古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

我が家は「花いっぱい」です。

2024年05月17日 22時05分05秒 | 古希からの田舎暮らし

 去年、村のゴミ・ステーションから拾ってきた〈バラ・アーチ〉です。(業者の方に「持ち帰ってよい」といわれました。)古い、廃棄されるアーチでした。白いペンキを塗ったら緑の山によく似合います。今年はアーチに沿って「道子さんが植えたバラ」が這いあがってきます。

 道子さんは、いろんなプランターも、あちこちに置いて世話しています。玄関先の花壇の写真です。手前にバラが写っています。右の赤いバラは『イングリッド・バーグマン』という名前です。左の白っぽいバラは『ピエール  …… ナントカ』という名前がついてます。バラは新種にいろんな名前をつけるそうです。日本名をつけたバラもあるのか。ネットで見たら日本名のバラが2000種類以上あるそうです。
 イングリッド・バーグマンという女優は、自分の生き方として「人間は美容整形なんかして、顔かたちを替えるべきではない」という考えをもっていたそうです。(どこかに書いてあった)「そういう考え方をする人」がいるのは理解できます。しかし、それをバーグマンが言うか。全然説得力がない。

「名前をつける」といえば、思い出したことがあります。娘たちが生まれた「尼崎」に住んでいたときのことです。1970年代は尼崎でも田んぼをつぶして文化住宅(安アパート)を建てる時代でした。市役所の立花支所の前にもそんなアパートばいっぱい建ちました。そのアパート街を歩いていると、四つ角に同じ形のアパートが四棟建っていました。
 壁に名前がついています。/つとむマンション/あけみマンション/なおみマンション/まことマンション/と四棟の壁に名前がついてます。おそらく農家の方が四人の子どもの名前をつけて、文化アパートを建てたのでしょう。
 そのアパートに入居する人は、手紙の差出人住所に「つとむマンション〇号室」とか書くのでしょうか。「あけみマンション〇号室」と宛名を書いた手紙が届くのでしょうか。家主は、住む人の気持ちなんか考えなかった。そんな時代だったなー。
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