はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

 異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(69)     幻のやきとり屋さん  寿町 (8)

2011-09-07 04:23:57 | 日記
今回の題「幻のやきとり屋さん」を見て

「お^^~  あの凄い焼き鳥屋さんか あの 焼き鳥が置いてない焼き鳥屋か~」

と分かる人ははげまるのブログのお得意さん じゃなかった 常連さんですね

実はあれから あの焼き鳥屋さんの場所に行ってみたら閉まっていたのである
それも廃業していたみたいで 
「あ~あの コルク水没のサントリーの水割りは
もう飲めないのか~」

なんてあきらめていたら






日曜日の夕方 寿町をほろ酔いで はげチャリに乗って徘徊していたら

「う~~ん?  あ~~ん ?」 どこかで見た やきとりの赤ちょうちん






「くんくんくんくん」 なんか匂うな~






はげまるは 確認のために はげチャリから降りて 
慎重に用心深く メニューをねめるように確認をした
「う~ん  やきとりのメニューがないぞ」

これは間違いない ぴしゃぴしゃぴしゃ 
(はげ頭を叩いている音)

<お断り 
あのね これは文を面白くするための演出で 実際そんな事はやっておりません
はげまるは正常であります  ほんと>

「また やきとりの赤ちょうちんを餌にして 客を呼び込んでいるみたいである」

そんなこんなしていたら あの コルク水没のおか~さんが中から出て来たのである

はげまるは旧友に再会したみたいにうれしくなり 早速外の椅子に座ったのである 
(ほんと変わった性格だな)





おか~さんに 「ど~も 久しぶり ここに店移転したんだ~」

おか~さんは じえんじえん はげまるの事を覚えていないみたいである

おか~さん 作り笑いしながら 「は・・・・ぁ」

はげまるは申し訳程度に書いてあった 焼き物の シシトウ ウインナー串 
2本で300円を注文した

おか~さん
  「あれ~ 今ないのよね 売り切れちゃった」 と ぬかすのである

はげまる 
  「うわ~ いいなぁ~ この感じ 前と同じだ~」と心の中でつぶやいた

はげまる
  「おか~さん このやきとりの提灯 あの前の店から もってきたんでしょ~」
   と聞いたら
おかあさん
  「そうだょ~」
はげまる
  「ところで前の店 名前はなんて言う店だったの~?」

おか~さん
  「あのね  名前は無かったのよね~」なんて またまたぬかすのである

はげまる
  「じゃ~ 今のこの店も名前ないの~」

おか~さん
  「そう ないね~  子猫の名前がココだから お客さん 
   ココってこの店呼んでいるみたいよ~」

またまた 投げやりで無責任なお答え

はげまるはここで鋭いはげ頭で推測したのである
あの焼き鳥の「ちょうちん」は ですね 
焼き鳥屋という意味では無く
実は この名無しのお店の場所を示す「ちょうちん」ではないかなんてね
そう まぁインディアンの「のろし」みたいなもの 

 
「う~ん  ここの「やきとり」の提灯はね  き、き、きっとね
 焼き鳥屋の提灯デハ な、な、なくてね
 お店のね  な、な名前がね  
「やきとり」 じゃないのかな~
 う~ん やっぱり さ、さっぱりわからないんだ な・・・」
山下画伯風





ウイスキーのメニューは書いてなかった
あのコルク水没のサントリーの水割りは 幻と終わってしまったみたいである

う~ん残念だな

とりあえず ヤッコ 200円とウーロン杯 300円を注文した
ヤッコの上にには ネギとオカカが 申し訳程度にのって出て来たので
得意の 唐辛子をまんべんなくかける

はげまる とにかく ソース 醤油 唐辛子 タバスコ等
タダでかけられるモノは すべて
いけいけどんどん となってしまう素晴らしい性格をしているのである
(こりゃ~  唐辛子とタバスコでハゲて おまけに頭がやられているな)





ヤッコをツマミで少し飲んでいたら おか~さんがどこかから
ショウガの袋(よくコンビニの弁当なんかに付随しているやつ)
を持ってきてくれてた どうやら隣の店からみたいである

おか~さん
「ヤッコには ショウガがないとね~」

はげまるはすごくうれしくなった






二杯目のウーロン杯と チャーシュー200円
隣には はげまるの一眼デジカメが写り込んでいる

寿で一眼ぶらさげて飲んでいる人はまず見かけない
コンデジだって見かけないくらいである

実は20年以上前に ここ寿で写真を撮っていて危ない目に遭遇た経験がある
一眼カメラはバックに入れて持ち歩いていて 
今バックからカメラを出したばかりである





おか~さん自家製 特製チャーシューである
 200円  脂身がかなり多いが すこぶる美味いなぁ

この店の主人は たま~に顔を出して すぐ何処かに遊びに行ってしまうそうである





前にも写真を撮った さくら(オス猫)と ココちゃん(新人)である

(ここからの写真はすべて一眼デジカメ撮りです)




 
しばらくすると新人の子猫 ココちゃんが はげまるが座っている横下あたりで
何かを真剣に見ていた







はげまるは椅子から立ち上がり ココの写真を撮った
猫は何か興味があるものに出会うと もう他のモノには目もくれない
その一点に集中できる習性がある

はげまるみたいに あちらこちらの おね~さんに目移りしてしまう 
なんて事は無い  えらいなぁ






ココちゃんが見ていた わんちゃん

なんだかんだで1300円の散財であった はげまるは1000円札と500円玉を
テーブルの上においた
おか~さんに「釣はいい~」よいって店を後にした







それからしばらく暗くなるまで 寿の違う場所で飲んだ
帰り際 「やきとり」の 店の前を通った時の写真
おか~さんの後ろ姿が写っている

みなさんご機嫌な時間を過ごしている感じである。


追記

寿ばかりに のめり込んでいると
他の散策ができなくなる恐れがあるので
寿町の散策は 今回みたいに散発的に書く事にしました


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6 コメント

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流石、寿町 (よんぼう)
2011-09-07 09:00:15
いや~良い感じですね~

おばさんとの問答が最高です。

きっと「いらっしゃいませー」なんて、元気に言わないんでしょうね。
チラッと値踏みする様に見てから、独り言の様に「らっしゃい」と、仕事しながら言っている感じが伝わります。

有る物しか売らない、無くても誤らない、接客・サービス、何それって・・・・
確かにこの価格で笑顔のサービスは無理ですわ。

なんか昔のチャン街みたいです。

これを他所のところでやったら、直ぐに2チャン等で叩かれますが、そんなのぜんぜん気にしない逞しさがあります。

でないとアウトローの巣窟の中での、商売なんて出来ませんからね。

それにしても、テーブル席が横断歩道なんて流石、寿町!

唯一のサービスが、猫達なんでしょうね。
返信する
別世界 (はげまる)
2011-09-07 10:57:22
よんぼうさん

いつも書き込みありがとうございます

続編 楽しんでくれてうれしいです

サービスは猫ちゃん達と
店の一切営業感覚が無い事ですかね

なんたって 横断歩道で飲んでいる緊張感もまるでない(わらい) 別世界かもね

返信する
安らぎの灯火 (☆☆☆)
2011-09-07 16:21:47
とかくネガティブなイメージばかりが先行する寿町において
ほのぼのとするストーリーを見させてもらいました
最後の遠景写真がまた秀逸
やはり画的にも、照明としても、やきとりの提灯は必要不可欠なようですね

よんぼうさんのコメントを読みながら
そう言えば、ファミレスやファストフードが出現する以前の接客には
こんなのんびりしたところがあったなぁ・・なんて思い出しました。

企業管理のマニュアル化されたサービスに慣れてしまった現在では
「書いてあることと違うじゃないか!」なんてクレームが出てきそうですが
ここの場には「そんなにギスギスするなよ」
と丸め込まれてしまうゆっくりとした空気が、今もそのまま流れているようです。
返信する
のんびり生きましょう^^ (はげまる)
2011-09-07 17:18:13
☆☆☆さん

ど~もです


>ファミレスやファストフードが出現する以前の接客には
こんなのんびりしたところがあったなぁ・・なんて思い出しました。


そうですね はげまるは下町の定食屋 中華屋さんが大好きです
人と人ののんびり感がいいですね


やきとりの提灯は ただの照明器具かもね(わらい)
返信する
コルク水割り (ちかめ)
2011-09-09 01:43:20
なんだか「コルク入り」水割りが
滅多にお目にかかれない超レアな
「金粉入り」水割りのような気がして来たのは
私だけでしょうか?(笑)

これぞ『寿町マジック』???
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超レア!(^^)! (はげまる)
2011-09-09 09:54:04
ちかめさん

先日はど~もでした

>金粉入り」水割りのような気がして来たのは
私だけでしょうか?(笑

そうですね超レア!(^^)!

寿のコルク入り  こりゃ~ すっげ^^~
返信する

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