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葉月のブログ

命題:ウイルスの糖鎖はヒトの糖鎖と同一なので病因とはならない

自閉症の本など

2015-08-09 | 治療法など

石原医師の本から


銀杏は食べ過ぎると、嘔吐や痙攣などの中毒症状が起こるということ。

昔から「銀杏は年の数以上食べてはいけない」といわれているようです。


銀杏の実の中にはMPNと呼ばれる物質が含まれている。

この物質はビタミンB6に構造が似ている。

脳の興奮性神経伝達物質であるグルタミン酸は、ビタミンB6の助けを借りて

抑制系伝達物質であるGABAに変換されるが、

それを、ビタミンB6に似たMPNが妨害するので、

脳のグルタミン酸が過剰となり

けいれんなどの脳の興奮状態を引き起こすと考えられているそうです。




今、キャリン・セルシーさんの自閉症の治療体験記を読んでいます。

キャリンさんは、ウイリアム・ショー博士(柳澤先生と親しい方)の「自閉症の生物学的治療法」(佐藤先生が紹介していた本です)で、協力者となっています。

その本に、ワクチンの後に自閉症となった子の治療に、

ビタミンB6が特に効果があったとありました。

キャリンさんの治療は、グルテンフリー、カゼインフリーが基幹となっています。

 

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生後15ヶ月頃に発症した自閉症児を完治に導いたお母さんの本 ですが、


仮定の段階ですが

MMRワクチン(特に麻疹ワクチン)が胃腸に障害を与えたのではないかということで



グルテンフリー、カゼイン(牛乳のタンパク質)フリーの食事と

ナイスタチン(真菌(イーストやカビ、カンジダも)の細胞壁を攻撃して死滅させる)

スピーチセラピーなど



で3年で完治しています。


家族4人とも、グルテンやカゼインで、何らかの症状がでていたようです。

父親は子どもの頃 耳の感染症がひどく、その後グルテンフリーで育ったようですし、母親も体調不良やブレインフォグがグルテンフリーでなくなり、娘さんは、グルテンフリーカゼインフリーで、夜中に徘徊することがぴたっと止まったということ。

自閉症の場合、遺伝的な因子が強いようです。



ナイスタチンですが、自閉症児や食品への不耐性のケースで、カンジダといわれているのが、実はカンジダそのものではなく、他の真菌ではないかというのが、この本と、イギリスのアレルギーの本に書いてありました。どの真菌かは、これらの本では解明されていないようです。

ナイスタチンはいずれでも効果があるようですが、真菌が死滅するときに大量の毒素を発生させるダイオフという現象があって、これが肺に入ると大変危険だということです。



この本では、結論はでていませんが、自閉症の症状の原因として、

グルテンやカゼインから、オピエートと呼ばれる麻薬の成分が産生されて、

子どもたちに麻薬中毒のような症状がでているのではと書いています。


アメリカ人の両親は、若い頃、麻薬を使ったことがあるそうで息子さんの症状が

その時の麻薬の効果と酷似していると考えたそうです。

また、息子さんが、叫ぶのは 耳の感染症による痛みのせいではなかったかということでした。



他の子で、バナナが症状を引き起こしているケースも紹介されていました。

この場合は、バナナが、腸内の細菌の餌になっているのではということでした。


また、Essiac tea (エイジアック茶)が良いというケースも紹介されていますが、

このレメディは医学会からいろいろと攻撃されているようで、更なる調査が必要だと思います。このブログなど

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(1)自閉症の子どもたちの中で、グルテンフリーカゼインフリーで改善する子たちは、

この食事除去を始めて症状が改善してすぐに、他の食品に対するアレルギー反応が始まるようです。

詳細に書いてないので、よく理解できない部分でしたが、今後調べてみます。




(2)ナス科の食物に過敏な子もいるようで、ナス科に含まれるフェノールがよくないようで

目の下に黒いクマができるということです。





(3)ダウン症の子のIgG遅延型アレルギーテストでは、反応する食品の量、

アレルギー度がものすごく高く出ることがあるようです。




(4)自閉症の子のほとんどは、慢性的に下痢症状で、黄色っぽい臭いの強い下痢だそうです。

膵臓の酵素の量と機能を検査するために、セクレチンという酵素を点滴したとき、

この下痢の症状がなくなったというケースがいくつも報告されたそうです。

セクレチンは検査の使用は認められているそうですが、治療での使用は認可されていないということでした。

 



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