7月末か8月初めに、バンコック経由でインドの東部にあるコルカタ(当時はカルカッタ)国際空港に到着しました。
出国カウンターで荷物の検査が行われ、検査する職員がいろんな機材には無関心でしたが安いボールペン1本に興味を持ち自分が欲しいと要求してきました断ると何回も自分が欲しいと繰り返します。同じ飛行機の乗客は手続きが終わり乗客は自分たちだけになりました。
膠着状態に出国ゲートのガラスドアの外で待っていた当時のHBC委員長がゲートを警備しているインド人を無視して、カウンターに来てボールペン1本は渡すので検査は終了と言って無事に終わりました。当時、バングラディシュでボランテイア活動を行う政府との契約が殆どの団体が取れず、3カ月の滞在が可能の旅行者扱いの為、3カ月に1回は外国に出国して、再入国を繰り返すためで出国して、同時に私たちを迎えに来てくれていました。
日本の感覚では、国際空港の出国手続き職員が安いボールペン1本をワイロとして請求することに驚きました。数日滞在後、バングラディシュのダッカ国際空港に向かいましたが、日本の商社員はダッカの国際空港を出入りする時は、パスポートに現地の1か月分程度の給与に見合うドル札を挟んで見せて渡すしているとの話を聞いて納得しました。
インドからバングラディシュに向かう飛行機は東京~大阪程度の短い距離ですが国際線なので飲み物とお菓子が出たと思います。上昇して水平飛行になり飲み物とお菓子を配ると直ぐに容器の回収をしていました。