はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  横浜(269)    昭和4年築の弘明寺の公衆トイレ

2013-08-23 01:58:21 | 日記
このお盆休みの時期
はげまるブログファンの☆☆☆さんが
お盆の時期、岡山からはるばる横浜に出てきた

昨年のこの時期も☆☆☆さんと、よんぼうさんとで
アメリカ軍機の機銃掃射の弾の痕跡が今でも残っている、
鶴見線の国道駅(昭和5年築)の見学であった
今思ってみると、オッサン世代の男三人で手をつないで
(つないでないか)
仲良く弾の痕跡をわざわざ見学しに行ったのである

せっかく男三人が集まったのだから
「よ~し  お○○この本場 吉原でも行くか~」
とならないのである

(ご注意 お○○こ=おしんこです)

三人ともおね~さん関係は
①ほぼ、あきらめた (おなごり惜しいが)
②卒業した
③そこそこ飽きてきた

①は、はげまるであり
②は、よんぼうさん(はげまるより5歳若い)
③は、☆☆☆さん(よんぼうさんより10歳若い)

て感じかなぁ


今回☆☆☆さんに、どこを一番に散策したいのかを事前に、聞いてみたら

「昭和4年築の弘明寺の公衆トイレを見てみたい」

との相変わらずの玄人風のお応えであった

テナ事で今回は☆☆☆さんと二人で
クソ暑い最中、弘明寺の公衆トイレ散策である







京急弘明寺駅から今回散策の弘明寺の公衆トイレがある
鎌倉街道方面(21号線)に向かって坂道を下って行く






お~ 立ち飲み屋さんだ










このあたりその昔、はげまるがカメラを持って無い時に
何度か来た事がある
当時は昭和の商店街風景がずらりと両側に並んでいた思い出がある


今でも当時からの面影を残す建物がそこそこ見れるが
店が廃業して、違う新しいお店に代替わりしている感じも多々見られる









満点の中華屋さんだ





さらに坂道を下って行くとアーケードが見える

どんどん☆☆☆さんと元気に歩いて行く





観音橋を渡る






観音橋の上で露天を出していたおじさん

昔はいくつもの露店が並んでいた記憶がある
きっとこのおじさん昔から出していたのかなぁ







☆☆☆さんの姿が少し写真に写りこんでいる






代替わりしていない金物屋さんなんかもあるぞ






ここの果物屋さんとカメラ屋さんも昔からのお店だな







カメラ屋さんの裏手に見える住居もいい味だしている
きっとカメラ屋さんの家族が一緒に住んでいるのかもしれない
表に面している品物ウインドーには、カメラが沢山見える

昔の銀塩カメラや、少し型落ちしたデジタル一眼カメラなんかもある
もちろん中古品も多々ある感じで
すごく安く値段を見ているだけで楽しくなってくるなぁ

きっとはげまる世代のオッサンが
「あ~~ 仕事は退職したし 暇で酒ばかり飲んでいてもなぁ~
 そ~だ 安いデジタルカメラでも買って暇でもつぶすか~」

なんてかもね






右手の空き地
(ビルの解体工事が終わった直後みたいである)
の奥に
ぬぁんと ぬぁんと 銭湯の形の屋根がみえるぞ

前に銭湯散策でこのあたりを歩いた時はこの場所に
ビルが建っていて気がつかなかった


家に帰って2006年の「横浜の銭湯マップ」を見てみると
この場所の銭湯名は出ていなかった
はげまるが横浜銭湯をの散策を始めたのが2005年ごろからである
その当時この銭湯は廃館していたみたいである











横に廻ってみると
お~  いいなぁ  銭湯さんの窓が見える






お弁当屋さんになっておりました

中に入って見学でもしたかったのであるが
今回散策の最大の目的である
昭和4年築の弘明寺の公衆トイレ観光がまだこれからである
(観光か~)


先を急ごう

☆☆☆さんと、はげまるの撮る被写体はほとんど同じで
はげまるが写している横で☆☆☆さんが写真を撮る
☆☆☆さんが写している隣ではげまるも写真を撮る

テナ感じでふたりの会話はほとんどない
変わり者のふたりには会話はいらない
あ・う・ん の呼吸で
写真を撮りながら御目当ての弘明寺の公衆トイレを目指すのであった






写真を撮っている☆☆☆さん






☆☆☆さんが横道にそれた
「はげまるさ~ん  すごいのありますよ」






御見事なトタンだ~





製氷販売の文字が見える
この建物、前に来た時も撮った記憶がある
まだそのままの形で残っているのが嬉しい





昔に氷を運んだ自転車みたいだ






前の荷台にあった木の板から昭和の香りが
ぷんぷんと臭ってくるなぁ
これから観光する公衆トイレも、このクソ暑さである
ぷんぷんと臭ってくるぞ~~
楽しみだなぁ
(山本リンダの どうにも止まらないだな)







鎌倉街道に出ると、
むふふふぷんぷんぷん
通りの向こうに、お目当ての昭和4年築の公衆トイレ のお姿





高齢者間近のはげまると50歳の☆☆☆さんとふたりで
両手を上げて万歳三唱

ばんざ~~ぃ  ばんざ~~ぃ  ばんざ~~ぃ
(これはウソ)






公衆トイレの後ろには
「浜」の文字は無くなっていて
「院」はくたびれ果てて、片方が下にずれてしまっている
「横浜マッサージ学院」の文字が見える
もうかなり前から学院はやめてしまっている感じである

ここは事前に☆☆☆さんが
「公衆トイレの後ろに、すご~~ぃ建物ありますよ~」
と下調べしていてくれた建物である






古い昭和のビルの二階で「横浜マッサージ学院」をやっていた感じである
名前は 横浜と学院がついているので、かなり大々的な意気込みを感じられるが
中小町工場的な感じである事は否めない
二階へと上がる階段のトタン造りがいい味を出している

まぁ よくある話であるが
美人パレス(美人宮殿)、と言う名前の泡の館に行ってみたら(ソープランド)
美人の姿は影もかけらもなく
家の近くのタバコ屋のおばさんみたいな人が出てきて
生涯忘れられない思い出として残る
テ感じかもなぁ~





はい、それでは
の中に入ってみますか
このクソ暑いさなか
カメラを肩からさげたオッサンがふたり
意気揚々とした顔付きで中に入って行ったのであった

  ドンドンドンドン

    (紙芝居風な太鼓の音)




お~~~いいぞ~~~

このあたりは戦時中の戦火をまのがれた場所が多々ある
今はもう廃館してマンションになってしまった「すみれ湯」さんも
戦前からあった銭湯であり、この公衆トイレの裏手にあった






写真に写っている小便器は昔からあるはずはないが

   いい味だしてるね~ぇ







   これもいい味だしてるね~






臭いがぷんぷんだが

これもいい味だしてるね~
  (出し過ぎている感もあるがね)


ふたりはニタリ顏で、交代に写真を撮るのであった





ははは

(暑さと臭いで興奮状態だな)






昭和4年築の公衆トイレ観光を無事終えたふたりは
三軒ぐらい先の場所にある 渋い昭和の「喫茶店 モカ」
の散策に意気揚々と向かうのであった

  どんどんどどどどん


最後に☆☆☆さんが撮った、はげまるの後ろ姿







昨年もたしか野毛の「ともえ荘」のトイレでも撮られたなぁ。



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