栃木県那須町のスキー場付近で高校生ら8人が犠牲となった雪崩事故。分厚い積雪の中、雪崩注意報を知りながら、引率教諭が、「絶対安全」と判断して実施された訓練が、参事を招きました。
栃木県では、県立高校が部活動などで標高1500㍍以上の山に登る場合、登山計画審査会でルートや装備を事前チェックする決まりでした。審査では過去の雪崩発生地点なども助言されます。
講習会でも標高1915㍍の茶臼岳に登る計画でしたが、主催した県高校体育連盟は「登山でなく講習会」と位置づけ、1963年の開始以来審査が必要と考えていませんでした。
登山でないとの意識は、雪崩に埋まった時に位置情報を発信する「ビーコン」を携帯しなかった理由にも表れました。
雪崩は午前8時半ごろ発生し,麓に近かった教諭が旅館内の本部に駆け込み。講習会責任者の猪瀬氏に伝達。110番は発生から約50分後でした。
連絡用に無線機が有りましたが、猪瀬氏は本部の撤収作業をしていて約10分間、無線機から離れていました。
(4月3日赤旗記事の抜粋)
危機管理意識の低さに驚きました、登山の事前審査制度が有りながら、登山を講習との名前を変えて、審査会を行わない事。講習会の参加者は雪山経験の少ない生徒です。
雪崩注意報が出ているのに、位置を知らせるビーコンを用意しないで登らせる問題。
講習会なら登山経験の多い大人のバックアップ体制が必要です。
雪山登山のベース基地の無線は、災害が起きた時にいち早く、救助体制を取る本部なのに、無線機の場所に誰も残っていないことに驚きました。
危機管理の問題点を、栃木県が全力で調査して問題点を公表する必要が有ると思います。
亡くなったり、けがをされた高校生と、残されてご遺族のためにも、早急に問題点の調査を行う必要があります。
栃木県では、県立高校が部活動などで標高1500㍍以上の山に登る場合、登山計画審査会でルートや装備を事前チェックする決まりでした。審査では過去の雪崩発生地点なども助言されます。
講習会でも標高1915㍍の茶臼岳に登る計画でしたが、主催した県高校体育連盟は「登山でなく講習会」と位置づけ、1963年の開始以来審査が必要と考えていませんでした。
登山でないとの意識は、雪崩に埋まった時に位置情報を発信する「ビーコン」を携帯しなかった理由にも表れました。
雪崩は午前8時半ごろ発生し,麓に近かった教諭が旅館内の本部に駆け込み。講習会責任者の猪瀬氏に伝達。110番は発生から約50分後でした。
連絡用に無線機が有りましたが、猪瀬氏は本部の撤収作業をしていて約10分間、無線機から離れていました。
(4月3日赤旗記事の抜粋)
危機管理意識の低さに驚きました、登山の事前審査制度が有りながら、登山を講習との名前を変えて、審査会を行わない事。講習会の参加者は雪山経験の少ない生徒です。
雪崩注意報が出ているのに、位置を知らせるビーコンを用意しないで登らせる問題。
講習会なら登山経験の多い大人のバックアップ体制が必要です。
雪山登山のベース基地の無線は、災害が起きた時にいち早く、救助体制を取る本部なのに、無線機の場所に誰も残っていないことに驚きました。
危機管理の問題点を、栃木県が全力で調査して問題点を公表する必要が有ると思います。
亡くなったり、けがをされた高校生と、残されてご遺族のためにも、早急に問題点の調査を行う必要があります。