古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

加東市をちょっとドライブして。

2018年06月16日 03時27分27秒 | 古希からの田舎暮らし
 朝から雨で外仕事はできません。加東市に出掛けたついでに、足を伸ばして東条湖あたりまでちょっとドライブ。天然酵母のパン屋さん看板が目にとまりました。看板をたよりに黒谷の別荘あたりを訪ねてみると『森のパン屋 花穂』に辿りつきました。

 ネットには店のまわりの写真がいっぱい出ています。ぼくも一枚。店内でもパンを食べられるので珈琲とおやつの時間にしました。天気のいい日だったら、緑あふれる外のテーブルで食べたらいい気持ちでしょう。ネットを見ると予約で食事もできるそうで、また来ようかな。
 天然酵母のずっしりしたパンを買って帰り、お昼はパンにしました。
 もう少し先まで行ってみようと車で走っていたら、重要文化財・上鴨川住吉神社の看板が目にとまりました。急な石段を登ると渋い茅葺き山門の先に、朱塗りの本殿があざやかです。

 車で行けるうちにあちこち出掛けてみるのもいいな。と思いました。

 北朝鮮のことで伽耶院の菜根行者さまにコメントをいただきました。
 拉致された人、1960年からの帰国事業で北朝鮮に渡った人、2000万人の北朝鮮の人々、あの国のほとんどの人たち。ひと握りの階層の人たちを除き、あの国の人たちは、現在も恐怖と不安の、希望の見えない、厳しい生活です。毎週の総括集会で、自己批判と他の人を批判する発言を強要され。それが何十年も続く。
 脱北して韓国に暮らしている50人に、いろいろな質問をする本を読んだことがあります。その中に、「公開処刑を見たことがありますか」という質問がありました。その質問に50人とも「はい」と答えています。見物人を多く集めて、銃殺刑を強制的に見せるのです。
 生きた人間が目の前で殺される。理屈を超えた恐怖を骨身にしみこませる。
 銃殺刑に処する人には、口に布を突っ込んで何も言えないようにします。なぜか。処刑される人は、残された家族や縁者が少しでもよく思ってもらえるように「金正日万歳!」と叫ぼうとします。国の英雄を讃える人を処刑するのは都合がわるい。だから。
 人間という、生き物の頂点に位置する、崇高な精神になり得る心をもった存在への冒涜です。何十年もかけてあの国がつくってきた「人間という精神的存在」への犯罪を、人類は許してはならない。
 なにもできませんけど、こころが痛むだけですけど、思いはじめるとつらくていやですけど、忘れて生きるわけにいきません。



 
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