赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

途上

2006-11-06 00:55:45 | Football
天皇杯4回戦 横浜M1×愛媛FC@三ツ沢

まさか2日連続で天皇杯4回戦を観戦することになろうとは・・・。連休前には思いもよらなかったことだが、気が付くと家を出て、日吉でラーメンを食べて腹ごしらえをして、ふらふらと三ツ沢に行ってしまった。以前ここに来たときは今は亡き横浜F×浦和戦だったと思うが、まだフリューゲルスにゾノがいたのだから10年以上前のことだろう。

愛媛側ゴール裏で昨日に続いてまったり観戦。横浜FCが昇格してきたとしても、よもやここで浦和戦を開催することはないだろうから、下見ということでもないのだが。まあ次節の相手である横浜Mの偵察と浦和がらみ選手たちの応援っつーことで・・・。


(試合前に愛媛ウルトラの方から渡されたオレンジ色のボードの裏にあったボーイズ愛媛?のマーク。どこぞのチェ・ゲバラとは随分趣が異なるが、これはこれで個性的でいいねえw)

両チームとも4-4-2の布陣。横浜は前節広島に完膚なきまでにやられ、手術的にフォーメーションを3バックから4バック変えてきたようだ。LA栗原が右SBに入っていたのはちょっとびっくり。とはいえリセット君とマルケスはベンチ、久保、ドゥトラに至ってはベンチ外と、完全に主力選手たちを温存してきた。リーグの優勝がないんだから天皇杯で温存とかうざいことすんなっつーの。愛媛は浦和から期限付き移籍中の南がCBでスタメン、完全移籍した千島はベンチ入り。



開始早々こそ横浜に圧倒された愛媛だが、運動量豊富で激しいプレスでその後は互角以上の闘いを演じる。右SBの選手が特に印象に残った。対する横浜はFW大島は存在感があって多少の怖さをみせた他は、攻めの形もできておらず、メンバーが落ちているにしても怖さはまったく感じなかった。守備はさすがに安定していたものの、すわPKかという場面を作られる場面もあって決して磐石という感じでもなさそう。

南は、その大島に競り合いで負けるシーンが幾度か見られたものの、おおむね無難にCBとしてのタスクをこなし、ディビジョン2とはいえスタメンにしっかり定着して成長しているところを見せてくれた。途中怪我したが頭に包帯を巻いて最後まで出場。試合終了後はかなり落ち込んでいる様子だった。怪我が大事に至らないことを祈る。


千島は後半途中から出場。攻撃的MFとしてそれなりに攻撃にアクセントをつけていたが、試合を決定づけることはできず。プレースキッカーを任されていたのには驚きつつちょっとだけ誇らしいような。終了間際にバーに当てたFKは本当に惜しかった。



1年に一度はこうして浦和以外のクラブ同士のゲームを肩の力を抜いてまったり見ることにしているのだが、天気も良かったし良いゲームで心地よかったし、発展途上であろう愛媛のウルトラにも好感を持った。コールリーダーの歌声が途中ちょっとジャイアンの歌い方に似ていてややツボにはまってしまったが(w、失礼)、想いは伝わってきたし、それだけに声を枯らしてコールしてたんだろう。次節の浦和の対戦相手である横浜を延長まで追い込んで消耗させ、しかも主力のリセット君とマルケスまで引きずり出してくれたことには大いに感謝。

あーそうそう、試合は延長前半終了間際に途中出場のマルケスが押し込んだゴールで延長120分を戦って横浜Mが勝利。つまんねーの。

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