今年も鶴来の「ほうらい祭り」を見物に行って来ました、神輿の行列は毎年一緒ですが、神輿の行列に伴う各町内の青年団が制作した武者などの人形の「造り物(つくりもん)」は毎年変わった出し物が披露されるので今年はどんな造り物が出るか見に行くのが楽しみになります。
ほうらい祭りは白山市鶴来地区の金劔神社(きんけんじんじゃ)の秋季例大祭にともなって催される行列神事で、地元の商工会などの発案により、観光振興のため「ほうらい祭り」と呼ばれて地区の一大イベントになっています。
金劔宮の神輿を先頭に、邪気を払う棒振りの役目を果たす獅子方と、神への感謝を表すために作られた造り物から成る神輿渡御の行列が白山市鶴来地区を二日間掛けて練り歩きます。
行列は昼から出発します、街に入る手前の体育館の駐車場に車を停めウォーキングを兼ねて歩いて街中入って行きました、神社に続く通りには出店がならんで行列が出る前からすっかり祭り気分です。
1-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
出店は神社の入り口の鳥居の前まで続いていました。
2-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
昼前に神社に着きました、神社の中で神事が行われているので我々見物者は神輿の出発を待ちます。
3-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
正午の時報と共に合図の花火が打ち上げられたのを合図に、神職を先頭に全身白装束の「白丁(しろば)」衆に担がれた神輿が神社を出発します、1日目の神輿を白装束で担ぐのは前厄の方々です、2日目は後厄の方々が神輿を担ぐそうです。
4-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
5-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
6-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
神輿の後に「造り物」が続きます、最初は朝日町青年団の”恵比寿天”です、造り物の神輿の上に乗って号令をかける人と比べて大きさが分かると思いますが、けっこう重量もあるようです。
7-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
本町2、3、4丁目の青年団の"女座頭市”です。
8-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
三国志の登場人物の”趙子龍(ちょうしりゅう)” 南風会(今町、上東町、本町1丁目)
9-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
10-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
"昭和の大横綱”は誰をモデルにしたのでしょうか? お相撲とりですのでさぞかし重いでしょうね(笑) 免許町、馬場町
11-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
12-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
千両箱を担いだ”石川五右衛門”ですが、歌舞伎役者をモデルにしたようで顔がおしろいで真っ白です、クマトリや表情が良く出来ています、新町の青年団です。
13-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
腰にキセルを挿して、細かい所まで良く細工しています。
14-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
黒い着物を良く見ると、着物の柄かと思ったら、ピーマンやニンジン、長ナスビ(石川県の方言でナスの後に”ビ”を付ける)、玉ねぎ等の野菜を縫いつけてあります、紋どころのような丸は車麩(くるまぶ)のようです。
15-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
清沢町の青年団の”赤鬼”です、造り物の行列のしんがりを務めます、今年の造り物は以上の6体です。
17-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
18-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
肝心な獅子方の実演の様子を写す事が出来ませんでした、画像は2015年のほうらい祭りで写したものです。
18-ほうらい祭り獅子方 posted by (C)gotyan
造り物は”アカバ衆”と呼ばれる若者に担がれて町内を練り歩きます、一緒に付いて歩く袴姿の長老は”袴役”と呼ばれています。
19-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
造り物が祝儀をいただいた際には、アカバ衆が次のような口上を述べて披露します。「金貨万両御酒肴沢山、右は人気えーとえーととありまして※※町は○○様より△△町造り物××に清酒(または金一封)下さぁ〰る 」と受けとったアカバ衆の代表が大きな声で口上を述べると,アカバ衆全員が「こん館はめでたい館、鶴が御門に巣をかける」と大きな声で歌います。
20-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
21-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
22-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
神輿が神社の表参道の通称「男段(おとこだん)」と呼ばれる急階段を降りて南地区の各町内に設けられた「御祓所」巡回します。
神輿が急な男段を白丁(しろば)衆に担がれて降りるのは一つの見せ場として人気が高く見物したり写真を写す人で混雑します。
先導役の神職や氏子役員の先導で神輿は降りてきます、昨年は上から写しましたが今年は下から写してみました。
23-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
24-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
25ほうらい祭り posted by (C)gotyan
26-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
27ほうらい祭り posted by (C)gotyan
無事に急な参道の男段を降りた神輿は雑踏の中を各町内の御祓所を回ります。
28-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
祭りの道化役はお面やかつらをかぶって藁靴を履いたり汚れた身なりをして、腰に結んだ荒縄に鍋や1斗缶をぶら下げてガラガラと引きずって歩いて、女の子や子供を怖がらせています。
はっきりとは分かりませんが、おそらく猿田彦(さるたひこ)の神様をモデルにしていると思われます。
29-ほうらい祭り (2) posted by (C)gotyan
脊中の籠に女の子を入れてさらってゆくパフォーマンスをしています。
30-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
1斗缶を引きずって行きました。
32-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
街のあちらこちらに御祓所があります、町会ごとに当番の家に御祓所を設けているようです、お供えの酒や供物を供えてある所や獅子頭を飾ってある所もありました。
34-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
35-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
帰りに車を停めてある運動公園の近くの私鉄の鶴来駅前を通ってきましたが、お祭り会場とは裏腹にひっそりとしていました。
36-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
今年もほうらい祭りの行列を見ました、造り物は去年より見応えがありました、この二日間鶴来の街はほうらい祭りで盛り上がることでしょう、車でなかったら祭り酒に酔って行列をもっと楽しみたかったのですが、帰りの車の運転を考えてそのまま帰りました。
ご訪問ありがとうございました。
ほうらい祭りは白山市鶴来地区の金劔神社(きんけんじんじゃ)の秋季例大祭にともなって催される行列神事で、地元の商工会などの発案により、観光振興のため「ほうらい祭り」と呼ばれて地区の一大イベントになっています。
金劔宮の神輿を先頭に、邪気を払う棒振りの役目を果たす獅子方と、神への感謝を表すために作られた造り物から成る神輿渡御の行列が白山市鶴来地区を二日間掛けて練り歩きます。
行列は昼から出発します、街に入る手前の体育館の駐車場に車を停めウォーキングを兼ねて歩いて街中入って行きました、神社に続く通りには出店がならんで行列が出る前からすっかり祭り気分です。
1-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
出店は神社の入り口の鳥居の前まで続いていました。
2-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
昼前に神社に着きました、神社の中で神事が行われているので我々見物者は神輿の出発を待ちます。
3-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
正午の時報と共に合図の花火が打ち上げられたのを合図に、神職を先頭に全身白装束の「白丁(しろば)」衆に担がれた神輿が神社を出発します、1日目の神輿を白装束で担ぐのは前厄の方々です、2日目は後厄の方々が神輿を担ぐそうです。
4-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
5-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
6-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
神輿の後に「造り物」が続きます、最初は朝日町青年団の”恵比寿天”です、造り物の神輿の上に乗って号令をかける人と比べて大きさが分かると思いますが、けっこう重量もあるようです。
7-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
本町2、3、4丁目の青年団の"女座頭市”です。
8-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
三国志の登場人物の”趙子龍(ちょうしりゅう)” 南風会(今町、上東町、本町1丁目)
9-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
10-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
"昭和の大横綱”は誰をモデルにしたのでしょうか? お相撲とりですのでさぞかし重いでしょうね(笑) 免許町、馬場町
11-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
12-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
千両箱を担いだ”石川五右衛門”ですが、歌舞伎役者をモデルにしたようで顔がおしろいで真っ白です、クマトリや表情が良く出来ています、新町の青年団です。
13-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
腰にキセルを挿して、細かい所まで良く細工しています。
14-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
黒い着物を良く見ると、着物の柄かと思ったら、ピーマンやニンジン、長ナスビ(石川県の方言でナスの後に”ビ”を付ける)、玉ねぎ等の野菜を縫いつけてあります、紋どころのような丸は車麩(くるまぶ)のようです。
15-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
清沢町の青年団の”赤鬼”です、造り物の行列のしんがりを務めます、今年の造り物は以上の6体です。
17-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
18-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
肝心な獅子方の実演の様子を写す事が出来ませんでした、画像は2015年のほうらい祭りで写したものです。
18-ほうらい祭り獅子方 posted by (C)gotyan
造り物は”アカバ衆”と呼ばれる若者に担がれて町内を練り歩きます、一緒に付いて歩く袴姿の長老は”袴役”と呼ばれています。
19-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
造り物が祝儀をいただいた際には、アカバ衆が次のような口上を述べて披露します。「金貨万両御酒肴沢山、右は人気えーとえーととありまして※※町は○○様より△△町造り物××に清酒(または金一封)下さぁ〰る 」と受けとったアカバ衆の代表が大きな声で口上を述べると,アカバ衆全員が「こん館はめでたい館、鶴が御門に巣をかける」と大きな声で歌います。
20-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
21-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
22-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
神輿が神社の表参道の通称「男段(おとこだん)」と呼ばれる急階段を降りて南地区の各町内に設けられた「御祓所」巡回します。
神輿が急な男段を白丁(しろば)衆に担がれて降りるのは一つの見せ場として人気が高く見物したり写真を写す人で混雑します。
先導役の神職や氏子役員の先導で神輿は降りてきます、昨年は上から写しましたが今年は下から写してみました。
23-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
24-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
25ほうらい祭り posted by (C)gotyan
26-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
27ほうらい祭り posted by (C)gotyan
無事に急な参道の男段を降りた神輿は雑踏の中を各町内の御祓所を回ります。
28-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
祭りの道化役はお面やかつらをかぶって藁靴を履いたり汚れた身なりをして、腰に結んだ荒縄に鍋や1斗缶をぶら下げてガラガラと引きずって歩いて、女の子や子供を怖がらせています。
はっきりとは分かりませんが、おそらく猿田彦(さるたひこ)の神様をモデルにしていると思われます。
29-ほうらい祭り (2) posted by (C)gotyan
脊中の籠に女の子を入れてさらってゆくパフォーマンスをしています。
30-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
1斗缶を引きずって行きました。
32-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
街のあちらこちらに御祓所があります、町会ごとに当番の家に御祓所を設けているようです、お供えの酒や供物を供えてある所や獅子頭を飾ってある所もありました。
34-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
35-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
帰りに車を停めてある運動公園の近くの私鉄の鶴来駅前を通ってきましたが、お祭り会場とは裏腹にひっそりとしていました。
36-ほうらい祭り posted by (C)gotyan
今年もほうらい祭りの行列を見ました、造り物は去年より見応えがありました、この二日間鶴来の街はほうらい祭りで盛り上がることでしょう、車でなかったら祭り酒に酔って行列をもっと楽しみたかったのですが、帰りの車の運転を考えてそのまま帰りました。
ご訪問ありがとうございました。