赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

期待

2016-03-27 18:22:55 | Football
2nd Asian section of the qualifying for the 2018 FIFA World Cup
Japan 5 v 0 Afghanistan @Saitama Stadium 2oo2

木曜の晩に直近の代表戦を埼スタで観戦してきました。浦和関係者では主将の長谷部に加え、原口と柏木がスターター入りということで、てっきり長谷部、柏木のダブルボランチで、試合前に監督がトップ下起用を示唆していた原口は清武とともに2列目に配置ということかと思ったのですが、蓋を開けてみると、どうも原口と柏木のふたりが長谷部の両脇で左右のインサイドハーフっぽい、恐らくふたりは余り経験がないであろうポジションを取っていることがわかり、主にそのあたりに興味をもっての試合観戦となりました。

試合中のパフォーマンスと試合後のインタビューの内容を踏まえる限り、インサイドハーフでの起用ということで、ふたりともそれなりに戸惑いがあり、また必ずしもいつもの持ち味が十分に発揮されたとは言い難いパフォーマンス(というか、そのあたり「抑えていた」というべきか)ではあったものの、アーリー気味のクロスを供給したり、ミドルレンジからのシュートを撃ってみたり、また攻から守への切り替え時のピンチの芽の摘み取りといったタスクが少なくとも与えられていたようであり、そのあたりの仕事はそれなりにこなしていたのではないかと思いました。

特に原口に関しては、「自分のやりたいこと」と「指揮官に求められていること」のバランスに関して割り切って後者をこなす姿も見られるなど選手としての精神的な成長を感じさせます。また、ハリル監督が、今までの原口なら考えられないいろいろなポジションで試しているところを見ると、それなりに監督の中では数あるという持ち駒の中でそれなりに上位グループにもしかすると入っているのではないか、という淡い期待さえ抱かせるものがあります。



その他では、個人的にアジアでの戦いで効果的じゃないのかなー、とずっと思っていたハーフナー選手がようやく招集され、さっそく起用されました。オランダでコンスタントに試合出場を続けて得点も積み上げている中での招集となりましたが、ザッケローニ政権下ではイマイチ持ち味を発揮できず少々気の毒な感じだったところ、ハリル政権下ではシンプルに彼に放り込んでセカンドボールを拾うと言う実にわかりにやすい使われ方のようで、特にアジアでの戦いでは能力を存分に発揮してくれそうでこちらも期待したいところです。

W杯アジア2次予選
日本代表5×0アフガニスタン代表@埼スタ

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