古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

「あのまま街に暮らしてたら、今頃何してるだろう」

2014年10月30日 06時40分08秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                      
 このところ、「電動ウオーカーで30分、時速4,2キロで2キロメートル余り歩いてから」〈秋の散歩〉に出掛けるのが日課になっています。というのは散歩だと草花や景色に気をとられて、一定のペースで歩けないからです。稲刈りがおわり、我が家の遠望もなんとなく感じがちがいます。白い家の隣に我が家はあります。山山の雑木林はまだ色づいていませんが、今年はいい色づきが見られるでしょう。
 きのうは耕運機を畑に持っていき、空いた畝を耕しました。落花生の4畝、サツマイモの2畝、枝豆用黒豆の2畝を耕して、空気にさらします。まだ土が湿っぽいのです。
 まわりの田んぼは全部稲刈りがすみ、営農に入ってる村の人たちはこれから黒豆の作業にかかります。
 畑仕事をしてまわりの景色を見ながら、フッと「もしあのまま街に暮らしてたら、77歳になった今頃何してるだろう」と思いました。この地に住んで8年になりますが、畑や山の仕事、ぼくにとっては大がかりだった日曜大工仕事を体験した今の暮らしに、満ち足りた気持ちです。とりたてて趣味も特技もない、ふつうに、ほどほどに元気な老人ですが、毎日することがあってたのしいです。
 ぼくの場合は「冒険だったけど田舎暮らしを志向して、こんなふうに実現できてよかった」と感じながら暮らしています。
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