松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

公共工事の発注条件は、行政によっても事業によっても違う

2023年10月30日 | 日記

 綾瀬市が過去に発注した、令和5年度寺尾いずみ会館受変電設備改修工事は一般的要件はあるが市内に本店または受任地選定が条件でした。
 同じ綾瀬市発注の令和4年度綾瀬市小学校体育館棟外壁等改修工事は、県内に本店又は受任地設定を有し、設計金額7915万6000円の工事の場合、1契約1600万円の工事実責を求めています。
 海老名市の場合、国分一号幹線排水路改修工事、1億552万3000円の場合、市内業者なので工事実績金額は求めていません。
 海老名市の市道3号線斜面地安全対策工事3億776万9000円の工事では県内企業に対して、1億円以上の実績を求めています。
 ところが高座清掃施設組合が、平成30年に発注した(仮称)本郷公園第1工区の工事、4億3388万円の工事では、参加条件として現場代理人は過去5年以内に同種同規模の施行管理の経験を有すること。主任技術者に対しても同じ条件を求めています。
 綾瀬市や海老名市は、市内企業に対して金額の条件は求めず、市外業者に対してては過去の実績の数倍の挑戦が出来ますが、高座清掃施設組合の入札では過去に同程度の工事実責を求めています。前回の第1期工事で行われいますが、来年発注予定の第2工区の工事では入札に参加出来る業者のランクを下げるべきとお思います。更に海老名市内の業者から、3市の構成市内の業者に対しては金額等の条件はなくすことが必要と思います。


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