松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

河野外相の断交要求、米軍の軍事挑発

2017年09月24日 | 平和

 9月21日、河野外相はコロンビア大学で講演し、北朝鮮と国交のある160以上の国々に対し、「外交関係・経済関係を断つよう強く要求する」と呼びかけました。日本政府の「対話拒否」の考えを押し付ける異常な姿勢です。他国に対する北朝鮮との「断交」要求は、北朝鮮との国交正常化を目指す2002年の日朝平壌宣言をみずから否定したことを意味します。日本人拉致問題の解決がさらに遠のくことは確実です。〈9月23日赤旗記事抜粋)

 アメリカは、グアム基地のB-1爆撃機と沖縄からのF-15戦闘機の飛行部隊で、北朝鮮と韓国の軍事境界線を越えて、北朝鮮東方国際空域に侵入しました、今後、北朝鮮が何らかの対抗的行動を行う事が危惧されます。北朝鮮の核実験やミサイル発射に対して、国連で議論して世界が経済的対応を実施することは、北朝鮮自身が自ら挑発行動を行っているので、軍事行動には結び付きませんが、米軍の軍事行動に対して、北朝鮮の新たな軍事行動が懸念されます。

 空母ロナルド・レーガンは海上自衛隊のヘリ空母「いせ」と合流して、更に護衛艦「あけぼの」と訓練を実施し、「さざなみ」とも訓練予定。レーガンはこの後、日本海に向かう可能性があります。

 米軍のB-1爆撃機とF-15戦闘機の挑発行動、米空母と自衛隊艦船の合同訓練に対して、北朝鮮の新たな日本に向けての軍事行動が危惧されます。今必要なのは国連決議の経済的対応が求められます。


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