また・・・来ちゃった。
普通に考えたらここしか無いのだ。まん防の今、19時までに呑み終わらないといけない。
最近、通勤も徒歩ってるのだけど、雨が降ったら基本のマイカー通勤になる。
車って便利ね。あっという間に到着するのだもの。
この梅雨時、車で行って歩いて帰ったり、歩いてって車は放置したり。
天気予報は1時間毎天気を貪ってるけど、奴も八卦のようなものだ。
徒歩で行ったり車で帰ったりって組み合わせで、間に合ったなら、では!って思ってもここになる。
良いの。会社から別方向に行けば良いのだろうけど、やっぱり安心のここに来る。
時間は・・・さほど無いわ。サクッと来てもね、ここって美味しいのだもの!
ん?前菜三種盛りって有りましたの。ま~、良くある、お通しっぽいおかずが三種類、
盛ってるのかしらって、そんな軽い気持ちでお願いしたら、とんでもないものがやってきた。
え?これ何?って尋ねました程に。いや、まだこれしか注文してないやん。
マスターが答えましたところは、三種盛りやで、三種ちゃうけどな~(爽やかな笑み)。
あ。ちょっと待って。知ってましたかしら?ここはね、ほぼおっさんな、おっさんオアシスの
椅子なんて無い、正真正銘の立ち呑みさんよ。だのに、この美しい数種盛り。
いつだったかしら。あるときから、奥の厨房に板さんがやってきた。
その頃から、この正真正銘の立ち呑み処のクオリティが、飛躍的に上昇の一途を辿ってる。
少しずつ、美しく、一欠けずつに味が凝ってて、何?なによどうしたの?って・・・・。
こんな、素晴らしい高級料理屋さんのような(行った事無いかも)細かい細工、
この素晴らしいのは、一つずつ美味しいの。だけど、美味しいって言葉だけで済ますの申し訳無くって。
舌にも目にも心にも、全てを満たしてくれるその技に、尊敬するほど美味しい。
美味し過ぎて。パクパク食べるのが勿体ない。ゆっくり・・・・・。
冷たいお酒を頂いたよ。ゆっくり呑もうって思ったから。このグラスなら一口楽勝だけど、
三口位に拡散しておいたわ。お酒の味がこの美しいお料理を、邪魔しない様に、ゆるりと。
毎日、同じ盛合せなのかどうなのか、知らないのだけど。
きっとその日の美味しいとこを、盛ってくれてるに違いない。
これが、本日のなめろう。そういう書き方だったわ。本日の?
「なめろう」は、そもそも”魚のたたきの一種”。なので、あいつとちょっと似てる。
先日頂いたまぐろをぐちゃぐちゃ~ってしたやつ。
その上に、味噌やら葱・生姜、茗荷や生姜等々のみじん切りで味を調えた郷土料理。
房総半島沿岸が発祥らしい。具体的に千葉県。どうもありがとう。
これが、む~っちゃくちゃ美味し過ぎ。日本酒が有って正解!。
何のなめろう?ってマスターに尋ねたら、色々かな・って。この日のお魚の、
ま~~~ぁ、普通なら捨てられるような辺りの。そういう事なのでしょう。
「捨てるん勿体ないからな」。す・・・素晴らしい!。大賛同でかなり美味しい。
本当に、美味しいに輪をかけて、嬉しくなった時間制限付きの立ち呑みでした。
が、全く手抜きの無い美味しく美しいお菜をありがとう。ご馳走様でした。
立呑み処 おかわり
大阪府堺市北区中百舌鳥町2丁243-3
TEL 072-250-2232