赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

9月9日(土)のつぶやき

2017-09-10 02:49:52 | Weblog

我慢

2017-09-10 01:28:25 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2017 season 25th sec.
Urawa 1 v 2 Kashiwa @Saitama Stadium 2oo2, SAIATAMA(HOME)

リーグで上位をキープするチームを叩いて上位進出の足掛かりを掴みたいところでしたが、敢えなく返り討ちにあってしまいました。浦和はスタメンの顔ぶれからしていつもの布陣ではないことはわかりました。現地で試合を見ていた感じでは青木をアンカーに、インサイドハーフ的に両側に矢島と武藤を配置するような布陣のようにも見えましたが、いろいろな情報を総合すると興梠1トップの4-1-4-1と理解すればよいようですね。対する柏さんはCB中谷選手が有給休暇のため代わって鎌田選手が入り、前線はクリスティアーノ、ディエゴオリベイラ両選手の2トップに2列目はハモン・ロペスと伊東両選手という強力な前線の4-4-2の布陣でした。

序盤は柏さんの前プレを受けてビルドアップに苦しんでいるように見える時間帯もありましたが、次第に興梠、ラファ、高木、武藤、矢島の前線の5名を中心にした浦和の攻撃が冴えわたるようになり、左サイド高木→右サイドラファ、そして矢島や興梠のシュートなど柏さんのゴールを脅かす場面も少なからずありましたが、如何せんシュートがオンターゲットに飛ばずゴールを割ることができないまま前半をスコアレスで終えます。せめてこの前半の高木が柏さんの脅威になっているうちに先制ゴールを獲れていればまた異なる展開もあり得たかもしれませんが、たらればを言っても詮ないことですね。伊東選手のお目付役という意味もあったであろう槙野あたりが焦れて前線が上がってしってしまうことがない、と言う意味でも喉から手が出るほど欲しかった先制ゴールでした。

後半に入り疲れからか浦和の脚がやや止まったところで柏さんのカウンターが発動、ディエゴオリヴェイラ選手(9/17訂正)→ハモンロペス選手とわたり最後は浦和の急造CBが押し切られての痛い失点。言わずもがなではありますが、せめてマウリシオがピッチに居てくれればと思わざるを得ない場面ではありました。先制を許して前がかりにならざるを得ない浦和でしたが、またラファの独りよがりなプレーからのボールロストが目立ち始めるなど前半のようにチャンスメークできません。時折訪れたチャンスも柏GK中村選手に防がれてしまいます。しかし、ラファがサイドに張るポジショニングは特に後半あまりしっくり行ってないようにみえましたが、ボールロストするのが真ん中でない分被カウンターという意味では「まし」だったのでしょうか。ともかく、同じポジションの武藤の献身性に比べると大いに物足りなかった矢島ともども堀監督は諸々我慢して使っているという段階なのでしょうかね。

そして終了間際の86分には遠藤のボールロストからハモン(?)選手の折り返しを途中投入の武富選手に押し込まれて万事休す。私は所用のため後ろ髪引かれる想いでここで席を立ちましたが、その後アウェイ戦では失敗に終わった興梠のPKにより1点を返したようですね。ともかく上位進出の目論見はあえなく潰え、あわよくば、と思っていた来季ACL出場権圏内もやはり厳しいのかなという状況に。リーグ戦上位チームには思うように勝ち点を取れないのが浦和の現状であり、今は、というか今季は我慢のシーズンになりそうだな、という気がしています。長年指揮を執っていた監督が交代した以上それもやむなしなのかもしれませんね。そうそう、試合終了後には伊藤涼太郎の水戸さんへの丁稚奉公が発表されたようで。思うように出場機会を得られなかっただけに、水戸さんで確固たる地位を築いてまた浦和に帰還して欲しいものです。期待しています。

J1第25節 浦和1×2柏@埼スタ