OZ.

Opened Zipper

トゥーム・レイダース

1997-12-31 12:00:00 | 旧 Opened Zipper
大晦日です。
とはいえ全く実感が無いのは、暖冬のせいでしょうか?
それとも、まだ1枚も年賀状を書いていないから?
それとも、大掃除をやる気がまるで無いから?

さて、なんとなく教えを請われたような気がしないでもなかったので、大晦日とは全く無関係にPlayStation(以下PS)の面白いゲームソフトの紹介を。
一番面白かったソフトは何か?という質問には、2つのソフトのうちのどちらかをそのときに気分で答えています。
そのソフトは『バイオハザード』と『トゥーム・レイダース』。
『バイオハザード』はかなり売れたので知名度が高いと思いますが、『トゥーム・レイダース』は日本ではそれほどセールスが伸びなかったようです。

『トゥーム・レイダース』は洋ゲーで、欧米ではかなり高い評価を受けている3Dアクションゲームです。
プレイヤー・キャラクタはレイラという女性考古学者。
彼女を操作して遺跡や洞窟の中をさまよい、闘い、宝や武器やカギを捜していきます。

このゲームをプレイしていると、本当に自分が遺跡を探索しているような気持ちになります。
遺跡や洞窟は華麗なグラフィックで表現されていて、思わず見とれてしまうほど。
凝った仕掛けに感心し、突然飛び出して襲ってくるケモノたちにおびえながら、銃をかまえてソロリソロリと進んでいく緊張感。
最高です。

レイラさんのキャラクタも立っていて、強い女性が好きな人にはオススメ。
例えばマイケル・クライトンの『ロスト・ワールド(ジュラシック・パーク2)』に出てくるサラ・ハーディングのような・・・
(原作の小説の方のサラです、映画の方はかなり情けない役になってたそうで)
アニメ顔に慣れた日本人にはちょっと受け入れ難いかも知れないワイルドな顔がステキ。
日本版を出す際にアニメ顔にするという話もあったそうですが、ポシャって良かった。

レイラさんのアクションも多彩です。
走る、ゆっくり歩く、横に歩く、ジャンプする、しがみつく、しがみついたまま平行移動、しがみついてからよじのぼる、よじ登る際に倒立(意味無し)、ジャンプしてからダイビング(やっぱり意味なし)、銃を構える、銃を撃つ、岩を押す、岩を引っ張る、レバーを引く・・・
最初は操作になれるまでは難しくて、レイラさんが思ったように動いてくれないのですが、慣れてくると自分の分身として自由自在に操れるようになります。
銃を撃つときのレイラさんの顔がもし見れたら、歯を食いしばって撃ちまくる彼女の姿にきっと惚れることでしょう。

画面は『DOOM』の後方視点といった雰囲気。
見た目はアナログな感じなんですが、じつはレイラさんの動きは結構デジタルです。
彼女がジャンプできる距離や高さは一定で、崖を飛び越える際などはこの点を考慮してアクションすることになります。

ナトラ社から依頼を受けて、遺跡の探検に赴くレイラさん。
しかし遺跡の中には・・・
映画『インディアナ・ジョーンズ』の気分が満喫できるゲームです。
さすがに終盤のキビシさにはちょっと閉口しますが、クリアしたときの達成感は最高。
もうすぐ2作目が発売される予定なので、楽しみにしています。

しかしこのゲームにはものすごいバグがあったのです。
なんとステレオの音声のLRが逆になっているという、めちゃめちゃ情けないバグ。
このゲーム、音もかなり重要なんです。
例えば隠された滝を見つけるとき。
まず滝の音が聞こえてきて、その方向にあるいていくと見つかるという状況があります。
これで左右の音が逆に聞こえてきたら、何が何だか。
なので私はこのゲームをプレイする間、AVケーブルのLRを入れ替えて接続していました。
このゲームの日本語版の発売元は・・・ビクター。(おいおい)

・・・(以下PS)と書いたのに使うところが無かった。

甲状腺の穴に健身球を詰める

1997-12-30 12:00:00 | 旧 Opened Zipper
年を越す前に書いておかないと。
課の忘年会のときに、中国から来ている研修生の張さん(仮名)が皆にくれた物体。
健身球と言うのだそうです。

これを掌に握って、2つをクルクル回すと・・・回すと・・・何か良いことあるんだろうか?
きっと回すために手を動かすことで脳に活動が活発になる・・・のかなあ・・・
中国4千年の歴史の産物なので、侮れないはずです。

七宝焼きの健身球で、振るとキレイな音がします。
他にも色んな模様のものがありましたが、私がもらったのはパンダ。
やはり中国といえばパンダですな。

その忘年会の席に、数ヶ月前に甲状腺の手術をした男が居ました。
彼はその手術で、タマゴ大の甲状腺を2つ取り去っていました。
ということはタマゴくらいの穴が2つ開いてしまっているはずです。
この健身球もタマゴくらい・・・ということは、これを甲状腺の穴に入れておけば良いのでは?

健身球を無くさないし、持ち運びにも便利です。
穴がふさがるので、雨水が溜まったりしなくなります
この前までその穴に溜まった水で池ができて、ブラックバスが泳いでいたため、早朝から釣り人がやってきてうるさくて困ると言っていました。
これでもう、その心配もなくなる訳です。
さすが中国4千年の歴史の産物、健身球。

PHS収集家への道

1997-12-29 12:00:00 | 旧 Opened Zipper
家に戻ると、またしてもNTTパーソナル九州からホームアンテナが届いていました。
『MYアンテナキャンペーン』へ応募しておいたのが当たったようです。
このキャンペーンで当選するのは2回目。
俺ってばラッキーな奴。

そういえば・・・と12月の抽選分も応募しようと思って葉書に書いておいたことを思い出しました。
雑誌の山に埋もれていた葉書を発掘。
これ以上ホームアンテナをもらってどうしようっていうんだろう?と自分で疑問に思いつつも、せっかく書いたので投函しに出かけようとすると・・・チャイムが鳴りました。
誰だろう?と思ったら宅配便。
届けられたのは、またしてもまたしてもホームアンテナでした。
どうやら2つ当たっていたらしいです。
こうして8、9台目のホームアンテナが手に入りました。

以前にも書きましたが、私は(移動体通信)廃人ではありません。
私が持っているのは、NTTパーソナルのものだけなのです。
真の廃人なら他のキャリア(DDIポケット、アステル)や携帯電話にも手を出しているはず。

携帯電話に手を出さない理由はランニングコストと音質なんですが、PHSの中でNTTパーソナルに偏っている理由は・・・単になりゆきです。
最初に手に入れたのがNTTパーソナルだったんですが、その番号がとても良かったのです。(下4桁が同じ数字)
番号が良いからキャリアは変えたくない。
なので端末を新しいものに変えるときは、番号入れ替えか機種変更してきました。

それから家でディジタルコードレス電話の子機として使うために、ホームステーションを手に入れました。
これにはNTTパーソナルの端末(とアステルの一部の端末)が7台まで登録できます。
どうせなら、とNTTパーソナルの端末を手当たり次第もらって登録し、子機として使っています。

更にPHSを出先で安定して使うために、ホームアンテナも買い漁り・・・
なんてことをやってる内に、NTTパーソナル製品の箱が山積みになっていたのでした。

今後もこの箱はもう少し増える予定です。
今使っている2台の312Sと、母が使っている203Sを全て314Sへ機種変更するつもりなのです。
更に311Mが出たらまた機種変更するだろうし、321Sが安くなったらやっぱり機種変更するだろうし、今使っているPIAFSカードのDC-1SはFAX送信ができないので、DC-2Sが欲しいし(FAX使わないくせに)・・・

といった感じでNTTパーソナル専門なのです。
便利に楽しく使おうとしているだけだと自分では思っています。
廃人と呼ぶには研究心が全然足りないし、コレクターやマニアと呼ぶにはとても中途半端な私。

熊の皿をまたもらう

1997-12-28 12:00:00 | 旧 Opened Zipper
またしても日本石油のよしばんのお楽しみスタンプラリーでお皿をもらっちゃいました。

期間は12月末まででした。
私のスタンプシートには13個のスタンプが押されていました。
あと7個で景品がもらえる状態。
車の燃料が減ってきたので、いつものよしばんSSへ給油に行きました。

たぶん50リットル弱しか入らないから、せいぜいスタンプは5個しか押してもらえません。
あと2個足りないなあ。
洗車してもスタンプを押してくれるらしいので、年内にもう一度来て洗車頼もうかな?
などと考えていました。
(完全にこのキャンペーンにしてやられています)

SSでONE-UPカードと共にスタンプシートを渡しました。
しばらくして店員さんがカードとシートを持って戻ってきました。
あれ?まだ給油終わってないからスタンプは押してないはずだけど・・・もしかしてこの店でもONE-UPカードは対象外って言われるんだろうか?ドキドキ。

『このプレゼントは今月いっぱいだから、今日差し上げますよ』
『え?良いんですか?』
『ええ、どうぞ』
『じゃあ、お皿をください』

お皿と共に次回のキャンペーンのスタンプシートもくれました。
いやあ、親切なお店だなあ・・・もうこのSSでしか給油も洗車もしないことにしよう。

次回のキャンペーンでは景品が変わります。
洗濯洗剤は同じですが、懐中電灯、薬用入浴剤、そして周富輝の土鍋(なんじゃそら)になっていました。
土鍋は小さくて、一人分の鍋焼きうどんとかをちょっと作るときに使えそうです。
しかし周富輝という文字と似顔絵が蓋に・・・これさえ無ければ良かったのになあ。
むう、次は何をもらおうかな。

ケーキとたくあんと抹茶

1997-12-27 12:00:00 | 旧 Opened Zipper
毎年クリスマスになると、家にはケーキが数個やってきます。
母が色んなところからもらってきて、この有り様になる訳ですが、冷蔵庫の中にケーキの箱が2つ3つ収まってるってのは何だか変です。

しかしそんなに甘いものをイッキに食べられるはずもないので、しばらくの間は毎日ケーキを食べつづける生活が続きます。
今日も朝からケーキを食べていました。

口の中が甘くなりすぎるので、その後はちょっとショッパイものが食べたくなります。
スナックでも良いのですが、今朝はたくあんを食べて緑茶を飲みました。
やっぱりお茶は良いですね、落ち着きます。

しかし『ケーキ+たくあん+緑茶』かあ。
今、私が不審死を遂げて、司法解剖されたりして、胃袋の中を調べられるのはちょっと恥ずかしいような気がします。
監察医も不審に思ったりして。
『こんな組み合わせで食べるはずがない、きっと無理矢理食べさせられたんだ』
そして警察は殺人事件として操作を開始。

年末ジャンボ宝くじ

1997-12-26 12:00:00 | 旧 Opened Zipper
待ちに待った給料日。
今年最後の給料日。
年末調整が嬉しいなあ。

しかも今日は仕事納め。
午前中に席替えをして、午後は大掃除です。
そして軽く一杯ビールで乾杯して、15時頃には撤収。
そのまま9連休に突入するという幸せな日です。

しかし。
私には年明けにはケリをつけなければいけないお仕事があるのです。
多分、年末年始はある程度働かなければ間に合わないでしょう。
今日は調子こいてさっさと退社したとしても、明日もお仕事・・・かなあ。
まあ折角の休みといっても、こんなに暖かい状態ではスノボしに行く気にもならないし、年賀状を書く以外にやることはないので構わないんですけどね。

でもちょっと可哀相。
こんな可哀相な私に,神様(なんて信じてないけど)はきっと素晴らしいものを与えてくれるに違いない。

さて手元にあるのは、先日の忘年会で獲得した年末ジャンボ宝くじ。
抽選で決まった4人組で優勝した商品なのですが、とりあえず私が預かっています。
1億5千万円当たったら、一人あたり3750万円で山分けすることになっていますが、あのときは皆酔っていたし、もうとっくに忘れているに違いない。
どうせ番号だってろくに見てないはずです。
この宝くじがもし当たっていても、しらばっくれて75円ずつ配っとけばOK。
(写真にも番号は写ってないな、よしよし)

ということで神様、可哀相な私に何を与えれば良いか、よく分かったでしょうね?

別府クリスマスファンタジア

1997-12-25 12:00:00 | 旧 Opened Zipper
一昨日に引き続き、昨夜も花火を観てきました。

前日の反省を活かして、早めに会場付近へ移動。
音楽も聴こえるし、花火もしっかり観られる場所を確保しました。
早すぎて花火の開始前だったので、晩飯にとコンビニで買ったおでんや肉まんを食べて待っておりました。
(もうちょっとマシなもの食べろって)

創作花火は面白い花火が多くて楽しいのですが、例年最後にこれでもかと言わんばかりの豪華な演出があります。
私はあれが観たいばかりに、寒空の下で待っているようなもの。
しかし21時前になって、花火が上がらなくなります。

それまでも打ち上げの間はちょこちょこと開いていたのですが、今回のインターバルは長すぎる。
もしかしてもう終わったのか?
イベント会場では何やらステージで行われているようだけど、花火にしか興味の無い私には退屈な時間でした。
10分以上待っても次が上がらず、周囲に居た人々もほとんどが引き上げてしまってました。

これはもう駄目だな・・・と諦めて帰りかけると、音楽が流れ出します。
ちょっと聴いていたら、いきなり花火が。
そして例年通りの豪華な花火がバシバシと上がりまくってくれたのでした。
10分くらい続いて、最後は白い花火のオンパレード。
耳が痛くなるほどの花火の音が最高でした。

それにしれも間を開けすぎてたんじゃないかなあ。
ラストの花火のときには、最初に花火を観ていた人数の10分の1も残ってなかったです。
忍耐力が試される花火でした。
来年も辛抱強く最後まで待つことにしよう。

長時間寒い野外に居たためか、風邪っぽい感じ。
念のため、家に帰ってからメディエイドを飲んでおきました。
そのお陰か、今朝の体調は万全です。

冬の花火

1997-12-24 12:00:00 | 旧 Opened Zipper
昨夜、別府で花火があったので観に行ってきました。
何かクリスマスもののイベントの一部らしいです。
しかし私は自分とお金以外は何も信じていないので、クリスマスという行事に意味を見出していません。

でも花火は好きなのです。
特に冬の花火は、キンキンに張り詰めた空気が何だか爽やかに感じられて。
2年前の冬、別府で花火をやるらしいと聞いて以来、毎回厚着しまくって観に行っています。

この花火は音楽に合わせた演出なども行っています。
音楽を聴きながら観ていると、なかなか楽しめます。
夏の花火とは違った雰囲気。
しかし音楽が聴けるのはイベント会場とその周囲だけ。
でもイベント会場へ近づくと人が多くて気分が悪くなるので、ちょっと離れたところから観ようとすると、音楽が聴けなかったりして・・・難しいもんです。

2日間あるのですが、1日目が普通の花火で2日目が創作花火。
創作花火って何だろう?
イカレた妙ちきりんな花火をぶちかましてくれるんだろうか?と最初は不安に思っていました。
しかし実際に観てみると、結構凝った花火で楽しめました。

今夜もその創作花火があります。
昨夜はちょっと離れた場所で観てたんで、音楽がほとんど聴こえなかったんですが、今日はもっと会場に近い場所で観てみようと思っています。

実は一番観たい冬の花火は別府のではありません。
多分もっと地味なんだろうとは思ってますが、正月、成人の日に行われる宝泉寺温泉の花火大会を観たいのです。

訂正:宝泉寺温泉の花火大会は、は成人の日ではなく1月の第2土曜日のようです。

場所は九重スキー場からそれほど遠くない山奥の温泉町。
ここへ観に行こうと思ってタイアチェーンまで買って準備していたんですが、都合が付かなかったり色々あって、未だに行ったことがないのです。

死ぬまでには一度観たいもんです。
ちょっと努力すれば観に行けるはずなんですけどね。
しかし正月は休みが無いような気がするので、やっぱりまだ無理かなあ・・・

ポケモンを地道にプレイする

1997-12-23 12:00:00 | 旧 Opened Zipper
気が付けば夕方。
先週の出張の疲れが残っていてぐったりしていたんですが、ふと時計を見ると16時にならんとしていました。
ぼおぉっ・・・とした頭の片隅で、何か忘れてるような気がしています。
何だっけ?
答はこのページの更新。
そんな訳で、ちょっと慌ててます。

ちょっと前の事件で話題になってしまったポケットモンスターですが、未だにクリアできていません。
始めたのは数ヶ月前。
お子様の間でのブームも落ち着こうかという頃になって、ついつい始めてしまいました。

たしかに良くできたゲームだな、と思います。
RPGとしては大したことは無いんですが、このゲームのキモはやはり151種類のモンスター集め。
雑誌の懸賞でしか当たらないモンスターもあって、コレクター魂をくすぐられます。

売り方も良く考えてあるなあと感心します。
赤、緑、そして雑誌の通販でしか手に入らなかった青の3つのバージョンがあって、それぞれ微妙にモンスターの出現率が違っています。
青も欲しい気がしないでもないなあ・・・

私は赤と緑しか持っていなくて、まだファーストプレイを地道にやっているところです。
現在チャンピオン・ロードを超えてセキチク高原に辿り着いたところ。
これから四天王との対決だ。
でも眠いからまた今度。

年末年始はもしかしたら仕事三昧かも知れないので、モンスター達を殿堂入りさせるのはまだまだ先になりそうです。
151種類・・・いやミュウはまっとうな手段では無理っぽいからせめて150種類のポケモンを集めて、全部のレベルをMAXまで上げないとなあ。
このペースでは今世紀中に終わるかどうか心配ですが。

ところでポケモン2って発売されたんでしたっけ?
金と銀のバージョンが年末に出るって言う話だったんだけど・・・
まさか出す出すと言って引っ張り続ける、任天堂のいつものパターンなのかなあ。(勘弁してくれい)
プレイするヒマは無いんですが、出たらとりあえず抑えとこうかと思ってるのに。

キャベツの千切りに何をかけるのか

1997-12-22 12:00:00 | 旧 Opened Zipper
これは昨夜、私に切り刻まれる直前のキャベツ。

今、会社の私の所属する部署に、中国から研修生が来ています。
以前、鄒さん(仮名)という方が来ていましたが、彼が去ってすぐにまたやってきたのが張さん(仮名)。
私は昼食は社員食堂で食べているのですが、先日、張さんと一緒になりました。

張さんはおかずの揚げだし豆腐を食べて『この豆腐、塩が入ってない』と言います。
へえ、中国の豆腐は塩が入ってるんだ?
などと感心しながら聞いていました。

私は『醤油をかけると良いですよ』と日本人らしいアドバイス。
張さんは素直に醤油をかけて食べました。

さて昼食も終盤にさしかかり、張さんは最後に残ったキャベツの千切りを食べ始めました。
ドレッシングも何もかけていなかった張さんは、別のおかずにかかっていたタレ?にキャベツをつけて食べ始めました。
それを見て苦笑いする私と後輩。

『張さん、キャベツにも醤油をかけると良いですよ』
しかしここで隣に居たボスが反論。
『キャベツにはソースだろ?』
『えぇーっ?醤油ですよ』
『私は基本的に何もかけずに食べますけど』
『マヨネーズがあればマヨネーズかな』
『何言ってんだよ、ソースに決まってんじゃん』
『それヘンですよ』
『じゃ、目玉焼きには何かけるの?』
『醤油です』
『醤油』
『俺はソースだ、どうも君たちとは食生活が違うようだ』
『ジェネレーション・ギャップじゃないですか』
『くっそー』

ここで隣のテーブルの後輩が引きずり込まれます。
『キャベツに何かけて食う?』
『マヨネーズです』
『ばかっ』
『醤油とソースしかなかったらどっち?』
『・・・醤油ですね』
『おっしゃあ』
『お前ら、おかしいよ』
『普通ですって』
『張さん、こいつら特殊だから』
『いや、ソースの方が明らかに少数派じゃないですか』

という訳でキャベツに何をかけるかで紛糾しておりました。

私はというと、サラダは何もかけずに食べる質です。
ドレッシングとか色々かけて食べてると、そのうちキャベツの芯の方のほのかな甘みとか、野菜本来の味が分からなくなっていくことが怖いので。

利己的な遺伝子 / リチャード・ドーキンス

1997-12-21 12:00:00 | 旧 Opened Zipper
学生の頃は生物を学んでいたのですが、周囲で話題になっていた本がありました。
実際に講義の中で使用したりはしなかったのですが、多くの人が読んでいたようです。
内容を聞いてみると、とても面白そう。
大学生協の書籍コーナーに置いてあるのも見かけたんですが、当時は(今でも)とても貧乏だったので、買わないままでした。

結局この本を読んだのは、大学を卒業してから。
大分市内の本屋で見つけ、そのときたまたま財布の中に余裕があったので買ってしまいました。
それがリチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』。
この本を読んで、眼から鱗が落ちました。
(あるいは眼に鱗が飛び込んで来たのかも知れません)

かいつまんで説明できるほど簡単な内容ではないのですが、遺伝子の淘汰のしくみについて書かれたものです。
より後世に伝えられる可能性が高いふるまいを行わせる遺伝子ほど、生き残るということ。
例として挙げられているのは、自分の命を投げ出して我が子を救う親の話です。
感動的な話ですが、この本の中ではそのふるまいは遺伝子によるものだと説明されています。

我が子が危険にさらされた場合、身を呈して守る遺伝子を持つ親と、その遺伝子を持たない親がいたとします。
どちらの持つ遺伝子の方が、より後世に伝わる可能性が高いか?
身を呈して我が子を救った場合、親の命はそこで終わります。
しかし子供の中には親の遺伝子(の半分)が受け継がれています。
その遺伝子の中に、身を呈して我が子を救うふるまいをさせる遺伝子も含まれるかもしれません。

対して我が子を救わなかった親の場合、自分は生き残りますが、その後子供を作ることができなければ親の遺伝子は後世に伝えられないまま終わります。

実際に子供が危険にさらされる状況はそう頻繁に起こるとは思えませんが、長い時間の中で見ると、より後世に伝えられる可能性の高い遺伝子の方が多くなるだろう、という話です。
その結果、身を呈して我が子を救うふるまいを行わせる遺伝子は広まり、定着していったのだろうと。

単純に淘汰だけを考えると、より生存に適した強い個体が生き残ると思ってしまいます。
しかし実際には身を呈して我が子を救う親もいます。
自分の命を投げ出すのは、生き延びるということには反する行為です。
強いものが生き残るという考えと矛盾する行為ですが、遺伝的な淘汰として考えると納得できる行為なのです。

同様に、人間に限らずさまざまな生き物の行動がなぜ行われるのかといったことを、遺伝的淘汰の考えで説明しています。
この本では、なぜ自分の血縁者の子供は可愛いのか、なぜ男は浮気するのかといった事が、とてもすっきりと納得できる説明をされています。
お陰で自分が何か行動するときには、『これは自分をそうさせる遺伝子を俺が持ってるからなんだな』と考えるようになりました。

ある程度は生物の知識が要るかも知れませんが、この本を読んだ人はきっと人生観が変わるでしょう。
ただしその行動を遺伝子が起こさせるからといっても、それは遺伝子の戦略的に納得できる行動だと言うだけで、社会的に正しい行動とは限りませんのでご注意。

※私は浮気はしてません。

科学選書9
『利己的な遺伝子』
(増補改題『生物=生存機械論』)
著者:リチャード・ドーキンス
訳者:日高敏隆・岸由二・羽田節子・垂水雄二

発行:紀伊国屋書店
定価:2800円(当時)
ISBN4-314-00556-4

カエルのフランシス

1997-12-20 12:00:00 | 旧 Opened Zipper
先週、遠方の友人からお歳暮をいただきました。
カエル。

友人からEメールが届いたのですが、店で見つけたカエルが私にそっくりだと言うのです。
この私の好奇な、じゃなかった高貴な顔立ちをカエルだなんて・・・失礼な奴だ。
『今すぐ誰かのデジカメを借りて撮影して画像をメールに添付して送りたまえ』
まあカエルは好きなんですが、やはり人としての誇りがあるので抵抗してみたりなんかしてみた訳です。
すると数日後、画像ではなく現物が届きました。
デジカメを借りるのも、撮影するのも、パソコンに画像を取り込むのも、画像をメールに添付して送るのも全て面倒だったので、現物の方を送ってくれたのだそうです。
うーん・・・確かに似てるな。
眼の辺りはそっくりかも。
全体に漂うやる気の無い雰囲気も。
四肢の作りがいい加減で、人間っぽいところも何だか良い味出してます。

とても気に入ったので名前を付けることにしました。
色々悩んだり調べたりした挙げ句に、フランシスと決定。
だから愛称はフランクです。

なぜフランシスかと言うと・・・
まずカエルなんで toad か frog をもじったような名前にしようかと思いました。
英和辞典をめくっていると、frog にはフランス人の意味(蔑称)もあると判明。
何でフランス人がカエルなんだ?
もうちょっと調べてみると、どうやら元は frog-eater のようでした。
ふーん、フランス人ってカエル食べてるんだ?
食用カエルも居ることだし、そんなにおかしくもないんですが、英語圏の人には文化の違いから許せなかったんでしょうかねえ。
個人的には、どっちかっていうとカタツムリ食べる方が無気味ですけど。

という訳で、フランス人から French か France をもじった名前にしようと方向転換。
フランスの、を意味する Franco って手もあったんですが、どっちかって言うと姓っぽかったんで落選。
安易に Francis にしました。

フランシスは今日もごろごろしてます。
しかしフランシスって言うと、一条ゆかりの『砂の城』を思い出すなあ。

個室で踏ん張るモバイラー

1997-12-19 12:00:00 | 旧 Opened Zipper
久しぶりです、ホテルの部屋に泊まるのは。
先々週に数年ぶりの出張があり、福岡の厚生年金会館に泊まりました。
しかし、あのときは研修だったし、4人部屋だったし、旅館っぽかったし、夜中までトランプをしてたし・・・ってな訳で出張気分を満喫するには至らなったです。
でも今回の出張はホンモノ。

昨夜は打ち合わせの後で、軽く飲みに行きました。
色々な面白い話が聞けたし、うさんくさいアジア料理屋だったし、ホルモンが美味しかったしで楽しい時間でした。
その後、以前私が東京に居た頃にお世話になった人達と合流して飲みに行く予定だったんですが、連絡が取れない。
明日も午前中は打ち合わせだし、さっさと寝ることに。(賢明だ)
そして私は部屋で黙々とホームページの更新をしている訳です。

昨日はモバイルって感じを存分に味わうことができました。
お客さんのところへメールしておかなければいけないことがあったんですが、忘れたまま眠りについていました。
朝、起きてからメールしようとしたんですが、時間がなくてできない。
諦めて一緒に行く後輩との待ち合わせ場所で送信しようとしたんですが、すぐに合流できたのでダメ。
大分空港に着いてから、やっと時間ができました。

しかし最近私のノートPCのバッテリはおかしいらしく、電源を入れて数分しか使ってないのにもうバッテリーLOW。
空港ターミナルでどうしようかと途方に暮れていたら、プリクラの横に未使用のコンセントを発見。
これは盗電だな、と思いつつもコンセントを借用してノートPCのACアダプタを差し込みました。
(許して)
お陰で無事にメールを送信することができました。

空港ターミナルの隅で盗電しながら、ノートPCにPHSをケーブル接続して何やら作業をしているスーツ姿のオヤジ。
何だかビジネスマンって感じ。
いいぞ。

しかしバッテリが数分でなくなるってのは、明らかに異常ですね。
私はモバイルと言ってもコンセントのある場所にしか移動していません。
そもそもDSTN液晶には野外はツライですし。
そのため、ACアダプタ無しでは数分でバッテリが無くなる状態にも関わらず、大した支障なく使えています。

じゃあバッテリが異常でも、放っておいて良いんじゃないか?と思うかもしれませんが、たまに室内で使っていても困ることもあります。
それは・・・さる個室で長時間踏ん張るとき。
私は比較的長い方で、個室にこもるときは雑誌や小説を持ち込むことがあります。
最近はそこでホームページの更新作業をしていることも・・・臭いそうな話ですねえ。
さる個室でモバイルしてる人って、私だけでしょうか?(やめろって)

モバイる

1997-12-18 12:00:00 | 旧 Opened Zipper
今日、明日と東京へ1泊2日の出張です。
用件はお客さんとの打ち合わせ。
今日の朝10時に大分空港を発ち、明日の夕方の便で戻ってくる予定です。

一緒に行く後輩が大の飛行機嫌いで、最後まで抵抗していましたが、強引に連れて行きます。
連れて行く、というよりも今回の出張は彼が居ないと話にならないので、私は着いて行くだけのようなものですが。

彼が飛行機を嫌いになったのは、数年前の出張の時だそうです。
機内のトイレで用を足していときに気流の乱れにハマって、つかの間の自由落下を味わったのだとか。
詳しくは語ってくれませんでしたが、きっとそのとき個室内には液体がばらまかれたのでしょう。
今回は同じ過ちを繰り返さないために、離陸前にトイレに行っておくようにアドバイス。(基本ですね)

そういえば私は機内で用を足したことが無いような・・・
膀胱が小さいのがセールスポイントなんですが・・・搭乗前に必ずトイレへ行ってるような気がします。
備えあれば憂い無し。

ところで会社のウチのボスは、後輩に輪をかけた酔っ払い、じゃなかった飛行機嫌いです。
大分から東京へ出張に行くというのに、飛行機に乗るのを嫌って新幹線で行っています。
おそるべし。
飛行機なら1時間30分くらいで着くので、昼頃に東京へ行く場合は午前10時くらいまでに空港に居れば大丈夫。
しかしボスは午前3時くらいに駅へ行くのだそうです。
どうしても、あんなものが空を飛ぶのが信じられないのだとか言ってます。
まあ誰にでも苦手なものはあるとは思うんですが・・・それにしてもスゲエ。

昨日は、東京からインターネットにアクセスするための設定を確認していました。
この前福岡へ出張した際に、メールの送信のところでちょっと問題があったんですが、無事解決。
これで安心して出張へ行けます。

ナンバーディスプレイに備える

1997-12-17 12:00:00 | 旧 Opened Zipper
来年2月からNTTのナンバー・ディスプレイが始まるそうですが・・・
NTTから番号非通知方法確認の封書がとどきました。

私はPHSを使っていますが、番号が通知されるのはとても便利だと思っています。
PHSでは、ISDNとPHSからの通話のときは発信者の番号が表示されていました。
(相手が番号通知の設定をしていれば、ですが)
友人のPHSからのコールは、応答する前に誰からなのかが分かります。

12月1日にこれまで暫定接続だったPHSと携帯電話が本接続になって、携帯電話との通話の際にも番号が表示されるようになりました。
これまでPHSから携帯電話にかけると失神しそうな程高価かったんですが、通話料も下がって(心理的に)かけやすくなりましたね。
(でも、かけてないけど)

番号通知で私が一番便利だなあと思っているのは、電話をかけ直すとき。
かけてきた相手の番号がメモリに残っているので、ワンタッチでかけ直すことができます。
まあこれは端末の機能にもよるんですが、番号が通知されるから実現できる機能ですよね。

で、ようやくNTTの加入電話からも番号が通知されるようになる訳ですが、あまり良い評判を聞かないです。
電話番号が通知されると、個人情報が、プライバシイが・・・という話がありますが、ウチの電話番号はどうせ電話帳に載ってるんで、その点は気にしてません。
非通知にできるんだし。

一番文句を言われているのは、料金の事でしょうね。
番号を表示させるのに、付加機能使用料が必要だなんて。
しかもナンバーディスプレイ対応の電話機かアダプタも買わないといけない。
これじゃ普及しないんじゃないかって思ってしまいます。

一番納得が行かないのはISDNな人達のようでした。
今でも番号表示ができているのに、どうして加入電話からの番号通知を表示するのに付加機能使用料を取られないといけないんだ?
高価い基本料金払ってるのに?

しかもPHS(たぶん携帯電話も)では、特に付加機能使用料を加算されることもなく加入電話からの番号通知ができるようです。
番号通知が試験的に実施されていた地域(横浜・名古屋・福岡)では、PHSにも通知されていたそうですし。
これじゃあISDNな人達のお怒りごもっとも、といった感じです。

しかしそれにしてもNTTのナンバーディスプレイの説明は分かりにくいです。
誰がこんな判りにくいマニュアル作ったんだろう。
もうちょっと上手にまとめて欲しかったです。

非通知の方法ですが『番号ごと非通知』『回線ごと非通知』なんて・・・意味の分かりにくい呼び方ですねえ。
『番号ごと』『回線ごと』と言われても何の事やら。
『基本的に通知(頭に184で非通知)』『基本的に非通知(頭に186で通知)』といった感じで分けてくれれば良いのに。

それから各サービスがどういう内容で、料金がいくらかかるのかが判りにくい。
『ナンバー・ディスプレイ』『ナンバー・リクエスト』『ナンバー・アナウンス』とあるのですが、それぞれのサービス内容の説明と料金を一覧表でまとめてくれたら良かったのに。

レイアウトやらイラストやら言葉づかいにケチをつけながら、ナンバーディスプレイのマニュアルをなんとか解読した結果、どうやら番号を通知すること自体は無料らしいと判明。
ああ、良かった。

家族皆が携帯電話かPHSを持っている我が家の場合、加入電話には滅多に電話がかかってきません。
たまにかかるのはFAXが送られてくる時くらい。
そんな我が家にはナンバーディスプレイは無用の長物でしょうね。

家の加入電話から、家族の携帯電話やPHSへかけるときに番号通知ができれば、それでOK。
写真は我が家のコードアル電話ですが、まだ当分の間は現役で活躍することになるのでしょう。
(最近は留守電もセットされなくて、出番が少ないですが)