はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  横浜(119)   本牧チャブ屋(4)  戦後篇 (3)

2011-10-14 00:52:55 | 日記
お待たせしました
今回の散策において 今現在では地元本牧の語り草 地元本牧の謎と相成ってしまった
「本牧チャブ屋」のクライマックスであります

今回の散策でその「本牧チャブ屋」の全体像が明らかになるはずである
  どんどんどん (得意の太鼓の擬音であります)


横浜にはその昔沢山の遊郭街があったそうであるが ほとんど形跡さえ残って無い
横浜市の その○○○○関係に対しての無関心さには憤慨するばかりであり
 (○○○○関係の意味がよくが分からない人は退場してください)

黄金町のガード下は今では若者のアート街と成り果て 
あの薄暗いが活気に溢れていた街並み
あの怪しく官能的な赤い裸電球の四畳半は
一体全体どこに消えていったので~ぃ 



それでは怒りと興奮を抑えながら「本牧チャブ屋」の本題に入る事にする






毎度初めに出てくる写真であります
ここから始めないと話が進まないのである






この右側に後で地図を見てもらえば分かるが
かなり大きい渡○産婦人科病院があったのは 前回の散策で判明した





20年ぐらい前に撮ったポジ写真

その渡○産婦人科病院跡にあった バーでありもう廃業していた
このバーの右は空き地であるが






2005年 はげまるが初めて手にした デジタルカメラの名器
オリンパスC-2000で撮った写真では 右にはモダンな家が建っていた








この写真は先週撮ったモノ

今では駐車場になっていて この辺で「本牧チャブ屋」の香りと痕跡を残す建物は
冒頭の「オリエント」 (昔の名前は「アジア」)のみになってしまった





さらに渡○産婦人科病院跡の住宅を右手に見ながら歩いて行く






突き当たって左手方面を撮った写真である

なんとなんとコノ位置からの写真こそ




この有名な写真なのであります

はげまるが昔から こんなアメリカしていた本牧は一体全体どこさにあったんだべぇ~
なんて思っていた謎が解けたのである  
もぅ  うれしい 
感慨無量 歓天喜地 金声玉振(これはついでに勢いで書いた)






この本ははげまるが4~5年前に買った文庫本
とにかく昔の遊郭の写真が素晴らしいので買ったのであるが
得意のボケで買ったことを忘れていたのである

先日  う~ん  う~ん  待てよ  その昔遊郭の本買った事あるな~

なんて探して見つけだした本である

この年になると 探したら同じ本が何冊も出てきたり
ツタヤで借りてきたDVDが一年前に借りて見たやつだったり
それも半分ぐらい見てから気がついたりして  もぅ
楽しい毎日なのである
(半分ヤケクソ)





その本からコピーしたモノ

ほらね この本をしっかり読んでいたらこんなに散策で苦労しなかったなぁ

でも この本を読んでいたら
アノ楽しい立ち飲みでの地元の重鎮さん達の生の話は聞けなかったしな

改めて 散策の醍醐味は己の足でやる事 を肝に銘じたはげまるである





パナマホテルがあった場所





☆☆☆さんがコメントで知らせてくれた地図

サイズが小さくて読みにくいが 概要は十分に分かる素晴らしい地図であり
戦前の十二天のチャブ屋地図を残してくれた 野毛の「ちぐさ」の店主
吉田 衛さん同様 感謝するしかないのである

渡○産婦人科病院が大きのが地図からもハッキリ分かるのである






これも☆☆☆さんがコメントで知らせてくれた地図



昭和31年本牧商店街の住宅地図であり パナマホテルは 「ホテル ルビー」
となっている
まぁ  売春禁止法が発令され大きなチャブ屋さんは無くなりはしたが
その○○○○関係の形態は渋とく細々と続いていた事がわかるな

○○○○は永遠に不滅です (長嶋さんではないちゅ~の)

これ分からない人は 若い人ですね


尚 大きく地図が見たい人は はげまるの散策のコメントの中の
☆☆☆さんのコメントのサイトからダウントードして拡大してご覧ください





地図から見るとこれが「本牧チャブ屋さんのメイン通りですね






古そうなビルがあったので 軽く散策してみます
昭和31年本牧商店街の住宅地図には この建物も手前の駐車場にもホテルの名前を見る事が出来る





営業しているのは一軒だけみたいである









ここは工事関係の事務所になっていた





地元ガス山64歳の重鎮さんが 40年ぐらい前から建っていたと言う
ロイヤルホテル

チャブ屋さん地図では「ロイヤル」
昭和31年本牧商店街の住宅地図では「パーク ロイヤル」となている 






最後に ロイヤルホテルの自由の女神

ホテルはここのみになってしまった本牧地区
今でははすっかり住宅地化してしまい その華やかりし頃の思い出ノミが
かすかに残っている本牧チャブ屋さんの話でありました。


まだ続く

コメント (7)
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