観劇もしないのに、宝塚大劇場にやってくる。宝塚が好きだから。そこに居るの好きだから。
11時公演観劇の方々が大劇場に納まって、静かになったなって頃、早めのランチにしますね。
12時半になったら、幕間のお食事の方で混雑しますから。
注文しましたのは、レビューランチと公演ランチ。
レビューランチのオードブル。ただいま、宝塚歌劇105周年と、ル・サンク創刊200号のキャンペーン中。
TAKARAZUKA REVUE 105th Anniversary X Le CINQ 200Th Memorialの、オードブル。
トマトのローストとオマール海老と帆立貝柱のグリル。コンソメ仕立てですわん。
『トマトとバジルをオリーブオイルと共にオーブンで焼き上げ、オマール海老と帆立貝柱を添えました。
トマトコンソメと一緒にスープ感覚でお召し上がりください。』・・・・との事。
2切れかと思って、1つ娘っこに・・って思ったら切れ目だけで1切れだった衝撃。ナイフでカットしたわ。
スープ感覚?美味しいよ。ただ、冷たい。せめて常温までにはしてほしかったけど。寒い。
ピン!っと立った葉っぱ。凍ってるの。トッピングに、凍らすのも凄いし綺麗なのだけど、味が無い。
茄子やトマトは、もうメイン要らないから、てんこ盛り欲しいわって感じの美味しさ。
ジュレになったスープを絡めて。野菜とジュレだったら、スープ感覚っての、ジャストフィットだ。
そして、公演ランチのオードブル。
公演ランチは、毎回、その時の公演に因んで、このお店風にアレンジしたセットメニュー。
オードブルは、海老の薔薇飾りとシェパーズ風パイ添え。
あ。ちょっと待って。これ、違うな。パイはメインの方に有ったし、オードブルのお皿に別添のんが。
『公演に因んで、海老の薔薇飾りをドレッシングでマリネして、イカとイクラを添え・・・・』
美味しかったそうです。
そのお皿の奥の。説明書きには無いのだけど、挽肉を炊いたやつにマッシュポテトがのってる、
温かいやつ・・・だったそうだ。何?何だったのか分からないのだけど、
彼女もこの時、ひんやり冷えていたようで、温かいそれが癒しになる位の。
そうそう、薔薇の薔薇のと言ってますけど、絶賛公演中の花組公演は、青い薔薇の精。
その青い薔薇の・・・が、こちら。
薔薇のお花畑から、こんなん出てきたら、どううしようって感じ。私は仲良くなりたいけど。
メインのお料理を紹介しますよ。
これはレビューランチのメイン料理で、牛フィレ肉のステーキ ラタトゥイユ添え。
ステーキだ。到着したなら『どうしたの?』って程にスピードアップ。あ、パイはここに。
そんなに美味しいの?うん、ちゃんと美味しいらしいけど、急がないといけないとってガツガツって。
断面の写真をと、そりゃステーキですもの。
やめておきました。冷めたら硬くなるって、早く食べたら美味しいから事なので大丈夫。
メインのタイミングで供される、パンかライスか選べる炭水化物は、満場一致でご飯。
日本人はお米を食べなくっちゃ。
んで、担当しました公演ランチのメイン料理。
ローストビーフ ヨークシャー風プディング添え レフォールソース。
『”サンデーロースト”と呼ばれるイギリスの文化にちなんで、ローストビーフに牛脂を使用した
ヨークシャー風プディングと温野菜を添え。レフォール風味のソースで仕上げました。』
サンデーローストは、イギリスの伝統的な食事。日曜日に食べるの、ローストした肉とジャガイモや
ヨークシャー・プディング、野菜等々を付け合せるそうな。
ヨークシャープディングは、シュークリームの皮のようなものでふわふわもっちりしてるとの事。
お肉が噛み切れなくって。噛み噛みかみかみ・・・・ごっくんがなかなか・・・・・。
デザートは、両メニューとも、ビクトリアケーキ。そして、珈琲か紅茶が選べます。
このケーキは、公演の舞台である
19世紀の半ばに、イギリスで親しまれていたっていうケーキ。今どきじゃない感じの。
バターの風味が香る生地に、フランボワーズジャムをサンドした、19世紀のケーキ。
美味しい。美味しい筈で美味しいに違いなくって。ただ、おやつの時間にこれをだったら良かったかも!
お腹いっぱいのランチの後には、ちょっと重めの19世紀のケーキ、美味しいのだけどね。
美味しかったでございますよ。もう少ししたら幕間の方々が押し寄せます。
そんな中途半端な時間に、広々とゆったりと、ランチ出来るからこの時間帯おススメ。
あ、観劇しなくっても入れますので、是非どうぞ。御馳走様でした。
宝塚ホテルレストラン フェリエ
兵庫県宝塚市栄町1-1-57 宝塚大劇場1F
営業時間 11:00~17:00(1回公演時)
10:00~2回目の幕間終了まで(2回公演時)