OZ.

Opened Zipper

足首と膝にサポーター

2010-10-31 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年9月下旬)
(自転車以外で)用事があってハイユニ号に乗ってSPORTS DEPOへ行ったときに、膝のサポーターを見かけたので喰いついてしまいました。
というのも右足首の捻挫がなかなか治ってくれないので。

完治するまで我慢できずに自転車に乗ってる自分が悪いんでしょうが、一週間乗らずに我慢したたけど治らなかったしなぁ。
通勤のために歩くだけでもときどき痛むので、念のためサポーターで保護しておこうかと考えたのでした。

膝用のサポーターがあるんなら、足首用だってあるだろうと思いつつ見ていると、隣の棚に並んでいました。
気休め程度のつもりなので、IGNIOのサポート強度「弱」で充分…って498円ねぇ、安いなぁ、大丈夫だろうか。

サイズがSMLとあり、MかLか迷いましたが、見本が置いてあったので早速右足首に嵌めて試してみます。
MとLを試すと、Mはややキツく、Lは少し大き過ぎて隙間が出来ています。
サポーターが隙間あったらダメだろうってことで、Mを選択。

ついでに昔壊れた左膝用のサポーターも買っておくことにします。
ただ巻くだけって感じのタイプはスポーツ用ではなさそうなので、膝の皿の部分に穴が開いていて、膝裏部分がメッシュのものを選択。
膝用のサポーターは1290円、まぁこんなもんか。

膝もMサイズかな~と思って見本を嵌めてみますが、キツキツで動けそうにありません。
Lサイズを嵌めてみると、少しキツいかなという程度。
足首だけMサイズか~、やっぱり足首は太くならないなぁ。
昔から足首をもっと太くしたくて、色々なトレーニングを試していますが、全然太ってくれません。
まぁしょうがない、そういう体質なんだろう。

サポーターが入手できたので、少し安心して運動できそうです。
ウェア税込価格
IGNIO 足首用サポーター¥498
IGNIO ネオプレン ニーサポートII¥1,290

BiCYCLE CLUB 2010/10

2010-10-28 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年9月下旬)
いつものように土曜の午後、息子タイトを(不毛な)英語教室へ連れて行った後の時間潰しで書店へ。
英語教室は土曜の午後に外出できなくなるのと、英語の勉強になっているとは思えないので、下期は継続しないことに決定。
なのでこの日が最後の授業…やっと解放されるという感じです。
タイト自身は楽しんでいるそうですが、何も成果が出てないからなぁ。

書店で自転車本を物色しますが、自分が興味のあるような新しい雑誌は出ていません。
自転車日和の次号は10月末かぁ…まだ1ヶ月先だな。
自転車生活の方は立ち読みしてみますが、イマイチ惹かれないので買うほどじゃないしなぁ。
ヒマつぶしに何か自転車情報が欲しいんだけど…と悩んだ挙句、BiCYCLE CLUBを立ち読みしてみます。

BiCYCLE CLUBは以前(4年以上前)に一度だけ買ったことがありますが、「本気の自転車野郎向け」な雑誌という印象。
ほとんどがロード、ちょっとだけMTB、ミニベロなんて存在してないような扱いの印象があります。
この厚みで700円ってのはスゴいな、そんだけ売れてる+広告が取れるってことなんだろうなぁ。
マイナーな趣味である自転車の中ではメジャーな雑誌ってことね…ミニベロなんてマイナーのマイナーだもんな。(そこが良いんだが)
なので自分のような激安折りたたみ自転車の変態カスタム野郎には全く縁の無い雑誌のはずですが、何故か2006年2月号だけ持ってるんだよなぁ。

今となっては何故当時BiCYCLE CLUBを買ったか不明です…骨盤を立てる姿勢とか、ローラー台の情報が気になったんだろうか?
しかしハイユニ号のベース車MFWS-206Fを購入したのが2006年1月でまさに同時期ですが、ほとんど乗り始めても無い時期だろうし、まだカスタムにろくに着手していないハズだし、何でアレ買ったんだろう?
我ながら不思議です。

さてBiCYCLE CLUB2010年10月号の特集は「"股関節"で回せるペダリング」だそうで…何だエビとカニって?
タイトが幼稚園の頃にやってたダンス「エビカニクス」は関係無いよなぁ。
ざっと立ち読みしてみますが、基本通りのエビスタイルと、一時的に使うアグレッシブなカニスタイルがあるらしい。
何だか良く分かりませんが、走り方のお勉強になるかも知れないと思い、自転車ネタに飢えていることもあって、ついつい買ってしまいました。

その後、英語教室のビルのロビーへ移動して時間潰しにBiCYCLE CLUBを読み込みます。
読んでる間にタイトの居る教室から子供達の大きな声が聞こえてきますが、全部日本語。
教えてくれている先生(ネイティブの兄ちゃん)も何故か日本語で、「マジデスカ」とか言ってるし。
やっぱり英語の勉強には全然なってないなココ、今回で終了で正解だと確信します。

英語教室の終了までの時間、読み漁りましたが、カニスタイルは自分には関係無さそうと判断。
基本のエビスタイルを意識して走るようにすれば良いかな…しかし激安折りたたみ自転車カスタムのハイユニ号は当然ながらロードとは全然ポジションが違うんで、参考にしても全く意味ないかもだけど。
股関節のストレッチとかはしっかりやってみるか。

100kmサイクリングリハーサル(後編)

2010-10-25 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年9月中旬)
前回からの続き。

確か少し戻った先のサイクリングロード沿いに、アスレチック器具が置いてあるスペースがあったので、そこまで走って休憩するかと考えて走りますが、到着直前に他の人がそのスペースに駐輪して運動を始めようとする姿を目撃します。
うーん、また先を越されたか。
時刻を確認すると、このときもまだ14時過ぎで60分経過していなかったので、休憩はもう少し先送りだ~とまた走り続けます。

そう考えながらまた走っていきますが、追い風がなかなか気持ちよく楽に走れるというのもあって、休憩をどんどん先延ばしにしてしまいます。
途中で60分が経過(14:15)し、走行距離を確認すると約25kmで、半分走り終えています。
半分過ぎたな~、そろそろ休憩しないと…と思いつつも結局海沿い往復コースから朝トレコースに戻ってきてしまいました。

もう少し先の川沿い(土手の外側)の道路沿いにたこ焼き屋があったな~、甘い物が欲しくなってきたんでそこで休憩してソフトクリームでも食べよう。
14時半頃にその店の場所まで到着したので、土手上のサイクリングロードから降りて店まで行きましたが、たこ焼きとクレープしか無いと判明します。
以前はアイスクリームもあったらしいけど、メニューに×され無くなっています…うーん、クレープは食べたくないんだな、無念。
たこ焼き…も今は欲しくないな。
結局何も買わずに立ち去ります。
ここでSmarTubeをセットしていたペットボトルが空になったので、メインフレーム上のボトルケージホルダにセットしていたペットボトルと差し替えます。
完全に凍らせておいたんですが、1時間走るうちに完全に解凍されてました…しかもキンキンに冷えた状態でも無くなってる程。
この日は走っている間に徐々に曇ってきて、そんなにジリジリと暑い状態ではなかったんですが、最高気温は32度の真夏日だったので気温で解けてしまってました。

14:35に再スタートして走り始めましたが、結構すぐにペットボトルが空になってしまいました。
2本目に交換する際、かなり喉が渇いていて最初にガブ飲みしてしまい、再スタート時に既に半分程度しか残っていない状態だったため。
3本目に交換するか~と停車して換えようとしたところ…無い?
サドル下にセットしておいた、ペットボトルがありません。
っつーか、ボトルケージホルダーが付いたボトルケージごとありません。
つまり「ボトルケージホルダー+ボトルケージ+ペットボトルカバー+ペットボトル」ごとありません。
落とした? どこで?
記憶を辿ってみますが、今まで走っていた中で何かを落とした音って聞いてないなぁ。
ペットボトルが吹っ飛ぶような場所ってあったっけ…あるとすれば海まで往復コースの途中にある、水門したの水路上の橋になっている部分のちょっとしたギャップかな。
あそこを腰を浮かせて通過したときに、そこそこスピードが出てたんで、衝撃はあったと思うけど、しかし何かを落とした音はしなかったと思うがなぁ…
もしくは、例のたこ焼き屋に行くために土手を下りるときに、ハイユニ号を土手の階段沿い押して降りたけど、後輪だけ階段沿いのスロープからズレてガタガタ言ってたっけ。
あの店かな?
海沿いコースにはもう行かないつもりなので、朝トレコース内で捜してみるか。
しかしいつから無かったんだろう…もしかすると自宅を出た直後だったのかも。
自宅からのルートは出発後に1回しか走ってないから捜せないな…最後にUターンして逆走して確認するか。
見つかるかなぁ…全然見当たらない。

朝トレコースは10km強、海まで往復は20km、もう1回朝トレコース10kmを走って40kmになりますが、今日の予行演習での目標は本番の半分の50kmなので、最後はもう一度朝トレコースを回ります。
また同じコースを回ってきましたが、かなり疲労が溜まってきていることを実感したので、15時過ぎに先程の店でやはり休憩することにしました。
30分ほど経過して疲労度が違うせいか、たこ焼きが食べたい気分になっていたので。

この店のタコ焼きは「まあまあ」な味で、自宅から近いのでときどき買って食べてます。
自転車を駐輪して8個入り(260円)を購入し、自動販売機でお茶のペットボトルを買って、ベンチで食べました。
糖分は無かったけど、少し休憩できたこともあり、元気が出たので、15:20頃に再出発します。

少し走って走行距離が40kmに到達。
ここで少し悩みます…このまま朝トレコースを再度1周すると50kmをかなり超過します。
別に超過しても支障はないんですが、今日は50kmと決めていたので、切りよく50kmで終えたい。
紛失したボトルケージ+ペットボトルの念のための捜索も兼ねて、スタート直後に1回だけ走ったルートを逆走しようと、44km地点まで走ってUターンしました。

道沿いをキョロキョロしつつ走りますが、ボトルケージごとのペットボトルは見つからず。
最後にスタート直後のルートも逆走して自宅まで着いてしまいます。
しかしこの時点での走行距離は49.8km強で、200mほど目標に足りません。
まぁ誤差の範囲って気もしますが、今日の目標は本番の半分の50kmなので、一応もう200m走るか。
自宅前をスルーして100mほど走ってからまたUターンして戻ります…ちょっと走り過ぎて、50.7kmでゴール。

時刻は15:45で、出発してからちょうど2時間半なので、休憩時間込みでも20km/hペースだったようです。
もっと疲れるかなと思ってましたが、時間も短いし、最後に休憩を入れてからそんなに走って無いせいもあって、あんまり疲れてません。
本番ではこの倍の距離になるんですが、朝出発して午前中に半分走り、休憩して、午後に残りの半分を走るペースなら、結構余裕でクリアできそうな気がしました。

今回のリハーサルで分かった改善ポイントは以下でした。
  1. 休憩はこまめに取るべき。ついつい休憩を先送りにしてしまい、疲労が蓄積した。
  2. 500mlペットボトル×4本では足りない。まだ真夏日なので汗によってかなり水分を失っている。
  3. ドリンクはスポーツドリンクだけでなく、お茶も必要。理由は不明だが自分はお茶を欲する。ミネラルを求めている?
  4. 汗ふきタオルを持っていくのを忘れたので、忘れないように。
  5. ドライのウエアにする。タオル生地のタンクトップは汗を吸いまくって臭くなっていた。
  6. SPDサンダルでもソックスを履くべきかも。グラブのお陰でかなり楽だったが、足は素だったので少し足裏がシビれた気がする。
  7. 紛失したボトルケージの代替を入手する必要あり。MINOURAのサドル下用のボトルケージアダプタを復活させるとして、ペットボトル対応のボトルケージが必要。
  8. 捻挫を完治させる。まだ完治していなかったようで、走行後に痛みが出た。
この辺りの問題点が分かったので、本番までに準備しておきます…っつーか、準備ができるまで100km走行はしちゃいけないってことだな。
ウカウカしてると気温がどんどん下がって寒くなってくるので、早目に実施しておきたいところですが、また足に後遺症を残してしまってはリベンジにならないし。

100kmサイクリングリハーサル(前編)

2010-10-22 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年9月中旬)
100kmサイクリング再挑戦の準備のために、まずはリハーサルってことで50km走ってみることにします。
右足首の捻挫もかなり回復してきたので、時間が取れた祝日の9/20午後に実施。
この日、初めてSmarTubeも使ってみて、便利なんだかどうなんだかを確認します。

9月20日はまだ残暑が厳しく、最高気温は32度でした。
アクエリアスの500mlペットボトルの2本冷凍し、もう1本は冷蔵しておきました。
100km走る時は4本(=2L)持っていくつもりなので、50kmでは2本(=1L)で充分なはずですが、念のため3本。
冷蔵していた1本にSmarTubeをセットし、そのペットボトルはTHE NORTH FACEのヒップバッグDAY HIKERのサイドポケットに収納。
SmarTubeの飲み口を、左肩部分のDAY HIKERのストラップにクリップで留めます。
冷凍したペットボトル2本はメインフレーム上に装着したボトルケージと、ペットボトルカバー付きでサドル下のボトルケージにセット。
走っている間に徐々に解凍されるハズです。

その他の装備は普段と大差無く、アイウェア、パッド付きインナーパンツ、ドライハーフジャージ、SPDサンダル。
普段と違う部分はグラブ、キャップ、ヘルメットくらいかな。
トップはドライハーフジップか、ドライタンクトップにするか迷いましたが、何となく気分でタオル地のタンクトップを選択。
DAY HIKERの中身は携帯ポンプアダプター、予備チューブ、作業用手袋、ライト(日暮れまで走る予定は無いけど念のため)。
携帯ポンプやパンク修理キット、タイヤレバー、携帯ツール、携帯潤滑油スプレーはツールボトルに入れてあります。

予定では2時間半~3時間くらいで帰ってこれるはずなので、栄養補給用の食べ物は持参しません。
本番の100kmサイクリングとの差異は、ペットボトルの本数と、栄養補助食品の有無くらいかな。
念のため、小銭入れに2000円強を入れて持参します。

走り始める前に、SmarTubeを吸って試してみます。
飲み口には切り込みが入れてあり、平常時は閉じていますが、口で噛んでやると切り口が開き、ドリンクを吸えるようになります。
噛みながらチュルチュルと吸っていると、徐々にドリンクが上がって来て口に流れ込んできました。
ふーん、こんな感じなのね。

これまでペットボトルのドリンクを飲むときは、「(ペットボトル対応)ボトルケージからペットボトルを片手で取り外し、片手でペットボトルのキャップを回して開けて、そのままペットボトルのドリンクを飲み、また片手でペットボトルのキャップを閉めて、ボトルケージに戻す」という作業を行っていました。
ずっと片手で行うので不便でした…両手離しで走りながら飲めば良いと思うでしょうが、ハイユニ号は数々の改悪の結果、安定性が低く、両手離しでの走行はかなり困難なのでした。
カスタムを始める前から、両手離しでの走行は難しかったので、改悪のせいだけじゃないかも知れませんが…小径車ゆえのホイールベース長の問題か、小径なのでホイール自体の安定性も影響しているのか。
まぁカスタムによって重心が高くなったのも不安定さに拍車をかけてるんでしょう。

そんな状態なので片手で頑張って飲んでましたが、SmarTubeを使うと走行中の水分補給はかなり楽に行えるようになりました。
SmarTubeの飲み口は左肩のストラップにクリップ留めしているので、片手で飲み口を持って口元へ持っていき、咥えるだけ。
口で飲み口を噛んで吸い始めると、すぐにドリンクが口に入ってきます。
すげー便利。

失敗だったなと思ったのは、飲み口をストレートコネクターにした点でした。
ストレートだと口に咥えるためにチューブを口より前方から取り回した状態にする必要があるので、クリップ留めより先の部分を少し長めに設定しておく必要があり、その先端部分がプラプラして邪魔なんでした。
L型で良かったなぁ、コネクターだけ追加で買っとくか?
という反省点はあるものの、水分補給が簡単にできるので、便利さを実感しながら走りました。
SmarTube買って良かった。

そんなSmarTubeの便利さを実感しながらのリハーサルですが、13:15に出発しました。
まずはいつもの朝トレのルートから走ります…ただしいつもよりはペースダウン。
朝トレのときは、平坦な直線ルートでは30km/h以上キープで走っていますが、意識して25km/h程度に抑えるように心がけました。
12.5kmだけしか走らない前提でのスピードより落としておかないと、その4倍の距離を走るので持たないだろうと考えたため。
それでも追い風に乗って気持ちよく回せるところでは30km/h程度になっていましたが、なるべく意識してのんびり走ろうとします。

スタートしてから30分弱、いつもの朝トレコースの終盤となる10km強あたりでルートを変更し、海までの往復20kmコースに入ります。
途中までは気持ちよく走って行きましたが、海に近付くにつれて川が広くなり、川沿いのサイクリングコースに吹く向かい風も強くなってきました。
徐々にペースが落ちて、20km/h強くらいになってしまいます。
それでも以前100kmサイクリングしたときの、佐賀関手前の暴風に比べたら可愛いもんだなと思いつつ、ギアを落として脚に負荷をかけすぎないように回し続けます。
今は向かい風でツラいけど、海まで走ったらUターンして今度は追い風になって楽に走れるんだから、とりあえず海まで耐えよう…そう考えて、ひたすら回し続けます。

海(河口)に着いたら休憩するぞ~と思いつつ走ってようやく到着しますが、休憩しようと思った場所にはシティサイクルが4~5台駐輪してあり、中学生か高校生くらいの女の子達が和んでいました。
そこが川沿いサイクリングロードの北端の河口部分で、ここでハイユニ号も駐輪して写真でも撮りつつ休憩するかと考えていましたが、先客が居たので断念。
手前でUターンして他の休憩場所を捜しますが、近くには見当たりません。
走行距離的には20km強で、時刻は14時前。
「60分走って10分休憩」のサイクルで行こうと思っていたので、時間的にはまだ休憩には早いし、もう少し走ってから休憩するか。

そんな感じで走ってましたが、長くなったので続きは次回。

DVD「ホイール組の達人」

2010-10-19 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年9月中旬)
筋トレをする際の退屈しのぎにTVをながら観しようとしたらろくな番組が無かったので、DVDでも観るか~と思って物色していたところ、以前購入しておいた「ホイール組の達人」が目に付いたので、この機会に一度観ておくことにしました。
このDVDを購入した目的は、自分自身でホイールを組むスキルの習得です。
「自転車イジリが趣味」だと胸を張って言えるようになるためには、「自分でホイールを組めなければいけない」という根拠不明の個人的な強迫観念があるので、何とか習得しておきたいのでした。
しかしホイールを組むために必要な振れ取り台を買う気はまるで無く、どうにかして自作してやろうと考えています。
本当に自作できるのかを確認するためにも、振れ取り台にはどのような機能が必要なのかを確認するという目的もあります。

DVDの内容は、スポーク長の計算方法の説明から始まり、組み方の説明、そして縦振れの取り方、横振れの取り方が説明されていきます。
後はセンターの確認や、なじませる方法、スポークの組み方(あやとり)を間違った場合の直し方など、詳しく説明されています。
初回なのでふーんと思いながら全体をざっくり流し見しましたが、実際に作業を行う際にこのDVDを観ながら、確認しながら作業すれば、きっちりホイールが組めそうな気がします。
それにしても振れ取りはかなり根気が必要そうな作業なので、自分で組んだときに「もうイイや」とテキトーなところで妥協してしまいそうな点が心配ですが。

特に心配になったのはセンターゲージだなぁ、センターゲージは自作できるんだろうか。
できそうにないなら購入するしか無いんだけど、自作してる人が居ないか調べてみよう。

欲を言うと20インチのホイールでディスクハブの場合の組み方(シマノのディスクハブ組み)の例があればなお良かったですが、そんなマイナーな奴は無いのでした。
20インチのディスクハブは、ショップの職人さんに手組してもらった実物が今ある(履いてる)ので、それを観ながら組めば大丈夫だろうな。

あとはニップル回しは当然ですが、電動ドライバも必須に思えてきました。
今後もハイユニ号のカスタム・メンテナンスに電動ドライバやドリルを使う機会は沢山あると思うので、そろそろ電動工具を入手しておくかな。

右足首捻挫

2010-10-16 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年9月中旬)
いきなり右足首を捻挫してしまいました。
自転車は無関係…のハズです。
場所は自宅内で、ただ普通に(トレーを持って)歩いていただけなのに、右足首を捻ってしまいました。
特にバランスを崩した感じもなく、何で捻ったのか不明…かなり痛みがあり、これは捻挫になったかもと最初から自覚がありました。
しばらくして確認すると、くるぶし部分が腫れてしまっています…間違いなく捻挫。
それから湿布を貼って、右足首を庇いながら歩く生活をしていますが、なかなか回復しません。

捻挫した日は休日出勤していた9月11日(土)で、勝手に自転車通勤していて、退勤後はそこそこ気合を入れて走って帰ってきました。
捻挫したのはその帰宅後。
なので少しは脚に疲労はあったかも知れませんが、それでも捻った理由が未だに分かりません。

1週間後の9/18(土)に子供の小学校の運動会があり、それまでに何とか回復しておきたいので、ずっと継続していた自転車での朝トレも中止して用心していますが、なかなか治らず。
くるぶしの腫れもなかなか引きません。
会社ではエレベーターを使わずに階段のみを使っていましたが、捻挫してからはやむなくエレベーターに頼る日々。
それでもバス停との往復で歩行しているだけなのに、足首に傷みが出て動けなくなることもありました。
歳をとってから徐々に怪我の治りが悪くなってきていますが、捻挫も治りが遅くなってるんだなぁ。(と、しみじみ)

個人的に心配なのは100kmサイクリングの再挑戦が遅れるということ。
汗をダラダラ流しても汗が冷えることがないクソ暑い時期に走るつもりでしたが、徐々に最高気温が下がってきているので、捻挫の完治を待っていたら寒い時期になってしまうんじゃないかと心配です。
しばらく朝トレも中断しているので、再挑戦前にしばらくリハビリ期間も必要だしなぁ。
それにできればいきなり100kmじゃなく、予行演習で50km程度走っておきたいんだよなぁ。
寒くなってもう1年(次の夏まで)先送りにはしたくないので、早く捻挫が治るように祈ってます。

小説「サクリファイス」

2010-10-13 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年8月下旬)
いつものように子供の英語教室の待ち時間に書店で時間潰ししていましたが、目新しい自転車雑誌が見当たらず手持無沙汰。
また自転車マンガでも漁ってみるかな~と思いつつ店内をフラフラしていると、表紙にロードレースの写真が使われている文庫本がありました。
何だコレ?
「サクリファイス」…自転車小説? ふーん、サスペンスですか。
近藤史恵って人は知らなかったな。

自分は自転車好きと言っても、激安折りたたみ自転車を変態的にカスタムすることにハマっているだけで、ロードレース自体には興味がありません。
しかし自転車ネタに飢えていたので、ロードレース物でも良いか~と思いつつ手に取って確認します。
帯のアオリやら巻末の解説やらを読んで確認してみますが、「第5回本屋大賞第2位」「第10回大藪春彦賞受賞作」と誇らし気に書いてあり、内容はなかなか面白そう。

本屋大賞ってのは知らなかったけど、本屋さんが選ぶんだろうなぁ。(←確認したら、まぁそんな感じ)
売る側の推薦ってどうなんだろう…ハードカバーとかの比較的稼げる方の売りたい本から選ぶんだろうか。
でも自分が手に取ったのは文庫化されたものなので、わずか460円とお得な感じです。

書名:サクリファイス
著者:近藤史恵
ISBN:978-4-10-131261-3
発行:2010年2月 新潮社(新潮文庫)
価格:460円

自転車モノのサスペンスと思いながら読んでましたが、終盤まであまりサスペンス感が無く、フツーに自転車レースの小説だなーと思いつつ読んでました。
何でだろう、サスペンスというとバタバタ人が殺されてゆくような気がしてしまうのは、そういう本やらTVドラマやらを見過ぎなせいか。
また主人公の無機質な感じと、淡々と描写されているせいで、サスペンス感が薄いのかな。

それでも主人公がうっすらとチームのエースに対して感じているものが、疑惑→不安→怖れと徐々に強くなっていく描き方が、上手いな~と思いながら読みました。
プロの自転車レーサーとして、トレーニングやレースの日常の中で、そのエースに対する異物のような不安感が徐々に強くなっていく感じ。
終盤にかけて、更に周囲からの情報で危機感が強まっていき、そしてクライマックスへ。
その後はまた最後の謎解きまで淡々と展開し、淡々と終わっていきますが、何だか良い余韻を残して読み終えました。

興味が無くて全く詳しくないロードレースですが、この小説の中で分かりやすく説明してくれているお陰で、なるほどそーなのかと納得しながら読みました。
なるほどねー、アシストはエースの前で引くだけじゃなくて、逃げに混じってペースを落とさせるとかな仕事もあるのねー、ふーん大変だねー…とか。
それまでに観たことがある自転車アニメ映画「茄子 アンダルシアの夏」「茄子 スーツケースの渡り鳥」のレースシーンとか、自転車TV番組「銀輪の風」の中のロードレースのシーンなどを思い出し、そーかあれはそういう駆け引きのシーンだったのかと今頃理解したりとか。

この本を読む少し前にNHK BSでツール・ド・フランスの総集編みたいな番組があったので、どんなもんなんだろうと流し観していました。
NHKも分かりやすく説明してくれてたんで「ふーん」と思いつつ観ていましたが、ロードレースって不思議なスポーツだなーというのが主な印象でした。
ライバルがメカトラブルになったら待つのがフェアとか言われてもな~、フツーはマシンの整備も含めそのチームの責任じゃなかろうかと思ってしまったり。
しかしメカが剥き出しの自転車でのマシントラブルは、もう運の問題と割り切られてるんだろうか。
それにしてもあんな山を自転車で走って越えようなんて、皆、頭イカレてるんじゃなかろうかってくらいスゴ過ぎるな。
ある1日のレース(ステージ)内での駆け引きだけじゃなく、何日にも渡って行われるレース全体の中でのチーム間の駆け引きとかも少し分かって、ふーん面白いなーと。
NHKでは客観的に解説してもらっていましたが、小説での説明はレーサー目線な内容もあったので、より分かりやすかった気がします。

という訳で小説として楽しみつつも、色々勉強になりました。
買って良かったです。>サクリファイス

サクリファイスの続編のエデンも発売されているようですが、ハードカバーを買う気は微塵もないので、数年後に文庫化されるのを待つことにします。

クランク部からの異音

2010-10-10 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年9月上旬)
自転車(ハイユニ号)に乗って走行しているときに、ずっと気になっていたことがあります。
9速化の前からだったかな?
冬の大工事が終わった4月中旬頃からだったかも。
もしかすると、それよりも前だったかも…
その気になっていたことは「クランク部からの小さな異音」でした。

自転車に乗っていると、何やら「ギュ…ギュ…」という小さな音が聞こえてくるのです。
場所はたぶん脚元で、クランク付近のように思えます。
異音の発生するケースはやや不規則で、日によっては音がしないこともあります。
最初は音がしないけど、しばらく走っているうちに音がし始めることもあります。

異音のタイミングは、クランクの回転の周期と一致…というか、半回転で1回聞こえるようです。
クランクに問題が? もしかしてBBの取付が不十分でガタついてる?
そう考えて、自転車を降りた状態でクランクを回して確認しますが、異音はしません。
自室でのメンテナンス時にクランクを回して確認しますが、やはり異音はしません。
念のため一度クランクとBBを外し、ついでに清掃などやってから再度キッチリ取り付けたのですが、その後の乗車中にはやはり「ギュ…ギュ…」という異音がします。

BBでもクランクでも無さそう。
でもクランク回りから音がしてるようだし、周期はクランクの回転に連動しているっぽい。
…もしかしてペダル? それともSPDサンダル?
SPDかも知れないと考えてから、異音が発生したときにSPDサンダルを少し左右に動かしたり、足の指を突っ張ってSPDサンダルのソール形状を変形させてみたところ…異音が(一時的に)消えました。

なんだそーか、SPDかよ!
それがSPDのペダル側の問題なのか、SPDシューズ側の問題なのかはまだ分かりませんが、どうやらSPD部分らしいと判明したので、ちょっと安心しました。
SPDペダルがクランクから外れかかってるとかだったら問題だけど、それは無いことはメンテナンス時に確認済です。
BBやクランク部分の問題だったら深刻で安心して乗ってられないけど、ペダル部分ならとりあえず「ヘンな音がするなー」と思いながらも我慢すれば良いや。
と迂闊にも安心してしまったため、あまり根本原因を追及しないまま放置していました。

異音がし始めた後、気になったらSPDサンダルを踏ん張ってみると異音を抑制できることがあります。
もしくはペダリング時に足首を固定せずに、足首をしっかり動かすようにペダリングしていると異音が出なくなることもあります。
なまじ回避策が見つかったのが悪かったのでしょうか、異音に気付いてからもう数ヶ月経過しています。

ようやく習慣化できてきた朝トレで(自分なりに)気合を入れて走っているときに、このペダルからの「ギュ…ギュ…」という音は結構気になってきました。
自転車から音がしてる状態って、「ちゃんとメンテナンスできない人」って感じで悔しい。
チェーンガイドとチェーンの接触音がするのは、チェーン脱落防止のためにしょうがないと割り切れるんですが、この謎の異音は何だか悔しい。

悔しさがかなり蓄積してきて嫌になってきたので、重い腰を上げてしぶしぶ原因の調査と改善に乗り出します。
SPDから異音がしているはずですが、「ギュ…ギュ…」という音はビンディングやクリートのような金属が発する音とは思えないなーとずっと思っていました。
原因の可能性が高いと思っているのは、SPDサンダルのクリート取り付け部かその周辺が径年劣化で、SPDサンダル内部から異音がしてるんじゃないかと。
もしそうなら改善しようが無いんだよなー…SPDシューズの買い替えしかないよね。
SPDサンダル「SHIMANO SH-SD65」を購入したの2006年8月だからもう4年かぁ…まぁ寿命って言われても納得といえば納得。
むしろ寿命なら、以前から気になっていたKEENのSPDサンダルCOMMUTERを購入するための良い口実になるぞ…おっとそれは好都合。

そんなことを考えつつ、じっくりとSPDペダルとSPDシューズを確認してみます。
うーん、見ても何も分からんな。
SPDペダルのSHIMANO PD-M424をチェックしますが、特におかしいような点が見当たらず。
ネジが緩んでいることもなく、念のため増し締めしようとしますが、ビクともしない。
ビンディングのロックの強度は使い初めの頃に緩々に設定していたんですが、もしかするとそれが悪かったかもと考えて少し(2ノッチ程)硬めに調整しました。
もう4年も使ってSPDにも慣れてきてるんで、多少ロックが硬くなっても問題なかろうと。
ついでにKURE5-56を噴いてブラシで掃除しておきます。

次はSPDサンダル側の確認。
クリート部をチェックしますが、ガタつきなど全くなく、こちらもビクともしない状態。
クリートを固定しているネジのアーレンキー用の穴の中に砂が埋まってるので、掃除して取り除き、ネジを緩めてクリートを一旦外してみました。
ガッチリ固定されていて、なかなか外れなかった程なので、全く緩んで無かったです。
クリート自体もチェックしますが、錆びてもいないし何も問題なし。
これもKURE5-56やブラシでお掃除。

SPDサンダル底面のクリートを外した後の、クリート取付用のネジ穴の内部にも砂が入っていたので、これも掃除して取り出します。
ココも掃除してから、再度クリートを装着。
一応SPDサンダルを変形させてみたりして確認しますが、異音はしません…そもそもSPDシューズはソールが硬く、そう簡単に変形しないし、サンダル自体には異常は無さそうに思えました。
うーん、原因不明。

結局、原因を突き止めることができないまま、掃除だけ行って終了になりました。
可能性があるとしたら、SPDペダルのロック強度調整のところだけかなぁ。

その翌日の朝トレで走り始める際、ロック強度を上げたSPDペダルの具合を確認します。
少しだけ硬くなりましたが、ロックや解除に支障がないと分かり、安心して走り始めます。
ここで気付いたんですが、異音がしません。
SPDペダルをグニグニ動かしたり、足先を突っ張ってSPDペダルのソールを変形させる動きを試しますが、異音は出ません。
掃除をしたからたまたま今だけ出ていないのかも知れないなーと思っていましたが、結局朝トレが終わるまでの間に一度も異音はしませんでした。

あれ? 成功?
結局原因は何だったんだろう…SPDペダルのロック回りだったのか、KURE5-56で改善?
もしくはSPDサンダルのクリート周りの砂だったとか…清掃して砂が落ちて改善? これは無さそうだな。
何はともあれ異音が解消したっぽいので、原因はやはりSPDの何かだったようです。
これで気になる異音が無くなり、更に気持ちよくハイユニ号で走れるようになりました。



…って安心してたんですが、後日またペダル付近から異音が発生していることに気付きました。
しまった、まだ完治してないぞ。
やっぱり原因不明だ。

9速化最終調整

2010-10-07 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年8月下旬)
リアディレイラーアダプターユニットの3連装化によって完了したかに思えた9速化の調整ですが、実はまだ終わっていなかったと判明します。
(一体、いつ終わるんだろうか…)

土曜日午後にタイトを子供英会話教室(ネイティブの兄ちゃんとダラダラ遊ぶ会)に車で連れて行った後、駐車場で車の荷室から折りたたんで積んでおいたハイユニ号を取り出します。
教室が終わるまでの1時間程の待ち時間を、川沿いでも走って運動不足解消に充てようという魂胆。
折りたたんだフレームを元に戻してロックして、さあ出発だ~とペダルを踏もうとすると、チェーンが外れていることに気付きます。

ちっ、根性の無いチェーンめ、許可も無く勝手に外れやがって…と心の中で罪の無いチェーンに八つ当たりしつつ、手を伸ばしてチェーンを懸けようとしますが、これがガッツリとチェーンリング内側にハマりこんでいて出てきません。
もーサイアクなんですけど~? と心の中でバカっぽくつぶやきつつ、諦めてチェーンを外すことにします。

道路沿いの草叢に移動してハイユニ号を上下逆にして立たせ、チェーン:WIPPERMANNのCONNEX-904のミッシングリンクを捜しあてて切り離します。
こういうときにWIPPERMANNにして良かったとつくづく思います…しかし作業用の手袋はツールボトルに入れていないので、すでに両手は黒い油で汚れまくりです。
ウェスだけは入れておいたので、汚れを拭き取りつつチェーンを外して、チェーンガイドの内側を通して何とかチェーンリングに懸け、元に戻します。
こういうときにgrungeのチェーンフッカーが無いのは痛手だなぁ、無いときにその便利さが良く分かります。
今度からチェーンフッカーも携帯しよう。

チェーンを戻した後、チェーンリングを回して確認しているときに気付いたのですが、リアディレイラー本体がチェーンステーに当たってます…アレ? こんな状態だったっけ? いや、そんなハズは無いんだが…
リアディレイラー本体だけでなく、ガイドプーリーもチェーンステーに接触しています。
トップの9速にシフトした状態だと、リアディレイラーとガイドプーリーがチェーンステーに接触していて、チェーンの振動が伝わってガタガタ言ってます。
そういえば9速にシフトしたときに「ヘンな音がするなぁ、まだシフト調整が不十分なんだろうか?」と気になっていたんでした。
原因はコレかぁ、9速に入れるとリアディレイラーがチェーンステーに当たってたのね。
ガイドプーリーを通るチェーンが当たるせいで、チェーンステーに巻いているコイルチューブで自作したステーガードが擦れて削れ、一部切れていました。
更にその下のフレームは塗装も下地も削られて地金が露出している状態です、これはヒドい。

リアディレイラーアダプターユニット3連装でやっと完了したと思っていた9速化の調整が、まだまだダメだったと判明。
これは困った。
困ったと思いつつも、運動不足解消は中止したくなかったので、手を洗った後で「9速にはシフトしない」という運用回避で誤魔化しつつ、とりあえず川沿いを走り回っておきました。

さてその日の夜、なんとかしなければってことでリアディレイラーの調整に再度トライします。
自室内に持ちかえったハイユニ号を上下逆に立たせ、リアディレイラー部分を観察しながら悩んでみます。
なぜリアディレイラーやガイドプーリーがチェーンステーに当たってしまうのか…リアディレイラーの取付角度が前方に出過ぎてるんだろうか?
じゃぁリアディレイラーの取付角度をもっと後ろ寄りにズラしてみるか…と考えながらリアディレイラーを確認していると、ディレイラーハンガー(リアディレイラーアダプターユニット)への取り付け部分の近くに、謎の突起があることに気付きます。

ナニコレ? …ストッパーみたいだな。
何に対するストッパーなんだろうと確認していると、ディレイラーハンガーに対するストッパーに見えます。
アレ?
そのストッパーが機能するようにディレイラーハンガーにリアディレイラーを取り付けてみると、当初の装着位置と比較してかなり後ろ寄りに装着しなければいけないと判明。
かなり後ろっつーか、今まではディレイラーハンガーからほぼ真下向きに装着していた訳ですが、ストッパーが機能する方向だとほぼ真後ろ向きに装着することになります。
マジですか? これが正しい装着方法だったの?
今までなかなかうまくシフト調整できなかったのは、コレが原因だったの?

いやいや、そうとは限らないぞ…と思いつつ、ストッパーが機能する位置にリアディレイラーを装着した状態でシフトを試してみますが…何ともスムーズにローからトップまでシフトできてしまいます。
オーなんてこったい、本当にコレが原因みたいだよ?

まだ半信半疑でしたが、その後もう少しシフトを微調整してやると、もう完璧って感じでローからトップまでキレイにシフトしてくれています。
間違い無く、ストッパーの存在に気付かず、リアディレイラー装着位置を間違えていたことがシフト調整不良の原因でした。

そういえばリアディレイラー装着作業のときに、ちゃんと付属の説明書を読んで無かった気がするな…説明書を掘り出して確認すると、確かにストッパー部分の説明がちゃんと書いてあるし。
8速用のAlivioのリアディレイラーと違いはなかろうと安易に考えて作業していたのが敗因だったんでしょうか。(←そう)
6月中旬の9速化後から2ヶ月半、シフト調整で悩み続けていましたが、自分のミスが原因だったとは…やれやれ情けない。

ということで、散々悩み続けた9速化後のシフト調整の問題がようやく解決しました。
現在は快適にシフトできて、気持ちよく乗ってます。
一時は9速化は失敗だったかと悩んだりしましたが、9速で快適~と楽しんでます。
しかし実は9速のうち、ロー側のギアはほとんど出番がないんですが…そろそろまた急坂の丘越えルートで海まで走ろうかな。

ホワイトタイヤ化後感想

2010-10-04 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年8月中旬)
ハイユニ号のフレームをブラック塗装する前から進めてきた、ホワイトのパーツ・アクセサリ推進キャンペーンですが、たぶんそのキャンペーンの最後を飾るホワイトタイヤ化を行いました。
交換したタイヤはPanaracer HP-48ホワイト(20×1.75 40-406)です。
ちなみに交換前はTIOGA Power Block S-Spec(20×1.95 49-406)。

個人的に「タイヤは太いのが正しい」という間違った美意識を持っているため、以前と比較するとかなり細身になった感があるので納得いきませんが、少しだけ細身になって少しだけ高圧(最大~85PSI、PowerBlockは~65PSI)になったので、ちょっとは走りが良くなるかもと期待。
でも外径(外周)は少し小さくなってるんで、プラマイゼロじゃないかって気もしますが、その辺は乗って見ないと分からないだろう。
外径が小さくなったため、サイクルコンピューター(CATEYE CC-TR200DW V2c)のタイヤサイズ設定を追加入力して切り替えておきました。

さて、早速走りに行ってみます。
…帰ってきました。
結論から書くと、「何が変わったか全然分からない」という感じです。
乗り味も変わった気がしないなぁ、操作性も別に変化無い。
強いて挙げるとすれば「汚れが気になる」という点でしょうか。
川沿いルートからちょっと外れて非舗装路を走ってきただけですが、激しく汚く見えます。
ホワイトタイヤだけに、汚れが目立つこと目立つこと…汚れたので一度(一般的な車用の)タイヤクリーナーをぶっかけてみましたが、ほぼ変化なし。
ホワイトタイヤ用じゃないからかなぁ、普通の洗剤でちゃんと洗わないとダメか。
せっかくホワイトのタイヤにしても、薄汚れているので自転車自体が汚く見えるようになっただけな気がします。
うーん、これは…失敗か?

ところでハイユニ号ですが、マンションの駐輪場には置かず、室内保管しています。
所詮は激安折りたたみ自転車ですが、4年半以上イジり倒してきたので愛着があるし、盗難やイタズラの危険性を回避するためってのと、錆防止+随時メンテナンスできるようにってことで、帰宅時にいつもエレベーターで9Fの自宅(自室)まで持ちこんでいます。

ホワイトタイヤ化後、いつものように室内にハイユニ号を置いてありましたが、部屋に来た息子タイトがハイユニ号を見て言いました。
「とーちゃん、タイヤが白くなってる…汚れが着いたん?」
白いのは白く汚れたせいと思ったようです。
「いや、白いタイヤに変えたんや」
「ふーん…カッコ悪くなったなぁ」
「えっ?」
おっと、子供は何て正直なんだろう。
「黒いのがカッコ良かったのに」
と更にたたみかけられます。

うーん、確かにお前の言う通りだな、タイト。
交換前のTIOGA Power Block S-Spec(20×1.95 49-406)の方が太くてカッコ良かったよなぁ。
基本的に自分がどう感じるかが一番重要で、他人の意見は気にしないんですが、タイトの感想は自分も薄々はそう思っていた通りだったので、やっぱりホワイトタイヤ化は見た目的にレベルダウンだったなと痛感します。
いや、カラータイヤを履くんなら、「綺麗な舗装路しか走らない」「汚れたらすぐ洗う」という心構えが必要なのかも知れない。
自分にはその覚悟が足りなかったんだろう、ホワイトタイヤをホワイトなままの状態で維持するだけのマメさが足りないんだな。

とりあえず100kmサイクリングの再挑戦まではこのままにしておいて、その後で元のPower Blockに戻そうかな~と考えています。

ツーリング仕様

2010-10-01 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年8月中旬)
8月中旬に1日時間が取れそうだったので、計画していた100kmサイクリングの再挑戦をやってみるかと考えて、泥縄で前日に準備に入ります。

ポカリスウェットの500mlペットボトルを4本買ってきて、2本を冷凍庫に入れて凍らせておきます。
真夏なので冷たいスポーツドリンクをグビグビ飲みたいし、凍らせておいてもすぐに解けるだろうと。(出番は冷凍せずに冷蔵していたもう2本の消費後の予定)

ペットボトル2本は大容量ヒップバッグ、THE NORTH FACE「DAY HIKER」のサイドポケットに入れますが、もう2本はボトルケージに挿して行く予定。
しかし現時点(当時)ではボトルケージはシートチューブ背面のツールボトル用のものしか装着していません。
ペットボトル用のボトルケージを装着しないと。

ペットボトルで使えるボトルケージは2つあります。
1つはUNICO IBERAのボトルケージ「ツイスト&フリーサイズ」…改造してツイスト機能を切除済なので、もうツイストしませんが。
もう1つは先日入手しておいたペットボトル専用のOGK「PC-2」です。

PC-2はメインフレームの先頭寄りに、RIXEN&KAULのボトルケージアダプタ「ボトルフィックスFL801」を使って装着しました。
FL801は60mm径のフレームにも対応しているので、ハイユニ号(MFWS-206F)のご太いメインフレームにも装着可能です。

ツイスト&フリーサイズですが、RIXEN&KAULのボトルクリック「AS840」のボトルケージアダプタ部分に装着して、サドル下のワイヤーロックホルダーとして使っている同じくRIXEN&KAULの「AS804」に取り付けることにしました。
(AS840やらAS804やらと、紛らわしいですが)

しかしツイスト&フリーサイズをペットボトルサイズに調整してサドル下に装着していた頃は、走行中のハイユニ号がギャップなどを越える度にサドル下からペットボトルが吹っ飛んでいく事故が多発していました。
サドル下の装着だとほぼ水平で少し仰ぐ程度なので、角度的に安定しないみたいです。
シートポストに垂直に装着していたときは全然問題なかったんだから。

PC-2であればペットボトル専用で、ボトルのネック部分を嵌めこんでしっかりホールドできるので大丈夫そうですが、サドル下からだとそのネック部分が外しにくいかも知れない。
それに妙にサドル下で嵩張って自己主張してくれそうで嫌だったのでした。
なのでサドル下に装着してもペットボトルが吹っ飛んでいかないように、ペットボトルカバーのクリップ部分をAS840のボトルケージアダプタ部分に通しておいて、安全装置として使うことにします。
それにペットボトルカバーをしておけば保冷も期待できるしな。

さて、こうして2つのペットボトル対応なボトルケージは準備できたのですが、そうなるとサドル下に付けていたワイヤーロックYPK Cafe2.0が弾き出されたことになります。
100kmサイクリング中に、ハイユニ号を駐輪する機会ってあるかなぁ…あるかも。
なので持っていかない訳にはいかない。
そしてヒップバッグに入れると重いからイヤ。
自転車本体に担がせたいので、AS840のホルダー部分をヘッドチューブに装着して使うことにします。
以前、「さまよえるボトルケージ」に書いたように、ヘッドチューブ下部寄りだとサスペンションフォークに当たるのでNGだったから、ヘッドチューブの上部寄りに装着します。
試しにこの状態でAS840のボトルケージアダプタ部+ツイスト&フリーサイズをAS840のホルダーにセットしてみます…もしココでもOKなら、サドル下から移転しても良いかなと思いつつ…しかし確実にペットボトルがステムに当たるのでNG。
そうか、やっぱりダメだったか。
諦めてヘッドチューブ部分にはワイヤーロックを装着します。
ワイヤーロックがブレーキ・シフトのアウターケーブルと多少干渉してますが、ワイヤーロック側もアウターケーブル側も適度に変形し合って共存しているので問題なさそう。

よしこれで準備OKかな。
と張り切ってツーリング仕様にしたまでは良かったんですが、その後用事が入ってしまったので結局100kmサイクリングの再調整はできなかったのでした。
長距離を走る訳でもないのに、ゴテゴテとホルダーやらボトルケージやらが追加装着されていて、個人的にはゴテゴテして鬱陶しい状態になってます。

さて、決行日はいつになることやら…前回に懲りているので、絶対に涼しくなる前に決行しないといけないんだけど。
また来年への先送りはしたくないなぁ。