再び、イギリスのアレルギーの本からです。
アルコール中毒で、断酒ができていても、多くの患者が他の症状を訴えていることがあり
その症状には、極度の緊張感、高度の疲労、不断の頭痛などです。
これらの症状は、断酒後にでてきて、何年も続くということで、
医師が、食物除去により治療し、成功した例が報告されているそうです。
そのうちのいくつかのケースで、ある食物が酔っ払ったような症状をもたらすということで、
その食物が、ウオッカ中毒だとポテト、ウイスキー中毒だと麦類、ブランディー中毒だとブドウだったという報告があり、
それぞれのお酒の原料に反応しているということです。
ある研究者は、お酒の中に、原料に含まれるタンパク質を検出したと報告していますが、
これらのお酒は蒸留酒で、蒸留によりタンパク質は除かれるはずなので疑問が呈されています。
アルコール中毒の治療に除去食が役立つというエピソードです。
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