赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

重い決断

2018-06-30 11:58:10 | Football
W杯はほぼ録画対応ですが、細々とマイペースでチェックしております。さて、巷で物議を醸しているポーランド戦最終盤のボール回しについてですが、今回は西野さんが指揮官としてとてつもなく重い孤独な決断をし、その結果大博打に見事勝ってW杯GL突破という目標を達成し、ノックアウトステージで強豪国とガチンコ勝負ができるという得難い経験含め大きな成果を獲得できた/できそう、という点において個人的には大いに敬意を表したいと思います。そして、試合の「殺し方」が拙かったために起きた「ドーハの悲劇」に想いを致せば、日本も本選でプラグマティックな選択が出来るところまで来たのだな、という感慨のようなものもあります。

勿論後味は悪く、「これだからサッカーは」とか「こんな形で勝ち上がっても…」といった嫌悪感を抱く気持ちも十分理解できますし、むしろ私はハリルホジッチ前監督熱烈支持派で未だに解任には納得できず、伏魔殿JFAの技術委員長という立場でハリルさんを守りきれなかった西野さんに抱く気持ちは誠に複雑なものがあります(宿敵ガンバのある意味象徴だった点も相まって、ですが)。しかし、今回彼の下した上記決断については、得られた成果もふまえ支持を表明しておきます。うちの実家の親あたりもご多分に漏れず「あんなことやって自分さえよければいいのか!」などとのたまいながら憤っておりましたが…(笑)

他方、死に物狂いで勝ちに来ている前回王者ドイツと対峙するという得難い経験をした上に見事勝利し、加えて20歳のホープであるイ・スンウをW杯のピッチに立たせた韓国代表や、やはり19歳のFWアルザニにW杯を経験させたオーストラリア代表などアジアのライバル国の姿を見るにつけ、大会後も居座りそうな某JFA会長の姿もちらつく中にあって、今回若手不在の日本代表は次回以降に強烈なしっぺ返しを喰らうのではないかと戦々恐々としておりますが…。とにもかくにも今は、脂がのりきった選手が多く今大会が優勝するチャンスであろうベルギー代表との貴重なガチンコ勝負の機会を精々楽しみにしておきます。

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