それは7月20日。娘っことゆく、観劇しないのに宝塚。っていう、
時間にとらわれず、好きなとこで好きなだけ、づかをゆっくり楽しめるっていうプラン。
ただ、改札内には入れないってだけで、改札の外にも楽しみはいっぱいなのだ、宝塚。
さあ、11時公演の幕間の予約客がやってくる前に、ゆっくりお昼を頂きましょう。
こちらは、松花堂『歌姫』。
入った所は、大劇場の改札横の階段をひょひょいっと、2階に上がりましたところ。
和食の『くすのき』。
小鉢は、小松菜と薄揚げのお浸し。
口取りに、玉子焼きと海老芝煮、楓蒲鉾、すみれ真丈、さつまいもレモン煮。
とっても、彩りがよろしくってよ。
炊き合わせは、楓冬瓜、赤梅、里芋、おくら、つみれ、信田巻き、黄パプリカ。
冬瓜を楓の形にカットだけでなく、包丁で模様も入れてるの、可愛いし綺麗し、冬瓜美味し。
目にも美味しく、美しく。そしてお味も上品で・・・。って、甘（過ぎる）い梅干しには閉口。
焼き物は、さごし塩焼き、そして花蓮根と沢庵漬け。
『人参と思ったら、おこうこ（我が家では沢庵の事をこう呼ぶ）やった～っ』って娘っこ。
視力、落ちたんでないか？我が家は3人とも近視で乱視だ。
『歌姫』のデザート。甘味は、抹茶水羊羹、栗、黒豆、ホイップクリーム。
抹茶で後味が爽やかになって、とっても美味しい、夏の甘味でしたよ。
そしてこちらが・・・・・。
『宝塚歌劇』105周年記念×『LeCINQ』創刊200号記念企画、
公演特別メニュー 幕の内 『すみれ』。
・・・、と、物々しくタイトルが付けられているけど、いつもあるメニュー『すみれ』に、
オマケの缶バッチが付いてくるってだけだ。バッチ・・・いつの間にか消えた。まあいい。
『すみれ』は、季節食材の他、その時の公演の組の、トップコンビの出身地に因んだ料理を、
宝塚ホテルの和食処、くすのき風にアレンジして盛り込んだ幕の内。
と、申されましても、今の星組トップの紅子さんは大阪府、トップ娘のあ～ちゃんは兵庫県ですから。
メニューと写真の順番が合わないのだけど、写真に合わせて行きますね。
105thの紙が架かっていたところが口取り。
玉子焼き、海老芝煮、さつまいもレモン煮、すみれ真丈、花蓮根、焼き鱧。
☆鱧は綺崎愛里（あ～ちゃん）の出身地、兵庫県でも有名な食材です☆
・・・そうなの？何処でもある季節食材かと思いましたが。鱧大好き！この中で1番ね。
焼き物。 鯖塩焼き、紅白はじかみ、沢庵漬け。
こういう所に入ってる焼き魚って、作り置きの硬くなっててパサパサ・・・ってイメージ強かったけど、
この鯖が！部位が良かったのか？凄い脂がのってて、む～っちゃくちゃ美味しい！衝撃だ。
パッと見、胡麻団子？って思ったけどそうじゃない。煮物です。
里芋道明寺饅頭、隠元、梅人参。
☆里芋は、紅ゆずるの出身地、大阪府でも有名な食材です☆
・・・・そうなの？その、”有名な”って、その言葉を、どう受け取って良いのか分からない大阪府人。
里芋も鱧も、隠元も人参も、有名っていえば有名ですけど。
ま、小さな事は気にしない。ちょっと頂いたよ。こういう野菜の饅頭って大好き。美味しい～。
では、ややこしい、小鉢とお造りを一緒に紹介するよ。
小鉢の左が、海月（くらげ）と蒸し鶏の胡麻和え、右は、焼き豚サラダ。
柔らかな蒸し鶏と、干したような硬めの焼き豚、見事な対比。
どちらもとっても個性的で美味しいよ。
お造りの蛸と、小鉢の黒枝豆。
☆黒枝豆は綺崎愛里の出身地、兵庫県でも有名な食材です☆
黒枝豆・・・。なるほど、黒豆が有名な丹波篠山は兵庫県ね。確かに。普通の枝豆より美味しい。
でも・・・。☆蛸は綺崎愛里の・・・・って書いてないの。明石の蛸は有名や～ぁん。兵庫県だぞ。
しゃぶしゃぶ位、薄くスライスする技が凄いが、薄くっても甘みがあって美味しかったよ。
お造りの鮪と、小鉢の春菊としめじのお浸し。
☆春菊は、紅ゆずるの出身地、大阪府でも有名な食材です☆
え？そうなの？春菊だなんて、何処にでも・・・って思って、念のため調べてみたら、
春菊の生産量（収穫量）が、1位の千葉県に次ぐ第2位なのだ。だからって・・・・・。
生産量＝消費量？？？・・・・・もういいや。小さい事は気にしない。お浸し美味しかったから無問題。
『すみれ』の甘味は、フルーツ杏仁豆腐。美味しかったそうです。
どちらも胡麻塩がかかった白ご飯は、プラス200円の課金で、蛸ご飯に変更できます。
でも・・・。☆蛸は綺崎愛里の・・・・って事にはならないの。明石の蛸が可哀想だ。
吸い物は両方、若芽、柚子皮、浅葱、渦巻き麩。良いお味でした。
11：00公演の幕間（12：30～）前、ゆっくり楽しめました。ご馳走様でした。
宝塚ホテル和食 くすのき
兵庫県宝塚市栄町1-1-57 宝塚大劇場2F
営業時間 1回公演 11：00～幕間終了まで
2回公演 11：00～2回目の幕間終了まで
