T。
ロー側のギアを大きくしたのは、フロントシングル化で前が48T固定になったので、登り坂でリア30Tではツラいケースがあるんじゃないかと考えたためです。
以前はフロントトリプルだったけどインナーギア28Tは使わないので、実質38T・48Tのダブル状態でした。
リアが30Tでもフロントをミドル38Tにすれば結構軽かった(ギア比:1.27)ですが、フロントが48Tシングルになりローでギア比が1.6になってました。
実際、丘越えルートで海まで走る際に登り坂がかなりキツかったので、ヘタれて今回ロー34Tを選択した訳です。(ギア比1.41)
※ホイール外径は504mm。

スプロケ交換作業に必要な工具として、「BBBターンテーブル スプロケリムーバーBTL-11」も同時購入しています。
ロックリングを回すための「SHIMANO ロックリング工具TL-LR15」は8速化のときに入手済みでした。
カスタム作業時のバイブル「MTBメンテナンス」(旧版)を見ながら、作業を行います。
フレームから外したホイールのクイックリリースレバーを外してTL-LR15をハブ穴に挿してロックリングに嵌めます。
BTL-11のチェーンをスプロケに巻き付け、モンキーレンチでTL-LR15を挟みます。
ホイール(タイヤ)を抱え込む体制で、左手でBTL-11を押し下げ、右手でモンキーレンチを押し下げます。
ぐいぐい。
ぐいぐい。

なかなか外れないなぁ…ずっと使っていた作業用手袋がありましたが、先日指先に穴が開いてしまい、廃棄したところだったので、素手で作業してました。
スプロケ工具とモンキーレンチを素手で押し下げてるせいか、イマイチ力が入れ切れてないような…体重をかけてぐいぐい押します。
タイヤを装着したままなので、タイヤのクッションで力が吸収されてる気がするなぁ、でもホイールを裸にして作業するとリムが変形しそうで怖い。
ぐいぐい。
そう思いながら体重をかけているうちに、ギリッとロックリングが回りました。
一度回れば後は簡単で、同じやり方でギリギリとロックリングを回して緩め、スプロケをハブから取り外します。
想定していた程は大変じゃなかったな…もっとガチガチで動かないかと思ってたけど。

次は新しいスプロケの装着。
と思ったけどその前に、ハブの清掃。
スプロケを取り外してみたら、ハブ側がそこそこ汚れていたので、オーバーホールクリーナーを吹き付けた後、古歯ブラシでゴシゴシお掃除。
汚れが落ちたからまぁコレで良いかってことで、改めて新スプロケの装着です。

パッケージ内でスプロケを固定していたプラスチックを取り外すと、トップ側のギア2枚とロックリングが外れます。
装着する位置が分からなくなった~? と不安になりましたが、MTBメンテナンスにも書いてある通り、1箇所だけ溝の幅を変えてあるので大丈夫。

その溝に合わせてカセットスプロケットとギア、ロックリングを嵌めていき、最後にロックリングにTL-LR15を挿しこんで、モンキーレンチで締めあげます。
ギリギリッ。
何度か締めあげて、もう動かなくなったのでコレで充分だろうってことで、作業終了。
次はリアディレイラーを交換します。