前回は 銀塩カメラ撮りした写真を見せたので
今回は デジタルカメラ撮り写真で(キャノンS90)
「旧バラ荘」を堪能してください
まずは外観から
前回も書いたが この古びた窓から見るシヤンデリァは満点だな~
さてと それでは中に突入する事にする
外の窓の隙間から中の様子が少しは分かる
まだ営業したばかりみたいであり
客の姿は見えない
初めてのバーに ひとりで入る時は毎回
多少なりとも緊張してしまう
入る時の顔もいろいろ考えたりしてしまう
真面目なじじぃ顔にするか それともへらへら顔にするか
サングラスでもして地元の地回り風顔にするか
頭もスキンヘットぽいハゲだしなぁ
それに入って第一声も何て言うかな~
「ど~も ど~も あははは・・」じゃ 野毛あたりで飲み腐れているじじぃぽいし
「すいません トイレ貸してくらはい」じゃまずいし
無言で入り込んで いきなりピースマークしても怪しいしなぁ
う~ん
覚悟を決めて ドアを開けて中に入ってみる
「ど~も ど~も 毎度お馴染チリ紙交換ですが ~」
(冗談です)
中は程よい狭さの空間で カゥンターとテーブル席がふたつ
その配置も満点である
40代の男性ひとりでやっている店である
はげまるはカゥンターの真ん中の椅子に よっこらしょ と座り
「あの~ 角のロックくれますか~」と注文した
マスター
「あの~ 角は無いんですよ~ ホワイトでいいですか~」
はげまる
「もちりんこ」
テナ感じで時間が過ぎて行ったのである
戦前モノと思われるランプ
そのランプと天井の曲線美は たまらなくいい
おね~さんの曲線も大好きだが 天井の曲線も好きである
はげまるは天井の曲線を見上げてながら飲み続けた
そのうち首が痛くなってきたのでやめる事にして
マスターと話し始めたのである
窓の隙間から ひんやりとした春の夜風が
柔らかく入り込んでくる
こんな素敵な空間に 客は はげまる一人
贅沢ここに極まりけり
はげまるのカバンと隣にグラスが写り込んでいる
この店で撮影されたJRの宣伝ポスター
撮った人はアノ有名写真家「アラキー」さんである
おね~さんはなんか有名な人みたいであるが
この年になると名前も顔も覚えられないし それにテレビもほとんど見てねえし
そんなの関係ねぇ なのである
人間覚えられなくなると 急に気楽になれる
う~ん じじぃもいいものである
よく じじぃで 痩せていて目が真剣していて
やたらと己の自慢話したり
今の時代の周りの生き方に文句つけたりする
陰険じじぃがいたりするのであるが
そういうじじぃはかわいそうである
「もう気楽にやりなさい とんがらずに 猫をみならいなさい」
と言ってあげたくなる
得意の店のトイレ撮りである
1949年(昭和24年)この横浜の片隅に・・・
と色々書いてある
詳しい事は聞かなかったが 現在のマスターが三代目だそうである
店の入口ドアに横上にあるスピーカー
まだレコードがステレオ化していない時代のスピーカー
そう モノラル用スピーカーである
つまり店のスピーカーは二つ無いのである
今の時代スピーカーがひとつは凄いな
思い起こせば はげまるが中学生ぐらいまでは ステレオなんて無かった時代であり
家の蓄音器も家具調で もちろんスピーカーは一つであった
HIFIの文字がみえる
参考
<Hi-Fi(ハイファイ)とは、字義的には、High Fidelity(高忠実度、高再現性)
の略語で あり、
音響機器などにおいて「原音や原画に忠実な再現」という意味を持つ。
また、録音 や録画し再生する場合に発生するノイズやひずみが、
最小限に抑えられている。>
だそうである
ほろ酔い気分でドアの外を見る
こちらは昭和しているのに
外には平成の時間が せわしく流れていた。
今回は デジタルカメラ撮り写真で(キャノンS90)
「旧バラ荘」を堪能してください
まずは外観から
前回も書いたが この古びた窓から見るシヤンデリァは満点だな~
さてと それでは中に突入する事にする
外の窓の隙間から中の様子が少しは分かる
まだ営業したばかりみたいであり
客の姿は見えない
初めてのバーに ひとりで入る時は毎回
多少なりとも緊張してしまう
入る時の顔もいろいろ考えたりしてしまう
真面目なじじぃ顔にするか それともへらへら顔にするか
サングラスでもして地元の地回り風顔にするか
頭もスキンヘットぽいハゲだしなぁ
それに入って第一声も何て言うかな~
「ど~も ど~も あははは・・」じゃ 野毛あたりで飲み腐れているじじぃぽいし
「すいません トイレ貸してくらはい」じゃまずいし
無言で入り込んで いきなりピースマークしても怪しいしなぁ
う~ん
覚悟を決めて ドアを開けて中に入ってみる
「ど~も ど~も 毎度お馴染チリ紙交換ですが ~」
(冗談です)
中は程よい狭さの空間で カゥンターとテーブル席がふたつ
その配置も満点である
40代の男性ひとりでやっている店である
はげまるはカゥンターの真ん中の椅子に よっこらしょ と座り
「あの~ 角のロックくれますか~」と注文した
マスター
「あの~ 角は無いんですよ~ ホワイトでいいですか~」
はげまる
「もちりんこ」
テナ感じで時間が過ぎて行ったのである
戦前モノと思われるランプ
そのランプと天井の曲線美は たまらなくいい
おね~さんの曲線も大好きだが 天井の曲線も好きである
はげまるは天井の曲線を見上げてながら飲み続けた
そのうち首が痛くなってきたのでやめる事にして
マスターと話し始めたのである
窓の隙間から ひんやりとした春の夜風が
柔らかく入り込んでくる
こんな素敵な空間に 客は はげまる一人
贅沢ここに極まりけり
はげまるのカバンと隣にグラスが写り込んでいる
この店で撮影されたJRの宣伝ポスター
撮った人はアノ有名写真家「アラキー」さんである
おね~さんはなんか有名な人みたいであるが
この年になると名前も顔も覚えられないし それにテレビもほとんど見てねえし
そんなの関係ねぇ なのである
人間覚えられなくなると 急に気楽になれる
う~ん じじぃもいいものである
よく じじぃで 痩せていて目が真剣していて
やたらと己の自慢話したり
今の時代の周りの生き方に文句つけたりする
陰険じじぃがいたりするのであるが
そういうじじぃはかわいそうである
「もう気楽にやりなさい とんがらずに 猫をみならいなさい」
と言ってあげたくなる
得意の店のトイレ撮りである
1949年(昭和24年)この横浜の片隅に・・・
と色々書いてある
詳しい事は聞かなかったが 現在のマスターが三代目だそうである
店の入口ドアに横上にあるスピーカー
まだレコードがステレオ化していない時代のスピーカー
そう モノラル用スピーカーである
つまり店のスピーカーは二つ無いのである
今の時代スピーカーがひとつは凄いな
思い起こせば はげまるが中学生ぐらいまでは ステレオなんて無かった時代であり
家の蓄音器も家具調で もちろんスピーカーは一つであった
HIFIの文字がみえる
参考
<Hi-Fi(ハイファイ)とは、字義的には、High Fidelity(高忠実度、高再現性)
の略語で あり、
音響機器などにおいて「原音や原画に忠実な再現」という意味を持つ。
また、録音 や録画し再生する場合に発生するノイズやひずみが、
最小限に抑えられている。>
だそうである
ほろ酔い気分でドアの外を見る
こちらは昭和しているのに
外には平成の時間が せわしく流れていた。