はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  横浜(115)    「ジャックナイフ」  バスバー

2011-10-02 00:30:25 | 日記




夕方の「ジャックナイフ」の写真


横浜でも老舗の部類に入ってしまったバスバー「ジャックナイフ」
あえて老舗と書いたのには理由がある
本牧の「V.F.W」「IG」(イタリアンガーデン)「アネックス」「ラ・ジョイ」に通っていた頃
この「「ジャックナイフ」にもよく通った思い出がある
(イタリアンガーデンは昔の場所 地下の頃)

現在のその頃から同じカタチで残っているのは「ラ・ジョイ」のみであり
「ラ・ジョイ」が伝説の老舗と言われているのであるから
(「IG」(イタリアンガーデン)は通りの反対側に移転してしまった)

当然「ジャックナイフ」も昔と同じであり
 堂々の伝説の老舗なのである


「ジャックナイフ」と呼ぶよりは みなさん「バスバー」と呼んでいた記憶が多い

「バスバー」
はじめの頃は現在のタイクーン(昔のベイサイドクラブのとなり)
あたりで開店 それから寿町のビルの空き地でやっていて
本牧埠頭「シーメンズクラブ」の対岸に落ち着いたのはかれこれ20年位前の事だと思う
つい最近になって現在の場所に移転したのである
(場所は秘密)

なにしろバスであるから 移転費用なんぞかかる訳はなく
移動すればいいのであるから機動性は極めてよい

現在は動いてはいないが その当時だったら

「ね~  お願い~っ 交通費だすから 私の家の庭先で一発
 バスバー開いてよ~お願い~ぃ  うっぷん~」
なんて綺麗なおね~さんが言ったら やってくれたと思う
(頑固だからやらないかもな)
はげまるだったら 絶対一発やってやるのになぁ
 (ばかもん)








現在のバスバーの写真


サテ これからが本題なのであります

今からさかのぼる事 お~よそ20年位前~ ぱんぱんぱん
(扇子を叩いている音 講談ではないぞ)

この「バスバー」の中で はげまるがその当時仲間と組んでいたビートルズのコピーバンド
「ビートルーズ」がこの「バスバー」の中でライブをやったのであります

ふ~ん  バスの中でのライブね  
なかなか いいじゃん いいじゃん 
 
なんて気楽に考える事と思う

驚いてはいけませんよ  みなはん  目を見開いて読んでちょ~だいね

富士五湖のひとつ「本栖湖」までバスで行って 富士山を見ながらライブをしたのでありんすよ


 ごほ げほ ぐほ ぴにゃ?








ほらね 本栖湖とバスバーが写り込んでいるでしょ

お客さんは限定8組16人本栖湖畔のバスバーに集合
もちろん全員各各車で現地集合


このバスバーの店主 南さんは はげまるの昔からの音楽仲間であり
大のビートルズ好きであり そんなこんなで企画されたのである

「本栖湖で富士山を見ながら「ビートルーズ」ライブを楽しもう」
でありました
(今 勝手に付けた題である)


今思うと その頃はパワーがあったもんだ 
思いもつかぬ異常な企画で みなさん停車中のバスの中で踊りまくり
半狂乱の坩堝(るつぼ)に陥りバスは演奏中ゆらりゆらりとなりにけり候う
ライブ終了時には乗り物酔い者多数続出雨あられ
ぱんぱんぱん (また出ましたか)

いゃ~ 今思い起こしても ほんと楽しかったなぁ


そして20年経った今でも 伝説のライブとして語り継がれているのであります 
しゃん しゃん (締めの言葉)





バスの中から本栖湖 彼方には天下の富士山を望む  どうです
贅沢ここに極まりけりかな





狂乱のライブは夕方から始まり 夜8時頃には終了していたと記憶している

バスはもちろん 参加者全員 各各帰路についたのであるが
(もちろんビートルーズのメンバーも)

なんと はげまる一人そこに残っていたのである

そう 朝の本栖湖に映える富士山を撮るためにね
(おね~さん同様写真にも異常な執念であるな)

写真は 朝の本栖湖に映える富士山である





確か9月の後半だったと思うが 朝方は すっげ~~寒くて
車のヒーターをガンガンきかした記憶が残っているのである





冒頭の写真は現在のバスバーであり
先日久しぶりに オーナーの南さんの顔を見に行った時の写真である

深夜の1時半頃であった
対岸には赤レンガ倉庫のシルエットがかすかに見えている
外からの秋風が心地よく ゆったりとバスの中に流れ込んでくる
極上の時間がのんびりと過ぎていった





帰り際に撮った写真

老舗の バスバー「ジャックナイフ」の物語でした。
コメント (12)
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