本牧チャブ屋の戦後篇 の最終回であります
はげまるが「本牧チャブ屋」 と言う名前を初めて知ったのは 前にも書いた
野毛のジャズの老舗「ちぐさ」の店主 吉田 衛さんが書いた本
「横浜ジャズの物語」の中である
へ~ 本牧にそんな外人さん御用達の遊郭みたいのがあったのか
横浜って 本牧って なんか歴史がすっげ~なぁ
なんて思っていた
その頃はげまるは本牧付近に引っ越してきたばかりであったので
その「本牧チャブ屋」さんの痕跡探しをした事があった
ちぐさのオヤジさんの本の地図は戦前の本牧チャブ屋地図であったので
痕跡などあるわけなど無い
おまけに戦後の本牧チャブ屋さんと場所が違う事も知らなかったので
とにかく本牧地区の裏通りを散策したのである
その時なんか怪しい古いアパートをたまたま撮っていたのである
もちろんその時 もしかしたら本牧チャブ屋の流れの痕跡を残しているのではないかいな
と感じて撮っていたのである
正解であった 「リリー荘」いう名前のチャブ屋さん
てくてくぼうやさんからのコメントです
<平成元年の地図ではこの場所は「リリー荘」となっているので、
前回の本牧チャブ屋さん地図の「ホテルリリー」の流れの建物なのかもしれませんね>
ひゃ~~ ありがとう御座いました

この写真は20年前ぐらいに 前回書いた「ロイヤルホテル」付近の狭い路地の駐車場から撮ったモノ
(今だったらこの駐車場には家が建っているので こんなアングルでは撮れない)

凄く古いアパートで今にも解体されそうな感じであったが
猫ちゃんが玄関先にいる と言うことは 人が住んでいるみたいである
玄関の入口付近が なんか普通のアパートではない事が分かる

拡大して見る
ほらね 玄関の木のドアの模様が洋風である
上の方のコンクリートにも 小さい鍵みたいな模様が見て取れる

ほらね
中に入ってみると昔の民間木造アパートと同じ感じで
真ん中の通路の両側には各部屋のドアがある
人が住んでいる気配は感じられない
とても華やからしき本牧チャブ屋さんの様相は見当たらない

二階の階段の上から撮った写真
階段のコンクリート製の手すりには空洞があり 薄いブルーの色がかすかに残っている
手すりの下側は濃いブルーで塗られている
う~ん やはり 普通のアパートではないぞ~ こりゃ~

またまた ほらね
これは間違いない 本牧チャブ屋さん関係
そう アメリカ人さん関係のチャブ屋さんではないか
あくまで想像ではあるが
メイン通りの大きなホテル形態のチャブ屋さんは
一階で酒が飲めダンスも出来て 二階が女性とじゃんけんをする部屋
(なんだ)
それがチャブ屋さんの 上 とすると
もう めんどくさい酒もダンスも省略して 即じゃんけん大会に行ってもいいんだぞ~
の 外人さんが行くチャブ屋さんではないかいのお~
まあ チャブ屋さんの 並み ですかいね
(牛丼ではないぞ)

二階の様子です

ここがトイレ兼 風呂場かな~
さて中でも散策するべぇか~ なんて思っていたら
下からここに住んでいる管理人さんが静かに二階へ上がってきた
管理人さんが住んでいたのである
「おい! あんたここで何やってんだ!」
「ひぇ~ お代官様おらを許してくんろ~」
はげまるはカメラを見せながら 無断侵入撮影を詫び
いちもくさんに 退散したのである
その時に せめてこのアパートが チャブ屋さんだったかどうかぐらい
聞いておけばよかったのであるが
なにしろ 管理人のおじさんが凄い剣幕だったもんで
命からがら逃げるように退散したのである
今思いおこせば あの時おじさんを殴ってでも
トイレと風呂場撮っておけばよかったのになぁ
(おいおい)
このアパートはそれから数年して普通のアパートみたいになっておりました

そのチャブ屋風アパート跡の様子です
ここで はげまるが生まれた鶴見区本町通りの話を書いてみる
本町通りあたりはその昔 鶴見では有名な色町 遊郭街であった
はげまるが子供の頃 朽ち果てた洋館風の建物に何度か無断で侵入して
かくれんぼなんかして友達と遊んだ記憶がある
洋館風の家中は 全て円形であり 色も原色をふんだんに使い
とにかく おとぎ話の世界の家みたいであった事をおぼろげながら覚えている
本牧チャブ屋さんも 多分そんな感じの洋館ではなかったのかな
なんて思ったのである
もちろん和風建物がほとんであり 友達の女の子の家がその関係の家の子で
家に行ったことがある
風呂場が2つか3つあって なんでこんなに風呂場があるんだろう
なんて驚いた記憶がある 当時の家のほとんどが
風呂無しの家の時代の話である

想像透視マンガです

本牧チャブ屋のオマケです
ロイヤルホテルの横にはその昔 川が流れていた
現在ではその上には道路が造られていて その下に川が流れている感じである
その川の反対側にある 床屋さん
なんか窓の造りが 洋風である

この丸みを帯びた窓 本牧チャブ屋さん全盛のころからあるのかもね
(もう営業してない感じである かなり前から)
本牧チャブ屋さん 散策のお話でありました。
はげまるが「本牧チャブ屋」 と言う名前を初めて知ったのは 前にも書いた
野毛のジャズの老舗「ちぐさ」の店主 吉田 衛さんが書いた本
「横浜ジャズの物語」の中である
へ~ 本牧にそんな外人さん御用達の遊郭みたいのがあったのか
横浜って 本牧って なんか歴史がすっげ~なぁ
なんて思っていた
その頃はげまるは本牧付近に引っ越してきたばかりであったので
その「本牧チャブ屋」さんの痕跡探しをした事があった
ちぐさのオヤジさんの本の地図は戦前の本牧チャブ屋地図であったので
痕跡などあるわけなど無い
おまけに戦後の本牧チャブ屋さんと場所が違う事も知らなかったので
とにかく本牧地区の裏通りを散策したのである
その時なんか怪しい古いアパートをたまたま撮っていたのである
もちろんその時 もしかしたら本牧チャブ屋の流れの痕跡を残しているのではないかいな
と感じて撮っていたのである
正解であった 「リリー荘」いう名前のチャブ屋さん
てくてくぼうやさんからのコメントです
<平成元年の地図ではこの場所は「リリー荘」となっているので、
前回の本牧チャブ屋さん地図の「ホテルリリー」の流れの建物なのかもしれませんね>
ひゃ~~ ありがとう御座いました

この写真は20年前ぐらいに 前回書いた「ロイヤルホテル」付近の狭い路地の駐車場から撮ったモノ
(今だったらこの駐車場には家が建っているので こんなアングルでは撮れない)

凄く古いアパートで今にも解体されそうな感じであったが
猫ちゃんが玄関先にいる と言うことは 人が住んでいるみたいである
玄関の入口付近が なんか普通のアパートではない事が分かる

拡大して見る
ほらね 玄関の木のドアの模様が洋風である
上の方のコンクリートにも 小さい鍵みたいな模様が見て取れる

ほらね
中に入ってみると昔の民間木造アパートと同じ感じで
真ん中の通路の両側には各部屋のドアがある
人が住んでいる気配は感じられない
とても華やからしき本牧チャブ屋さんの様相は見当たらない

二階の階段の上から撮った写真
階段のコンクリート製の手すりには空洞があり 薄いブルーの色がかすかに残っている
手すりの下側は濃いブルーで塗られている
う~ん やはり 普通のアパートではないぞ~ こりゃ~

またまた ほらね
これは間違いない 本牧チャブ屋さん関係
そう アメリカ人さん関係のチャブ屋さんではないか
あくまで想像ではあるが
メイン通りの大きなホテル形態のチャブ屋さんは
一階で酒が飲めダンスも出来て 二階が女性とじゃんけんをする部屋
(なんだ)
それがチャブ屋さんの 上 とすると
もう めんどくさい酒もダンスも省略して 即じゃんけん大会に行ってもいいんだぞ~
の 外人さんが行くチャブ屋さんではないかいのお~
まあ チャブ屋さんの 並み ですかいね
(牛丼ではないぞ)

二階の様子です

ここがトイレ兼 風呂場かな~
さて中でも散策するべぇか~ なんて思っていたら
下からここに住んでいる管理人さんが静かに二階へ上がってきた
管理人さんが住んでいたのである
「おい! あんたここで何やってんだ!」
「ひぇ~ お代官様おらを許してくんろ~」
はげまるはカメラを見せながら 無断侵入撮影を詫び
いちもくさんに 退散したのである
その時に せめてこのアパートが チャブ屋さんだったかどうかぐらい
聞いておけばよかったのであるが
なにしろ 管理人のおじさんが凄い剣幕だったもんで
命からがら逃げるように退散したのである
今思いおこせば あの時おじさんを殴ってでも
トイレと風呂場撮っておけばよかったのになぁ
(おいおい)
このアパートはそれから数年して普通のアパートみたいになっておりました

そのチャブ屋風アパート跡の様子です
ここで はげまるが生まれた鶴見区本町通りの話を書いてみる
本町通りあたりはその昔 鶴見では有名な色町 遊郭街であった
はげまるが子供の頃 朽ち果てた洋館風の建物に何度か無断で侵入して
かくれんぼなんかして友達と遊んだ記憶がある
洋館風の家中は 全て円形であり 色も原色をふんだんに使い
とにかく おとぎ話の世界の家みたいであった事をおぼろげながら覚えている
本牧チャブ屋さんも 多分そんな感じの洋館ではなかったのかな
なんて思ったのである
もちろん和風建物がほとんであり 友達の女の子の家がその関係の家の子で
家に行ったことがある
風呂場が2つか3つあって なんでこんなに風呂場があるんだろう
なんて驚いた記憶がある 当時の家のほとんどが
風呂無しの家の時代の話である

想像透視マンガです

本牧チャブ屋のオマケです
ロイヤルホテルの横にはその昔 川が流れていた
現在ではその上には道路が造られていて その下に川が流れている感じである
その川の反対側にある 床屋さん
なんか窓の造りが 洋風である

この丸みを帯びた窓 本牧チャブ屋さん全盛のころからあるのかもね
(もう営業してない感じである かなり前から)
本牧チャブ屋さん 散策のお話でありました。