赤い彷徨 part II

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こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

春の乾門一般公開(1)

2018-11-18 18:01:25 | アウェイじゃないけどぶらり旅
今年の春、職場の上司の移動中の思いつきで皇居(江戸城)乾門の一般公開に行ってきました。皇居東御苑にはこの2、3年で2回ほど足を運んでいたところ、例年大混雑だという乾門の一般公開にはなかなか足が向きませんでしたが、勢いで行ってみて正解でした。平日の真昼間とはいえ行列はやはりあり、入場までに多少時間はかかりましたが、恐らく比較的スムースに中には入れたのだろうと思います。全体のコースはこんな感じで、行列と警察による荷物チェックを抜けて坂下門から入場します。言うまでもない、幕末に尊攘派・水戸浪士が時の老中安藤対馬守信正を襲撃した「坂下門外の変」の舞台ですが、現在は宮内庁に入るときの通用門になっているようですね。



右手に見える蛤濠は直角に折れ曲がっていますが、防衛上の理由から水深が深い部類に入るようですね。



坂下門を潜るとなだらかに右にカーブしており、左手奥に宮内庁庁舎が見えてきます。この界隈に数ある中央省庁の庁舎の中でもそうそう簡単に拝むことのできないかなりの「レアもの」と言うことができますね。



こちらがその宮内庁の建物です。以前訪問する機会があったのですが、私の思い込みでしょうが、その時は職員の皆さんがみな上品な貴族のような方々に見えてしまいました。皇居東御苑同様、この庁舎内にも確かお土産屋さんがあり、そこで菊の御紋を拝した諸々のお土産を購入することができますが、なかでも現在は栃木県にある御料牧場の牛乳が人気のようでした。



ご覧のとおり、抜けるような青空の下で咲き誇る桜の花々。人が多くて少々慌ただしくはありますが、誠にありがたいことです。



このように道の両側に桜の花々を眺めながら歩くことができます。



見学者の方々は思い思いに記念写真。



こちらは、道路を挟んだ向かいの「蓮池壕」にちなんでか「蓮池参集所」といい、要は皇居の勤労奉仕の際に集合場所や休憩場所として利用されている施設の様です。勤労奉仕といえば、奉仕中に皇族の方々がわざわざ労をねぎらいに来てくれることもあるようで、せっかく「奉仕」にきたのにかえって気遣っていただいて恐れ多かった、などという経験談を聞いたことがあります。



その蓮池参集所では個人的にはこの高い壁が妙に気になりましたが、詳しいことはよくわかりませんでした。



(つづく)

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