4月25日(月)はこの季節には珍しい汗ばむ暑い日でした、その日に倶利伽羅不動寺の
八重桜祭りに行ってきました。
山頂の八重桜は満開で新緑に映えてとても綺麗でした、境内のテントの中で食事をする
客がちらほらいました、厄除けの赤餅を買い求める客が並んでいてどこが最後尾か
分からないほど混雑していました、厄除けの赤餅を買い求めてから満開の八重桜を見て
回りました。(本堂前の様子、2021、撮影)
参拝者の清めの手洗いの為の手水鉢には花があしらわれていましたが、コロナの為
子爵はありませんでした。
和光塔に登ってみました、入り口に五鈷杵(ごこしょ)のモニメントがおかれていました、
これに触れると御仏の御威光を受けられるようです、和光塔は小高い丘の上にあるので
ここから小矢部市街が一望できます、遠くに雪をかぶった北アルプスが見えましたが
写真ではよく映りませんでした。
俱利伽羅峠は源平の古戦場として知られています、平家の陣が寝静まった深夜に源氏の陣から
火牛といって牛の角に松明を括り付けて追い立てたので平家の兵士が源氏の夜襲と思って
総崩れになったと伝えられています。
この峠道は現在車が通る広い道になっていますが、一部に昔の北國街道の名残が残っています、
この峠道を芭蕉や越中の国司を5年務めた大友家持が通った峠道です。
現在の峠道です、道幅は広くなりましたがクネクネと曲がった道です。
八重桜が道路や山に満開になっていました、山道にはいってワラビを少し取ってきました
久しく雨が降らないので山の中が乾燥してカラカラでした、雨が降ればもっとワラビも
出るのですが、八重桜を見たり不動さんをお詣りしたりの一日でした。