OZ.

Opened Zipper

ドラム練習のために吹奏楽部に入る息子

2018-05-31 23:59:59 | 子煩悩
高1の息子はドラムをやってます。
息子は中学ではテニス部でしたが、中2の冬に突然「ドラムやりたい」「ドラム買う」と言い出し、お年玉を振り絞ってRolandの安い電子ドラムセットを購入します。

ネットで調べた防音・防振対策の「タイヤふにゃふにゃシステム」を子供部屋に施してやると、そこに電子ドラムセットを設置して、時間があるときに独学で叩いていました。
元々小学生の頃から和太鼓演奏に興味を持ったり、ゲーム「太鼓の達人」が好きだったり、YAMANAのデジタルパーカッションをクリスマスプレゼントに求めたりと、後から振り返れば片鱗はありました。
でも熱しやすく冷めやすい性質の子なので、今回も一時的かなーと思っていました。
しかし本人なりに努力を続けていたようで、時々市の公共施設の音楽練習室や、楽器店のスタジオなどの時間貸しを使って、生ドラムを叩いたりしていました。
中3の夏にテニス部を引退すると、「生ドラム叩きたいから吹奏楽部に早期入部する」と言い出します。
中高一貫校だったので、中3の秋から高校の部活に早期入部できる制度があるのですが、それを利用したいと。
中3のときクラス担任だった、中学の吹奏楽部顧問の先生に「吹奏楽部に入ったらドラム叩けますか?」と訊いたところ、「毎日触れるよー」「是非入って」と言われたとのこと。

「毎日ドラムに触れるってのは、楽器のメンテナンスとかで本当に触るだけで、叩けなかったりして…」と冗談半分で言うと、「そうかなー」と不安になっていましたが、結局吹奏楽部に早期入部してしまいます。
中学の吹奏楽部顧問が、高校の吹奏楽部顧問に伝えてくれていて、希望通りパーカッションパートに入ることができました。
最初は簡単な打楽器から練習を始めたようですが、独学だったものの経験はあるので徐々にドラムも任せてもらえるようになり、吹奏楽部を楽しんでいます。
吹奏楽部に入部するのは、ガチで吹奏楽に打ち込む人ばかりだと思っていましたが、生ドラムの練習のために入るような邪(よこしま)な奴もいるんだなー。