はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  横浜(270)      昭和の喫茶店 「モカ」  弘明寺

2013-08-26 12:17:19 | 日記


前回、はげまると☆☆☆さんとで
大満足の公衆トイレ観光をで終え、

はげまる
「さてとこれからどうしますか~」
クソ暑いさなかの散策で、喉がカラカラである
☆☆☆さん
「そこの喫茶店で珈琲でも飲みますか~」

テナ事で写真から見ると、三軒ぐらい隣にあった
見るからに昭和の喫茶店の香りが漂っている
喫茶店 「モカ」に入る事にした





息がぴったりと合うと言う表現どおり
渋い昭和の景色に本能的に反応する☆☆☆さんの
行動力は見ていても関心するほどである


写真を撮る☆☆☆さん






☆☆☆さん
「いいですね~」






はげまる
「看板が昭和の喫茶店しているねぇ~」





はげまると☆☆☆さんは昭和の喫茶店「モカ」の
入り口の吸引力に惹かれるように中に入って行った






いいねぇ~





「モカ」さんの中はクーラーが効いていて
あ~~涼しいなぁ

店の中はテーブル席が4っ
怪しいオッサンふたりは店のドア側の特等席に
あ~~よっこらしょ
と腰を落ち着ける






あとで☆☆☆さんが店主さんに取材をしたら、
戦後まもなくから営業していたそうである

う~ん という事はこの柱は、はげまると同じ年代かもなぁ






はげまるの注文した珈琲







☆☆☆さんはトマトジュース








店主さんが写っている





怪しいオッサンふたりが、「モカ」に入った時
真ん中のテーブルに、かなりのお年のオッサンがひとり座っていらした

後で☆☆☆さんが取材をしたら

店主さん
「あ~ さっきの客はまだ若造だよ~
  70代前半だよ~ ははは」

ちなみに、店主さんのお年は、80歳台前半でありました







今回の取材は、頼んだわけでもないのに、
すべて☆☆☆さんがしてくれた、
取材が好きなみたいである

取材がとにかく凄く上手い
ねほりはほり、店主さんに細かい取材をするのである
☆☆☆さんの職業は、ぬぁんと ぬぁんと

獣医さんである
ワンちゃんにゃんちゃんに

「あ~どこが痛い~の~ あ~  ここかなぁ~
お~よしよし ここかもねぇ~  おお~ いい子ね~」

みたいな感じで、話しかけながら仕事をしているせいか
店主さんに、冷静に平然とした態度て、
話を聞いている
(店主は犬ネコじゃ~ねぇぞ)

「あ~  ここは、いつごろ出来たのですか~」
「マスター 御年はいくつなのですか~」
「奥さんはどうしているのですか~」
「御子さんとかお孫さんはいるのですか~」
「おしっこの出はどうですか~」
(これはウソ)

う~~ん   流石である






☆☆☆さんが横浜伝統のナポリタン・スパゲティを注文した

作る過程を写真に収めるつもりみたいである
全部☆☆☆さんが段取りしてくれる
あ~  楽な散策はいいなぁ

ふふふふ





はげまるもナポリタン・スパゲティ作成の過程を撮ることにした

まずソースの作成である
トマトケチャップ・トマト・玉ねぎ・ベーコンが基本であり
素材はその時の野菜の在庫でいいかげんにやっているそうである







ゆで上がったスパゲティの麺を入れる






勢いよくがしがしと混ぜる

店主さん、変わり者オッサン二人の、
二台のカメラでの撮影にもかかわらず
平然と、がしがしと混ぜる






は~~ぃ  出来ました






☆☆☆さんが
「うまいなぁ~~  うまいうまい  流石ですね~」
と食べているので、
はげまるも
「少し食べさせてよ~」

食べてみたら
ほんと  うまいなぁ 
40年以上の昔、学生の頃しゃれた横浜の喫茶店で食べた、
昔の味がした








実はここ「モカ」さん店内の右手には隣の部屋に入れるドアがある
☆☆☆さんが
「マスター 隣のドアの向こうの部屋はお店なのですか~
 開けて入っていいですか~」

またしても図太いと言うか、平然とした態度でマスターに
聞いている





部屋の広さは四畳半ほどの間取りで、真ん中に小さなテーブルがある
マスターの休憩室みたいであるが
店が混んでできたら、お客さんが座るのかもしれない


部屋の左壁際には、お宝モノ
ひゃ~ 戦後を代表する真空管ステレオが
で~~んとお座りになっているぞ





この感じのステレオは中学生の頃、友達の家で見た事がある
確か、その当時大ヒットしていた、カスケーズの「悲しき雨音」(名曲である)
なんかを聞かせてもらった素晴らしい思い出がある

はげまるの家には一般平民がよく使っていた
卓上音出し器みたいなモノしかなかったので
そのステレオ様の音を息を飲んで聞いていたものである


その頃はげまるの家にあった卓上音出し器
たしかこんな感じだったと思う






卓上音出し器調べてみたら卓上聴音器という名前かもしれない

なにしろこの卓上聴音器はLPレコード盤より小さく
レコード盤が歪んでいてたりすると、レコード針は激しく
上下運動をする(わらい)
ハラハラしながら音を聞いていたものである

お~ぃ  がんばれょ~~

なぁんて声かけたりしていたなぁ







TOSHIBAのロゴが素晴らしいなぁ






「モカ」さんの客はわれわれ二人だけなので、店主さんが
ステレオの電源を入れてレコードをかけてくれた











TOSHIBAのロゴの下の赤い電気が悩ましく光っている

お~~光っている

ここで子供の頃よく耳にした東芝の歌を歌います

知っている人は、はげまると御一緒に
(はい)

ひか~る~  ひかる  とお~しば~
ひか~る~  ひかる  とお~しば~
  (はげまるの頭の歌みたいだな)
みぃんな みぃんな とお~しば~
とお~しば~の  ま・あ・く


みたいなコマーシャルソングだったと思う
違っていたらゴメンなさい





真空管ステレオの柔らかくて暖かくい音が、
狭い部屋一杯に溢れだす

わぁ  なんて素晴らしい音なんだ

その後、店主さんから昔この店の前を走っていた市電の話
その他楽しい話を沢山聞かせてもらい
大満足で 昭和の喫茶店 「モカ」さんを後にした


店主さん優しい暖かい対応
  ありがとうございました。





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