はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(268)   中華街での楽しい時間(前篇)

2016-03-03 11:38:08 | 日記
藤沢の遊郭跡散策が佳境に入って来たところで
ひと休憩する事にした

なにしろ遊郭話しは、
はげまるの得意分野であり
本業の音楽以上に真剣に真面目に
取り組んでいるので
精魂尽き果ててしまうのである

その情熱を
もっと本業に注ぎ込んでいたらなぁ~
なんていつも考えてしまうが
全ては後の祭りであるな

ふと考えてみると
はげまるは生まれからずーっと
後の祭りが続いているみたいである

中学生の時に学校で
強制的に坊主頭にされていた、
そのままずーっと坊主頭に
してたらなにも
30歳過ぎに4つで200万の
カツラなんて作らなかったし、
あと一押しふた押しが出来なくて
変な野郎に、
好きだった女の子を
かっさらわれたり

後の祭りは
書いていたらきりがねぇんだ


テナ事で今回は喰いもの関係の話しである

先週の日曜日
「芸人とバンドマンに
金は出させたら申し訳ない」
なんて公言してはばからない小○さんから
お誘いが来た

「中華街で美味いものツマミで飲んで
酒池肉林しませんか~」

わ~~い
取材だ取材だ~~
ただ酒ただ食いただ乗りだ~
と勇んで中華街に出向いた

当然言うか当たり前と言うか
肉林は、
本当の肉であったのは言うまでもない

はげまるブログでも何度か書いている
中華街の老舗料理店「一楽」で夕方6時に
待ち合わせである
少し早めに出向いて写真でも撮るかなぁ

日が暮れどきの中華街を
ふらふらと歩いてみた





中華街の表通りの姿が
原宿化しているのは致し方ないが
裏通りやら脇路地も昔ながらの風情が
失われてきているのが少し哀しくなる

やたらと食べ放題1980円、1680円
安いのになると1580円なんて看板が目に入る
そんな値段で美味い中華料理なんて
食べられる訳ないのに

いったいどうなっているのだ~

なんて余計な心配をしていまう




市場通りには、はげまるが20歳の頃一緒に
アマチュアバンドをやっていた友達がいた
知り合ったのは店内で追いはぎが出る
レッドシューズであった





確かこの店の斜め前あたりにあった
八百屋の三男だったと思う
通称 ヤス

ヤスは体がガッチリしていて
大酒飲みの楽しい友達だったが
かなり昔に亡くなってしまった





歩きながらヤスの笑顔をぼんやりと思い出した





この細い横路地も味があっていいんだよな








店の裏側あたりは昭和そのままの景色が
まだまだ沢山残っているのが嬉しい










海員閣さんは
外観といい人の並び具合といい
昔と変わらない姿を見せてくれている

なんか嬉しくなってしまうなぁ





はげまるは昔から一度は入ってみたいなぁ
なんて思っているのであるが
未だに入った事は無い、
なにしろ根っからのせっかちであり
こらえ性がなく
人混みと並ぶのが大の苦手ときている

だから真冬の
木枯らしびゅーびゅーの寒空の下で、
有名店のギトギトなラーメンを食べる為に
ずら~りんこと並んでいる若者達を見たりすると
我慢強い若者達は偉い、
きっとこれからも我慢強く
日本の将来を
背負って行ってくれるのであろう、
なんて思うのと同時に

他にやる事ねぇのかな~
なんても思ってもしまう




















6時少し前である
さて、そろそろ一楽さんに入ってみるかな





入り口の一番近い席に小○さんと
店主のママさんが座っていた
ママさんが
はげまるさ~ん 久しぶりね~
と優しい人なつっこい笑顔で迎えてくれた

前菜




牛のなんだらかんだらの部分のお肉

酒がすすむのぉ~~





ぶりを蒸したなんだらかんだら

いつも小○さんとママさんの段取りで
はげまるが食べた事がない美味しいお味を
たっぷりと酒と一緒に堪能した
(おごりだと格別にうまくなる)

小○さん

「はげまるさん、次行きますか~」

小○さんは酒が入らないと無口な紳士であるが
酒がどんどん廻って来ると
同じ事を何度も言う
オウムさんみたいになっくるので
それが楽しい


「はーい   行きます行きます~~よ~ん」

続く。









  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする