葉月のブログ

命題:ウイルスの糖鎖はヒトの糖鎖と同一なので病因とはならない

世界が、大橋先生💗に追いついてきた

2020-09-25 | 新型コロナ
バリック教授「新型コロナウイルスは、今日までに配列決定され報告された複数のウイルスのキメラではない。しかし、私には、研究者がすべての配列を公表するのかを知ることはできない。どうやって知り得ようか?ウイルスの配列は何百万とあるのだ。」

(つまり、報告されていない何百万のウイルスのキメラである可能性は否定できないということ)

バリック教授はSARS研究の第一人者です



新型コロナ人工説

2020-09-16 | 新型コロナ
大橋先生💗のビデオで、コドンのお話がでていますので、いろいろなヒトのコロナウイルスでどのコドンが頻繁に使用されているかを示している図をご紹介します。

文字が小さいですが、左から
       Sars-cov-2 SARSトロント株 SARSウルバニ株 MERS OC43 HKU1 229E  NL63


ツイッター主の方の意見では、Sars-cov-2のアルギニンのコドンが、コウモリのコロナウイルスよりも、他のヒトのコロナウイルス、特にSARS1に似ているということです。


上の「CGG」というのは、香港大学の研究者でコロナが人工ウイルスだと内部告発した閆麗夢さんの9月14日付論文で

Sars-cov-2のフリン切断部位にある


RのコドンがCGGで、これが他のコロナウイルスで稀であり、このことからも人工ウイルスだと推定されるという事です。

コウモリからジャンプしたんじゃないんだという説をさらに補強しています。

この論文の概説が、英語ですがまとめてあります。

パスツール研究所のプライマーが相同するもの

2020-09-11 | 新型コロナ
Manamiさん💗のブログでパスツール研究所の開発したPCR検査のプライマーがヒトの8番染色体と相同性があるかどうかという疑問、調べてみました。

WHOのサイトにあるPCR検査のドキュメントのリンク

パスツール研究所のプライマーの一つ nCoV_IP2-12759Rv
5'-CTCCCTTTGTTGTGTTGT-3'

超絶高速ゲノム配列検索GGGenome

大橋先生💗のビデオでの解説と合わせるため、5’末端のCTCを削除してミスマッチ許容せずに検索しました。


5’末端がCTCであるのは8番染色体だけです。
つまり、パスツール研究所のプライマーの一つは、ヒトのDNAと完全に一致しています。
3’末端の15塩基が相同であるものは、他に6か所あります。

これはリバースプライマーですが、フォワードプライマーとこの2つのプライマーの間にプローブに似た配列があるかどうかが問題ですが、おそらくないと思います。というのは、PCR検査で陽性になっている人が多くても全体の5%程度なので、95%の人が爬虫類人であるというのは考えにくいからです。(爬虫類人はせいぜい15%程度ではないかというのが私の願いです。)

むしろ問題は、このプライマーがヒトのDNAに結合してしまって、実際の新型コロナの配列を検出できないということではないかと思うのです。

それから、プライマーは3’末端が5塩基相同でも温度が低ければ結合する可能性があるようです。あとCGが多ければ結合が強くなるようです。

PCR検査を陽性とするものを見つける旅 その1

2020-08-14 | 新型コロナ
WHOのサイトで紹介しているドロステンのPCR検査です

米国の医師たちが普通の風邪の患者でも新型コロナのPCR検査が陽性になると報告していた真偽を確かめるために、このドロステンのPCR検査を調べたら、2003年のSARSでも陽性になる検査であることがわかりました。

それで、2003年のSARSが何だったのかを調べてみたら、ほとんどの症例で同時感染がみられ、カナダのクラスターでは香港の患者1号と接触していない可能性が高いことがわかりました。

このカナダのクラスターの9人は、すべて肺炎の症状がありSARSの定義を満たしていましたが、9人のうち4人はSARS陰性、9人のうち5人はメタニューモウイルス陽性、うち4人がSARSと同時感染でした。

このクラスターの1人のサンプルから、SARS-Tor2というゲノムが得られています。

また、SARSの流行が終わった後のカナダで8月に高齢者施設でOC43の流行がありましたが、この患者の中にSARSの検査が陽性となった人が数人でていました。

つまり、2003年のSARSは、他の感染症でも陽性になる検査だったということです。しかも、SARSのゲノムもSARSに感染していない人からも得られたものかもしれないという疑惑がでてきました。

2020年の新型コロナは、SARS-Cov-2と呼ばれています。ドロステンのPCR検査は、SARS1号でも陽性になる検査です。

どんなプライマーを使用しているのか、今日大橋先生のビデオで、プライマーの配列が90%同じだったら検出するという話があったので、それを踏まえて、ドロステンのプライマーやプローブが検出する病原体を探してみたいと思います。

新型コロナウイルスが自然界起源だという主張を覆す意見

2020-08-03 | 新型コロナ
今まで調べたことをまとめておきます。
(葉月は大橋先生説を支持していますので、人工ウイルスではなく、肺にあったものを『頭のいい人が適当に』つなぎ合わせた配列だと思っています。)

まず、2つ目のNature論文で初めてでてきたコウモリ由来のコロナウイルスRaTg13の全ゲノムがGenBankに登録されたのが2020年です。

コウモリ由来のコロナウイルスBtCoV/4991のRdRp遺伝子部分のみがGenBankに登録されたのが2016年です。

この2つのウイルスのRdRp遺伝子は100%同じもので、両方とも2013年に同じ銅採掘所のコウモリの糞から採取されたということで、同じものではないかという疑問が起こり、サイエンス誌が武漢ウイルス研究所の石正麗研究員に質問状を出したところ、同じものであることがわかりました。 質問(8)

2012年にこの採掘所の鉱夫6人がSARS様の肺炎となり3人死亡した事故があったという記事が、7月4日タイムズ紙に掲載されました。

BtCoV/4991の生データが中国の遺伝子登録サイトにあったようで、それを調べた中国人の研究者が、ヒト由来の16SリボソームRNAと同じ配列があるとツイッターに投稿したようです。 

そのツイッターをリツイートしたもの


ただし、この生データへのアクセスが容易ではないようです。もとのツイッターが凍結されて詳細が不明です。

それで、このBtCoV/4991が、2012年の事故で亡くなった鉱夫の肺のサンプルだったのではないかという疑いが浮上してきました。

ということは、RaTg13も、コウモリ由来ではなく、ヒト由来であったのではという疑いが出ているという状況です。

パンゴリンに関しては、スパイク遺伝子の相同性が高いとされた遺伝子に、GCの繰り返しが多く、アセンブリーのミスがあるのではないかという批判があるようです。

それから、多数あるパンゴリンのゲノムが実は一つのサンプルのものではないかという議論。

以下の2つのツイッター周辺から英語で情報が収集できます。

質問状


2003年夏の高齢者施設のOC43アウトブレイクの論文

2020-07-26 | 新型コロナ
2003年7月8月の高齢者施設での呼吸器疾患流行時の原因病原体がOC43であると結論された論文です
考察の部分に、気になることが書いてありましたので、ご紹介します。

まず、

「複数の研究所が、ヌクレオカプシドタンパク質をターゲットとした場合、血清検査で、SARSと他のコロナウイルスとの交差反応が見られることを報告している」(参考文献27-31)

しかも、

「他のコロナウイルスだけでなく、インターロイキン11でも交差反応がある」

ということです。

例えば、今回の新型コロナの簡易検査キットで、横浜市立大学大学院医学研究科の梁明秀教授のグループは、ヌクレオカプシドタンパク質を抗原に使用しています。他のコロナウイルスとは交差反応しないことは確認していますが、ヒト由来のタンパク質に関する記述はありません。

つまり、この簡易検査キットで血液を調べて、血液中にあるヒト由来のタンパク質と交差反応する可能性があるかもしれないということです。

そして論文では、

「最初のSARSのPCRによる陽性結果は、偽陽性だったことが最も確からしい」

と結論しています。カナダの最高研究所で、操作をミスって擬陽性を出したという結論ですが、オリジナルのサンプルを使い切ってしまって再実験できないというミスも犯しているようですが、これもどうなのでしょうか。

それから、PCRへの注意として

「Since 2003, there has been some effort to refine RT-PCR testing for SARS-CoV generally, and most experts now caution against the use of nested methods for routine diagnostic testing (35).
(2003年以来、SARS-CoV用のRT-PCRテストを洗練する努力が広くなされており、現在多くの専門家は、ネステッド法を診断テストとして日常的に使用することに注意を促している)」

と書いてありました。2020年に大々的にやっていることが間違っているというお叱りの言葉ですね。大橋先生💗の仰る通りですね。

そして、

「厳密な臨床診断と疫学的観察をラボのテストで置き換えてはいけない」
「観察していることに矛盾がある場合、すべての可能な解釈を考慮すべきだ」

と結んでいます。

それから、このアウトブレイクで、メタニューモウイルス陽性者が4人いたことも書いておきます。

下のリンクは、インターロイキン11との交差反応の論文です。
SARSと新型コロナのウイルスのヌクレオカプシドの相同性は約90%です。

ということは、新型コロナのワクチンがインターロイキン11にも交差反応する抗体を作ってしまうかもしれないってこと?

A War Like No Other

2020-07-13 | 2003年SARS
Manamiさん💗がブログで2002年のSARSの疑惑について調べるということでしたので、こちらでも資料を上げていきます。大橋先生💗の仮説と重複する部分があります。

追記: 英語版見つけました。

ドイツ語のpdfファイル、グーグルに翻訳してもらいました。
誤解ウイルス
コロナ危機の始まりと終わり 

ステファン・ランカ博士💗

SARSとコロナまたはCovid-19の定義では、非定型肺炎は疾患の特徴とリスクのプロファイルであると考えられています。 肺炎で既知の病原体が検出できる場合、肺炎は典型的ではないとしても典型的であると説明されています。 SARSとコロナ危機の決定的な2つの要因の1つは、すべての肺炎の少なくとも20〜30%が異型であることです。 非定型肺炎の原因は非常によく知られているため、未知のウイルスの原因として挙げるべきではありません。

この事実は、感染症やウイルス学者によって抑制されており、現在の不安の発生とパニックの基礎となっています。 恐らく新しい病気のための薬やワクチンが存在します。 

関係者から隠されている、新しいウイルスの検査手順が提供された時点から、健康な人も「積極的に」検査し、症例数は自動的に増加します。 最初に典型的な肺炎の人が記録され、次に他の病気の人がますます増えています。 これは、ウイルスの拡散の実際的な証拠と見なされます。 原疾患「異型肺炎」に自動的に加わる疾患が増え、この「症候群」が「新ウイルス病」として出力されます。 

他の事実は、SARSとコロナ危機にとって決定的であるだけでなく、それらが病原性ウイルスであると主張するウイルス学者が明白な理由で理解可能な理由を抑制するということです。 提供されるウイルス検査手順は、遺伝子検出手順です。 彼らはウイルスから検出テストに使用する遺伝子配列を分離しません。 それらは、組織や細胞が死ぬときにますます放出される典型的な遺伝子配列を分離します。 これらの一般的に短い遺伝子配列、ヒトの代謝の構成要素は、さらなる実験室作業の基礎を形成しますが、ウイルス学者はコンピュータープログラムの助けを借りて多くの短い遺伝子配列から遺伝物質の長い鎖を構築することしかできません。 これらは、実際のウイルスゲノム株として発行されます。 これが、健康な人が検査を受けても常に陽性の検査結果がある理由です。 

これらのウイルス学者が反論しないように、彼らは科学で規定された2つの規則を一貫して無視します。 1つは、すべての申し立てを一貫して自分で確認することです。 もう1つは、制御テストによって使用されるすべての仮定と方法をテストすることです。 彼らが対照実験を行った場合、彼らはウイルスゲノムにのみリンクする短い遺伝子配列のすべてが、疑わしいウイルスからの外部からではなく、人間の代謝からのものであることに気付くでしょう。 

コロナ危機の勢いは、2019年12月30日、インターネット上で若い眼科医からのメッセージによって引き起こされました。 彼は友人に数人が彼の病院で隔離された、そしてSARSの7つのケースが確認された、そして彼らは注意深く自分自身を守るべきだと友達に話しました。 ベルリンのCharitéのChristian Drosten教授💀はそれについて聞いて、SARSに関する中国からの報告が真実で証明されているかどうか、とりわけ何よりも、SARSウイルスのテスト方法の開発をすぐに始めました。 中国のウイルス学者が彼らの結果を発表する前。 

中国疾病対策局(CCDC)の関連ウイルス学者は、2020年1月24日と2020年2月3日に結果を発表しました。 彼らは多くの短い遺伝子配列の分離について報告しており、それらは一緒につながれると、新しいウイルスの遺伝的鎖を表す可能性があります。 著者らは、これまでに関与した他のすべてのウイルス学者を含め、絶対に必要な実験がまだ実施されていないことを明確に指摘している。これにより、それが実際に疾患を引き起こすウイルスのゲノムであると断言できるようになる。 それどころか、中国のウイルス学者は、構築された遺伝物質の鎖は無害で知られている数十年に渡ってコウモリのコロナウイルスと言われている遺伝物質の鎖と最大90%の類似性があることを明確に指摘しています。 

2020年1月21日(CCDCの最初の発行の3日前!)に、WHOはすべての国にドロステン教授が開発したテスト手順を使用することを推奨しました。 ドロステン教授は、彼の雇用契約の一部である科学的研究の明確に定義された規則を無視し、思考法則と論理に違反することにより、中国で急速に広がっているウイルスの信頼できるテスト方法を開発したと主張しました。 中国の流行の増加とグローバル化を引き起こし、もたらしたウイルス学。



4月以降のPCR検査の擬陽性が増やされていたということ

2020-07-11 | 新型コロナ
大橋先生💗のビデオのコメントで、オフガーディアンというサイトの記事が紹介されていましたので読んでみました。

PCRの問題点について書いてありましたのでご紹介します。
予備知識として:PCRテストでは、長い遺伝子の2箇所の配列を選んで、それらが参照している遺伝子(今回は武漢の遺伝子)と同じであるかどうかを検査しています。一つは予備アッセイもう一つは確認アッセイとなって、ペアで使用して精度を上げています。


「Furthermore, the “Drosten PCR test” uses the unspecific E-gene assay as preliminary assay, while the Institut Pasteur uses the same assay as confirmatory assay.
(さらに、『ドロステンのPCRテスト』は、非特異的なE遺伝子アッセイを予備アッセイとして用い、一方パスツール研究所のテストではこのアッセイを確認のためのアッセイとして用いている)(注:ドロステンはロッシュのテスト開発、2003年SARSでも暗躍したウイルス学者、パスツール研究所はフランス)

According to Corman et al., the E-gene assay is likely to detect all Asian viruses, while the other assays in both tests are supposed to be more specific for sequences labelled “SARS-CoV-2”.

(コールマン等によると、E遺伝子アッセイはアジアウイルスの全てを検出する可能性があり、これら2つのテストで使用されているもう一方のアッセイは、『SARS-CoV-2』とされている配列に、より特異的であるとされている)

Besides the questionable purpose of having either a preliminary or a confirmatory test that is likely to detect all Asian viruses, at the beginning of April the WHO changed the algorithm, recommending that from then on a test can be regarded as “positive” even if just the E-gene assay (which is likely to detect all Asian viruses!) gives a “positive” result.

(アジアウイルスの全てを検出する可能性のあるアッセイを予備アッセイあるいは確認アッセイのいずれかに使用することの目的の胡散臭さだけでなく、4月の初めに、WHOはアルゴリズムを変更し、それ以降は、(すべてのアジアウイルスを検出する可能性がある)E遺伝子アッセイだけが陽性の結果を出しても、テストを陽性とみなすことができるという解釈を推奨している。)

This means that a confirmed unspecific test result is officially sold as specific.

(これが意味することは、非特異的と確認されているテスト結果を公式に特異的であるとして販売されているということである)」


この記事によると、現行のPCR検査では、新型コロナだけでなく他の「アジアウイルス」でも陽性となるということですが、この「アジアウイルス」に何が含まれるのかが明記されていませんでした。
以前のアメリカ医師の記事では、すべてのコロナウイルスを検出していると言っていましたので、おそらくコロナウイルスのことだと思います

E遺伝子はエンベロープ遺伝子で、コロナウイルスの遺伝子の中で変異が少なく保存されやすい領域なのではと思います。(要調査)

(この記事のコメント欄に、PCR検査の専門家であるシン・ハン・リー先生💗が、特異性の高いPCR法を開発し、ファウチ💀にメールしたことが書いてあります。)

つまり、4月以降のPCR検査では、陽性が激増するように仕組まれていたということです。

突然、思いついたということですが

2020-06-20 | 新型コロナ
本日の大橋先生のビデオのコメント欄に
字幕大王様のビデオが紹介してありました

デビッド・クロウ インタビュー

この中で、デビットさんが
「ヒトのRNAはすべてが配列決定されているわけではない」と述べていました。

DNAが転写されるときに、配列がそのまま転写されるわけでは無くて、再編成が起こることがあるので、このRNAが試料に入っていたら、ウイルスのRNAと一緒にrtPCRした後、ヒトのゲノムに対応するDNA配列を除いても、再編成が起こった部分のDNAはそのまま残ってしまうということを言っているのだと思います。

新型コロナウイルスが単離されているのかを精査する その7

2020-06-19 | 新型コロナ
テキサス大学の論文の参考文献9を見てみます。

参考文献9
2020年2月27日受理
韓国の忠北大学
タイトル『フェレットにおけるSARS-CoV-2の感染と急速な伝播』

症状は発熱、鼻腔、気管、肺、小腸でウイルス抗原確認、致死性無し。

実験の部分ですが、
「Growth and Isolation of Virus
Virus was isolated from an isolate of SARS-CoV-2 from a COVID-19 confirmed patient in Korea. To infect the animal, viruses were propagated on the Vero cells in the DMEM medium (GIBCO) supplemented with 1%penecillin/streptomycin (GIBCO) and TPCK trypsin (0.5ug/mL; Worthington Biochemical) at 37°C for 72 h. Propagated viruses were stored at −80°C freezer for future usage.」

COVID-19と確認された韓国の患者からのSARS-CoV-2単離体から単離ということです。忠北大学の研究室で単離したわけではないようです。

フェレットからのウイルス単離の部分でも、
「To evaluate the infectious virus titer in each specimen, collected nasal washes and saliva specimens were inoculated onto Vero cells for virus isolation. In IN infected ferret group, NMC-nCoV02 was isolated from both saliva and nasal washes specimens as early as 2 dpi and persisted until 4 and 6 dpi, respectively 」

ウイルス単離のために、鼻洗浄液と唾液から採取された検体を、Vero細胞に接種した。とあって、フェレットからの採取検体をそのまま培養に使用しているようです。

SARS-CoV-2単離体をどこから得たのかの詳細な記載はありませんが、参考文献で韓国の最初の患者についての論文があることがわかりましたので、これにあたってみました。

Viral Load Kinetics of SARS-CoV-2 Infection in First Two Patients in Korea 
『韓国における最初の2人の患者でのSARS-CoV-2感染のウイルス量動態学』

韓国での最初の患者は、35歳の中国人女性、2020年1月19日入国、一日前より発熱(38.3°C)、悪寒、筋肉痛があった。詳細は、文献7を参照することとなっていますので、文献7をみてみました。

Received January 31, 2020; Accepted  February 02, 2020 
Incheon Medical Center J Korean Med Sci 2020;35(5):e61
タイトル『中国武漢から韓国に輸入された2019新型コロナウイルス肺炎の最初の症例:感染防御方法に関して』

この文献にも、細胞培養、ウイルス単離に関しての記述はありませんでした。

ここまで調べても、韓国の患者1号からのウイルス単離体に関する詳細な情報は得られませんでした。

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6月22日追記(大橋先生のビデオで解説されたものhttps://www.youtube.com/watch?v=FYK5uHsH8iQ&t=295s
Received February 11, 2020; Accepted  February 17, 2020. 
『Virus Isolation from the First Patient with SARS-CoV-2 in Korea』
タイトル「韓国におけるSARS-CoV-2最初の患者からのウイルス単離」

The patient's oropharyngeal samples were obtained by using UTM™ kit containing 1 mL of viral transport media (Copan Diagnostics Inc., Murrieta, CA, USA) on day 7 of her illness. We inoculated monolayers of Vero cells (ATCC ® CCL-81™) with the samples and cultured the cells at 37°C in a 5% carbon dioxide atmosphere. Until 5 days after inoculation, cytopathic effects were not distinct, which is compatible with the previous findings that no specific cytopathic effects were observed in the Vero E6 cells until 6 days after inoculation in the report about first isolation of SARS-CoV-2.3 Five days after inoculation, we did blind passage of culture supernatant into T-25 culture flask (ThermoFisher Scientific Inc., Waltham, MA, USA) with monolayers of Vero cells, and cytopathic effects consisting of rounding and detachment of cells were observed in the whole area of the T-25 flask 3 days after the first blind passage (Fig. 1A and B).
(BetaCoV/Korea/SNU01/2020) 武漢の参照ゲノムからの変異9
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上の文献のページに、参考文献としてではなく、「興味あるかもしれないから読んでみたらリスト」に、ウイルスを単離したというタイトルの中国の論文のリンクがありました。

2020年3月16日受理
広州医科大学
タイトル『COVID-19患者の尿からの感染性SARS-CoV-2の単離』

Although viral RNA can be detected in multiple organs in COVID-19 patients, infectious SARS-CoV-2 has only been isolated from respiratory specimens [3,4]. 
ウイルスRNAは多数の臓器から検出可能であるが、これまでは、呼吸器サンプルからのみ単離されていた(文献3,4)

尿サンプルの単離実験
「RT–PCR positive urine specimens (Ct 34) from day 12 p.i. was serially diluted in infection media and inoculated onto Vero E6 cells. Cytopathic effects (CPE) were clearly observed after 3 days (Figure 1B). Full-length viral genome sequence was acquired by next-generation sequencing (Accession number MT446312) with 5 nucleotide mutations as compared to the original Wuhan viral stain (Accession number NC045512.2) (Table S1).」

感染12日後に患者から採取したPCRで陽性だった尿サンプルを、感染培地で段階的に希釈し、VeroE6細胞に播種した。細胞変性効果が3日後に観察された。次世代配列決定により全ウイルスゲノムを得、最初の武漢の株と比較して核酸変異が5カ所あった。

Cell culture supernatant was negatively stained and visualized by transmission electron microscopy (TEM). Spherical-shaped particles with distinct surface projections, resembling spikes, that were consistent with SARS-CoV-2 virions as published previously (Figure 1C) were observed [1]. Viral load in respiratory specimens and urine were quantitated by RT–PCR. Viral loads decreased over time in oropharyngeal swabs.

細胞培養液の上澄みから、TEM撮影して、スパイクのある粒子を確認。定量PCRでウイルス量測定、口咽頭スワブサンプルで時間と共に減少したことが観察された。

以上でした。
尿に含まれている他の微生物がどれくらい除去できているのかは不明でした。

尿のマイクロバイオームについて
Advances in Understanding the Human Urinary Microbiome and Its Potential Role in Urinary Tract Infection

大橋仮説をサポートする実験データがある

2020-06-15 | 新型コロナ
大橋先生の仮説は、新型コロナのゲノムと言われているものが、常在する複数のコロナウイルスのキメラではないかということ。キメラ、つまり、複数のコロナウイルスの断片をつなぎ合わせたもの。

実験データその1
・感染初期にIgG抗体が検出される人がいる
データが意味すること → 過去に感染したことがある


実験データその2
・NタンパクとSタンパクに対する抗体反応による実験で、培養細胞を変えたとき、片方だけに陽性だった
データが意味すること → 複数のコロナウイルスの中に、培養細胞によっては増殖しないものがある


実験データその3
四川大学から報告されたゲノム


最新のデータは3月29日に武漢で採取されたものが変異がゼロとなっている。
データはすべて武漢か四川州で、1月下旬から3月下旬に採取されている。
3月中旬以降に採取されたものでも、ほとんどのサンプルの変異がゼロ、1、2、3と小さいことは、新型のウイルスが次々に伝染したと考えるよりも、武漢や四川州に住む人々に常在するウイルスを調べたと考える方が納得できる。特に欧州のサンプルの多くの変異が8から10あたりに固まっていることと比較すると、変異数は採取日よりも地域に依存していると考えられる。

実験データその4
Nextstrainに報告されるデータの中で、2月3月の時点ですでに変異数が異常に高いものが報告されることがあり、後に削除されている




PCRがCOVID-19以外のコロナウイルスも検出していること (日本語訳付き)

2020-06-14 | 新型コロナ
大橋先生の仮説を支持している論説 

米国で大変尊敬されている科学者により書かれたものであるが、現在の状況下で匿名であることを希望している


3月27日 米国

I work in the healthcare field. Here’s the problem, we are testing people for any strain of a Coronavirus. Not specifically for COVID-19. There are no reliable tests for a specific COVID-19 virus. There are no reliable agencies or media outlets for reporting numbers of actual COVID-19 virus cases. This needs to be addressed first and foremost. Every action and reaction to COVID-19 is based on totally flawed data and we simply can not make accurate assessments.

私は医療分野の仕事をしています。私たちが行っている検査は、全ての種類のコロナウイルスを拾っているという問題があります。COVID-19に特異的ではありません。COVID-19ウイルスに特異的で信頼できる検査はありません。COVID-19の実際の感染数を報告している機関やマスコミで信頼できるものはありません。このことは、今最も重要な問題なのです。COVID-19に対するすべての対処は、この大変に不正確なデータに基づいており、私たちは正確な評価が全くできない状況にいるのです。

This is why you’re hearing that most people with COVID-19 are showing nothing more than cold/flu like symptoms. That’s because most Coronavirus strains are nothing more than cold/flu like symptoms. The few actual novel Coronavirus cases do have some worse respiratory responses, but still have a very promising recovery rate, especially for those without prior issues.

これが、COVID-19に罹患した人たちのほとんどが単なる風邪やインフルエンザ様の症状以上のものを示していないと聞いている理由なのです。なぜなら、ほとんどのコロナウイルスは単なる風邪やインフルエンザ様症状以上のものではないからです。実際にある数の少ない新型コロナウイルスの場合には、いくらか悪化した気管支疾患があますが、それでも回復率は悪くなく、特に基礎疾患がなければ問題がないのです。

The ‘gold standard’ in testing for COVID-19 is laboratory isolated/purified coronavirus particles free from any contaminants and particles that look like viruses but are not, that have been proven to be the cause of the syndrome known as COVID-19 and obtained by using proper viral isolation methods and controls (not the PCR that is currently being used or Serology /antibody tests which do not detect virus as such). 

COVID-19の検査の最も信頼できる方法は、研究室で単離・精製されたコロナウイルス粒子であって、不純物やウイルスのように見えるがウイルスでない粒子が混ざっておらず、COVID-19として知られる症候群の原因であると証明されており、正しいウイルス単離方法と比較対照物を使用して得られたものです(現在使用されているPCRや血清抗体検査(ウイルスそのものを検出するのではない)ではありません)。

PCR basically takes a sample of your cells and amplifies any DNA to look for ‘viral sequences’, i.e. bits of non-human DNA that seem to match parts of a known viral genome.

PCRは基本的にはあなたの細胞という検体をとって、すべてのDNAを増幅し、「ウイルスの配列」、すなわち公知のウイルスゲノムの部分と一致するヒト由来ではないDNAの一部を見つけることです。

The problem is the test is known not to work.
It uses ‘amplification’ which means taking a very very tiny amount of DNA and growing it exponentially until it can be analyzed. Obviously any minute contaminations in the sample will also be amplified leading to potentially gross errors of discovery.

問題は、この検査が上手くいかないことが良く知られていることです。
それは「増幅」が含まれています。それは、極々少量のDNAを採ってきて、分析可能なまでに指数関数的に増殖させています。検体に含まれる少量の不純物も増幅されて、可能性として発見には大きな間違いが起こることは明らかです。

Additionally, it’s only looking for partial viral sequences, not whole genomes, so identifying a single pathogen is next to impossible even if you ignore the other issues.

更に、それはウイルス配列の部分だけを探しており、全ゲノムではなく、他の問題を鑑みなくても、単一の病原体を同定することはほとんど不可能なのです。

The New Coronavirus Outbreak, COVID-19, Sounds Menacing and Is
The Mickey Mouse test kits being sent out to hospitals, at best, tell analysts you have some viral DNA in your cells. Which most of us do, most of the time. It may tell you the viral sequence is related to a specific type of virus – say the huge family of coronavirus. But that’s all. The idea these kits can isolate a specific virus like COVID-19 is nonsense.

新しいコロナウイルスの大流行、COVID-19は怖ろしいものだと聞こえ、実際にそうである

病院に配布されたおもちゃみたいな検査キットでは、分析者が知りえることは、せいぜいあなたの細胞にウイルス由来のDNAがあったことくらいです。ウイルス由来のDNAは私たちのほとんどがほとんど常時持っているものです。
検査で、ウイルス配列が特定の種類のウイルスに関連していることが解るかもしれませんが、例えば莫大な種類のコロナウイルス属の何かということです。それだけです。これらの検査がCOVID-19のような特定のウイルスを特定できるという考えはナンセンスです。

And that’s not even getting into the other issue – viral load.
If you remember the PCR works by amplifying minute amounts of DNA. It therefore is useless at telling you how much virus you may have. And that’s the only question that really matters when it comes to diagnosing illness. Everyone will have a few virus kicking round in their system at any time, and most will not cause illness because their quantities are too small. For a virus to sicken you you need a lot of it, a massive amount of it. But PCR does not test viral load and therefore can’t determine if it is present in sufficient quantities to sicken you.

他の問題、ウイルス量については更に問題です。
先の述べたようにPCRはごく少量のDNAを増幅します。従って、ウイルスの量を知るのには全く使い物になりません。すべての人は、いつでも少数のウイルスを身体の中に持っています。量が少ないのでほとんどは病気を起こしません。そのウイルスで病気になるためには、大量のウイルスが必要です。PCRはウイルス量は検出できませんから、病気を起こすに十分な量なのかどうかを決めることはできません。

If you feel sick and get a PCR test any random virus DNA might be identified even if they aren’t at all involved in your sickness which leads to false diagnosis.

病気になって、PCR検査を受けたら、そのウイルスがその病気に関与していなくてもなんらかのウイルスのDNAが特定される可能性があり、誤った診断に辿り着きます。

And coronavirus are incredibly common. A large percentage of the world human population will have covi DNA in them in small quantities even if they are perfectly well or sick with some other pathogen.

コロナウイルスは驚異的にありふれたものです。世界中の大部分の人が、完璧に健康でも、他の病原体により病気でも、身体の中に少量のコロナウイルスのDNAを持っています。

Do you see where this is going yet? If you want to create a totally false panic about a totally false pandemic – pick a coronavirus.

これがどんな結末になっているかおわかりでしょうか?もし全く偽のパンデミックで全く偽のパニックを作りたかったら、コロナウイルスを選ぶわけです。

They are incredibly common and there’s tons of them. A very high percentage of people who have become sick by other means (flu, bacterial pneumonia, anything) will have a positive PCR test for covi even if you’re doing them properly and ruling out contamination, simply because covis are so common.
There are hundreds of thousands of flu and pneumonia victims in hospitals throughout the world at any one time.

それらは驚くべき程ありふれたウイルスで、多数あるのです。他の原因で病気になった人たちの中で高い割合でコロナウイルスのPCRが陽性になります。検査を正しく行い、不純物を除外しても、コロナいウイルスはとてもありふれているのです。世界中で、いつでも、病院にはインフルエンザや肺炎の患者が何十万人といます。

All you need to do is select the sickest of these in a single location – say Wuhan – administer PCR tests to them and claim anyone showing viral sequences similar to a coronavirus (which will inevitably be quite a few) is suffering from a ‘new’ disease.

それらの病気が最も多い場所の一つを選ぶのです。例えば武漢です。PCR検査を行い、コロナウイルスに似たウイルス配列を持っている人が「新型」の病気に罹患していると主張すれば良いのです。

Since you already selected the sickest flu cases a fairly high proportion of your sample will go on to die.

最悪のインフルエンザの症例を選んだのですから、その中で高い割合で死亡者がでるでしょう。

You can then say this ‘new’ virus has a CFR higher than the flu and use this to infuse more concern and do more tests which will of course produce more ‘cases’, which expands the testing, which produces yet more ‘cases’ and so on and so on.

「新型」ウイルスは、インフルエンザよりも死亡率が高いと言いふらすことができ、懸念に油を注ぎ、もっと検査を行い、より多くの「疾患例」を生み出し、また検査を広げ、さらに「疾患例」を生み出し、これが永遠と続いていきます。

Before long you have your ‘pandemic’, and all you have done is use a simple test kit trick to convert the worst flu and pneumonia cases into something new that doesn’t actually exist.

まもなく「パンデミック」ができあがります。最悪のインフルエンザと肺炎を実際には存在しない新しいものに変換する簡単な検査キットのトリックを使うだけです。

Now just run the same scam in other countries. Making sure to keep the fear message running high so that people will feel panicky and less able to think critically.

そして、他の国でも同様の詐欺を行います。恐怖というメッセージを送り続け、人々をパニックに陥れ、批判的に考える能力を奪います。

Your only problem is going to be that – due to the fact there is no actual new deadly pathogen but just regular sick people, you are mislabeling your case numbers, and especially your deaths, are going to be way too low for a real new deadly virus pandemic.

実際に新しい致死的な病原体は無く、普通の病気の人たちがいるだけなので、症例数、特に死亡数を不正表示しており、本当の新型の致死的なウイルスパンデミックに比べてはるかに少ない数しかない点が、偽パンデミック作りの問題点となります。

But you can stop people pointing this out in several ways.

しかし、人々がこの点を指摘するのを阻止するいくつかの方法があります。

1. You can claim this is just the beginning and more deaths are imminent. Use this as an excuse to quarantine everyone and then claim the quarantine prevented the expected millions of dead.

これがパンデミックの始まりに過ぎず、さらに多くの死亡が切迫していると主張する。すべての人を隔離する理由とし、隔離が予期された数百万の死亡を防いだと主張する。

2. You can tell people that ‘minimizing’ the dangers is irresponsible and bully them into not talking about numbers.

危険を過小視することは無責任であり、数字について話さないように脅す。

3. You can talk crap about made up numbers hoping to blind people with pseudoscience.

作り上げた数字についてくだらない議論をし、ニセ科学で人々の考えをそらす。

4. You can start testing well people (who, of course, will also likely have shreds of coronavirus DNA in them) and thus inflate your ‘case figures’ with ‘asymptomatic carriers’ (you will of course have to spin that to sound deadly even though any virologist knows the more symptom-less cases you have the less deadly is your pathogen.

健康な人たち(もちろんコロナウイルスDNAの断片をもっているであろう)の検査を始めることで、症例数を「無症候有病者」として膨らませることができる(症状が無い陽性者が多いほど病原体の致死性が小さいことは、すべてのウイルス学者が知っているが、致死性が高いと錯覚させるように必要がある)


Take these 4 simple steps and you can have your own entirely manufactured pandemic up and running in weeks.

これらの4つの簡単なステップを行うことで、完全に捏造されたパンデミックを起こし、何週間も続行させることができるのです。


この記事を紹介しているビデオ
前半で記事を紹介
後半でパンデミックの本当の目的を説明している

CDCのウイルス単離の論文 その1

2020-06-11 | 24.5歳の検証
この実験結果、HUH7細胞で培養したSARS-CoV-2 が、SARSの核タンパクに反応する抗体で調べると、タンパク質の存在が確認されるのに(図のB)、SARSのスパイクタンパクに反応する抗体で調べるとタンパク質が全く確認されていない(図のC)のが、不思議でならない


培養に使用した細胞
Vero E6 アフリカミドリザルの腎臓上皮細胞  1962年
Vero CCL-81 アフリカミドリザルの腎臓上皮細胞 1968年
HUH 7.0 ヒト肝癌細胞株 
293T ヒト胎児腎由来 (アデノウイルス 5を切断したDNAをトランスフェクション)
A549 ヒト肺癌.由来 
EFK53B ウマ由来?

1つの仮説(大橋先生のビデオで、Vero細胞でよく増殖するウイルスがあるのかもというお話を聞いて)

単離されたとされるウイルスが2種類のウイルスであり、核タンパク質はVero細胞とヒト肝癌細胞で増殖するウイルスのもの、スパイクタンパクはVero細胞では増殖するがヒト肝癌細胞では増殖しないウイルスのもの。

大橋先生へのインタビュー

2020-06-10 | ビデオなど
ユーチューブです

大橋先生へのインタビューの文字おこしです

2020-06-10 | ビデオなど
Noteのサイトです