OZ.

Opened Zipper

マグノ・アウベスの去就

2005-11-30 08:33:15 | サッカー
Webでスポーツニュースを読んでいたら、ガンバ大阪が大分トリニータのマグノ・アウベスの獲得に動いているとの記事が。
…きたか、ついにきたか。

元々能力の高いマグノでしたが、トリニータではマグノを活かしてくれる選手がいないために、これまでその力なかなかを発揮できずにいたと思います。
見ていて悲しくなることが多かったんですよね、マグノが一生懸命ボールを持ち込んでも、フォローしてる選手が全然いなくて。
マグノが良いポジションにいてもパスは来ないし。
しょうがないから自分独りで決めようとするシーンもよく見ました。

シャムスカ監督就任後のトリニータの躍進は、トゥーリオとエジミウソンの補強のおかげでマグノを活かせるようになったことも大きいと思っています。
ゴール数も飛躍的に増えたし、オールスターでは攻撃ももちろんですが献身的な守備でもアピールして見事MVP。
そりゃー欲しいでしょう、欲しくなるでしょうマグノ・アウベス。

今季後半のマグノの活躍を観る度に、喜ぶと同時に「マグノ、来年もトリニータに居てくれるかなぁ…」と悲しそうにつぶやく嫁さん、「うーん」と不安になる自分。
ニュース記事にも「財政難の大分トリニータからの移籍は確実」という風に書かれていました。
そうです、貧乏なんです、大分トリニータ。

元々J1屈指の低予算チームなんですが、大分出身の妻・山田ケイコにノせられたせいかスポンサーになっていた小室哲哉のTribalkicksが経営破綻したお陰で大打撃。
地元の弁当屋の片隅に「トリニータ募金」の手作りの箱が置かれるくらい、皆で助けていかないとやってけない状態なんです。

そんなビンボーなチームにマグノのようなスゴい選手がいつまでも居てくれるとは思えない…と不安に思っていたらこのニュース。
ガンバ大阪がマグノへ提示するレベルの額を、大分トリニータが出せるかっちゅーと、そりゃ無理じゃねーかとしか思えません。
大阪へ行ってしまうのかなぁマグノ。
マグノ本人も、もっと活躍できるチームへ行きたいだろうしなぁ。
でも、どうにかして大分に残って欲しいよ。

先日、来季も続投が決まったシャムスカ監督へのインタビュー記事を読んだんですが、「来季も同じメンバーでやれたら上位へ行けると思う」とのこと。
それは「マグノが残ってくれたら」という意味に等しかったのかも知れません。

唯一の希望は、マグノの奥さんや子供が大分を気に入ってくれているという噂話。
昨年だって活躍していたマグノなので、他チームからの引き合いはあったと思うのですが、そういう家族の意見もあって大分に残ったのだとか。
パトリックのように、どうしても家族が大分での生活が合わなくてすぐに居なくなったケースもあると聞いてます。
望みを託せるのはもうそこしかないな。

ガンバ大阪の提示額:G
大分トリニータの提示額:T
家族の意見:F

F>G-T
↑のように、大分で生活したいというマグノの家族の気持ちが、差額をも上回ってくれることを祈るばかりです。
自分達にできることは、Tを少しでも大きくすること。
シーズンシートを買ってあげたいところですが、まずは地道に弁当屋でトリニータ募金しとくかな。


ペット用空気清浄機 FU-250CX

2005-11-29 12:43:06 | 愛犬ユニ(uni)
仔犬ユニを室内で飼っていますが…臭いです。
トイレシートの上にオシッコやウンチをした後はもちろんなんですが、普段から臭い。
ユニ本体が臭い。

最近ユニの体調が悪くて下痢が続いていたためにシャンプーを控えていたせいもあり、とても臭い犬となっていました。
ブラッシングしてやってるときに臭いを嗅いでみると、かなりキョーレツです。
外から帰ってきて、玄関を開けたらもう犬臭い。
色んなタイプの消臭剤を使っていますが、臭いの方が強すぎるのかあまり効果が感じられません。

先日、トリミングの店に頼んでシャンプーしてもらったので、今はまぁまぁな状態。
しかしいつもシャンプーしても数日経てばまた臭い出すので、いつまで持つのかなという感じ。

そこで嫁さんの実家のアドバイスもあり、空気清浄機を買うことにしました。
ペットの臭いと抜け毛も取るようなのはないかなーとWebで調べまくったところ、アイリスオーヤマがシャープと共同開発したペット向けの空気清浄機を発見。
21畳タイプと12畳タイプ、更に廉価版と3タイプあります。
廉価版の方はシャープとの共同開発ではなく、アイリスオーヤマの自社開発とのこと…機能や性能を比較検討した結果、少し高いけどやはりシャープと共同開発した製品の方が良さ気です。
ウチのリビング・ダイニングは12畳程度だったと思うので、12畳タイプのFU-250CXを買うことに。

定価は28000円でしたが、Webで検索しまくって19000円台を見つけて注文しました。
在庫が無くてまだ発送されてないようですが、楽しみに待ってる状態です。
コレが届けば、臭いの面でもうちょっと快適に過ごせるようになる…かなぁ?
なって欲しいです。



殺人方程式 切断された死体の問題 / 綾辻行人

2005-11-28 07:51:56 | 読書
綾辻行人の「殺人方程式 切断された死体の問題」を読んでみました。

今まで綾辻行人を読んだことがありません。
ほぼ「名前を聞いたことがある」程度のレベルだったし、どういうミステリーを書いてるという漠然とした情報はあったものの、全然興味が沸かなかったのでした。
読もうと思ったきっかけは「月館の殺人」です。

佐々木倫子のファンなのですが、綾辻行人原作で「月館の殺人(上)」というコミックを見つけて捕獲。
オープニングがシリアスっぽくて「しくじったか?」と不安になったのですが、すぐにいつもの佐々木倫子の世界に突入。
まだ上巻しか出ていないっぽいですが、楽しませてもらっています。

それで、原作の綾辻行人がどれほどのモノなのかを確かめるべく、作品を読む気になった訳です。


書名:殺人方程式 切断された死体の問題
著者:綾辻行人
発行:2005年2月 講談社(講談社文庫)
ISBN:4062749912
価格:661円



書店でいくつか作品が並んでいたんですが、一番興味を惹かれたコレに決定。
「切断された死体」ってところに反応してしまったのかも、B級スプラッター映画ファンだから。

マンションの屋上で、首と左腕を切断された全裸の男の死体が発見される。
そのマンションの2階の廊下で男の頭部が発見され、被害者はマンションの川向こうにある新興宗教団体の教主と判明。
事件当夜、そのマンションを出入りしたのは住人である教主の義理の息子だけだった。
その息子の車の中から、切断された左腕が発見され、息子は容疑者として逮捕。
元々、その宗教団体は息子の実母が教主だったが、数ヶ月前に死体で発見され、他殺の疑いが持たれていた。
息子は母親を殺したのは義父と確信しており、動機は十分にあったが、犯行を否認している。
あらゆる状況証拠は息子が犯人だと示しているが、教主の死体を切断した上で、わざわざ自分のマンションに運び込む理由が謎となっていた。

読んでみたんですが…何だか、軽いっちゅーか、薄いっちゅーか、幼稚っちゅーか。
死体のトリックが一番の肝のようなんですが、そのトリック自体が序盤というか事件発生前からバレバレなので、何の感動も感心もないまま読み終えてしまいました。
何だコレ?

犯人自体は分からないまま読んでましたが、判明したときも「あっそう、この人にしたの」という感じ。
驚きがなかったというか、もうやりたいようにやれば? という投げやりな気分になっていました。
どうもまず「あのトリックありき」で書いた話のようで、他のもの全てが後から付け足したように思えました。

登場人物達がコミカルな設定のキャラなんですが、その割りにあまり親しみを持ったり感情移入できないのは何故なんだろう。
双子の兄でいまだ学生(哲学者志望で変人)の響と、弟の刑事・叶が出てきますが、叶が主人公かと思ったら途中から響に主役の座を奪われてしまいます。
その響が名探偵役なんだけど、なんだかちょっといけすかない感じ。
変人だけど頭がキレるキャラ設定のせいで、非人間的になっちゃってるせいなのかなー。

そんな訳で、キャラに感情移入もできずストーリーも楽しめずに読み終えてしまいました。
残念、綾辻行人は自分には合わないのかも知れません。
軽くて読みやすそうだし、もうちょっと魅力的なストーリーやキャラクターだったら楽しめそうなんだけど。

しかしこの本を読んで一つだけ収穫がありました。
末尾に綾辻行人の作品リストがあったのですが、「○○館の殺人」というタイトルが並んでいました。
そういや書店で見たときにもいくつかあったような気が…
○○館というヤカタを舞台にした殺人事件のようですが、「月館の殺人」というタイトルはそのもじりだったのね。
月館の方はヤカタでなくツキダテという地名なんだけど、「綾辻行人ですよ」と。

タイトル自体が、「綾辻行人=○○館の殺人シリーズ」って知ってる人向けのネタでしたか。
ということに遅ればせながらようやく気付けたことが、この本を読んでの収穫でした。(そんだけか?)

綾辻行人の第一印象が悪かったですが、たまたまこの作品だけが自分に合わない話だったのかも知れません。
なのでもう1冊、今度は「○○館の殺人」シリーズのどれか1つに手を出してみようと思います。
もしそっちもダメだったら、もう見限るしかないんだけど。


大分トリニータ×大宮アルディージャ

2005-11-27 13:38:59 | サッカー
今季のホームゲームで使える、トリニータチケット当日券引き換え券2枚。
使うタイミングを逸し続け、ついにホーム最終戦を迎えたので、もう行くしかありません。
息子タイトにもサッカーの試合を生で見せてやりたいし。
という訳で、昨日11/26(土)に大分トリニータのホームスタジアム・ビッグアイで観戦してきました。

試合は15時からでしたが、この日は土曜日なので嫁さんがリーボック・マーシャルアーツに通う日。
トレーニグ終了後に出発なので、12時半過ぎに息子タイトと仔犬ユニも連れて家を出ました。

ビッグアイでトリニータの試合がある当日なので、近隣の道路が込みまくってます。
ビッグアイにも駐車場はありますが、そこは更に鬼込みするそうなんで、近くのショッピングモールのパークプレイスというところへ行きます。
この中にペットグッズを販売している店が複数固まっていて、ペットOKな一角があります。
ペットホテルのサービスをやっているショップがあるので、そこでユニを預かってもらうことに。
4時間で1250円とのことなので、試合を観に行って戻ってくるまで4時間もあれば十分でしょう。

14時過ぎにはパークプレイスからビッグアイへ移動するつもりだったんですが、渋滞で遅れまくり、遅い昼食をパークプレイスでガツガツ食べ、14時半過ぎにようやく移動を開始しました。
パークプレイスからビッグアイまでは1km弱ですが、最後の最後に約100段×2箇所の階段が待ちうけていました。
自分は歩き疲れたタイトを背負っていたため、なおさらツラかったです。

スタジアムにはギリギリ15時前に到着。
中に入ってみると、1Fの座席はほぼ埋まっているようです。
2Fに移動しましたが、空席は見当たらず。
弱ったなーなどと思っているうちに試合が始まり、しばし生の迫力に興奮しつつ立ったまま観戦してました。
しかしこのまま2時間も立ちっ放しはツラい。
ふと端の方を見ると、2F席の一番端の方なら少しだけ空席があったので、そこへ移動しました。

決して良いポジションの席ではないんですが、上から見ているせいか、ゲーム内容がよく分かります。
TV観戦だとポイントだけクローズアップされて見えるんですが、生でピッチ全体を見ていると、ボールが移動するたびに選手全員が位置を変えていく様子が見え、面白いです。
すぐそこで試合をやっているというライブ感がとても迫力があって楽しい、やっぱ良いなー生は。

試合の方は、大分の方が良い形を作っていたと思いますが、大宮の速いカウンターでヒヤヒヤさせられるシーンが結構ありました。
今日はトゥーリオが累積で出場停止の影響もあるのかなー。

前半、右サイド奥へ切り込んだ吉田からのクロスを、難しい位置ながらも山崎がアクロバティックな体勢で当ててゴール。
しかしすぐに大宮に同点に追いつかれてしまいます。
後半30分過ぎに吉田が後ろから放り込んだボールを抜け出した西山が完璧なトラップでキーパーと1対1に、そしてキーパーをかわしてゴール。
これが決勝点となって2-1で大宮に勝利しました。

試合の後で最終ホームゲームと岡中引退のセレモニーがありました。
最近GKはU-18代表で大活躍だった西川がスタメン、その前に頑張っていた高竒がサブという体勢で、岡中の出番はあまりなかったです。
しかしJ2時代からのトリニータの守護神だったあのアゴがもう観られないと思うとさびしい。
お疲れ様でした。>岡さん


カットとシャンプー

2005-11-26 23:59:59 | Opened Zipper
帰宅すると、息子タイトの髪型が整えられていて「小さいおっちゃん」みたいになっていました。

嫁さんに訊いてみると、仔犬ユニをシャンプーしてもらいにトリミングの店へ連れて行き、待っている間にその近くの
美容院へタイトを連れて行ったとのこと。

ユニを触ってみると確かに毛が滑らかでサラサラしてるし、ムスクの香りだし、毛量のちょっと減っているようです。
トリミングもしてくれたんですね。
しかしムスクの香りは嫁さん的にはNG。
50%OFFのチケットを持って店へ行ったら半額で3500円だったそうですが、通常なら7000円か~…残念ですが、もうその店へ行くことは無いかな。

タイトのカットの方は1000円と安かったそうなんですが、デキがイマイチ…最近、後ろ髪が伸びすぎていたのは気になってたんですが、「小さいおっちゃん」髪もちょっと悲しい。
タイトがまだ前髪が薄いので、美容師も苦労したんだろうけど…

嫁さんは3歳くらいまで髪が薄かったそうで、両親を心配させていたそうですが、タイトもその遺伝子を引き継いでなかなか髪を生やしてくれません。
何だかタイトって、自分と嫁さんの似て欲しくないところばかり選んで、似てしまってる気がします。
「もっとこういう部分が似ててくれたら」と思ったりもしますが、まぁそうは言いながらも自分達と似てる部分があること自体は微妙に嬉しかったりして。


同じ過ちを繰り返すダメ人間

2005-11-25 08:17:21 | Opened Zipper
少し前にPHS(642S)を紛失して、ドコモショップで旧代替機の631Sを貰い使ってました。
先週、その631Sを紛失してしまいました…ダメだ。
ダメ人間だ。>自分
同じ過ちを短期間で2度も繰り返すとは。

あまりにも恥ずかしかったので、「ブログに書く良いネタができた」などと開き直ることもできず、1週間経ってようやく書いてます。
前回は仔犬ユニの散歩中に走り回っているときにヒップバッグから落としたっぽいんですが、今回は出勤途中。
カジュアル・フライデーの金曜日だったのでジーンズを履いてたんですが、PHSは尻ポケットに入れてました。
バスに乗り遅れまいと公園を小走りで通過したときか、バスの中で座っていたときに落としたっぽいです。
バス会社に連絡しても落とし物としての届けはなし。
帰りに公園を捜索してみたんですが、見当たらない。
あきらめてドコモへ連絡し、電波の停止を依頼しました。

もうこうなったら新端末入手しかないってことで、WRISTOMOの購入意欲が高まり、ネットオークションで入札したりしてたんですが、自分的上限だった3万円を超えた時点でギブアップ。
ホームステーションモードが無い不便なPHSに3万超は出せん。

冷静になって考えると、やはり使い勝手の良い642Sしかないかなと。
WILLCOM端末買って解約してドコモで電番入れてもらうことも考えましたが、パルディオEメールが受信できる気がしません。
メールはできないと困るしなぁ。

電番下4桁が1111という超良番なので、他社に乗り換えもありえません。
このままドコモPHSサービス終焉まで使い続ける予定です。
1年ちょい先のハズのサービス終了時に、PHSの契約期間を継続させてFOMAへ移行しようと考えています。
現時点だったらSO902iが候補なんですが、PHSサービス終了時はもっとステキな端末が出てるかなー。

などと妄想を繰り広げていたら、実家から電話がありました。
「PHSが見つかったらしいよ」
ドコモから連絡があり、警察に届いているとのこと。
ウチには自分のPHSと嫁さんのケータイとIP電話しか無いため、ドコモには実家の電話番号で登録していたため、実家へ連絡が行ったのでした。

あれ? 見つかっちゃった?
「無くなったから仕方なく」という理由で新端末物色に走っていたんですが、妄想終了。
今日にでも警察へ取りに行く予定です。
もう1つ前に紛失した642Sの方だったら良いんだけど、そんなワケないか。


リクルート "THE RECRUIT"

2005-11-24 17:53:52 | 映画
ちょっと前に見た映画「リクルート」。
軽いノリの映画だと思い込んでいたんですが、「ルーキー」か何かと間違ってたみたいです。
リアルで結構シリアス、そんでもって「何てこったい」と惑わされるサスペンス。


邦題:リクルート (2003年アメリカ)
原題:THE RECRUIT
時間:115分
監督:ロジャー・ドナルドソン
出演:
 コリン・ファレル (ジェイムズ・クレイトン)
 アル・パチーノ (教官ウォルター)
 ブリジット・モイナハン (レイラ・ムーア)

■ストーリー

MITの優秀な学生ジェイムズは、大手PCメーカーへの売り込みに成功し、順調に就職できる見込み。
ジェイムズの父親は昔謎の死を遂げており、ジェイムズは密かに父の死の真相を調査していた。
ジェイムズがアルバイトしているバーにウォウターという男が現れ、CIAに入るよう誘う。
興味がなかったジェイムズだが、ウォルターが父親の死の真相を知っていると匂わせたため、気になってCIAの採用試験を受けることに。
ウォルターはリクルートも担当していたが、訓練校の教官でもあった。
訓練生となったジェイムズは、スパイとしての技術を学び習得していく。

■感想

終盤の「何を信じて良いか分からない」という状況に追い込まれた辺りがとても良いですね。
観ている方も何が真実なのか嘘なのか分からなくなって混乱し、その混乱させられた感が楽しいです。

そしてアル・パチーノの「俺は何でもお見通し」的な自信満々っぷりがステキ。
淡々としていて冷静そうなのに、限界を超えたらヒステリックにブチ切れしそうな張り詰めた雰囲気のキャラでした。

気になったのはCIAのセキュリティが「ちょっとお粗末なんじゃないの?」と思えた点。
それから訓練校での授業の内容、あんなにハードなのが必要かなー? と。
今時、ジェームス・ボンドが必要だとは思えないんですが。
一番大事なのは情報なので、情報収集と連絡とか現地の要員をどう使うかという能力の方が重要なのでは?
などと疑問に思う点はありつつも、最後まで楽しめた映画でした。

コリン・ファレルは「フォーン・ブース」の「よくしゃべる口先だけの胡散臭い男」役が良かったんですが、今回はまた全然違った役柄。
何を信じて良いか分からなくなる状況の中で、不安気な表情ながらも父親の死の真相を知りたいという強い欲求から行動する姿が良かったと思います。

コリン・ファレルは「マイノリティ・レポート」にも出てたそうなんだけど、こっちはまだ見てないんですよね。
間違って字幕版を録画したんで、吹き替え版の再放送待ちだったんですが、最近WOWOWで放映してないなぁ。
チェックしとこう。


サファリパークに犬乱入

2005-11-23 20:35:08 | 愛犬ユニ(uni)
九州自然動物公園・アフリカンサファリというところへ行ってきました。
息子タイトもお気に入りなので、年間パスポートを買っていたんですが、数回行った後は半年ほど行っていませんでした。
理由は仔犬ユニを飼い始めたから。

サファリへ遊びに行くと長時間留守にすることになるので、留守番させるのは可哀想。
しかし犬連れでは入れない。
という訳で遠ざかっていたんですが、どうやらペット連れで入れるらしいと聞きました。
調べてみるとペット持込可能で、サファリパークとなっている動物ゾーンだけは不可のため、入口にペット預かり所があるとのこと。

行ってみると確かに動物ゾーンの入口にペット預かり所があったのですが、託児所のように誰か見てくれる人がいるのかと思ったら、まるで風呂のロッカーのような感じでケージが置いてあるだけでした。
しかしちゃんと鍵がかかるしペットを預けているので、便利です。

動物ゾーンを回った後でペット預かり所からユニを引き取り、ショップやレストランなどがあるふれあいゾーンへ移動。
入る前に再度スタッフに、ペットを連れて入って良いのか確認します。
ふれあいゾーンは小動物やラマ程度しかいませんが、どう考えてもこの動物だらけの中へ犬を連れ込んで良いとは信じられなかったのです。
しかしあっさりと「大丈夫です」との答えが。

さっそくドッグ・トレーニングショーを見に行きます。
さすがにステージ前にかぶりつきはマズいだろうと思い、最後列で見ていたんですが、ボーダーコリーのポルコ君はどうしても気になったようで、ショーの途中に何度かユニのところへやってきて、ウレション漏らしたりしてました。
そうだよねぇ、気になるよねぇ。

その他、園内を全部回ったのですが、やはり施設内には入れないのでユニを連れて自分は外で待ってました。
しかし何度も行っている場所だし、別段不都合はありません。
最後の最後、ライオンの赤ちゃんと一緒に写真撮影できる場所の前のベンチでユニと座っていたときは、「この子が気になってそちらを見てしまうので、移動してもらえませんか」とお願いされました。
ライオンの赤ちゃんがこっちを見ていることに気づいていなかったのですが、それは当然の依頼なので、慌てて移動。
その件を除けば、園内スタッフもお客さんもユニに優しく声をかけてくれるし、犬を連れて入ったことについては全然問題なしでした。

犬連れでアフリカンサファリへ遊びに行くという、ナイスなレジャーを見つけることができたのでラッキーでした。
年間パスポートは確か来年2月頃まで使えた気がするので、何度か行ってみようと思います。

フレンズ#19 マルセルの逃亡

2005-11-22 12:58:39 | ドラマ・フレンズ

邦題:マルセルの逃亡
原題:The One Where The Monky Gets Away
   (猿が逃げる話)


■ストーリー

「婚約しました」のコーナーを見せてレイチェルを焦らせるために、レイチェルの母親がカントリークラブの会報を送ってきていた。
モニカが届けてくれた会報を見てみると、レイチェルの元婚約者バリーと付添役ミンディの婚約が報じられていた。
結婚式の会場から逃げ出してモニカの部屋へ転がり込んだレイチェルだったが、バリーがミンディと結婚すると知り複雑な気分になる。
そのモヤモヤした気持ちと何故理想の彼氏ができないのかをロスに相談していた。
レイチェルはパウロと別れてから「男は当分要らない」と言っていたが、「自分に合う人がいれば」と変わってきていることに喜ぶロス。
翌日ロスは猿のマルセルをレイチェルに預かってもらうので、その後でレイチェルを口説こうと考えていた。
しかしレイチェルはうっかりしていて、マルセルが部屋から逃げ出してしまう。
アパート中を捜索するが見つからない。
更にレイチェルは動物管理局にも連絡していたが、マルセルは希少動物で飼育禁止のため、もし捕獲されても動物管理局に保護されてしまうのだった。
帰宅したロスに事情を説明すると、ロスは大激怒し、レイチェルを許してくれない。

■感想

ミンディの写真を見たモニカが「あら、可愛いじゃない~」と言った直後、レイチェルが睨んでいることに気付き「…服が。」と付け足すシーンが好きです。
ナイスフォローです、モニカ。

そのモニカの靴にマルセルがウンチしたと知り、「どの靴?」と訊かれて「左足」と答えるレイチェルもナイスです。
「モニカがどんな服にも合うって言っていつも履いてるダッサい靴よ!」と言い放つレイチェル、呆然とするモニカ、そこへ後から現れたフィービーが追い討ちをかけるよう質問。
「モニカのどの靴に?」「あたしがいつも履いてる…」「そうじゃなくて右か左か」と相変わらずのブっ飛んだ質問をかぶせて笑わせてくれるのも最高。
そーか、左だったらラッキーアイテムか~、良かったねぇモニカ。

マルセルを逃がされてブチギレするロスにちょっと引いてしまいます。
そもそも、マルセルのどこが可愛いかさっぱり分からないんですよね。
イタズラばっかりしていて迷惑かけまくってるしなぁ、モニカの靴の中にもウンチするし。
一緒に住んでるから愛着が沸いてしまうのか、それともロスがやっぱり変人だからなんでしょうか。

今回はヘッケルさんもやりたい放題。
マルセルを自分のものにしようとするし、動物管理局員に「逮捕されるよ」と脅されるとすぐに翻って「服は返せ」と厚かましく言うし。
動物管理局員といえば、レイチェルとモニカがリンカーン高校の同級生と分かったときに「そのオーバーオール良いねーなんて言ってくれなかったし」とすねるシーンで笑ってしまいました。
そーか、オーバーオールか、とても良く似合いそう。

随所の小ネタも良かったですが、今回はフレンズには珍しくヴァイオレンスシーンが。
と言っても麻酔銃を撃つだけですが、マルセルを護るため身を投げ出すフィービーのスローモーションなおマヌケでこれも良かったです。
そういやヒュー・グラントが出演していたらしい映画を皆で見てきた後、ジョーイは映画にヴァイオレンスは求めてないって言ってたっけ。
「俺が求めているのはセクシャルな何か」
それにしてはヒーターが壊れた部屋の女の子達に突進せずに冷静だなーなんて思ってたんですが、「君達の写真をもらえるかな」が意味不明でした。
その写真をどうしたかったんだ、ジョーイ?


夜の公園でブラッシング

2005-11-21 08:25:17 | 愛犬ユニ(uni)
仔犬ユニの散歩ですが、最近は朝の散歩は嫁さんが行ってくれてます。
自分が1時間早出を続けていて、朝の散歩にも行こうとすると5時過ぎ起床になるので、見かねた嫁さんが代わってくれました。
自分が朝、準備している間、息子タイトは眠っているので、その間に嫁さんが散歩に行ってくれています。
なので平日は、自分は夜だけユニを散歩に連れて行ってます。

早く帰宅できた場合は18時半~19時頃に行くんですが、残業で遅くなると23時過ぎになったりします。
最近ちょっと残業がちなので、夜中に散歩に行く機会が増えました。

散歩ルートはいくつかあるのですが、近くにある複数の公園のうちのどれか1つは必ず通るようにしています。
最近は公園でユニと一緒に遊びまわった後、ブラッシングをするようにしています。
家ではベランダでブラッシングしてあげることがありますが、日中は嫁さんがなかなか余裕がなく、ブラッシングが数日おきになっていたようです。
やはり毎日ブラッシングしてあげないとねぇ。
ということで、ブラシも持って散歩へ行ってます。

抜けた毛はブラシに絡みついているので、それを取ってウンチ袋に一緒に入れて持ち帰っています。
多少は抜け毛が周囲に飛んでるかも知れませんが、そのうち分解されるはずだし、許される範囲じゃないかなと判断してます。

ブラッシングをちゃんとやってると、毛並みが綺麗になってきた気がします。
ユニの外見がちょっとグレードアップ。


大分トリニータ×鹿島アントラーズ

2005-11-20 21:29:26 | サッカー
今季のトリニータの試合で、当日券が残ってればいつでも使えるチケットを2枚入手していたんですが、使う機会をうかがってました。
今日、11/20(日)の大分×鹿島戦を観戦しに行こうかと考えていたんですが、最近のトリニータの快進撃のお陰でチケット売れまくり。
どうやらほぼチケット完売らしく、無理かなーと思ってました。
昨日になって確認すると、NHK BS1で大分×鹿島戦が放映されるとのこと。
チケットが使えない可能性が高いし、TVで観戦できるしってことで、スタジアム観戦は次回ホームの大分×大宮戦に先送りにしました。
という訳で、自宅で試合観戦。

シャムスカ監督就任以来、絶好調のトリニータですが、相手は現在2位の鹿島。
試合は前半から鹿島にボールを支配され、厳しい状態。
しかし大分はしっかり守って、奪って速攻といういつものスタイルできっちりやっていて、攻められていながらも安心してみていられる感じでした。
前半は0-0で折り返し、後半途中で一瞬の隙をつかれて鹿島にゴールを許してしまいましたが、その5分後に深谷のロングパスを吉田がナイストラップでキーパーと1対1になって同点ゴール。
自宅のリビングで大拍手、一緒に観ていた息子タイトにも拍手を強要。

吉田が胸トラップしたときハンド臭かった、というかというかスローで確認すると確かにハンドしてたっぽいんですが、そのままゴールとして認められました。
アナウンサーも「ハンドのようにも見えましたが」なんて言ってたしねぇ。
故意ではなさそうってのと、その直後に相手ディフェンダーの手にも当たってたようだしってことで、レフェリーがスルーしたのか、単に気づかなかったのか…
まぁ結果オーライです。

その同点ゴール後はかなり大分ペースで、ひょっとしたら勝つんじゃなかろーかと思えるくらいの状態でした。
ロスタイムに入って梅田が2枚目のイエローカードで退場になりましたが、最後まで守りきってドロー。
試合内容も良かったし、ドローだったけどとても満足しました。

次は11/23のアウェーでのセレッソ大阪戦、その次がスタジアム観戦予定の大宮戦。
今のトリニータなら今日の試合の結果で2位に浮上したセレッソとも良い試合をしてくれそうだし、その次の大宮戦にも期待してます。

GZ-MG40実機確認

2005-11-19 23:59:59 | デジタル機器
購入予定のビデオカメラの第1候補であるビクターのHDD記録ビデオカメラ、エヴリアGZ-MG40。
インターネットの通信販売なら6万円程度になっているようです。
ほぼ決まりではあるんですが、最終的に実機を触って確認せねばと思っていました。

しかし家電量販店のチラシを見てもなかなか載っていない状態。
まだまだHDDビデオカメラはマイナーなのか? 人気ないのか?

と思っていたら、今朝ヤマダ電機のチラシにエヴリオが載ってました。
価格は約10万円…ネットと4万も差があるんでは、店頭で買うことはありえないんですが、購入検討中の客のフリをして触りに行ってきました。

嫁さんと一緒に行って、まずは嫁さんの手の大きさに合うかの確認。
持ってもらいましたが、そもそもこれまで使っていたデジタルビデオカメラに比べたら全然小さいので、全く問題なし。
触った感じはコンパクトだし持ちやすいし、全然OKです。

気になっているのは画質。
某情報サイトでのレビューに掲載されていたサンプル動画の画質が悪かったために、「エヴリオは画質が悪い」と評判になっていたようですが、その動画はツールで生成する際に設定ミスがあったらしく、参考にできないのだとか。
自分の目で確かめるかーということで、録画して再生し確認。
実機の液晶でだけの確認でしたが、全然問題なさそう。

色々触っていると店員が寄ってきて、「コイツ買う気満々だな」と思ったらしく、しばらく背後から声をかけ続けられました。
適当にあいづちをうちつつも、触り倒すだけでココで買う気なし。
販売価格はケーズデンキへの対抗で9万5千円程度にまで下げてましたが、インターネット通販6万との価格差は埋めようもないので、しょうがないでしょう。
とりあえず、カタログだけゲットしてきました。

という訳で、実機でも確認しOKと判断したので、そろそろインターネット通信販売での購入に踏み切ろうと思います。

北の狩人 / 大沢在昌

2005-11-18 08:21:16 | 読書
大沢在昌の「砂の狩人」が面白かったので、前作の「北の狩人」を引っ張り出してきて読み返しました。
読んでいくうちに思い出してきて、「あー、そうそう、コレコレ」などと思いつつ。
↓今は既に文庫化されているようですが、昔買った本なので新書のまま。


題名:北の狩人
著者:大沢在昌
発行:1998年 幻冬舎
ISBN:4877289291(上巻)/4877289305(下巻)
価格:上下巻各821円



新宿に現れた東北の若者・梶雪人が、暴力団が関係する場所を選んで現れ、「田代組」に関する情報を得ようとし始める。
少人数の武闘派だった田代組自体は、ある事件をきっかけに10年以上前に既に無くなっていた。
当時の田代組構成員で、現在は広域暴力団に所属する宮本は、梶の動きに注目する。
新宿署の刑事・佐江は、梶の行動によって新宿の暴力団関係者の異変が起きていることに気付く。
梶は秋田県警の刑事であり、同じく刑事だった父親が殺害された事件の真相を調べるため、その事件に関係した田代組の関係者を捜していた。

前作と言っても、「砂の狩人」との共通点は刑事・佐江だけですね。
マタギの孫で狩人としての勘が働くといっても、あまりにも的確過ぎる梶の行動ですが、そこはそれ「運命」っつーことにして。
女子高生の杏を出して梶に絡ませたことで、ハードボイルドなストーリーなのに妙にソフトな感じに仕上がっちゃってます。
杏は最初は暴力団関係の引っ掛けバーでバイトしてて梶をカモろうとし、もうどうしようもないクズって感じの女子高生だったんですが、梶と出会ってから次第に変化していく姿が良いです。
「そんなこたーありえねー」などと心のどこかで思いつつも、「これは娯楽小説なんだから」ということで。
お陰で、血なまぐさいシリアスな設定と展開にもかかわらず、軽く読みやすい小説になっているので、自分的にはとても楽しめました。

よく考えてみたら大沢在昌の佐久間公とか狩人シリーズって「ある目的を持って調査しにやって来た男が、その行動によってその場所で保たれていたバランスを崩していき、混乱を生じさせて怨まれ疎んじられつつ、真相に近づいていく」的な話なのね。
主人公を危険な目に会わせる必然性を生じさせるためには、そういう設定になるんだろうなぁ。
いえ、面白いから全然良いんですけどね。

久々に昔の大沢作品を読んでみましたが、やっぱり面白いなぁこの人と再認識です。
また比較的新作を漁ろうかなと思ってますが、良さ気なのが見つからなかったら昔のを再読するのも良いかな。


幼稚園の面接

2005-11-17 07:59:04 | Opened Zipper
昨日、幼稚園の面接がありました。

息子タイトは現在2歳9ヶ月、早生まれで来年2月に3歳になります。
4月から幼稚園の年少に入るつもりで、嫁さんがこれまで色々な幼稚園を見学したりしてました。
日程が会社の休みと合わなくて、自分が一緒に見学会へ行ったのは1回だけでしたが、そのとき見に行った幼稚園にしようということになり、入園申し込みをして昨日が面接。

地方のフツーの幼稚園なので、面接といってもゆるゆるです。
母親のみで十分、服装もジーンズで構わないんだとか。
競争率なんて1未満のようだし、面接結果で入園できないことはまずないそうです。
単に「手に負えないくらいとんでもねー子供」かどうか見るだけっぽい。

平日で自分は会社なので、面接には嫁さんがタイトを連れて行ってきました。
個別に面接するのではなく、普段幼稚園でやっていることを集団でやってみて、ちゃんとできるかを見ていたようです。
数名ずつまとめて座らせて、絵本の読み聞かせをしたんだとか。
タイトは普段は大人しいんですが、なぜかテンションが上がりまくってしまったらしく、保母さんが他の子に話しかけているのに割り込んで自分が答えたりと、「ウザいガキ」状態だったそうです。

そんな状態でも問題なかったようで、入園料を払って幼稚園服の採寸をして帰ってきてました。
どうやら無事に、4月から幼稚園へ通えるようで、良かったです。

タイトは毎週の体操教室と隔週の英語リズム教室を除けば、あまり他の子供と触れ合う機会が無いので、早く子供の集団の中に放り込んでやりたかったんです。
それにタイトが幼稚園へ通うようになれば、育児と仔犬ユニの世話でややテンパり気味な嫁さんも、少しは余裕ができるんじゃないかなぁと期待してます。
入園まであと4ヶ月半だな。


TUBE

2005-11-16 08:29:20 | 映画
少し前ですが、韓国のアクション映画「TUBE」を観てみました。
刑事モノのアクションで地下鉄ってことは「スピード」の後半のパクリ映画かなーなどと思いつつ。


題名:TUBE (2003年 韓国)
時間:116分
監督:ペク・ウナク
出演:
 キム・ソックン (刑事・チャン)
 パク・サンミン (テロリスト・ギテク)
 ペ・ドゥナ (インギョン)
 ソン・ビョンホ (地下鉄室長)


■ストーリー

空港で厳重に警護されていた政府の要人がテロリスト数名に襲撃を受け、護衛と共に要人は殺害される。
現場へ駆けつけた刑事チャンはテロリストの1名を射殺するが、逃亡されてしまう。
チャンの目撃により、テロリストのリーダーはギテクと判明。
ギテクにより恋人を殺害された過去があるチャンは、執拗にギテクを追っていた。
後日、ギテクのテロリストグループによる地下鉄ジャック事件が発生。
強力な爆弾が仕掛けられており、電車を止めると爆発するようセットされている。
乗客全員が人質になっているため、地下鉄統制室で制御して止めることもできない状態。
その電車にはギテクを追ってきたチャンも乗り込んでいた。

■感想

爆弾セットで止められず走り続ける地下鉄、衝突の危機、復讐など、やっぱり「スピード」。
でも全般的に暗くてあまり遊びが無いので、それほどパクリという印象はなかったです。

とにかく呆れるのがテロリスト達の銃弾当たらないっぷり。
多数のSWATに囲まれで銃撃戦になるんですが、ほんの数名のテロリストに全然当たらず、SWATだけが倒れていきます。
ありえない、ありえない。
素人のハンドガン集団vs訓練されたテロリスト達のサブマシンガンみたいな。
あんなSWAT、ありえない。
冒頭から呆れてしまったので、せっかくの真面目なアクション映画が興醒めでした。
すげー残念です。

チャンをほぼストーキングしていたインギョンの立場というか存在自体にもかなり無理がありました。
その違和感が最後まで拭い去れないまま。

などと色々な不満はあったものの、最後まで観られる映画ではありました。
随所に現れる「ありえない」に目をつぶれば、それなりに楽しめるアクション映画だったと思います。
あとは心情的な部分の表現というか描き方というか、それが韓国らしいなぁと。
もうかなり腐ってしまった日本ではあまり無い純粋な部分を、韓国ではまだ堂々と表現できるんだなぁということがうらやましく思えました。

それにしても、地下鉄統制室の室長はカッコ良かったなー。
彼がこの映画で一番良かったよ。