食物不耐性と多発性硬化症(MS)
何人かの医師は、MSと食物不耐性の関係を調査しようと、
MSの患者の、腸での酵母の異常増殖と疑わしい食物を除去して、症状が緩和したと報告している。
ただし、MSでは寛解の期間があるのが普通なので、実際の効果であったかはわからない。
他には、チョコレートを大量に食べると症状が悪くなるという報告がある。
ただ、食べてから症状が悪化するのに1週間かかることもあり、観察が難しいということ。
ある医師は、MSと副鼻腔炎との関連を指摘している。
副鼻腔炎に関与する細菌の表面ペプチドが、ミエリンの塩基性タンパク質の一部と同じである。
イギリスの医師でMS患者を抗生物質で治療している例があり、よい結果を得ているということ。
(Dr David Wheldon, Bedford Hospital)
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