失って初めて大切なことに気付くんだ☆十三屋☆大阪市淀川区♪

この日は、今年に入って電車を使った２回目記念日なのであった。

梅田まで歩いて（途中、文の里でモーニング休憩）、阪急電車に乗ったのだ。

ほい、乾杯。お店で呑むって、本当に美味しい。特に１杯目なんて至福の喜びで。

呑みに行けない。当たり前のように有った呑み屋が閉まってしまって、

どれだけ呑み屋さんっていう存在が、自分の中で大きくて大切で、助けてくれていたことか。

なんでもそうなのだな。失って初めて、その愛に気が付くのだ。

中とろ造り。なんて、なんて無造作な盛り付け方よ。

ちょっと並べ替えてみようかと、そうとも思ったのだけど、いやちょっと待てよ。

この盛り方、もしかして、見る人が見たら「これはアートだ！」ってなるかもしれない。

ひとつの芸術作品としての盛り方であったなら、それをいじるのは以ての外。

ま～、ただ早く食べたかっただけだけど。

溢れ出るもん。早く食べなくっちゃ、融けて無くなってしまうのではないか？

そんな錯覚を呼び起こす、DHAとEPA。素晴らしい脂は魚汁と言おうか。

肉だったら「にくじる」。魚だったら「さかなじる」？「ぎょじる」の方が言い易い。

その魚汁が溢れて、自分の体温で蕩けていく感じ。快感って言う名の美味しさ。ありがとよ、まぐろ！

イカの天ぷら。イカ好きの友なのであった。いつでも必ずイカを食べるの。

ま～、好きだからって気持ち、分からなくも無いわ。私もそうよ。

先のまぐろなら、毎日頂いても飽きないわ。飽きる前に脂にやられそう。そんなお年頃ね。

しかし、イカだけでなくって、ちょっとっ緑が入ると、ぐぐっとご馳走感が大幅アップ。

大根おろしも良いね～。こんな粋なことしてくれるから、このお店大好きだわ。

おでんのコロ。・・・を、注文したら、自分も欲しいと友が言う。２つ！って。

いやいやいや、ちょっと待った。ここのコロって、多いから１つで良いねんてば。

そんなやり取りしてたら、カウンターのお父ちゃんが笑ってた。

コロが大好きなのだよ。ここに来たら、これを食べなきゃ位、ここのコロを愛してる。

しかも、む～っちゃくっちゃ美味しい。ああ、だから、行けるようになったら行こう。

美味しいからおススメだけど、私の分も残しておいてね。ご馳走様でした。

大衆酒場　十三屋

大阪市淀川区十三東2-11-6

TEL　06-6309-8816

 

思い出と妄想の喫茶店でモーニング☆珈琲館しかも文の里♪

ん？珈琲館？時々見かける珈琲館って、もしかして、あの珈琲館？？

珈琲館・珈琲館・・・おお、やはり。設立1965年。すっかり老舗って感じになってるけど、

うら若き純粋な乙女の頃、よく通ってた珈琲館ではないか。

スタンプ貯まったら、マグカップが貰えたのだ。ポイント貯めるって事を知ったあの日。

まだ、あそこは有るのかしら。私が通ったのは西中島南方の珈琲館。

文の里の珈琲館。よくこの前を徒歩で通っていて、見かけてはいたのだ。

黒いエプロンの殿方がお店で立ってるのが、遠目で望めて、何度か歩きながらチラと見て、

段々と、ほぼ妄想になってる、酷い思い込みが沸々と沸き上がり膨らんでいき、

その店の店員さんが、文豪ストレイドックスの方達になっていた。

なにゆえ”文スト”って・・・文の里だから？

お店に入ると、カウンターで新聞を広げまくって読んでるお爺ぃが一人。

あ、あれ？文ストは？私の太宰は？福沢は？何処なの？トイレか！？ってあたふたなってたら、

カウンターから、お爺ぃ、いやいや、御仁がのそっと立ち上がり、お水とおしぼり持ってきた。

サラダやらヨーグルトやらスクランブルエッグ、プラスできるし色んなアレンジ有。

ブログ的には、これじゃ～いかんな～って、書いてるときは思うのだけど。

ん～～・・・。ごっくんって、し難いパン。

流石だ、珈琲館。作り置きでなく、その場で淹れてくれた珈琲は、とても美味しかったよ。

お給仕が終わったら、また元のカウンターに戻っていく、文ストじゃ無かった御仁。

ゆったりマイペースで、いつまででも文庫本とか読んでられそうな雰囲気なのだな。

うん、本でも読もうかとちょっと読んでみた。文の里だしね。

そして、新しくお客さんが入って来たので、このゆったり雰囲気を引き継いで、

どうも、ご馳走様でございました。

珈琲館　文の里店

大阪市阿倍野区阪南町1-25-2　アネックス1F

TEL　06-6621-7761

営業時間　8:00～

 

その時タルタルへの愛を思い知った海苔弁当☆HottoMotto♪

ず～っと、気になっていたんだ。何故だ、なぜ今そんなに注目されているのだ？？

ちょっと前の話だが、ネットでもテレビでも、妙に『海苔弁当』が人気を博してなかったか？

しかも、お弁当屋さんで、その種類たるや数多ある中で、海苔弁当に特化してるし。

更に言うと、海苔弁当専門店っていうのも出来て。

ただ、お弁当屋の海苔弁当が気になって気になって・・・。満を持して今。

4月の土曜日。期間限定の天丼は娘っこ。私のは当然、海苔弁当。

『醤油にしますか？ソースにしますか？』って聞かれたんだ。全く、何の疑いも無かった。

それは、竹輪にかけるものだと思って、まあ、ご丁寧に・・・。とばかりに、

多分、なにもかけないでしょうけど、折角だから、醤油を頂いた。

念願の海苔弁当。嬉しさのあまり、傍らのサラダも衝動買いしたさ。

ずっと気になっていた。ずっと食べたかった海苔弁当。お待たせ・・。

大きな白身魚のフライに竹輪の天ぷら・・って、あら、磯辺では無いのね。

そして、金平が付いてる。おお！これこれ。

お漬物は、この際、これでも桜漬けでも高菜でも良しとしよう。

おかず達とご飯の間のブラック！海苔のバックにおかずが映える。

竹輪、ちっちゃ。こんなもんだっけ？まあいいか。

このちっちゃい竹輪に、あの醤油袋は大き過ぎやしなか？ま、だし醤油だし何かに使える。

そんな感じで、醤油は冷蔵庫へ。で？タルタルは？え？タルタルは？落とした？

娘っこと2人で、そこら中、車の中もシートの中も探し回った挙句・・・。

最終的に、袋に一緒に入っていたメニュー表。娘っこが気が付いた。

え？は？お？えええ？。疑問符の応酬の後に、2人でメニューをのぞき込む。

メニューは「のり弁当」。「選べる2つの味”プレミアムソース”or”だし醤油”」。

え？これはまさか、ソースか醤油でフライを食べろと？う・・嘘だぁ～！！

♪世界の～ぉ 全てが～～ぁ 闇に～ 沈んだ～ぁ♪（ロミジュリで）

タルタルじゃない。その落胆は言葉に出来ない程激しく深く。

メニューを確認。タルタルが欲しくば、「特のりタル弁当」なのだが、ちく天が入っていない。

竹輪じゃなくって鶏の唐揚げ。違～～～ぁう！

そしてもう1つ「ダブチー特のりタル弁当」。涙が出そうだ。

ご飯におかか、生醤油をかけ、その上に4種のチーズとスライスチーズをのせ海苔をって。

しかも、竹輪はどこ行った？メンチカツと唐揚げを盛ってるのだ。何者だ！？

哀しみに暮れながら食べる白身フライの、ああ、しょっぱい涙の味よ。

でも大丈夫。我が家にはKALDIの、「いぶりがっこのタルタルソース」が有るから。

これは春の期間限定。なので、今も有るのかどうだか分からないが、

きっと、タレが違うだけなんだろうと思う。いつもは醤油ベースなのが塩だれって事で。

「塩だれ海鮮天丼」。たっぷりな揚げ立て天ぷらは、お弁当屋さんからの道のりと

ちょっと訳アリ探し物時間を考えても、まだ温かキープしてた模様。

お好みで後かけするタイプなので、天ぷらもご飯も、ぐちょんぐちょんになることも無く、

適度にかけながら食べれるから、最終的に塩だれが余ってくるのね。

『ご飯にかけたら美味しいから、冷蔵庫においとこ～』って娘っこ。

ああ、なんでこんなに貧乏性を受け継いでしまったのか。無言で流しに捨てる。

紹介しよう。海老ラ～には堪らない弾力のある海老が３尾。イカと鰆と帆立が２・・・？。

帆立って数える時の単位って何？調べなければ。知ったかぶりで書いては、末代までの恥。

ん？貝なら枚、貝柱なら個、ヒモなら本。これは？貝柱もヒモも一緒になってるし。

天ぷらとして、一つになってるから、2個って事にしておきましょう。

とまれ件の海鮮天ぷらに、スナップエンドウと茄子の野菜も入って、おまけに高菜。

素晴らしい海鮮丼として、HottoMottoに出ています。美味しかったよ。

たまに、お弁当屋さん。素晴らしいわ、ご馳走様でした。

しかし、タルタルの海苔弁当が、心の片隅から離れない。

 

 

 

 

珈琲豆処の美味しい珈琲が飲みたくて☆夢珈☆堺市北区♪

そうだ夢珈、行こう。

美味しい珈琲が飲みたい。その一心で、朝からお腹ペコペコを気にする隙を、与えぬように、

掃除・洗濯と、動き回って時間を稼ぎ、もう限界・・・って頃合いに開店時間だ。

その店のモーニングを頂こうと思ったら、9:30まで空腹に耐えねばならぬという試練を伴う。

そんな感じでモーニング。人気店さ。開店後、間もなくで満席にって前に入れたよ。

サンドイッチやらホットサンドのセットが人気？？知らんけど。

少数派の私はトーストだけど、写真がイギリスパン。山型食パンやん。

サンドイッチやらは普通の食パンっぽいし、ダメ元で『普通の食パンでトースト出来ますか？』

聞いてみたら、にっこり笑顔で快諾して下さったけど。ダメじゃん。

いや待て。もしかして『普通の食パン』への理解が違っていただけかもしれない。

ま～、良いかって、トーストだもの。温かい内に頂きましょう。

って、既に冷めていた。びっくりしたわ。焼き直してもらおうかとも思った。

５秒位、マジでそう思って声掛けるタイミングをと・・・いや待て。

満席で帰ってくお客様、待ってる方、このクソ忙しい時だし我慢しよう。

ただ、バターが少なくってパサパサしてるし。美味しいパンなら冷めても大丈夫なのに。

茹で玉子は、皮をつるるんって綺麗に剥いてて下さってて、あら親切って思ったの刹那。

冷！冷蔵庫でヒエヒエ！昨日の残り？黄身がグレーにもなってる。ああ・・・・。

でも大丈夫。ブレンドコーヒーなのだけど、む～っちゃくちゃ美味しい。

ここは珈琲豆も小売していて、毎日、自家焙煎で美味しい珈琲が頂けるお店。

その種類も豊富なので、ちゃんと本物の珈琲通には良いお店だと、お見受けする。

おかわり珈琲は税込み170円で頂ける。欲しいな・・って思ったけど、声が掛けられなかったさ。

おお、おかわり珈琲は170円。本体、今日のセットは税込み530円。

そして、サラダにかけるドレッシングは、５種の中から選べるのだ。

大分県からやってきた、大分県産野菜をふんだんに使ったドレッシング。

ドレッシング単品売りも有るので、気になる方は是非どうぞ。

で、注文時に、いきなりこの５種から選べと言われる。きゅ、急に言われても・・。

『パプリカとトマトが人気です』って、おススメしてくるので、ではと『ひじきとキヌア』で。

これね。むっちゃくちゃ美味しかったよ。かけても入れ物に残ってしまうやん。勿体ないやん。

何でも良いから野菜をくれ～。って思ったさ。残ったの、あれどうするのさ？

まさか使いまわさないでしょうし、捨ててしまうの、勿体なくて可哀そうで切ない。

また、美味しいスペシャリティって珈琲を頂きたいな。いつか。ご馳走様でした。

珈琲豆処　夢珈　本店

大阪府堺市北区長曽根町3079-14

TEL　072-256-6600

営業時間　9:30～19:00　木曜休み

 

お魚も煮炊きも美味しいアットホームなお店☆大黒庵☆堺市堺区♪

ず～っとず～っと行きたいと思ってた。

昔々、たまたまそこへ行くチャンスが有ったのここクリック。

素晴らしく美味しくって良いお店で。ただ、夜中スタートで、次のチャンスが・・・。

そのお店。たまたま見かけたら、！！！。夕方だってぇのに開いてるやん。

前回、2012年だもの。改装したの？小綺麗になってるのだけど。

近くに堺の魚市場が有って、漁師さん達が仕事終わりに食べに来るから、

夜中～朝までやってたお店・・・だった筈なのだけど、な～んとなく雰囲気違うのも、

ま～古いからね、リニューアルして頑張ってんだわさって、楽観的に考えていたから。

お刺身は何が？って聞いたら、お鯛さんかカンパチ。あら、それだけ？

ではと、カンパチをお願いしましたさ。

しかし、このご時世、夜中の漁師さん達はどうしてるのかしら？

居酒屋さんは時短営業とか、はたまた昨日からは休業をしてるってのに。

なにやかんやと、辻褄が合わなさそうなのも、ここに来れたからって、嬉し過ぎて

あの、2012年に楽しんだ店なのだって、信じて全く疑って無かったから。

だから、その店のお刺身だ！って、ただただ嬉しさのあまりに、カンパチ接写とか。

美味しい。すっごい食感は、市場からの直送かしら？う～ん。美味しい。

新鮮で脂も適度にのって美味しいけど。う～ん。う～ん。う～ん。

美味しいけど、なんとも説明の付かない感覚。あの店じゃない気がした。

色んな煮炊きものおかずが有るの。これは、”なすび揚げ煮”。美味しいわ。

あの、昔の思い出を取り除いてみたら、それはそれで、ここ良いお店やんか～。

もしかして、お魚無くっても、こんなおかずで美味しく呑めるお店だわ。

他にも”鶏じゃが煮”やら、”こんにゃくのきんぴら””ごぼう唐揚げ”・・・等々。

面白いメニュー名が、”白な炊きました”って、売り切れてたのだけどね。

そして、事の真相。やはり、あの2012年の店では無かったわ。全く別なのだそうだ。

もっと早めにって後悔もしながら、新しいこの店も、なかなか良いお店なのでまぁいいか。

またいつか、お邪魔しますね。ご馳走様でした～。

大黒庵

大阪府堺市堺区龍神橋町2-3

TEL　072-223-0889