葉月のブログ

命題:ウイルスの糖鎖はヒトの糖鎖と同一なので病因とはならない

ライデン大学の論文から新型コロナウイルスの変態ぶりを考察する その2

2020-06-26 | 新型コロナ

過去6ヵ月に投稿された多数の論文で、SARS-CoV-2がVero E6細胞で容易に増殖することが報告されています。

Vero E6細胞(アフリカミドリザル腎細胞由来)の特徴としては、コロナウイルスが感染に利用する受容体であるACE-2受容体が多く発現していることと、ウイルスの増殖を阻止するインターフェロンの産生能力が欠如していることです。

ライデン大学での実験で明らかになった、「継代培養することでSARS-CoV-2のスパイクタンパクに変異が起こること」を、Vero E6以外の細胞でも確認してみることを提案しています。

実際にこの論文では、HuH7細胞(ヒト肝癌細胞由来)では、オーストラリアの単離ウイルスは感染性増殖はないことを確認していますが、 他の論文では、臨床サンプルを増殖させたと報告しています。

この4つは、臨床サンプルをHuH7細胞で培養できることを報告

CDCの単離ウイルスをHuH7細胞で培養


ゲノム解析からは、ほぼ同じウイルスのはずなのに、この矛盾は、どうやって説明するのでしょうか。


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