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尼御前岬(あまごぜんみさき)

2017年01月24日 | インポート
1月6日に北前船の郷の瀬越町を訪れました、帰りに橋立港を経由して帰りましたが途中の尼御前岬に寄り道しました。

県道148号線が北陸自動車道と交差するあたりに「尼御前SA(下り線)」が有ります、尼御前SA(下り線)に車を停めた場合は徒歩で尼御前岬を観光する事ができますが、私は橋立港より県道を走行してきたので県道より脇道を2~300m入った所の駐車場に車を停めました。

この時期なのでしょうか、訪れている人も少なく駐車場には3台ほどの車が止まっているだけでした、閑散とした松林の中の遊歩道を歩いていると海岸の松林を抜ける風の音と遠くから潮騒の音がきこえるだけでした。
時折アジア系と思われる話し声の人とすれ違いましたが、SAで観光バスを降りて散策している人達と思われます、足早にSAの方に戻って行きました。

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P1190105 posted by (C)gotyan



源義経が、兄頼朝に追われ北陸路を奥州に落ち伸びる際に同行していた尼御前がこれから先の旅路で足手まといになるのを憂えて身を投げたという伝説が残る岬。
現在は岬として突き出している部分は淡緑灰色~灰白色を呈する軽石凝灰岩の台地で、美しい松林と海岸草地に遊歩道が完備されています。
この岬から北に続く千崎、塩浜の海岸は高さ5~10mの海蝕崖が発達し雄大な関係を示しています。
一方、南側の橋立漁港に至る浜辺は海水浴場として賑わっています。
北陸自動車道の尼御前SA(下り)から歩いて行くことができますので、ドライフの際には是非散策してみて下さい。                               ほっと石川 旅ネットより

静かな松林の一角に尼御前の旅姿の銅像が潮風に吹かれて寂しそうに立っていました、
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P1190102 posted by (C)gotyan



冬の日本海に押し寄せる荒波は岩壁にあたって砕け、白い波となって岬の岩を洗っていました。
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P1190117 posted by (C)gotyan




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P1190113 posted by (C)gotyan



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P1190114 posted by (C)gotyan


北側を望めば千崎、塩浜の海岸が続いています、海岸のテトラポットに冬の日本海の荒波が白く砕け、遠くに富山県へと続く雪を被った山並みが見えます。
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P1190118 posted by (C)gotyan



遠く海岸線が延びて霞んで見える先には安宅の関が有ります、この岬を通って奥州に落ちのびる義経一行が通行する為に大変難儀をした安宅の関はこの先です。
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P1190107 posted by (C)gotyan


南側の橋立港の方角は遠浅の海岸が続いていて夏は海水浴場として賑あうビーチになっています。
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P1190115 posted by (C)gotyan










北陸自動車道は現役の頃より良く利用していましたが、尼御前岬には来た事が有りませんでした、北前船の郷を訪れた帰りに寄ってみましたが、この岬だけの観光に来る機会がない所です、今回は良い機会に見る事が出来てよかったと思っています、皆様も北陸自動車道を福井から金沢方面に通行される機会がありましたら、尼御前SA(下り線、福井→金沢方面行き)に寄って岬を散策されたらいかがでしょうか。

ご訪問ありがとうございます。