昨日まで、うえほんまちハイハイタウンでの出来事を書いておりましたが。
この後に、娘っこと行った、昭和の老舗居酒屋を書こうと思っていたところ、
たまたま・・・・。先日、知る人ぞ知る、この店の一番古い常連さん、まさに主。
子供の頃はこの店が遊び場!?って姐さんから、お電話いただいて(寝てたのごめん)、
たろママへ捧ぐ。5月の櫻山!
ほい、乾杯。『おっちゃん、おっちゃ~~ぁん!!』って、娘っこも、私の知らない所で(仕事関係)で、
こちらの大将とは知り合いでね、私より親しげじゃないの?
とっても気楽でリラックスできる緩さが、このお店の良い所なのだ。
平成の娘っこも。この昭和の居酒屋がお気に入りなのだから。
『枝豆のくせに、むっちゃ美味しいわ。これ!』。枝豆ちょいちょいって摘まむ姿は娘って感じじゃなくって、
20代にして、既に”おっさん化”している。こんなおっさんに、素敵な出会いを・・・どうか神様・・・・・。
いつものお造り・・・って、あれ?何だかいつもと色合いが・・・・。
気にせず、イカが奪われていく。美味しい~~!!。この黄金イカが大好物なのだ。
けれど、自宅では買わないわ。って、作るもの?こんな黄色い飛びっこって売っては無いでしょう。
飛びっこの塩っ気が有るのに、醤油に浸けてるし。おいおいおいおいおいおいおい・・・・・・。
折角の飛びっこが落ちるし、味が、塩分が・・・。
あ、そうじゃなかった。いつもは赤身の鮪。これは・・・きはだまぐろ。珍しいな。
さっぱりな身に、日本酒を合わせてみたさ。
ラベルは、もっと大切にしてくれよ。って、一瞬思ったけど、ここだからね。
岡山県津山市の難波酒造さんのすっきり辛口な無濾過生原酒『和心(わしん)』。
伝説の稲、『朝日米』100%の純米酒。
朝日米は、かつては。東の『亀の尾』西の『朝日』とまで称された、大粒の銘柄米で、
その作り難さから、今では殆ど岡山県下でしか栽培されなくなったっていう、まさに伝説の稲。
美味しい伝説を味わってると、肉大魔王の注文がやってきた。
はい、このお店、ネギとかね、大葉刻んだのとか薬味系は、それだけで1メニューいける位に、
てんこ盛りのっけてくれる。知らなかったら何か分からないその一皿は、黒毛和牛のたたき。
そう、昔は生で食べれたものを。ネタケースに見事なサシの黒毛和牛がいらっしゃる。
それを塊で炙る・・・・・・。その時だけはどうかお願い、話しかけないで。忘れちゃうからね。
適度に脂が落ちたところでスライスされ、薬味に覆われて。
これが、娘っこが愛してやまない、このお皿はしれっと私のいる反対側の端に移動する、
昭和の居酒屋で食べる、本物のお肉なのだ。いや、お肉じゃない、黒毛和牛なのだ。
って言うのも自宅では肉というと鶏肉、そして豚肉。
牛肉の事を”肉”とは言わない。牛肉は”牛肉”。但し、自宅では殆ど食べないし。
マンゴーチューハイに、その半生牛肉が合うのかどうなのか定かではないけど、
美味しい、最高、むっちゃくちゃ美味しいでおっちゃ~~ん!!。って感じで食べてる。
鱧の天ぷらってメニューが有ってね。湯引きが良いの。ってお願いしたわ。今年、初鱧!
湯掻き立て、何よ何よ、むっちゃくちゃ美味しい!!
初鱧が、この日ここでこの鱧で、本当に良かった。ああ、夏を感じる鱧と梅肉。
あかん・・・。こんな美味しい鱧には日本酒だわ!!
いやいやいやいや・・・・・ほんとはね、この店ではMy二階堂飲んでたりするんですけど、
カウンターの短い方に2名のお客様。の、所に、外からやってきた立ちっぱなしで注文無しで
喋ってるだけで通せんぼしてるっていう壁があって、ボトルを取りに行けなんだ。
でも大丈夫。日本酒大好きなんですもの!!石川県金沢市の福光屋さんの『加賀鳶』。
石川県産の『五百万石』のみを使って、一切火入れせずに氷温熟成させた純米吟醸生原酒。
夏季限定のお酒なんだとかで、鱧と合わすのにもってこいでしょ。
ええええ。いつもは二階堂なんだけど。かなりレアな日本酒も置いてるお店ですよ。
広報活動はこんなもんで良いかしら?ねぇ、たろママ。
水曜日はお休みだからね。壊れかけた椅子の昭和好きな方は是非。
大衆割烹 活魚料理 櫻山
大阪府堺市北区中百舌鳥町2丁299-10
TEL 072-258-2737
営業時間 17:00~01:00 水曜日と年末年始は休んでる。