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リタイヤ・・何でもヤリタイヤ
登山、渓流釣りを卒業して四季の花を愛でています

卯辰山公園

2015年04月10日 | インポート
金沢市の卯辰山公園は桜の名所として知られています、その公園の谷間に四百年の森があります。
この四百年の森は、昭和57年に加賀藩祖前田利家の金沢入城400年を記念して整備されました。
谷あいの斜面約2ヘクタールに芝生が敷かれ、約250本の桜が植えられています。園内はあずまやが建てられ、散策路や駐車場が整備されて市民の憩いの場として親しまれています。

9日の朝刊に四百年の森の桜の花の写真が載っていました、このところ不順な天候が続いていましたが今日は朝からスッキリと青空でお花見には絶好のお天気になりました、今日はこれといって予定もないので遅い朝食を済ませてからお花見に出かけました。

谷間に続く道は急傾斜の上に曲がりくなった道です、まだ一度も行ったことがありませんので、その先に駐車スペースがあるかどうか分かりません、少し手前の大きな駐車場に車を停めてました、駐車場は小運動公園になっていて周辺に桜の花が満開に咲いていて、ここでお花見を楽しまれる方も沢山来ていました。

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谷間に続く急斜面の道を降りて行きました、途中に駐車できるスペースが所々にあって車で来ても駐車が出来る事が分かりましたが、すでに木々が芽を出した沿道の山を見ながら歩くのは気分爽快で楽しかった。
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道路の下の谷間にはコブシの花が咲いていました。
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四百年の森は桜の花が狭い谷間を埋める霞のように咲いていました、桃源郷ならぬ「桜源郷」のようでした。
あずまやの周りの桜の木の下は芝生になっています、芝生で車座になってお花見を楽しむ人たちが大勢いました。
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道路から見あげると卯辰山の傾斜を利用して遊歩道が設けられていて階段状の庭園にはツツジやハナスオウなどの花木が植えられています。
上には大きな桜の木が満開に咲いています、桜の木を目指して登って行きました。
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少し登った所から下を見ると、桜の花が谷間を埋めるように咲いているのが見えました。
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斜面に設けられた庭園の階段を登って大きな桜の木の近くまで来ました、自然に生えたものかあるいは誰かが植えた物かは分かりませんが、見事に茂った自然樹形に花が満開に咲いていました。
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遊歩道はさらに上に伸びていました、位置的に考えるとこの先の尾根に登って車を停めた駐車場に行けそうなのでその道を辿りました。
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下を眺めると先ほどお花見をした四百年の森の桜の花が谷間を白くこんもりと埋めるように見えました。
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松林や雑木林の道にすみれの花が一輪咲いていました、マムシ草が芽を出して緑の葉を広げようとしています。
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白い花のイカリソウが咲いていました。
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幾つもの道に枝分かれしている雑木林の中の道を進んでいると、道は行きどまりになっていました、そこには十字架が刻まれた石碑が立っていました。
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説明が記されていましたので読んでみると、「長崎キリシタン殉教者の碑」でした、雑木林の行きどまりのほとんど訪れる人もいない静かな場所にその碑は立っていました、碑の前は雑草などが取り除かれてきれいになっているので信者の方々がお守りしているようです。
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(クリックしてご覧ください)
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碑の前に咲いた椿の花、自生しているヤブ椿と違ってきれいな花を咲かせていました、後から植えられたもののようです。
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長崎キリシタン殉教者の碑のある場所から少し戻って下へ降りる道を探して駐車場に戻る事が出来ました、駐車場の横の小運動公園には園児が大勢で遠足に来ていました、3つのグループに分かれて輪を作ってお弁当を広げて昼食を食べていました、楽しそうにお弁当を食べる様子を家内と二人でベンチに腰をおろしてしばらく眺めていました、可愛い園児たちを見ている二人の顔には自然に笑みが浮かんでいました。
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運動公園の駐車場を出てしばらく車を走らせて、奥卯辰山県民公園に行きました、ベルギー庭園の薔薇は未だ紅の芽が伸びたばかりでしたが、池の周りの桜は丁度見頃に咲いていました。
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池には白鳥が一羽泳いでいました、桜の花とコラボで写そうと皆さんがカメラを構えていましたが、今日は白鳥さんは羽つくろいに忙しそうでなかなか良いポーズを取ってくれませんでした。
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時々水しぶきをあげて羽根を水でバシャバシャと洗っているのでしょうか、おめかしに忙しそうです。
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北国もようやく春めいてきましたが吹く風はまだ冷たく感じます、陽光の下のお花見は気分転換になり楽しいひと時でした。
最後までお目を通していただいて有難うございます。









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