英語では、中耳炎のことを、口語では、glue ear (糊状ねばねばの耳)といいますが、中耳が炎症して、膿が溜まっている状態です。
中耳は、鼻につながっていて、咽喉にもつながっています。
GAPSの本では、この咽喉、鼻腔の細菌叢の乱れによって、中耳炎が起こると書いてあります。
細菌叢が乱れて、炎症がおき、咽頭扁桃(アデノイド)が肥大して、中耳につながる入口を塞いでしまって、中耳の中で繁殖した細菌が外に排出されないということです。
中耳炎は、自閉症の本でも、よく話題になります。
自閉症の子どもが泣き叫ぶ理由の一番に、中耳炎があって、これは、乳製品の除去で改善するケースが多いとのことです。
咽頭、鼻腔の細菌叢を整えるためには、粉末状のプロバイオティクを寝る前に舌の上においておくといいという話でした。
途方にくれている方へ
一度、その道のプロに相談してみてはいかがでしょうか?
http://www.nutweb.sakura.ne.jp/
というブログをしている佐藤章夫博士
- 米国National Headdng CollegeおよびNational College of Naturopathic Medicine臨床栄養士(C.C.N)取得
- ホリスティック栄養士(H.H.P)取得
- ハーブ処方師(Herbaddst)取得
- 医学博士号取得
渋谷区の外苑前のクリニックでも受診が可能です
以前、紹介したとき、あるお母さんから、下記のコメントいただきました
- 12年ほど前にお世話になったことあります (えみちぃ)
- 2015-08-13 22:10:08
- 自閉症の子供の栄養療法を指導できるのは、日本では彼しかいませんでした。
当時からリーキーガット症候群を唯一警告していたのがこの先生です。
現在も栄養医学研究所として活動してらっしゃるのをお見かけしましたよ。
神経免疫不全症候群の子どもを持つ母親のブログ から
ゴールドバーグ先生の意見では、免疫不全を改善するための大切な要素のひとつに、食生活の改善があるという。免疫機能が異常をおこしている体にアレルギー 反応が起きやすい食べ物を取り入れると、火に油を注ぐようなことになるらしい。パチパチと火花を散らしている免疫機能を、静かにおさめるような食生活をす ることによって、健康な免疫機能を持った体を取り戻せる、というように私は理解している。もちろん、食生活だけではなく、薬も併用する。
ゴールドバーグ先生が食生活から取り除くようにと言っている食べ物がいくつかあるのだが、一番強調しているのが、乳製品(牛のミルク)だ。牛のミルクは体 に大変な負担をかけるらしい。これはよく言われていることなので、なっぴは4歳のときから乳製品抜きの食生活をしている。ゴールドバーグ先生は、山羊のミ ルクなら体に負担がかかりにくいのでOKと言う。
乳製品のほかにも取り除かなければいけないものは多々あり、すべてのナッツ類、ストロベリーやラズベリーほか、すべてのベリー系、トロピカルフルーツ、キ ノコ類、そして全粒穀物。玄米などの全粒穀物は栄養素がそのまま残っているので健康に良いと言われている。ところがゴールドバーグ先生が言うには、栄養素 は多く含まれていることは事実だとしても、実は精製されている穀物よりも消化がされにくいという事実があるので、免疫関連の異常がある人たちは避けるべき であるという。
イギリスですべての12歳の女の子が受ける子宮頸がんワクチンは、4件の死亡事故と関連があったかもしれない
2015年6月7日、Expressという新聞のウェブページで報道された記事です。
レベッカ・カーさん、2011年1月、稀なタイプの白血病、リンパ芽球性リンパ腫で死亡。
ワクチン接種後、数週間でとても具合が悪くなり、1年後に死亡。
それまでは、とても元気でめったに病気になることもなかったのに、ワクチンの後、病気になって
どんどん悪くなったので、両親からみたら、ワクチンと関連があるとしか考えられない。
医師は、どうして白血病になったのか不明であるといっている。
他の女の子は、腫瘍で死亡したケース、
もう1人は、敗血病で死亡、
そして、1件の未熟児の死亡が
ワクチンと関連があるかもしれないと記録されている。
医療機関は、ワクチンが原因であることを否定している。
自閉症の2冊目の本では、
食事除去で効果がない場合、
化学物質過敏症を疑っています。
化学調味料、着色料の入った食品はすべて除き、
コンソメ類も使用しません。
家の掃除に使うクリーナーなどの化学製品
新しく購入した寝具、カーペットなど
新品のビニール製品
香水や防汗スプレー、マニキュア除光液
香料の強いシャンプーや石鹸類
部屋やトイレの芳香剤
家の中のカビ
クーラーの中のカビが家の中を循環するケース
掃除機のフィルターなどが詰まっているケース
また、掃除をするときは、患者さんは、カビやほこりに曝されないよう
気をつけてください。
文房具類も、臭いのきついものは避けたほうがよいかもしれません。
去年の夏、ペンだと手が震えるけれど、筆ペンだと大丈夫だとブログに書いたいた女の子がいました。
化学物質過敏症支援センターのページ
ケフィア(ヨーグルトの一種)、サプリメントのビタミン類の多く(酵母フリーと明記していない場合)
には、酵母由来の成分が含まれている可能性が高いです。
平成26年6月26日
○ 増山委員 (薬害被害者団体連絡協議会世話人((財)いしずえ)
今の お答 え に対して ちょっと意見を申し上げると、今までいろいろな副作用 による健康被害が重篤化していく 、 あるいは被害が深刻化していくという流れをつくって しまう要因になっているのは、
科学的根拠が得られないうちは対応ができないということが、被害の蓄積を待つということ
になってしまっていると思うので、PMDAがここ何年 も 一生懸命患者のためにいろいろな新薬の開発に 取り組んで いるとか、そういったところ は 、 私自身 は 非常に評価している反面 、 私 、 先月ですが、子宮頸がんワクチンの集会に行 ってきたときに、
なぜこのように本当に深刻な状況を放置しているのか
と 感じました 。先 ほど 、 情報を収集しているとおっしゃっていましたけれども、そういう 集会にもぜひ足を 延ばして いただいて、
今何が起きているのかということをちゃんと直視して、
もし被害が 深刻になっていった場合に、
自分たち自身が責任をとるというぐらいの覚悟で、
受け身で はなくてしっかりと、被害を広げないという強い気持ちでぜひ 取り組んで いただきたいと思います。
○増山委員 何点か質問させていただきます。最初は審査のほうですが、こちらの審査ラ
グは、表を見ているところではほぼ改善されていると思いますが、開発ラグについては、
多分まだ充分ではないと思うのですが、質問としては開発ラグのほうについて、推進する
ために何かやっていらっしゃるかどうかという質問です。
次が安全対策で、6 ページの下の段に MIHARI Project という活用事例が載っているので
すが、ここで現状抱えている課題ということで、ちょうど真ん中辺りに①②③と入ってい
て、そこの 1 番目について、何かこれを改善するような方法というのは、取ることができ
るのでしょうかという質問です。今だと例えば子宮頸がんワクチンとか、市販後にいろい
ろ言われる薬もあると思うのです。そういった薬が副作用が疑われる、あるいは副作用が
出ていると言われている医薬品について、どのような安全対策を行っているかということ
を伺いたいです。
それから、次の 7 ページ、これで質問は終わりますが、ホームページをリニューアルし
たということが書かれていますが、実はリニューアルされて少し見やすくなったという反
面、1 か所、医薬品を検索する、絵の所では PMDA と名前が入っている、そのすぐ下のバ
ーで「!」が付いているものですが、ここで医薬品を検索するという所に、以前よりも何
層か下に検索の画面が出てくるという形になったために、結構こちらの操作がしづらいと
いうことで、そういう声が多数寄せられていますので、是非改善をお願いできればと思い
ます。以上です。
○望月委員長 ありがとうございます。事務局から 3 点に関して、お答えいただけますか。
○中山審査マネジメント部長 まず 1 点目の開発ラグの解消ということについて、お答え
します。開発ラグの解消のために、PMDA としてできることは、相談の拡充ということで
対応していきたいと考えています。例えば国際的な同時開発に資するための治験の相談で
すとか、あるいは我が国発の医薬品・医療機器などが出てくるように、戦略相談の拡充と
いったことも考えられると思います。
さらには先駆け審査指定制度、後ほど出てきますが、そういったことの対応によって世
界初、世界に先駆けて日本で承認される品目も出てくるということによって、開発ラグと
いうのも解消されるという部分もあると考えられるところです。
なお、開発ラグについては申請する側の方のいろいろな事情もあると聞いていまして、
例えばアメリカのベンチャーで開発が進んでいて、それを大手の外資系企業が買い取って
開発するような場合、それは既に日本で開発する以前に、開発が進んでしまっている場合
もあると聞いているので、そういったやむを得ない事情もあると聞いています。
PMDA としては相談の拡充といったところで、できるだけ開発ラグの解消ということに
貢献できるように頑張っていきたいと考えています。1 点目は以上です。
○俵木安全管理監 安全対策について御質問を頂きまして、ありがとうございます。まず
6 ページ、現在の副作用報告の限界ということで、①にあるように、医療関係者が副作用
の疑いがあることを認識しなければ、そもそも PMDA に報告されない、安全対策の取りよ
うがないという問題については、正に MIHARI Project の重要なポイントでして、病院の
中にある電子的な医療情報をいろいろな角度から解析することで、早期に先生方が、1 例
1 例では見つけられないような副作用についても、マスの解析をすることで早期に見つけ
ていけるというように、世界的にも注目されている手法ですので、是非この手法を PMDA
においても活用できるように、環境整備を進めていきたいと思います。
また、特に新医薬品については、市販後に新たな副作用が見つかってくることがありま
すが、これについては既に先生方がよく御存じのとおり、市販直後調査という形で、医療
関係者、処方医に対して、繰り返し安全対策について注意を喚起するとともに、新たな副
作用が疑われるような症例がないかということを、情報収集して回るという活動もしてい
ますので、そのような中でできるだけ多くの副作用を掘り起こしていきたいと考えます。
また、御質問がありました子宮頸がんワクチンの副作用の問題については、昨年の秋か
ら厚生労働省において、大臣の命令の下、追跡調査でかなり広範にわたって、副作用が疑
われる症例について調査をしています。現在、厚生労働省のほうで調査結果の取りまとめ
が進められていると承知していますので、その結果が出ましたら、PMDA においても内容
の評価等を含めて、安全対策に協力していきたいと考えています。
○間企画調整部長 続きまして、ホームページに関してお答えします。ホームページにつ
いての御意見を頂きまして、誠にありがとうございます。今回のホームページの全面改訂
においては、これまでのような、例えば添付文書なら添付文書だけを検索するとか、審査
報告書だけを検索するというのではなくて、1 つの医薬品名を入れますと、添付文書も審
査報告書も、例えば RMP ですとか、一連のものが一括して検索できるという、検索機能の
強化を図ったところです。
しかしながら、ホームページをリニューアル後、委員からも御意見を頂きましたし、ま
た、医療機関のほうから検索の場所、どこから検索に入ったらいいのかということについ
て、分かりづらいという御意見も頂いたところです。そういった御意見も踏まえて、今委
員から御指摘を頂いた、この小さな絵で恐縮ですが、先ほど委員が御指摘の「!」がある
所について、従来は単に安全性情報、回収情報等ということで赤字で出していたのですが、
そこにも添付文書等と。特に利用頻度の高いものについては、ここからですよという入口
を分かりやすくするなど、改善を図ったところです。引き続き多くの御意見を頂きながら、
改善を図っていきたいと思います。ありがとうございました。
○望月委員長 ありがとうございます。増山委員、よろしいですか。
○増山委員 もう質問ではないのですが、開発ラグについて、特に希少疾病などでなかな
か開発に手が着かないという薬もあるかと思いますので、そういった辺り、例えば患者会
から、恐らく厚労省はかなりの数の要望書などを受け取ることがあるかと思うので、そう
いった情報も共有しながら、力を入れていただきたいと思います。
○望月委員長 ありがとうございます。ほかにどなたか御意見はありますか。
○本田委員 質問というか意見なのですが、今の増山委員もおっしゃったように、開発ラ
グ、審査ラグの部分です。この新医薬品についてという所で、2000 年頃からずっとこの
ドラッグ・ラグの問題などを取材させてもらっていて、大きく改善していることに大変感
謝申し上げたいと思います。ただ、新医薬品については増山委員からいろいろおっしゃっ
ていただいたので、私は適応外薬についても一言だけ意見を申し上げたいと思います。
ピカ新の薬はもちろんなのですが、例えば多くのがん患者さん、難病の患者さんなどは、
新しい治験に基づいて、このお薬が違う疾病にも効いているのだということが、海外から
もいろいろな報告が、今はインターネットを通じて、患者自身も知ることができるように
なっていまして、その件に関して、やはり難治がんだったり、希少がんだったりする患者
さんたちにとっては、適応外のお薬をいかに早く使えるかということも大変大きな関心事
は関係しているのかなという思いがありますので、少し質問させてもらいたいのですが、
副作用被害救済制度への申請の期限が 5 年になっていると思います。それで、糖尿病の治
療薬で膀胱がんになったりする方が、特にアメリカなどでは大きく取り上げられています
がフランスやドイツでは、もう使用が中止されていると思うのです。
日本で、気付いてもう 5 年経過しているような方の場合には、この制度に申請ができな
いということがあるみたいで、その 5 年というのをどうして設定しているのかということ
を、患者さんの家族が PMDA に電話でお尋ねしたら、「カルテの保存が 5 年だから」とい
う言い方をされたというのですが、もし本当にそうなっているのであれば、例えば子宮頸
がんワクチンでの副作用の方たちは、早い方は 5 年過ぎています。そこで、これを 5 年だ
からもう駄目ですとはっきり言える根拠というのが、どこにあるのかと思うのです。カル
テがあれば、その証拠もあるわけだから、とにかく記録がなければもちろん申請はできな
いのですが、記録がある場合は申請できるようにしないと、頸がんワクチンの方たちはど
んどん申請できなくなってくる可能性もあると思うのです、5 年以内に申請しない場合は。
そういうことがあるので、今 5 年になっている根拠というのが正しいものなのかどうかと
いうことも含めて、5 年よりもカルテで証明できればいいというような、何かもう少し幅
を持たせた形でしていただくようなことを、検討していただきたいという要望です。今、
分かる限りで回答いただけますでしょうか。
○池元救済管理役 医療費等の請求期限については、機構法の政令で定められていますが、
これは平成 20 年 5 月 1 日から施行になっていまして、その前は 2 年間でした。
これは委員が御指摘のとおり、現時点においては 5 年になっていまして、その理由とし
ては、平成 18 年の薬事法改正に対する参議院厚生労働委員会で附帯決議が出ています。
その中で健康被害救済の充実を図るということが指摘されていまして、その関係で厚生労
働省のほうで検討した上で、医師法に基づく診療録の保存義務期間、これと同じ 5 年とい
うことで延長したと承知しています。
今、御指摘というか御要望がありました子宮頸がんワクチンの期限の延長については、
当方で現時点においてコメントできる立場にありませんので、そういった話があったこと
については厚生労働省にお伝えし、厚生労働省と我々を含めて検討させていただければと
思います。どうもありがとうございます。
○出元委員 どうもありがとうございました。子宮頸がんワクチンだけの問題ではなく、
ずいぶんたってから、それが副作用と関連性があるのだということを患者さんが知った場
合、もちろん医師も情報を知るのが遅くなったら、こういう制度に申請しませんかという
ことも言えないので、そういうことも含めてカルテが最近、法的には 5 年ですが、5 年よ
りもずいぶん保存されている医療機関が多くなっていると思うので、そこのところも法律
的に 5 年だから 5 年で駄目ですよということではないような形にお願いしたいという要望
でした。お願いします。
http://www.pmda.go.jp/files/000198548.pdf
2014年12月10日
○矢倉委員 どこで質問させていただこうかと迷っておりましたが、「今回の取組」とい う所で、救済業務委員会として取り組んでいらっしゃるところの質問をいたします。
まず、 HPV ワクチンについてなのですが、救済制度の相談をしたら、申請できないと言われて申 請していないようなケースが複数出ているということをお聞きしています。実際にそのよ うな相談があったのでしょうか。これが 1 点目です。
2 点目は 、 HPV ワクチンについて、 10 月末現在の相談件数、決定件数を教えてください。
3 つ目です。サーバリックスの添付文書に、「副反応としてギランバレー症候群や急性 散在性脳脊髄炎」と記載があります。その副作用報告が 23 例ありますが、決定件数は 1 件だけだそうです。ということは、もっと救済される可能性が高い患者がいらっしゃるの ではないかということでの質問をいたします。お願いします。
○大河原健康被害救済部長 御質問ありがとうございます。
1 つ目の御質問の、 HPV ワク チンについての相談をしたところ、申請できないと言われた ということで、その辺りの実 態はどうかというお話ですが、実際に HPV ワクチンに関しては、ここ 3 年ぐらいでも、相 談としては、延べ数なので重複などいろいろとあると思いますが、数百件ほどあります。 そういった中で、 3 割ぐらいは、市役所や保健所などからの 照会 というか、そういうもの も含まれております。そういう中で、実際に相談がどういう形で、どこに行われたかとい う のは ち ょ っと 把 握 し き れて い な いと い う か 、 事実 関 係 は分 か ら な い ので す が 、 PMDA の ほうに相談を頂いた際には、この救済制度の仕組みなどを詳しく丁寧に御説明するよう に しておりますので、どうしても対象となるかどうかというところで、規定の説明は差し上 げているわけですが、その過程で、相談されている方との誤解というか、受け止め方とい うか、その辺りがあったのかもしれませんし、あるいは、具体的にどこから、どういう御 相談かというのが、私どものほうでも把握しておりませんので分かりませんが、この相談 の体制については、きちんと丁寧に制度を説明するという姿勢でやっております。その辺 りの御指摘は真摯に受け止めまして、また引き続き、きちんと丁寧な、親切な、かつ、正 確な形での対応をしていきたいと 思っております。
2 つ目の、 HPV ワクチンの件数の関係を御質問いただきましたが、まず、決定件数につ いては、私どものホームページで、ラインリストという形で公表しております。これが、 現在の公表ベースで 10 月末の件数を公表しており、決定件数としては 26 件で、内訳とし ては、支給が 18 件、不支給が 8 件という状況です。 それから、 先ほどは相談件数とおっ しゃったようにお聞きしたのですが。
○矢倉委員 10 月末現在の相談件数と決定件数を教えてください。 9 月末のものは存じて おります。
○溝口委員長 請求なのか、相談なのか。
○矢倉委員 10 月末現在の相談件数は何件ありますかということです。
○大河原健康被害救済部長 申請ですか。請求件数ということですか。
○矢倉委員 請求件数です。
○大河原健康被害救済部長 分かりました。 HPV ワクチンの請求の関係ですが、 10 月末現 在で、請求され てい る方が、このワクチンが原因だということで請求している件数につい ては、 10 月末で 70 件となっております。これは、既に委員の皆様も御存じのように、請 求ベ ー ス とい う こ とで すの で 、 請求 後 、 今後 、 PMDA の 中で 、 必要 な調 査 等 を行 っ た 上で 、 厚生労働省のほうに判 定の申出をしまして、厚生労働省のほうで、医学的・薬学的見地か らの審議を経て決定されることになっておりますので、請求段階で、そういった因果関係 などが特定されているということではないので、その点については御留意、御理解いただ ければと思います。
3 点目にお話がありましたが、添付文書に記載されている副反応 に 関して 、それに関連 する副作用報告の件数と、例えばギランバレーであれば、決定件数が 1 件だというような お話がありました。この HPV ワクチンに限らず、こういった医薬品の副作用による重篤な 健康被害に対しての救済 制度の利用を促進するという意味では、先ほど来、御紹介してお りますように、いろいろな形で制度広報を行っております。一般の方々にはもちろんです が、医療関係の方にも周知いただいて、できるだけ幅広くこういった制度を知っていただ いて、利用していただくというような広報活動に努めておりますので、これについては、 引き続き、いろいろな形で工夫をしつつ広報していくというところに尽きるのではないか と思っております。以上です。
○矢倉委員 HPV ワクチンの副作用というのは、非常に幅が広くて、本当に、何が判定に なる の か とい う こ とが 難 し い 状 況で は な いか と思 い ま す。 私 も いろ いろ な 、 10 代か らこ のワクチンを受けられた方々の症状をずっと見てみますと、似通っている部分も非常にた くさんあります。だから、これで不支給や支給というように、簡単に決定をしていただく のは、患者にとっては非常に不利な状況が出てくるのではないかと思うのです。ですから、 救済業務で救済できなかったために、例えば東京でも杉並区や、横浜市や厚木市などで、 そういった患者さんの救済をしようという動きが出てきているのです。これは症状によっ て救済をしなければ駄目だという自治体の判断ですよね。 そういうものがだんだんと増え ているにもかかわらず、こちらの救済業務委員会の救済はなかなか進んでいないという実 態があるのではないかと思います。国の救済業務委員ですので、当然、厚労省の関与もあると思いますが、相談、内容、今まで医療関係者にもずっと救済制度の周知ということで 何回も討議してまいりましたが、やはり患者救済が一番ではないかと私は思うのです。で すから、そういうことで努力していただきたいと思います。
○大河原健康被害救済部長 お話は重々承知しておりますし、私どもも認識しております。 今 も請 求 い ただ い て い る 内容 に つ きま し て も 、 PMDA の ほう で 実 際 に 行っ て い る請 求 以降 の必要ないろいろな情報の整理などを一生懸命努力して頑張っておりますので、その辺り で、こちらの調査業務というか、そういうものがきちんと終われば、また、当然、厚労省 のほうに申出をするというような流れに、これは全般の話ですが、なっております。今も、 日々一生懸命やっておりますので、これを引き続き、続けていくということで御理解いた だければと思います。ありがとうございました。
○今村委員 この HPV ワクチンの副反応については、非常に不明瞭な部分が多い。 WHO な どのリコメンデーションなどに比べて、我が国の副反応、副作用の出方が非常に特殊であ るということで、日本医師会としても、あるいは各学会を束ねている日本医学会にしても、 この こ とに つ い ての き ちん と した 科 学 的な 検 討が 必 要だ ろ う とい う こと で 、実 は 本 日、 1 時 30 分から、日本医師会で、日本医師会・日本医学会合同のシンポジウムを行います。 これは、副反応というものをもう少し幅広く捉えたほうがいいのではないかという立場の 先生から、あるいは、きちんと今の科学的論拠に基づいた形での認定と、それぞれを主張 される先生方、どちら側の先生方 からもお話を頂くというシンポジウムです。日本医師会 としても、あるいは日本医学会としても、やはりこういうのは科学的な論拠に基づいた決 着をしなければ将来に禍根を残すというふうにも思っております。 また、このワクチン接種については、その効能が明らかな反面、副作用もある程度、あ る一定の確率で出てこざるを得ないということもあります。そういったようなことで、費 用対効果あるいは社会医学的な見地からの判定というのも必要になってこようかと思いま す。御案内のように、風疹ワクチンあるいは麻疹ワクチン等では、この接種を控えたため に、非常に社会的な問題になっていることも事実です。それから、我が国では、子宮頸が んに、年間で大体 1 万人が罹患し、そして、 3,000 人ないし 3,500 人の方が亡くなってい るという事実もあります。そういったことも考え合わせながら、この HPV ワクチンをどう いうふうに接種していくか。実質的にはほとんど接種されていない状況ですが、果たして このままでいいのかどうかという問題もあります。そういったことから、私どもとしては、 あくまでもアカデミックな立場から検討していくということをやろうと思っております。
○矢倉委員 今村先 生にお願いですが、本日学会があるとか、研究会があるとかいうこと ですが。これまでの私ども薬被連として、たくさんの患者さんにも接してまいりましたし、 親御さんの訴え、本人の訴え等も聞かせていただいてきましたが、やはり、かなり共通点 があるということが分かっております。それで、そういう判定ができるようなきっちりし たものがあるかどうか、そういうものに当てはめられるかどうかということは、私は大変 疑問に思います。 というのは、昔、私はスモン病でキノホルムの被害を受けたのですが、キノホルムと分 かるまでは、あらゆる病名を付け られました。足がしびれるとか、手がしびれるとか、腹 痛が起こるとか、寒気がするとか、大腸がおかしくなるとか、いろいろな神経症状が出て きたわけですが、やはりそういうときに、私たちの先頭に立ってくださった弁護士さんた ちが、ずっと症状を並べていって、共通点をきちんとつかんで、やはりこれはおかしいね と、疑しきは救済せよという観点で救済をずっと続けてこられて、それが鑑定医らによっ て、あるいは因果関係によって、カルテによって分かって救済されたという部分もありま すし、一般市販薬であれば、そういうカルテがありませんから、本人 が持っていた薬の箱 などから判定をしてきたのです。ですから、是非とも、共通点のある、しかも非常に疑わ しい、ワクチンを接種したという事実がきちんとある方については、なるべく救済の方向 で検討してくださるようにお願いいたします。
○今村委員 矢倉委員の御意見は私も十分承知しております。私自身、産婦人科の医師で もありますし、私が大学に勤務している頃、例のフィブリノゲン製剤等で、その後、いろ いろな問題があったこと、そして、それが現在も尾を引いて、患者さん方が私のもとを今 でも訪れているという状況は認識しております。それから、先ほど PMDA の担当の方もお っしゃいました。また、厚労省の担当の方とも私はお話をしております。この問題につい ては、決して軽々に考えているわけではありません。 ただ、その接種後の副反応の問題、そして、これを再開するかど うかという問題、こう いうことについても、冷静に判断しなければならないということで、私どもの立場として は、あくまでも科学的論拠に基づいた結論をということです。その上で、そういった疑い のある方をどういうふうに救済するかということも、 1 つ、国あるいはここの委員会の業 務であろうかとも認識しております。その点は重々承知しているつもりです。
○溝口委員長 どうもありがとうございました。ほかにどなたか御意見はありますか。 少し伺いたいのです。私は少し誤解していると思うのですが、この HPV ワクチンは 法定 ですか、任意で はないです ね。どうなのですか。変わったのですか。
○町 田 救 済管 理 役 我々 PMDA で 行っ て いる 救済 制 度 に当 て は まる ケー ス と して は 、 一応 、 任意接種に係るものの請求について処理をしているところです。 ○溝口委員長 今は 任意 接種の例を PMDA とに 救済の対象としているのですね 。
○町田救済管理役 はい。
○溝口委員長 そうですか。なにしろ薬害と言われていた 例 は、最初の頃はみんな原因不 明だったわけで、それに対応するために報告制度や救済制度ができて、 有害 事象が報告さ れそれを データマイニングなどのいろいろな方法 で 進んで 因果関係 が検討されているので、 是非、 PMDA で 検討していただければと思っております。 ほかに御意見はありますか。なければ、少し時間は早いのですが、ほとんどのことが、 前回議論をされていた内容でしたので。
○木津委員 よろしいですか。
○溝口委員長 どうぞ。
○木津委員 認知度 調査の結果を 拝見したのですが、その中で、この制度を「知ってい る」という医師は 58.7 %で、「聞いたことがある」まで入 れると 92.4 %と、 少しずつ認 知度が上がってきて、非常に好ましいことだと思っているのですが、看護師さん は 、「知 っている」が 22.3 %で、「聞いたことがある」を入れても 58.8 %にしか 過ぎず 、 横ばい 状態なのです。いろいろな取組のところを拝見しましても、やはり、看護師さんに対する 取組が もう少し 必要 だと思われました 。 湯浅委員には本学にも来ていただいて、 講義 をしていただくなど 、 薬科大学 において は いろいろな取組が行われていると思 います。 ここのところ、看護大学も多くなって きてい ますの で、やはり、 看護部 も 学生の間に 副作用 被害や救済制度 を知る機会 を 是非 充実させ ていただきたいと 思って います 。 患者 さんは 、いろいろな訴えを看護師さんにお話してい るケースも非常に多いと思いますので、是非よろしくお願いしたいと思っております。
○大河原健康被害救済部長 ありがとうございます。看護師さんの認知については、今、 委員がおっしゃられたとおりです。本日御紹介した中では、特に看護師さん向けの専用サ イトというか、そういうところでの WEB 広告なども少し重点的に打ったところではありま すが、今までもいろいろな医療機関に行った際にも、看護師さんの参加も含め、あるいは、 いろいろ と 看護協会さんも含め、お願いはしておりますが、また、今おっしゃられたよう なことも含めて、もう少し幅広く協力をお願いしていくようにしたいと思っております。
○明石委員 この救済制度 の前に、やはり副作用の報告制度が当然あるわけですよね。そ の副作用報告がないと、こちらが発動しづらいというのがあります。この間、改正になっ ているかどうかは少し記憶がはっきりしないのですが、安全性情報報告書の 用紙 の 中に、 この救済制度を利用したかという項目が入っていますよね。あれは極めて効果的なアイデ アではないかと私は思っています。報告をするドクターは必ずそこを見ることになります ので、良いアイデアではないかと思っています。
○溝口委員長 そのとおりだと思います。やはり、出前講座も大分増えているようです が、 具体的には、この数は去年に比べていかがなのでしょうか。
○大河原健康被害救済部長 今年の上半期で、大体、去年の年間分と同じぐらいです。
○溝口委員長 それはすごいです。
○大河原健康被害救済部長 今も各医療機関のほうから、要請というかお話をいただいて い る状 況 で 、 PMDA の 中 の職 員 の やり 繰 り に 多 少苦 慮 し てい る よ う な 状況 で も あり ま す。 年度報告のときには、もっとかなり良い数字でいけるとは思っております。
○溝口委員長 厚生労働省が去年か一昨年、出前講座をもっとやるようにとか、病棟薬剤 師がもっと活躍するようにと 、その 2 つが、この救済制度をもっと周知する方法として取 られたわけですが、それが実際にどんどん動かれているということは嬉しいと思います。 それは結局どういうことになるかというと、薬の適正使用にもつながるわけで、適正使 用でない副作用は救済の対象にはなりませんので、それは非常に大きな、患者さんに対する プラ ス に なる こ と だ と 思い ま す 。是 非 、 PMDA とし て は 、 よろ し く 御努 力 願 いた い と思 います。
HPVVの副反応の治療で、乳製品を避ける人と、避けない人がいます。
自閉症の治療では、ミルクに含まれるカゼインというタンパク質が、小麦のグルテンのタンパク質と似ているので避けるべきという意見があり、
また、ミルクに含まれるラクトースに対する不耐性から避けるという意見もあり、この場合、醗酵したものは大丈夫という意見もあります。
スイスのクリニックのDr.Rauは、一匹のウシのミルクなら、タンパク質の種類が少ないので大丈夫という意見でした。(この意見は、あまり科学的でないかもしれません)
GAPSダイエットのDr.キャンベル・マクブライドは、加熱殺菌していないミルクは大丈夫という意見です。
加熱殺菌することで、人がミルクを消化するのを助ける酵素や細菌の活性が失われるということでした。
殺菌しないことによる病原菌の問題は、農家できちんと世話をしていれば、病気の牛はすぐわかるということで、心配はないそうです。信頼できる農家を見つけることができればの話です。
また、プロバイオティクスにケフィアのヨーグルトを使用する話が前に出ていましたが、
これは、かなり強いプロバイオティクスで、ダイオフの問題が大きいかもしれないということで、
GAPSダイエットでは弱いプロバイオティクスから順番に使用していくようです。
最初は、ザワークラウトのような野菜から作ったプロバイオティクスになります。
子宮頸がんにおける細菌性膣症というコンセプト
Abstract
Invasive cervical cancer is often associated with bacterial vaginosis (BV) caused by both non-pathogenic and pathogenic bacteria and other microorganisms. BV goes un-noticed during the clinical course of cervical cancer. The incidence of BV is very high among women from developing countries with poor genital hygiene. Maintainence of normal vaginal ecosystem in healthy vagina is through control of optimal ratio between non-pathogenic and pathogenic organisms. Cervical cancer causes disruption of the normal vaginal and cervical mucosa leading to alteration of ratio between commensals and pathogenic organisms. 自然の膣内微生物叢は、乳酸菌類に支配されており、好気性または嫌気性の病原微生物を抑えている. 膣内の微小環境の破壊が、膣内細菌叢を変化させ、関連する炎症を起こさせる. There are very limited literature available on the exact incidence of BV in cervical cancer patients. Increased nitrosamine content in BV could possibly progress to higher DNA damage, change in cytokine profile thus compromise immune defence against human papilloma virus infection. Both radiotherapy and chemotherapy are potential immunosuppressive agent thus could facilitate spread of endogenous bacteria to manifest as poor outcome to treatment secondary to tissue hypoxia and hypoperfusion. This article is a review of current literature associated with BV in cervical cancer.
この論文は、子宮頸がんと診断された患者における細菌性膣症が、子宮頸がんを更に悪化させる可能性について、既報の論文を査読調査したものですが、逆に、膣内細菌叢の乱れが、子宮頸がんを引き起こす可能性についても示唆するかもしれません。
子宮頸がんワクチンで、副反応を起こした人の多くが、腸内細菌叢の破壊を示唆する症状を示していますが、
同様に、膣内細菌叢の破壊によるのではないかと思われる膣の感染症も報告されています。
他にも、細菌叢は、口腔、目、皮膚にも存在します。
オステオパス医師の回答
健康を害していることお気の毒です。幸運なことに、ナターシャ・キャンベル・マックブライド医師のGAPSダイエットに忠実に従うことで、あなたの病状がすばやく改善する可能性は高いです。このページのトップの検索ボックスを使ってもっと情報を集めてください。
質問者
ありがとうございます。私は、GAPSはよく知っています。問題は、食品を新しく食べ始めることです。いつもアナフィラキシー反応があって、私の体をどうやって脱感作すればいいのかわかりません。また、栄養サプリ、プロバイオティクス、薬剤などもだめなのです。
回答
よく知っていることと、それを使っていることは、別のことです。ただ知っているだけでは、あなたの健康は改善しないでしょう。それを使う必要があります。私は、それで、極度の食物アレルギーから回復する人々をみてきました。骨スープにはアレルギー反応を示さないでしょうし、リーキーガットが治癒するまでは、他の食品なしに、スープだけで数週間過ごさなくてはならないかもしれません。GAPSプラクティショナーの指導の下に行うことがベストです。
今、GAPSダイエットと、低ヒスタミンダイエットを組み合わせてできる方法があるかどうか、調査中です。
Abstract
A link between human papilloma virus vaccination and primary ovarian insufficiency: current analysis.
1aPediatric Endocrine and Diabetes Unit, Edmond and Lily Safra Children's Hospital, Sheba Medical Center bSackler School of Medicine, Tel-Aviv University cThe Zabludowicz Center for Autoimmune Diseases, Sheba Medical Center, Tel-Hashomer, Ramat-Gan, Israel.
PURPOSE OF REVIEW:
The cause of primary ovarian insufficiency (POI) is multifactorial. Known causes include external factors such as chemotherapy, radiotherapy, exposure to endocrine-disrupting chemicals, infections that lead to a permanent insult to the ovary, autoimmune conditions, and genetic causes. An association between the quadrivalent antihuman papilloma vaccine (HPV4) and POI was recently suggested.
RECENT FINDINGS:
An increasing number of cases of POI post-HPV4 are being reported. Possible mechanisms for the suspected effect of HPV on female reproductive function are a toxic effect or an autoimmune response. The trigger could be the vaccine immunogen contents or the adjuvants, the latter are used to increase the immune reaction. The adjuvant in HPV4 contains aluminum. Animal models have shown aluminum exposure to inhibit expression of female reproductive hormones and to induce histologic changes in the ovaries. Specific genetic compositions may be more susceptible to developing an autoinflammatory syndrome after exposure to an environmental factor.
SUMMARY:
The mechanisms responsible for POI are not yet fully understood. Although case reports cannot establish causation, awareness of a possible link between HPV4 and POI will help to identify and manage future cases that may arise.
動物モデルでは、アルミニウムへの暴露は、女性ホルモンの発現を抑制し、卵巣の組織を変化させることが示されている。